徳島市
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徳島市(とくしまし)は、四国の北東部に位置する都市で、徳島県の県庁所在地である。旧名東郡。
目次 |
[編集] 概要
古くから近畿地方との繋がりが強く、現在でも関西のメディアや神戸淡路鳴門自動車道を経由して交流が盛んである。
江戸時代には徳島藩の城下町として盛え、幕末には藍産業の進展で、日本で十指に入る城下町となった。
地理的には、四国三郎として知られる吉野川の河口に位置し、紀淡海峡にも面している。全国的に注目を浴びた吉野川第十堰の可動堰化問題を問う住民投票では、90%の反対票が投じられ、可動堰への改築は事実上白紙撤回された。
[編集] 地理
吉野川河口に位置し、その三角州上に発達した都市である。水の都と称されるように徳島市内には多数の川が流れる。徳島市の大半は徳島平野に位置し平坦であるが、ほぼ中央には徳島市のシンボルである眉山がそびえ、風光明媚な景観を創り出している。南部は山林が広がる山間部となっている。
- 山:眉山(290m)、中津峰山(773m)、東龍王山(408m)、辯天山(6.1m = 自然の山としては日本でもっとも低い)
- 川:吉野川、鮎喰川、今切川、勝浦川、園瀬川、榎瀬江湖川、宮島江湖川、飯尾川、田宮川、佐古川、新町川、助任川、福島川、大岡川、興源寺川、住吉島川、沖洲川、御座船入江川、冷田川、多々羅川、大松川、新川、打樋川、八多川、仕出川
[編集] 歴史
[編集] 江戸時代まで
[編集] 明治維新から第二次大戦まで
- 1871年(明治4年8月29日(旧暦7月14日)) - 廃藩置県で徳島県の県庁所在地となった(なお、県名と県域の変遷については、徳島県の歴史の近・現代を参照)。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制施行 (四国では高知市の同年4月1日市制施行に次ぎ2番目の市制施行地。なお3番目は松山市で同年12月15日。4番目は高松市の翌明治23年2月15日。)当時は人口が国内第十位であった(明治22年当時、世帯数14,607世帯、人口総数60,861人(男29,530人、女31,331人)。寄留簿人口による)。
- 第一回市会議員選挙
- 1889年12月16日 - 市役所開庁(徳島町物産収集場)。明治22年12月12日告示第1号により「来ル12月16日ヨリ徳島市大字徳島町物産蒐集場ニ於テ徳島市役所ヲ開ク」とされた。
- 1890年(明治23年)5月 - 市庁舎新築落成(現在の裁判所北側)。
- 1909年(明治42年)10月9日 - 市章制定(開市20周年を記念して、一般から募集した図案40余種の中から、東新町の真鍋勇次郎氏が作成した徳島藩の徽章(きしょう)であった子持筋の下に市の文字を配して円形にした作品を市章として10月9日の市会で議決して制定)
- 1913年(大正2年)4月 - ウェンセスラウ・デ・モラエス、徳島に来住(昭和4年没)。
- 1922年(大正11年)4月 - 鳥居龍蔵博士、徳島公園城山の貝塚を発見。
- 1922年(大正11年)6月 - 徳島(吉野川河口)~堺(大浜海岸)間に日本初の民間定期航空便が就航。
- 1926年(大正15年)9月 - 上水道給水開始。
- 1928年(昭和3年)12月 - 吉野川橋開通。
- 1929年(昭和4年)3月 - 市営バス創業。
- 1933年(昭和8年)4月 - 市庁舎現在地に移転。
- 1939年(昭和13年)3月 - 都市計画街路事業始まる。
- 1945年(昭和20年)7月4日 - 未明、米軍B29爆撃機の襲撃を受け徳島大空襲、市内(当時)の62%を焼失し、死者約1000名、重軽傷者約2000名を超える被害。
[編集] 第二次大戦後(昭和後期)
- 1946年(昭和21年)11月 - 市戦災復興都市計画事業設計認可。
- 1947年(昭和22年)4月 - 初の公選制による市長誕生。
- 1948年(昭和23年)6月 - 消防本部設置、常備消防を消防署とする。
- 1953年(昭和28年)10月 - 第8回国民体育大会四国4県で開催。
- 1957年(昭和32年)11月 - 市立動物園開園。
- 1957年(昭和32年)12月 - 眉山ロープウェイ開通。
- 1958年(昭和33年)3月 - 徳島産業科学大博覧会開催。
- 1961年(昭和36年) 10月 - 塵芥焼却炉(三機式)論田町鶴岡新田に竣工。
- 1961年(昭和36年)12月 - アメリカ合衆国ミシガン州サギノー市と姉妹都市の縁組み。
- 1962年(昭和37年)4月 - 中央下水処理場、汚水処理を開始。徳島市立高等学校開校。
- 1963年(昭和38年)4月 - 徳島市立文化センター新築開館。
- 1964年(昭和39年)1月 - 徳島市を中心とした4市11町村、新産業都市に指定される。
- 1966年(昭和41年)9月 - 市民病院現在地へ移転新築。
- 1967年(昭和42年)4月 - 徳島市の花「サクラ」と決まる。
- 1968年(昭和43年)10月 - 市民憲章制定。
- 1969年(昭和44年)10月 - ポルトガル共和国レイリア市と姉妹都市の縁組み。
- 1970年(昭和45年)4月 - 仙台市と観光姉妹都市の縁組み。
- 1970年(昭和45年)12月 - 眉山パークウェイ開通。
- 1971年(昭和46年) 7月 - 吉野川大橋開通。
- 1973年(昭和48年) 2月 - 中央卸売市場オープン。
- 1976年(昭和51年)9月 - 徳島陸上競技場、南田宮にオープン。
- 1977年(昭和52年)4月 - 八万南小学校開校。
- 1978年(昭和53年)10月 - 徳島市立体育館完成。
- 1981年(昭和56年)5月 - 市立図書館、市中央公民館移転オープン。
- 1981年(昭和56年)10月 - 新市立葬斎場完成。
- 1982年(昭和57年)8月 - 帯広市と産業文化姉妹都市の縁組み。
- 1984年(昭和59年)4月 - 市役所新庁舎開庁。
- 1984年(昭和59年)9月 - 市民の木「ホルトノキ」と決まる。
- 1986年(昭和61年)3月 - 市役所新庁舎南館完成。
[編集] 平成期以後
- 1989年(平成1年)4月 - 加茂名南小学校開校。
- 1989年(平成1年)8月 - 新町川水際公園完成。
- 1989年(平成1年)9月 - 徳島中央公園に鷲の門再建。
- 1989年(平成1年)10月 - 市制施行100周年記念式典開催。
- 1990年(平成2年)11月 - 文化の森総合公園オープン。
- 1991年(平成3年)4月 - 西部環境事業所が本格稼働。
- 1991年(平成3年)10月 - 中国丹東市と友好都市締結。
- 1992年(平成4年)10月 - 徳島城博物館オープン。
- 1993年(平成5年)9月・10月 - 東四国国体開催。
- 1993年(平成5年)11月 - 全国身体障害者スポーツ大会開催。
- 1994年(平成6年)3月 - 阿波史跡公園(古代の邑)完成。
- 1998年(平成10年)4月 - とくしま動物園オープン。
- 1998年(平成10年)11月 - 市立考古資料館オープン。
- 1999年(平成11年)1月6日 - 徳島市選挙管理委員会が、平成10年12月23日~29日の間の署名簿縦覧を経て、第十堰住民投票の会が署名を集めた「吉野川可動堰建設計画の賛否を問う住民投票条例」制定の直接請求署名の有効署名数を101,535筆(法定数の24.3倍、有権者の48.8%)に確定。
- 1999年(平成11年)2月8日 - 徳島市議会、本会議で「吉野川可動堰建設計画の賛否を問う住民投票条例案」否決。賛成17名、反対22名(特別委員会 - 賛成4名、反対7名)。
- 1999年(平成11年)4月 - 北部下水処理場汚水処理開始。
- 1999年(平成11年)8月 - 阿波おどり会館オープン。
- 1999年(平成11年)12月 - 吉野川可動堰建設計画の賛否を問う徳島市住民投票条例(平成11年徳島市条例第30号)が可決
- 2000年(平成12年)1月23日 - 吉野川可動堰建設計画の是非を問うための住民投票を実施。
- 結果は、投票総数113,996票(当日有権者総数207,284人の54.995%、有効投票数112,116票 無効票1,863票(うち白紙1,135票))可動堰建設反対102,759票、賛成9,367票(吉野川第十堰参照)。
- なお、この投票は「吉野川可動堰建設計画の賛否を問う徳島市住民投票条例(平成11年徳島市条例第30号)」第3条の規定により、「住民投票は,投票資格者の2分の1以上の者の投票により成立するものとする」とされ、投票率が50パーセントに満たないときは開票自体を行わないという異例なものであり、戦後、地方自治法のもとで行われた住民投票では初めてのことであった。その開票基準の適否を巡っても全国の新聞・放送局その他各界で激しく議論がなされた。
- 2001年(平成13年)6月 - 「子育て支援都市・とくしま」を宣言。
- 2001年(平成12年)11月 - ふれあい健康館オープン。
- 2002年(平成14年)4月 - 天狗久資料館オープン。
- 2002年(平成14年)4月 - とくしま植物園開園。
- 2002年(平成14年)7月 - ポイ捨て及び犬のふん害の防止に関する条例を施行。
- 2002年(平成14年)8月 - 住民基本台帳ネットワークシステムが稼働。
- 2004年(平成16年)1月 - 市民活力開発センターオープン。
- 2004年(平成16年)3月 - 太陽光発電システムを導入。
- 2004年(平成16年)7月 - 阿波踊り有料演舞場に2部入れ替え指定席制を導入。
- 2004年(平成16年)10月 - 台風23号の大雨で市内の園瀬川が氾濫し、上八万町を中心に約530世帯が床上浸水。徳島県内では、徳島市で死者2名、吉野川市で死者1名の計3名が死亡。
- 2004年(平成16年)11月 - 市役所本庁舎ISO14001の認証を取得。
- 2006年(平成18年)徳島を題材とした『バルトの楽園』(松平健主演)『眉山』(作者さだまさし)が映画化。市内各地でイベントが起こる。
[編集] 行政
[編集] 市長
- 第23代 - 三木俊治(1986年2月-1989年2月)
- 第24代 - 三木俊治(1989年2月-1993年3月)
- 第25代 - 小池正勝(1993年3月-1997年2月)
- 第26代 - 小池正勝(1997年2月-2001年1月)
- 第27代 - 小池正勝(2001年1月-2004年4月17日)
- 第28代 - 原秀樹(2004年4月18日-)
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 経済
[編集] 商業
徳島市の中心市街地は、主に内町地区と呼ばれる、JR徳島駅前周辺と、新町地区と呼ばれる東新町商店街周辺の2つの地区から成り立っている。かつては東新町商店街が徳島県下最大の繁華街であり、休日ともなれば大阪の心斎橋筋商店街にも引けを取らない程の人出で賑わっていた。
しかし、1983年に大手百貨店の「そごう」がJR徳島駅前に開店してからは人の流れが変わり、東新町よりもJR徳島駅前の方が賑わう様になり始めた。1995年には東新町に店舗を構えていた地元老鋪の百貨店「丸新」が閉店、さらに2005年11月には、ダイエー徳島店及び徳島東宝が閉館した。2006年内にダイエー徳島店のあったビルを解体し、食品スーパーを低層階に持つ高層マンションを建設する予定である。
一方、JR徳島駅前はそごう開店以降、1993年にJR徳島駅ビル「クレメントプラザ」が完成するなど、順調な発展を続けていた。しかしここに来て、郊外に大型ショッピングセンターやロードサイドショップが相次いで進出した事、高速道路網の整備で神戸や大阪へ買物に行く人が増えた事などから、徐々に人出が減りつつある。この為、そごう徳島店やその他の商業施設では共同でバーゲンを開催するなどして、少しでも消費者が流出しないよう力を入れているが、消費者流出の歯止めには余り至っていないのが実状。2006年に名店街ビルがリニューアルオープンし、新たなJR徳島駅前地区の目玉施設になると周辺の商業施設や商店は期待を寄せている。
[編集] 商業施設
- 百貨店
- そごう徳島店
- 大型商業施設
- とくしまCITY
- クレメントプラザ
- アミコ専門店街
- 徳島名店街ビル
- リバーシティジャスコ
- 徳島サティ
- マルナカ徳島店
- ショッピングプラザタクト
- 閉業した商業施設
[編集] 商店街
- 東新町商店街
- 籠屋町商店街
- 銀座商店街
- 西新町商店街
- 元町商店街
- 一番町商店街
- ポッポ街商店街
- 両国本町商店街
- 両国橋商店街
[編集] 産業
[編集] 市内に本社・本部を置く主要企業
- 製造業
- 情報・通信業
- 交通・運輸業
- 徳島バス(出来島本町)
- 四国高速運輸(東沖洲)
- 卸・小売業
- キョーエイ(川内町)
- ナカイ(沖浜東)
- ファミリー両国(富田浜)
- セブン(安宅)
- 飲食業
- ふじや(国府町)
- 金融業
- サービス業
[編集] 事業所等を置く主要企業
- 大塚化学徳島工場(川内町)
- 大塚製薬徳島研究所(川内町)
- 大塚製薬徳島工場(川内町)
- 四国化成工業徳島工場吉成事業所(応神町)
- 新日本理化徳島工場(川内町)
- 大鵬薬品工業徳島工場(川内町)
- 東亜合成化学徳島工場(川内町)
- 日亜化学工業V工場(川内町)
- 日清紡徳島工場(川内町)
[編集] 地域間関係
[編集] 拠点性
徳島市は、四国の他の県庁所在地(高松市、松山市、高知市)と比べると、拠点性がやや低い。
- 徳島市は、明治初期までは日本で第十位の人口規模を持っていたが、藍産業の衰退と共に人口が減少して行った経緯がある。尚、経済規模(民力調査の消費指数)からいえば高知市が最も小さく、松山市は徳島市とほぼ同規模となっている。
- 四国の他の県庁所在地には日銀の支店があるが、徳島市にはない(高松支店の管轄)。
- 高速自動車国道(国の法律によって建設された高速道路)の開通が、47都道府県中、最も遅かった。尚、県下最初の高速道路は1994年に開通した徳島道の藍住IC・脇町IC間。但し、1985年に一般有料道路の本四道路(現神戸淡路鳴門道)が開通している。
- 観光施設が乏しく、パック旅行の旅程で外されることが多い。延べ130万人の観光客が訪れる阿波踊りの期間中であっても、宿泊施設が不足しがちであるために、演舞終了後すぐに高松へ移動して宿泊するツアーもみられる。むしろ徳島は、京阪神出発商品で淡路島と組み合わされる事が多く、この場合は近距離のために日帰り旅行となる。
- 歴史的には、徳島藩が阿波国、淡路国を支配していた。
- 徳島県の民放テレビ局は四国放送1局だけであるため、ほとんどの世帯では在阪放送局を受信している。
- 大手家電量販店・ヤマダ電機の出店が47都道府県県庁所在地で最も遅かった。尚、第二に遅かった県庁所在地が盛岡で、第三が和歌山市。
- 県内に電化された鉄道路線は全く無く、電車なるものが存在しない。県庁所在地に電車が無い所は徳島市と鳥取市だけである(鳥取県全体としてはあるが、鳥取市内には電化された鉄道路線はない。高知市は、JRには電化路線は無いが、路面電車が走っている)。
- 松山、高知および高松といったV字上の3都市が、四国の主要都市として位置づけられる場合がある。
[編集] 道路にみる他都市との関係
- 徳島県内の高速道路は、神戸淡路鳴門自動車道を除いた全線において暫定2車線で開通しており、ここから四国において徳島市及び徳島県だけが分断された状態になっていることが伺える。尚、高松・高知・松山の3市は相互に4車線(高知道に一部2車線区間あり)の高速道路で結ばれている。
- 高松自動車道(高松西IC以西の区間)、松山自動車道全線及び高知自動車道全線のキロポストは、川之江JCTではなく高松西ICを起点としている。それに対して、徳島県内を走る高速道路の起点は、高松道が鳴門IC(但し100から始まっている)、神戸淡路鳴門道が神戸西IC、徳島自動車道が徳島ICとなっており、徳島市や徳島県が四国内の他県との繋がりが浅い事を表している。尚、四国横断自動車道(高松道・高知道・大洲北只IC以南の松山道)、四国縦貫自動車道(徳島道・松山道)における法律上の起点は横断道が阿南、縦貫道が徳島市となっており、キロポストで表現されている起点(高松西IC)とは異なっている。
- 国道の方向を記した案内標識(例:徳島までxxkm)に関して述べると、「徳島」と表記されるのは、比較的に距離の近い高松のみである。しかしながら、松山、高松、高知の3市では、相互に都市名が表記されている。下表には、4市の主要交差点で見られる標識に記載されている都市名を記載した。又、古くから国道における四国の中心と認知されてきた三好市(旧池田町)において見られる標識も記載した。
県庁所在地名 交差点名 |
↑=N 交差点案内標識に表記されている最遠地名(国道番号) |
---|---|
徳島市 徳島本町交差点 |
↑ 高松(11) 鳴門(28) 徳島道(11) → 沖洲 マリンターミナル |
高松市 上天神町交差点 |
↑ 高松駅(30) 県庁(11) |
松山市 小坂交差点 |
↑ 県庁(11) ← 高知(33) 宇和島(56) 今治(196) ← 松山港(437) 松山空港 松山駅 しまなみ海道(196) |
高知市 はりまや橋交差点 |
↑ 高知駅(32) |
三好市池田町 32号・192号交点 |
↑ 高松(32) 琴平(319) → 徳島(192) 貞光(192) |
[編集] 学校・育児施設
[編集] 大学・短期大学
- 徳島大学 (蔵本キャンパス)、(常三島キャンパス)
- 徳島大学医療技術短期大学部
- 徳島文理大学(徳島キャンパス)
- 徳島文理大学短期大学部
- 四国大学
[編集] 高等学校
- 市立・県立
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- 私立
- 香蘭高等学校
- 生光学園高等学校
- 徳島文理高等学校
[編集] 中学校
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[編集] 小学校
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[編集] 保育所
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[編集] 幼稚園
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[編集] 特殊学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
全線全区間非電化。電車はまったく走っていない。
- 広範囲な連絡(徳島駅起点)
[編集] バス
[編集] 一般路線バス
[編集] 高速バス路線
- 全て徳島市内発着、又は徳島市内のバスストップに停車する高速バス路線。
- 徳島バス路線
- 大阪線(共同運行:阪急バス、阪神電鉄バス、南海バス)
- 枚方線(共同運行:京阪バス)
- 関空線(共同運行:南海バス、関西空港交通、本四海峡バス)
- 阿南大阪線(徳島バス単独運行)
- 三宮線(共同運行:神姫バス、神戸山陽バス、阪神電鉄バス)
- 学園都市線(共同運行:神戸山陽バス)
- 高松線(共同運行:大川バス)
- 広島線(共同運行:広交観光バス)
- 名古屋線【昼・夜行、季節運行】(共同運行:名鉄バス)
- 東京線【夜行】(共同運行:京浜急行バス)
- 阿波エクスプレス大阪号(共同運行:西日本ジェイアールバス、本四海峡バス)
- 阿波エクスプレス神戸号(共同運行:西日本ジェイアールバス、本四海峡バス)
- 阿南エクスプレス大阪号(共同運行:西日本ジェイアールバス、本四海峡バス)
- オリーブ松山号【夜行】(共同運行:ジェイアール東海バス)
- ドリーム徳島・高知号【夜行】(共同運行:ジェイアールバス関東)
- ドリーム徳島号【夜行】(共同運行:ジェイアールバス関東)
- 徳島バス・ジェイアール四国バス共同路線
- 京都線(共同運行:京阪バス、西日本ジェイアールバス)
- 高知線(共同運行:高知県交通、土佐電鉄バス)
- 松山線(共同運行:伊予鉄バス)
- 岡山線(共同運行:中国ジェイアールバス)
- その他の路線
- 淡路線(淡路交通単独運行)
- 各都市への本数・所要時間(徳島駅前起点)
- 淡路島へは1日6本運行されている。
- 神戸へは1日38本運行されている。(大阪行きは除く)
- 大阪へは1日43本運行されている。
- 関西国際空港へは1日10本運行されている。
- 関空までの所要時間:約2時間45分
- 寝屋川・枚方へは1日2本運行されている。
- 京都へは1日6本運行されている。
- 京都駅前までの所要時間:約2時間45分
- 名古屋へは1日3本運行されている。(季節運行便も含む)
- 東京へは1日4本運行されている。
- 高松へは1日12本運行されている。
- 高松駅前までの所要時間:約1時間30分
- 高知へは1日4本運行されている。
- 高知駅前までの所要時間:約2時間40分
- 松山へは1日4本運行されている。
- 松山駅前までの所要時間:約3時間10分
- 岡山・倉敷へは1日3本運行されている。
- 広島へは1日2本運行されている。
- 広島バスセンターまでの所要時間:約3時間45分
[編集] 高速バスストップ
- 徳島大学前バスストップ
- 徳島駅バスストップ(阿南大阪線・ドリーム徳島・高知号は経由しない)
- 徳島マリンピア(JRバス徳島大阪線のみ停車)
- 徳島文理大西口バスストップ(阿南大阪線のみ停車)
[編集] 道路
[編集] 高速道路
- 徳島市内にあるインターチェンジ:徳島自動車道徳島インターチェンジ
- 四国横断自動車道(鳴門~阿南)が完成すると、徳島市東沖洲付近に徳島東インターチェンジも設けられる予定。
[編集] 一般国道
- 国道11号
- 徳島市かちどき橋一丁目のかちどき橋交差点から北へと延びる道。国道55号と共に徳島市を南北に貫く幹線道路として位置付けられている。市内は全線6車線で整備も行き届いているが、交通量の多さから川内町、吉野川大橋、徳島本町、県庁前などでは頻繁に渋滞が発生。吉野川大橋付近の1日の平均交通量は80000台を超え、県内はおろか四国でダントツの1位である。朝のラッシュ時には徳島本町交差点を先頭に、吉野川大橋を越えて川内町付近まで3km近く渋滞する事もある。なお、沿線は吉野川大橋以南と以北でガラリと風景が変わる。
- 国道28号
- 同線は徳島市から板野郡松茂町までは国道11号線と重複区間となっている。
- 国道55号
- 徳島市かちどき橋一丁目のかちどき橋交差点から南へと延びる道。国道11号と共に徳島市を南北に貫く幹線道路として位置付けられている。市内はかちどき橋交差点から大野橋交差点までが6車線、大野橋交差点以南が4車線で、こちらも国道11号同様、頻繁に渋滞が発生する。主な渋滞発生場所は勝浦川橋、大野橋、南昭和町、県庁前など。沿線には国道55号を中心に大学や商業施設等の立地している沖浜地区があり、沖浜以南では農耕地の広がる地域を走る。
- 国道192号
- 徳島市徳島本町二丁目の徳島本町交差点から西へと延びる道。徳島市の中心部を通って、市内を東西に貫く幹線道路として位置付けられている。市内は徳島本町交差点から上鮎喰橋までが4車線~6車線、上鮎喰橋以西が2車線で、国府町、蔵本、佐古、八百屋町、徳島本町などで頻繁に渋滞が発生する。特に、朝の蔵本公園前から中心部への渋滞はひどい。こうした渋滞を緩和する為に、現在国府町から上八万町、八万町を通って国道55号に抜けるバイパス(徳島南環状道路)が建設中である。
- 国道195号
- 同線は徳島市から阿南市までは国道55号線と重複区間となっている。
- 国道318号
- 同線は徳島市から吉野川市までは国道192号線と重複区間となっている。
- 国道438号
- 徳島市中心部から八万町、上八万町を通って佐那河内村へと続く道。八万町までは電線も地中化され、剣山付近の438号からは想像もできないような交通量と道路のステータスを誇る。市内の道は元町交差点から南二軒屋交差点までが4車線~6車線、南二軒屋交差点以遠が2車線~1、5車線で、大木、園瀬橋、南二軒屋、大工町などでしばしば渋滞が発生する。
- 国道439号
- 同線は徳島市から三好市東祖谷菅生までは国道438号線と重複区間となっている。
[編集] 県道
市内を走る県道:徳島県道・香川県道1号徳島引田線・徳島県道13号徳島停車場線・徳島県道15号徳島吉野線・徳島県道16号徳島上那賀線・徳島県道21号神山鮎喰線・徳島県道29号徳島環状線・徳島県道30号徳島鴨島線・徳島県道33号小松島佐那河内線・徳島県道38号沖ノ洲徳島本町線・徳島県道39号徳島鳴門線・徳島県道41号徳島北灘線
[編集] 船舶
- 南海フェリー - 徳島港(沖洲埠頭)~和歌山港
- オーシャン東九フェリー - 北九州市(新門司港)~ 徳島港(津田埠頭)~東京(有明フェリー埠頭)
[編集] マスメディア
[編集] 徳島市に立地する物
- 新聞
- テレビ局
- ラジオ局
- NHK徳島放送局(AM、FM)
- 四国放送(AM。JRN・NRN系列)
- エフエム徳島(JFN系列)
[編集] エリア外受信が可能な局
徳島市内の大半の地域では、近畿地方のテレビ局やラジオ局が直接視聴可能である。このため、「電波銀座」とも呼ばれる。
- テレビ局
- ほぼ全地域で視聴可能な局
- 特定の地域で視聴可能な局
- ラジオ局
鮮明な聴取が可能なのは以下の局であるが、ラジオ関西や深夜帯には東海ラジオなどもノイズ混じりながら、聴取可能である。
[編集] 観光
[編集] 施設
- 徳島市総合動植物公園
- とくしま植物園
- とくしま動物園
- 徳島県文化の森総合公園
- 徳島県立博物館
- 徳島県立近代美術館
- 徳島県立図書館
- 徳島県立文書館
- 徳島県立21世紀館
- 小松海水浴場
[編集] 観光地
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[編集] 祭り
- 阿波踊り
- 徳島市では昭和51年(1976年)以降は、毎年8月12日から15日に行われている(ただし、昭和50年(1975年)以前は、むしろ現在の8月12日~15日の時期に行われない事が多く、8月初旬や8月下旬や9月に行われることもあった。昭和9年や10年は3日間で行われた。徳島市観光協会の昭和9年以降のポスターにて開催期間と時期を参照のこと。正式な期間と日程は阿波おどり実行委員会において毎年決定されている)。市民にとっても一大イベントで、これが夏の終わりを感じる行事であると言っても過言ではない。
- 県内各地でも開催され、鳴門市から始まり順に南部、西部方面へと開催されるが、やはり一番大きいのは徳島市の「阿波おどり」である。
- 開催期間中、市内には藍場浜、南内町、紺屋町、市役所前の各有料演舞場と、元町、新町、両国の各無料演舞場が道路や公園などに設けられる他、企業の駐車場を利用した踊り広場なども各所に設置される。期間中はのべ130万人の見物客で溢れ、正に街中が踊り一色となる4日間なのである。2004年からは演舞場の桟敷席のチケットがコンビニエンスストアやJRの窓口などでも購入出来るようになり、利便性が大幅に向上した。
[編集] 食文化
- 徳島ラーメン
- フィッシュカツ
[編集] 銘菓
- 小男鹿(さおしか)
- 滝の焼餅
- 阿波ういろ
- 和三盆
- 金長まんじゅう
[編集] 娯楽
- プロスポーツチーム
- 徳島ヴォルティス(サッカー・J2)
- 徳島ヴォルティス・アマチュア(サッカー・徳島サッカーリーグ一部)
- 徳島インディゴソックス(セミプロ野球・四国アイランドリーグ)
- 徳島野球倶楽部(社会人野球・徳島県野球連盟、日本野球連盟)
[編集] 徳島市出身の有名人
- 原菊太郎(元徳島県知事)
- 原秀樹(市長)
- 仙谷由人(国会議員)
- 竹宮惠子(漫画家)
- 柴門ふみ(漫画家)
- 村生ミオ(漫画家)
- 瀬戸内寂聴(小説家・宗教家)
- 野上彰(文学者)
- 立木義浩(写真家)
- こやまきみこ(声優)
- 鳥居龍蔵(人類学者・考古学者)
- 原安三郎(実業家)
- 川上憲伸(プロ野球投手)
- 新崎人生(プロレスラー)
- アレクサンダー大塚(プロレスラー)
- 高津住男(俳優)
- 大塚ちひろ(女優)
- 武田真理子(モデル)
- 源純夏(元水泳選手)
- 田中陽子(元タレント)
- 大塚ミーナ(オペラ歌手)
- ゴトウゆうぞう(音楽プロデュサー)
- 濱知美(東日本放送アナウンサー)
[編集] その他
- 日本の音風景100選:阿波踊り
[編集] 外部リンク
- 日本の都道府県庁所在地
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