放送大学
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放送大学(ほうそうだいがく、英称:the University of the Air)は、千葉県千葉市美浜区若葉2-11に本部を置く日本の私立大学である。1983年に設置された。大学の略称は放大。
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[編集] 概観
[編集] 大学全体
1981年、「放送」を通じて日本各地へ教育および生涯学習の機会を設けるという趣旨で放送大学学園法(昭和56年法律第80号、以下本稿においては旧法)が制定された。旧法に基づいて、特殊法人である放送大学学園(以下本稿においては旧法人)が1983年に設置したのが放送大学である。
旧法人は、国(国立大学法人及び独立行政法人国立高等専門学校機構を含む)、地方公共団体(公立大学法人を含む)、学校法人のいずれにも該当しないものであった。このため、放送大学は、国立学校、公立学校、私立学校のいずれにも該当しない特別な大学であった。2002年には「特殊法人等整理合理化計画」に伴い、放送大学の設置者を「特別な学校法人」とするため、旧法の全部を改正した放送大学学園法(平成14年法律第156号、以下本稿においては新法)が施行された。新法第3条の規定により、現在の放送大学は、特別な学校法人である放送大学学園(以下本稿においては新法人)が設置する私立学校となっている。(詳しくは放送大学学園・放送大学学園法を参照)なお、文部科学省のホームページでは「国立大学」となっている。
[編集] 教育および研究
放送大学は、通信による教育を行う教育研究組織(「通信による教育を行う学部」および大学院の「通信による教育を行う研究科」)のみをおくことによって、大学通信教育を行っており、一般的な観点からは、通信制大学と捉えられている(ただし、法には「通信制大学」という用語はない)。放送大学の教育は、放送授業と面接授業の2つの形態の授業によって行われ、放送授業によって卒業に必要な大半の単位を修得することとなっているのが特徴である。なお、テキストなどの教材は、財団法人放送大学教育振興会を通じて、学生以外の者も入手できる(振興会は一部書店への配本も行っている)。
[編集] 学風および特色
放送大学の本部は、千葉県千葉市美浜区に所在している。放送大学の放送授業プログラム(番組)は、本部の専用スタジオにて収録されている。学生の所属する「学習センター」は東京都に4か所、その他の道府県に各1か所、学習センターの分室的な役割を担う「サテライトスペース」が7道県に7か所、設置されている(2006年9月現在)。学生は、このいずれかの学習センターまたはサテライトスペースに所属する。学習センター・サテライトスペースでは、「面接授業」と呼ばれる通信教育特有のスクーリング、単位認定試験(学期末試験)、学習相談、卒業研究指導を受ける。また学生証、在学証明書などの各種証明書の発行も行う。学習センター・サテライトスペースでは、放送授業の再視聴、図書室の利用もできる。授業目的以外でも、各学習センター・サテライトスペースを拠点とするサークル活動に参加して親睦を深める学生も多い。
[編集] 沿革
[編集] 年表
- 1981年 旧法施行、旧法人設立
- 1983年 放送大学設置
- 1985年 授業開始、地区学習センターの設置開始
- 1990年 ビデオ学習センター設置開始
- 1994年 ビデオ学習センターを地域学習センターへ改組
- 1998年 PerfecTV!(現.SKY PerfecTV!)を利用した授業を開始、地区学習センターと地域学習センターを統合して学習センターとする
- 1999年 サテライトスペースを設置開始
- 2001年 大学院設置
- 2002年 新法公布
- 2003年 旧法人から新法人へ移行
- 2006年 12月1日、地上デジタル放送開始
[編集] 基礎データ
[編集] 所在地
- 本部(千葉県千葉市美浜区若葉2-11)
- 学習センター50箇所
- サテライトスペース7箇所
[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
学部は、教養学部のみであり、3つのコースと6つの専攻がある。
- 教養学部
- 生活科学コース
- 生活と福祉専攻 (家政学、社会福祉学など)
- 発達と教育専攻 (教育学、心理学など)
- 産業・社会コース
- 社会と経済専攻 (経済学、法学、政治学、社会学など)
- 産業と技術専攻 (経営学、産業社会学、農業経済学など)
- 人文・自然コース
- 人間の探究専攻 (哲学、歴史学など)
- 自然の理解専攻 (数学、生物学など)
- 生活科学コース
[編集] 大学院
大学院は、文化科学研究科の文化科学専攻の中に4つのプログラムが設けられている。
- 文化科学研究科
- 文化科学専攻(修士課程)
- 総合文化プログラム(文化情報科学群、環境システム科学群)
- 政策経営プログラム
- 教育開発プログラム
- 臨床心理プログラム
- 文化科学専攻(修士課程)
[編集] 附属機関
[編集] 附属図書館
1990年6月より、本部(千葉学習センターが併設)内に、附属図書館が設置されている。附属図書館には約26万冊の蔵書のほか、放送大学のすべての印刷教材(教科書に相当)と再視聴用のテープ・ディスクなどが備えられている。放送大学の教職員・学生だけでなく、一般の人々も利用可能である。
各学習センターにも図書室は設置されているが、その規模はセンターごとにまちまちであり、近隣の大学図書館を利用できるように提携しているセンターもある。
[編集] 教育
[編集] 学習のシステム
[編集] 主な事項
大学院の課程における「修士全科生」を除き、4月と10月を学習開始月とする2学期制(セメスター制)を取っている(修士全科生は4月のみ)。放送大学に入学をすると、各地の「学習センター」の所属となる。授業の大半は1つの学期で完結する。発足当初は3学期制をとっていた。
[編集] 在籍種別
学部の課程については、いずれかの専攻に所属し卒業(学士(教養)の学位の取得)を目指す「全科履修生」(最短修業年限4年)と、自由に授業科目を履修する「選科履修生」(在学期間1年)・「科目履修生」(在学期間6ヶ月)の在籍種別がある。
大学院の課程については、いずれかのプログラムに所属し修了(修士(学術)の学位の取得)を目指す「修士全科生」(最短修業年限2年)と、自由に授業科目を履修する「修士選科生」(在学期間1年)・「修士科目生」(在学期間6ヶ月)の在籍種別がある。
また、協定を結んだ他大学の学生が単位修得のために放送大学に在籍する「特別聴講学生」という種別もある。
[編集] 入学資格
学部の課程における全科履修生は、高等学校や中等教育学校などを卒業していること、あるいは高等学校卒業程度認定試験(旧・大学入学資格検定)の合格などが原則として必要であるが、選科履修生と科目履修生については、18歳以上であれば学歴は問わない。
一般的な大学入学資格(学歴、認定試験合格など)を有していない人も、まずは選科履修生や科目履修生として入学して所定の単位を習得することによって、全科履修生に移行して卒業を目指す道が用意されている(2003年9月末現在、一般的な大学入学資格を有さない状態で入学した卒業生が、193人いる)。
大学院の課程の場合、修士選科生、修士科目生は、18歳以上ならば学歴は問わない。修士全科生には、放送大学では唯一入学者選考がある。入学試験の内容は1次選考が書類選考、2次選考は小論文と面接による選考である。原則として22歳以上で大学(短期大学を除く)を卒業していること出願条件だが、放送大学による審査を受けることにより、大学(短期大学を除く)を卒業していなくても入学者選考の対象となることができる。
[編集] 単位修得方法
学部課程、大学院課程ともに、履修する科目は、所定の手続きにより履修科目申請を行う。履修科目が確定すると、振込用紙が送られてくるので(授業料は登録単位数に応じて決まる)、学費を支払うと履修科目が登録される。履修科目が登録されると、新学期が始まる前に、登録科目の印刷教材(テキスト)が送られてくる。印刷教材の費用は、授業料に含まれている。なお、印刷教材は一般の書店等でも購入可能である。再履修などの理由で、印刷教材の送付が不要な場合は、授業料の割引制度がある(1単位あたり500円の割引)。
放送授業の場合、放送による授業を視聴、印刷教材を読み、通信指導(レポート)を提出(郵送による提出)して合格基準に達すると、単位認定試験(学期末試験)の受験資格が得られる。単位認定試験は各学習センター、サテライトスペースおよび、ブランチ試験場(外部試験場)にて行われる。単位認定試験を受験して合格基準に達すると単位が与えられる(通常1科目は2単位)。面接授業(スクーリング)は、各学習センター、サテライトスペースにて受講する。面接授業では、教員から直接指導を受け、各面接授業の合格基準(出席回数・試験による評価・レポートによる評価および、これらの総合評価)に達すると単位を修得できる(通常1科目は1単位。1時限あたり2時間15分間の講義が5回分)。全科履修生は、選択制の卒業研究(卒業論文)の履修により卒業に必要な単位を修得することもできる。以上のような方法で、所定の単位(124単位以上、必修科目を含む)を修得すると学部課程において、大学卒業「学士(教養)」の学位が授与される。
大学院課程の場合、修士全科生は、専攻内の4プログラムのいずれかに所属し、指導教員による研究指導(修士論文・特定課題研究(リサーチペーパー)の作成に係わる指導)を受ける。研究指導は対面による直接指導のほか、電話・FAX・テレビ電話・電子メール・郵便などにより行われる。大学院課程の必要単位の修得(研究指導を含め30単位以上、臨床心理プログラムは34単位以上)、修士論文または特定課題研究の審査および口答試験に合格すると、大学院修了「修士(学術)」の学位が授与される。なお、臨床心理プログラムのみ、学外施設での演習・実習が行われる。
[編集] 科目群履修認証制度
放送大学では学んだ分野の成果について大学として評価を与える科目群認証制度があり、一定の科目を履修し単位を取得した者に、修得した科目群についての認証状を授与する制度がある。2006年度から開始された。
- 現代社会の探究
- 市民として社会に向き合うために社会学や経済学について基礎から高度な政策課題の分析までを学習し、現代の社会・経済の構造を理解する。
- 市民政策論
- 現代の市民生活において基本となる政治的教養と法的仕組みを学ぶことを目標とし、市民活動をサポートする。
- 生命人間科学
- 基本的な生命科学の知識、生命科学の応用分野の進展に関する理解を深める。
- 環境科学の基礎
- 環境について科学的側面からその基本的問題を考える。
- 数学と社会
- 数学・統計科目と社会系科目を学ぶことによって、その論理的理解の素養を身に着けることを目標とし、確かな数学力をもち社会科学を理解する人材を育てる。
- エネルギー環境政策論
- 自然科学と社会科学にわたって総合的に考えることを教育目標とする。
- 次世代育成支援
- 青少年から若者まで、成長・発達のための社会環境整備などの問題に取り組む人材の養成を目的とする。
- 健康福祉運動指導者
- 介護予防に向けて健常人に対して、運動実践を促す指導者を育成する。
- 社会企画士
- コミュニティのプラン(食・住・福祉、教育、文化、建築、都市など)、組織のプラン(組織運営、経済計画、政策など)、また社会全体のプランなどについて、社会的プランを科学的に形成できる能力を有する社会企画士を養成する。
- ※社会企画士は国家資格ではなく、放送大学が科目群認証制度の中で独自に授与する資格の名称である。
- 歴史系博物館活動
- 博物館学や歴史関連の科目を学ぶ中から、歴史を理解し、歴史文化遺産に関する知識を身につけ、近隣の地域文化を再発見する力を養うことを目標とする。
[編集] 放送授業の受信
放送授業は、関東地区においてはテレビ放送とFMラジオ放送の2つで行われている。また、地上デジタル放送が2006年12月から開始予定である(周波数などについては、放送大学学園を参照のこと)。その他の地域では、CS放送の『SKY PerfecTV!(スカイパーフェクTV!)』およびケーブルテレビで配信されている。また、放送授業を再び見たいときや見逃してしまった時には、学習センターで視聴することができる。学習センターによっては、放送授業のビデオテープやカセットテープ、CDやDVDを貸出しており、自宅などで視聴することもできる。
なお、テレビで流れる授業とラジオで流れる授業は、それぞれ異なる科目(放送番組)群であり、卒業を目指すならば両方が視聴できることが前提となる。
放送授業は早朝から深夜まで休みなく放送されている。通常授業番組のほか、集中放送授業、特別講義、科目選択ガイド、大学・大学院案内、大学の窓(15分間の放送大学情報番組)を放送している。
大学の窓と一部の授業科目はハイビジョン制作である。
- 放送時間帯
- 「放送授業期間」(上半期は4~7月、下半期は10~翌年1月)
- 日、月曜 - 6:00~24:00
- 火曜 - 6:00~26:00
- 水~土曜 - 5:15~26:00
- 「ゆとりの期間」・「集中放送授業」
- 毎日 - 6:00~24:00
- 「放送授業期間」(上半期は4~7月、下半期は10~翌年1月)
※ゆとりの期間-上半期はゴールデンウィーク期間、下半期は年末年始期間に放送される特別番組の放送期間。
※集中放送授業-放送授業期間の復習(再放送)を主体として放送される。
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者一覧
[編集] 施設
[編集] キャンパス
放送大学には放送による講義をサポートする学習センターが2006年4月現在、日本全国50箇所に設置されている。また、学習センターを補完する施設として、サテライトスペースが2006年4月現在、日本全国7箇所に設置されている。本来の意味でのキャンパスではないが、ここで紹介しておく。
[編集] 学習センター
学習センターは土曜日・日曜日も利用できる。(月曜日・祝日は休み)
- 北海道学習センター(北海道札幌市北区) - 北海道大学内
- 青森学習センター(青森県弘前市) - 弘前大学創立50周年記念会館内
- 岩手学習センター(岩手県盛岡市) - 岩手大学付属図書館内
- 宮城学習センター(宮城県仙台市青葉区) - 東北大学金属材料研究所内
- 秋田学習センター(秋田県秋田市) - 秋田大学内
- 山形学習センター(山形県山形市) - 霞城セントラル内
- 福島学習センター(福島県郡山市) - 郡山女子大学内
- 茨城学習センター(茨城県水戸市) - 茨城大学水戸地区内
- 栃木学習センター(栃木県宇都宮市) - 宇都宮大学内
- 群馬学習センター(群馬県前橋市)
- 埼玉学習センター(埼玉県さいたま市大宮区) - 大宮情報文化センター内
- 千葉学習センター(千葉県千葉市美浜区) - 放送大学本部敷地内
- 東京世田谷学習センター(東京都世田谷区)
- 東京文京学習センター(東京都文京区) - 筑波大学大塚地区内
- 東京足立学習センター(東京都足立区) - 学びピア21 6階
- 東京多摩学習センター(東京都小平市) - 一橋大学小平国際キャンパス内
- 神奈川学習センター(神奈川県横浜市南区)
- 新潟学習センター(新潟県新潟市) - 新潟大学内
- 富山学習センター(富山県射水市) - 富山県立大学内
- 石川学習センター(石川県石川郡野々市町) - 金沢工業大学内
- 福井学習センター(福井県福井市) - 福井県民会館内 ※2007年4月にAOSSA内7階へ移転予定
- 山梨学習センター(山梨県甲府市) - 山梨大学内
- 長野学習センター(長野県諏訪市) - スワプラザビル4階
- 岐阜学習センター(岐阜県岐阜市) - 県民ふれあい会館内
- 静岡学習センター(静岡県三島市) - 静岡県教育委員会三島分館内
- 愛知学習センター(愛知県名古屋市昭和区) - 中京大学センタービル4階
- 三重学習センター(三重県津市) - 三重県総合文化センター内
- 滋賀学習センター(滋賀県大津市) - 龍谷大学瀬田キャンパス内
- 京都学習センター(京都府京都市下京区) - 京都市大学のまち交流センター内3階
- 大阪学習センター(大阪府大阪市天王寺区) - 大阪教育大学天王寺キャンパス内
- 兵庫学習センター(兵庫県神戸市灘区) - 神戸大学六甲台キャンパス内
- 奈良学習センター(奈良県奈良市) - 奈良女子大学コラボレーションセンター3階
- 和歌山学習センター(和歌山県和歌山市) - 和歌山大学松下会館内
- 鳥取学習センター(鳥取県鳥取市) - 鳥取市役所駅南庁舎5階
- 島根学習センター(島根県松江市) - スティックビル4階
- 岡山学習センター(岡山県岡山市) - 岡山大学津島キャンパス法務研究科・文化科学系総合研究棟5・6階
- 広島学習センター(広島県広島市中区) - 広島大学東千田地区内
- 山口学習センター(山口県山陽小野田市) - 山口東京理科大学内
- 徳島学習センター(徳島県徳島市) - 徳島大学地域・国際交流プラザ(日亜会館)3階
- 香川学習センター(香川県高松市) - 香川大学内
- 愛媛学習センター(愛媛県松山市) - 愛媛大学内
- 高知学習センター(高知県高知市) - 高知大学内
- 福岡学習センター(福岡県福岡市博多区) - 博多織会館内
- 佐賀学習センター(佐賀県佐賀市) - 佐賀県立女性センター・佐賀県立生涯学習センター「アバンセ」内
- 長崎学習センター(長崎県長崎市) - 長崎大学総合教育研究棟3階
- 熊本学習センター(熊本県熊本市) - 熊本大学内 (崇城大学内から平成18年3月31日に移転)
- 大分学習センター(大分県大分市) - 別府大学大分キャンパス内
- 宮崎学習センター(宮崎県日向市) - 日向市役所隣
- 鹿児島学習センター(鹿児島県鹿児島市) - かごしま県民交流センター内
- 沖縄学習センター(沖縄県中頭郡西原町) - 琉球大学内:地域国際学習センター棟 4階・5階
[編集] サテライトスペース
- 旭川サテライトスペース(北海道旭川市) - 旧旭川市青少年科学館内
- 八戸サテライトスペース(青森県八戸市) - 八戸地域地場産業振興センター「ユートリー」内
- いわきサテライトスペース(福島県いわき市) - 東日本国際大学内
- 浜松サテライトスペース(静岡県浜松市) - クリエート浜松内
- 姫路サテライトスペース(兵庫県姫路市) - イーグレひめじ内
- 福山サテライトスペース(広島県福山市) - 福山市立女子短期大学内
- 北九州サテライトスペース(福岡県北九州市小倉北区) - 北九州市立中央図書館視聴覚センター内
[編集] 学生会館
本部(千葉学習センターが併設)内に、学生や教職員の一時宿泊施設となる「セミナーハウス」が設けられている。卒業研究のゼミや面接授業の受講者が利用するほか、研修や実習、サークル活動などにも利用できるように、研修室なども作られている。
[編集] 公式サイト
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