中頭郡
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中頭郡(なかがみぐん)は、沖縄県の郡。人口144,691人(2005年6月1日)。以下の3町・3村を含む。
[編集] 沿革
- 1896年4月1日 郡制施行に伴い、中頭方(具志川間切・美里間切・与那城間切・勝連間切・越来間切・中城間切・読谷山間切・北谷間切・宜野湾間切・浦添間切・西原間切)が中頭郡となる(11間切)
- 1906年10月1日 西原間切の一部が首里区に編入
- 1908年4月1日 島嶼町村制施行に伴い、中頭郡に具志川村・美里村・与那城村・勝連村・越来村・中城村・読谷山村・北谷村・宜野湾村・浦添村・西原村の11村が成立する(11村)
- 1920年10月1日 西原村の一部が首里区に編入
- 1945年9月26日 美里村北部が石川市として分立、郡より離脱。
- 1946年5月20日 中城村北部が北中城村として分立(12村)
- 1946年12月16日 読谷山村が読谷村に改称
- 1948年12月4日 北谷村北部が嘉手納村として分立(13村)
- 1956年6月13日 越来村がコザ村に改称
- 1956年7月1日 コザ村が市制施行し、コザ市となり郡より離脱(12村)
- 1962年7月1日 宜野湾村が市制施行し、宜野湾市となり郡より離脱(11村)
- 1968年7月1日 具志川村が市制施行し、具志川市となり郡より離脱(10村)
- 1970年7月1日 浦添村が市制施行し、浦添市となり郡より離脱(9村)
- 1974年4月1日 美里村がコザ市と合併し、沖縄市が発足、郡より離脱(8村)
- 1975年4月1日 西原村の一部が那覇市に編入
- 1976年1月1日 嘉手納村が町制施行し嘉手納町となる(沖縄本島中部では最初の町・1町7村)
- 1979年4月1日 西原村が町制施行し西原町となる(2町6村)
- 1980年4月1日(4町4村)
- 北谷村が町制施行し北谷町となる。
- 勝連村が町制施行し勝連町となる。
- 1994年1月1日 与那城(よなぐすく)村が町制施行し与那城(よなしろ)町となる(5町3村)
- 2005年4月1日 勝連町・与那城町が具志川市・石川市と合併し、うるま市が発足、郡より離脱(3町3村)
[編集] 備考
石川市は戦後すぐに市制施行したものの人口が2万人前後と少ないため、1980年まで県議会議員選挙の選挙区は中頭郡区に属していた。1984年の同選挙からようやく石川市区が設けられ、うるま市に合併する2004年まで続いた。うるま市となった次回の2008年からは旧具志川市区や中頭郡区の一部(旧与那城・勝連各町)を合わせたうるま市区となる見込み。