マリオストーリー
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マリオストーリー | |
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ジャンル | アクションRPG |
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 2000年8月11日 |
価格 | 6,800円 |
売上本数 | 約48万本 |
その他 | 振動パック対応 |
『マリオストーリー』(MARIO STORY)は、インテリジェントシステムズ開発、任天堂発売のアクションRPGである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ストーリー
星達の煌く夜空の彼方にある「星の国」には、星達の力の源であり、願いを叶える力を持った宝物「スターの杖」があった。杖は宮殿に収められ、7人の星の精達によって大切に守られてきた。しかしある日クッパが現れ、スターの杖を奪い取り、杖の力で星の精達を捕らえてしまった。星の子が宮殿に駆け付けた時は、杖も星の精も奪われた後だった。
そんな大事件が起きているとは知らないマリオの元に、ピーチ姫からのパーティの招待状が届いた。マリオはルイージと一緒にピーチ姫の待つキノコ城へ向かった。クッパが罠を仕掛けているのも知らずに…
[編集] システム
[編集] 戦闘
基本的に前作の『スーパーマリオRPG』を引き継いでおり、操作を極限まで簡素化してボタンを押すタイミングや技の属性を重視している。これは後述のバッジシステムとも一部関連があり、例えば、「ガツーンナグーリ」というバッジを装備すると強力なハンマー攻撃が出来る様になったり、氷属性のバッジ「アイスノチカーラ」を装備していると、普段は踏むとダメージを受けてしまう炎の敵を踏める様になったりする。
マリオや仲間の技には「フラワーポイント(FP)」があり、基本的な技を除いて技を出す度にFPを消費する。つまり、マリオのFPが0になると大半の技が使えなくなる為、少しずつFPを回復させながら戦う事になる。尚、仲間の攻撃時もマリオのFPを消費する。
また、キャラの位置によって有効な攻撃が異なるのも特徴で、例えばバサバサは、天井にいる場合は「ジシーンアタック」(地震を起こす技)でダメージを与えられるが、空中を飛んでいる場合はそれが効かなくなり、代わりに踏むことが出来る様になる。
フィールド上では敵は最前列のキャラのみ表示され、先制攻撃をした/された場合、基本的にそのキャラとマリオとの間でダメージの増減が行われる。また、一部キャラは最前列に出ると普段とは違う行動をする。
勝負はターン制で、味方全員の行動→敵全員の行動で1ターン。「行動」には逃げる(失敗した時のみ)、アイテム使用、仲間の交代も含まれる(ただしバッジ「スバヤクカワール」をつけていると仲間の交代は行動に含まれなくなる)。但し先制攻撃で始まった場合、そのキャラが一回分多く行動する事になる。
戦闘は通常戦闘と強制戦闘の2種類があり、前者は逃げる事が可能。後者は逃げられないが発生する場所が決まっており、先制攻撃をされる事も無い。逆にこちらから先制攻撃をすることもできない。無敵時のドガボン以外のボス戦は全て後者に属する。
[編集] 体力
敵に与えるダメージは「攻撃力-相手の防御力」で計算され、あらかじめ設定されている「ヒットポイント(HP)」が0になったら敵が倒されるという単純なものである。つまり、防御力2の敵の場合、攻撃力10の単独攻撃だと8のダメージを与えられるが、2×5回の連続攻撃だと1ダメージも与えられなくなる。
通常、マリオは防御力0であるが、攻撃を受ける際にタイミングよくボタンを押すとそのときだけ1上がり(前作のスーパーマリオRPGから引き継がれた「アクションコマンド」だが、今作ではティンクから「ラッキースター」というアイテムをもらわないとアクションコマンドの入力ができないようになっている)、特定のバッジを装着することによって防御力を設定することが出来る。また、防御力を無視して攻撃出来る技も若干存在する(仲間であるアカリンのビリビリアタック、バッジによるツラヌキナグーリ等)。
但し仲間だけはHPが設定されておらず、受けたダメージと同じターン数だけ行動不能になる。その為、どの敵も仲間に対してはごく弱い攻撃しか行わない。
[編集] バッジ
冒険で手に入るバッジを装備すると、マリオに特別な能力が加わる。組み合わせは自由。ただしマリオやバッジには「バッジポイント(BP)」があり、バッジのBPの合計がマリオのそれを下回る様に組み合わせなければならない。例えばマリオのBPが「5」だと、合計が5以下のバッジしか装備出来ない。一般的に強力(有効)なバッジほどBPが高い。
戦闘中はバッジの着脱が出来ないので、あらかじめ余裕のある時にバッジの調整をしておく必要がある。
[編集] レベル
敵を倒すと、スターポイントが手に入る。手に入る数は敵の強さによって異なり、同じ敵でもマリオがレベルアップして強くなってしまうと以前よりも少ないスターポイントしか手に入らなくなる。また、手に入るのは戦闘終了後なので、途中で逃げ出すと、たとえ倒した敵がいたとしても1ポイントも手に入らなくなる。
敵キャラの中には分裂や仲間の呼び出しなどをして無限に登場するものも存在し、マリオのレベルが低い状態でこれらの敵と戦うとスターポイントを稼ぐことが可能である(ただし、一度の戦闘で手に入る最大のスターポイント数は100まで)。詳しくは#ザコ一覧の補足を参照。
スターポイントが100貯まるとレベルアップし、HP、FP、BPの何れかの最大値を任意で5(BPは3)上げられる。また、選んだ物に拘らずHP、FPが最大まで回復する。
マリオがレベルを上げるにつれ、スターポイントを入手出来る敵が減ってゆき、レベル27になると、どの敵からも1ポイントも手に入らなくなる。つまり、レベル27が本ゲームの最高レベルとなる(裏技やバグ等を行った場合を除く)。
[編集] フィールド上
3Dの背景の中に一定の大きさの土台が浮かんでおり、上に飛び出す絵本の様な構造物が置いてあるという独特のフィールド構成をしている。フィールド間は細い道で繋がれており、ドガボン以外の敵はここを通って追って来る事は出来ない。
マリオ達キャラクターは紙の様にペラペラに表現されており、土管に入る時は少し丸くなって回転しながら入ったり、高い所から落ちるとひらひらと減速したりと、演出も紙の様なものが多い。また、建物に入ると壁や天井が開いて中が簡単に見られる様になるが、これは画面手前からの固定方向視点を維持する為でもある。
フィールドにはマリオ作品らしく穴や段差などの仕掛けが多数あり、マリオや仲間の能力を多用しないと解けない。中には初めて訪れた時点では解けない仕掛けもあり、一度クリアした場所にレベルアップしたり、新たなアイテムを手に入れたりした後で訪れなければならない事もある。
[編集] 星の精
7人の星の精はカードの中に封印され、各地のボスが一枚ずつ保有している。本作ではこれらを助け出す事が目的となっており、1人助ける毎に話が先へと進んでゆく。
星の精を助けると、同時に特殊な技を教えられる。これを使うにはFPの他にスターパワーと呼ばれるメーターが必要。スターパワーは戦闘中に少しずつ回復するが、反面、アイテムで回復させる事は出来ない。1人に対して1スターパワーが与えられる。よって最高は7。
星の精の名前や技の効果は後述する。
[編集] その他
セーブは各地にあるセーブブロックで行い、ゲームを中断した時、途中でゲームオーバーになった時は前回セーブした場所、状態から再開となる。
HP、FP、BPの振り分けが偏った場合、又は偏らせたい場合はレベーラという人物に依頼する事で、レベルアップと同様HP、FP、BPの何れかの最大値を任意で10(BPは6)上げる事が出来る。しかし、他の2つの能力が5(BPは3)下がる。
仲間のレベルアップは各地にあるスーパーブロックで行う。レベルアップすると攻撃力や技の種類が増える。
[編集] 施設
- キノピオハウス(宿屋)
- 全てのバラメーターを最高まで回復してくれる。全国どこにでもあり、キノピオが経営している(星の国ではキノピオのかわりに星の子がやっている)為、無料で使用できる。サムイサムイ村では、回復した後になぜかテーブルの上に「さむイモ」というここだけでしか手に入らないアイテムが置かれている。
- ショップ
- 様々なアイテムを売買出来るが、当然ショップがマリオにアイテムを売る値段(売値)のほうが、マリオがショップにアイテムを買い取ってもらう値段(買値)より高い。全国どこにでもあるが品数や価格設定は店毎に異なり、寒冷地ではファイアフラワーが高値で売れる等、上手く利用すれば金儲けも出来る。また、アイテムを32個まで無料で預けられ、これはどこの店でも自由に取り出せる。ちなみに、同じアイテムでも、後から出てくるショップのほうが、安い値段で買うことが出来る。
- キャシーの家
- キノコタウンにある。調理師キャシーがアイテムを料理し、別の物に作り変える。無料だが、その代わり料理が失敗しても責任は負ってくれない(失敗した料理は「しっぱいりょうり」となり、使うとHPとFPが1回復する)。
- 露店
- キノコタウンにある、ロテンという人物とその息子が営む店。いつも3種類のバッジが置いてあり、訪れる度に種類が変わる。ちなみに、昔は別の所で珍しい食べ物を売っていたらしい。
- デアールの家
- キノコタウンにある、クルクルと回転する屋根が特徴の家。占い師デアールが行くべき場所を占ってくれる。一回5コイン。
- ミステールの家
- 星の降る丘にある。一階のミステール(姉)はアイテムが隠されている場所を占ってくれ、二階のアツメール(弟)は星のかけらとバッジを交換してくれる。占いは対象によって料金が異なり、星のかけらが5コイン/回、バッジが20コイン/回、スーパーブロックが30コイン/回となっている。
- また、ここにある「不思議な宝箱」という名前の宝箱はキノコ城にある同じ宝箱と繋がっており、ピーチが見つけたアイテムをマリオに送ることが出来る(逆は不可)。
- サンデールの家
- カラカラタウンの隅にひっそりと建っている。自称「さばくのキュートなまじないし」サンデールが戦闘時に攻撃力を高めたり、スターポイントを増やしたりするまじないをしてくれる。但しどのタイミングで何が起こるかは全くのランダム。尚、払ったコインが多い程、効果の期間や確率が高まる。
- 遊技場
- キノコタウンに隠されている。ギャンブル的なミニゲームが遊べる。2種類あるが、それぞれ遊ぶのにメンバーズ・カードが必要。メンバーズ・カードは両方ともノコジロウからもらえる。
- 牧場
- ゲームの進行には全く関係ない施設。キノコタウンにある。巨大なガチャポンの機械が置いてあり、1回10コインでブーブーさんというブタを出せる。ブーブーさんは11匹になると1匹がアイテムを残して逃げるが、このアイテムを取りに行くと全て逃げてしまう。但し、稀に通常では手に入らないレアアイテムを落とす場合もあるので、アイテムの価値を考えてから取りに行くといい。
- ブーブーさんには様々な種類がおり、近くにいるキノピオに聞くと出てきたブーブーさんについて色々と教えてもらえる。
- 列車
- キノコタウン~ゴツゴツ山を結ぶ路線。駅は両端の2駅しかない。特にダイヤが設定されていない様で、駅員に話しかけると好きな時に汽車を出してもらえる。但し、方向転換の関係で、一旦利用すると画面を切り替えてからでないと再度利用できない。
- ちなみに、使われているのはマリオカート64にも登場したK64という蒸気機関車。単行のためマリオ達は機関室に乗る。
- 電車
- おもちゃ箱の中を環状運転している。利用の仕方は列車とほぼ同じだが、乗る前にあらかじめ進行方向(右回り又は左回り)を決める必要がある。車両が無いのでどこかから調達してくる必要があったり、線路がへイホー達に壊されているので修復しながら走らなければならなかったりと、運行に障害が多い。
- 渡し舟
- 星の国~クッパ城間を結ぶ小型の飛行艇。外観はバスタブに似ている。翼はおろか動力すら見当たらず、どの様にして飛んでいるのかは全くの謎。マリオが操縦している様には見えない。
[編集] 登場キャラクター
[編集] 仲間
- マリオ
- このゲームの主人公。基本となるジャンプ(踏みつけ)とハンマーに多くのバッジを組み合わせる事により多彩な攻撃をする事が出来る。
- クリオ
- クリボーの少年でマリオのファンらしい。頭が良く、ステージや敵の情報を教えてくれる。攻撃は頭突きしか出来ないので、棘を持った敵には攻撃する事が出来ない。レベルアップをすると、チャージができたり連続攻撃ができるようになったりする。特にクリオチャージと連続頭突きの併用は鬼。ちなみにクリオという名はマリオにあやかってつけられたという。
- カメキ
- 考古学者チャールズに憧れるノコノコ。青くて硬い甲羅を持ち、レベルが上がれば目回しなどの状態変化を与える攻撃も覚えられるようになる。フィールド上では、離れたスイッチを押したり、遠くのアイテムを取ってきたりすることが出来る。攻撃技は、突進攻撃しかないので空中にいる敵には攻撃ができない。一人称は「オレッチ」(カタカナ表記。この表記がゲーム後半で偽者カメキを見分ける手段になる)。
- ピンキー
- 砦のノコブロスに捕らわれていた、チャキチャキしたピンクボム兵の女の子で一人称は「あたい」で、この一人称が本物のピンキーを見分ける手段になる。体当たりと爆発の2通りの攻撃を使う。フィールド上でも爆発が可能で、この爆発は最強の先制攻撃となる。ちなみにボム兵の中には爆発すると消え去ってしまう者もいるが、彼女は何度爆発してもすぐに復活する。
- パレッタ
- 郵便局の配達員をしているパタパタ。ドジで手紙をキノコワールド中にばらまいてしまい、手紙を探し集めている途中でマリオと行動を共にする。このゲームでは珍しく丁寧語で会話する。戦闘時は体当たりで攻撃する他、マリオや敵を持ち上げて運ぶ事が出来る。登場は非常に早く、オープニングでマリオにパーティ招待状を届けた。
- レサレサ
- テレサの屋敷のお嬢様。星の精の身を渡すこと、ドガボンを倒すことを条件に仲間になる。マリオの姿を消す事が出来るが、ずっとお嬢様暮らしをしてきた為か、攻撃力はさほど高くない。攻撃はビンタで、いつも持っている扇子も実は攻撃用のハリセンである。バトルの技でも透き通れるが、この技を使った直後のターンは行動不能となる。ちなみにこの作品で登場するテレサは全てマリオの味方であり、対人恐怖症の者はいない。また「レオンハルト」「ハインリヒ」「クラウス」等、欧風の名前が多い。ペーパーマリオRPGでも登場。
- アカリン
- ケセランの赤ちゃん。ビッグカンテラくんに利用されていたが、そこをマリオに助けられたのを機に仲間になる。電撃で防御力を無視して攻撃できるほか、暗い部屋を明るくしたり隠しブロックを見つけたり出来る。結構ビッグマウスな一面も。
- おプク
- お節介なプクプクのおばさん。ロマンスや悲劇には弱い。水中ではマリオを乗せて移動する事ができ、戦闘時は水を使ってマリオの攻守をサポートする。
- ポコピー
- ビッグな男を目指す突っ張りジュゲム。ポコナという彼女がいる。マリオを雲に乗せて移動したり、スモークで敵の攻撃を当たりにくくする事が出来るが、トゲゾーを作り出す事は出来ない。ジョナサンという名前を名乗っていた。ポコピー・ポコナの名前の由来は落語「寿限無」の名前の一部からであろう。
[編集] 星の精
- チョール
- 髭を生やした黄色の星。名前は「長老」から来ており、7人の中で最も偉い。ノコブロスに捕まっており、助けるとHP、FPを5ずつと状態異常を回復させる「すっきりそうかい」という技を教えてくれる。
- マール
- リボンを付けた黄色の星。名前は「mom(母)」から。カーメンに捕まっており、助けると敵全体を眠らす「ママのこもりうた」という技を教えてくれる。
- ハール
- 眼鏡をかけた紫色の星。名前は「博士」から。クッパの部下に捕まっている所をマリオに助け出された他の星の精とは違い、捕まっていたドガボンの所から逃げ出した後、迷いの森で道に迷っていたところをテレサ達に捕まえられたが、ボスのドガボンを倒さない限り開放してもらえない。助けると敵全体に7ダメージを与える「ほしのふるよる」という技を教えてくれる。
- ニール
- 帽子を被った水色の星。名前は「にいさん(兄)」から。しょうぐんヘイホーに捕まっている。助けると敵全体の攻撃力を3落とす「ちからをぬいて」という技を教えてくれる。
- ネール
- 羽衣をはおったピンク色の星。名前は「ねえさん(姉)」から。ファイアパックンに捕まっている。助けるとHPを20回復する「おねえさんのキス」という技を教えてくれる。
- テール
- 蝶ネクタイを付けた黄色の星。名前は「天才」から。オズモーンに捕まっている。助けると敵全体の動きを止める「じかんよとまれ」という技を教えてくれる。
- ダール
- これも髭を生やした黄色の星。名前は「dad(父)」から。パラレラーに捕まっている。助けると敵全体を星に変えて打ち上げる(ただし、相手は倒された扱いになるのではなく、逃げ出した扱いになるのでスターポイントは貰えない)「そしておほしさまに」という技を教えてくれる。
全員揃うと、スターの杖の力を無効化する「スターフラッシュ」という技が追加される。クッパ向けの技だが、通常の敵にも使え、その際にはパワーアップやチャージを打ち消す。
クッパ戦の途中でスターの杖がパワーアップして効果を打ち消せなくなるが、その時は星の子のティンクが加わってスターフラッシュが「ピーチフラッシュ」にパワーアップし、スターの杖の効果を打ち消せるようになる。
[編集] 主なサブキャラ
- キノピオ
- 多くがピーチ姫の家臣となっている。それ以外の者もショップの店員や宿屋の管理人など人助けをする職業に就いている人が多い。
- キャシー
- 調理師。アイテムを持っていくと、様々な料理に作り変えてくれる。また、「お料理の本」を渡すと、レパートリーが増える。が、それでも材料の組み合わせが無茶苦茶だと失敗してしまう。ちなみに、ダンナとは死別したとの事。
- デアール
- 占い師。マリオたちの行く先を5コインで占ってくれる。相当な変わり者で、普段は家を訪ねても「デアールはるすであーる!」などと言ってなかなか家に入れてくれないが、マリオはいつでもデアールの家に入ることができる。「~であーる」が口癖。
- ピーチ
- この国を治める姫。今回は城ごとさらわれてしまうものの、自分の部屋に仕掛けられていた隠し通路を発見したことから何度もこっそり部屋を抜け出し、ティンクと共にマリオの為に情報やアイテムを集めている。
- ティンク
- 星の子。ピーチ姫の部屋に願い事を聞きにやって来たのをきっかけにピーチとマリオの架け橋となる。最後のクッパとの対決では、ピーチの願いを力にしてカメックババと戦っている。
- ハテナ虫
- 謎の虫。ステージのどこかに現れ、マリオたちに合計64問のクイズを出す。正解するとほしのかけらをもらえる。間違えてもペナルティはなく、同じ問題に再挑戦できる。正解・不正解にかかわらず、1問答えるごとにハテナ虫は場所を移動するが、ある程度登場する場所は決まっている。
- キノピコ
- ハテナ虫のアシスタント。(最近のマリオシリーズで登場するお下げ髪のキノピコとは別人)
- グルメヘイホー
- 美食家。太ったヘイホー「デブホー」の一種。常に左手にナイフ、右手にフォークを持っており、洋食好きらしい。
- 特にケーキが好きで、おいしいケーキを食べると、大声で叫びながら飛び回る癖がある。当初はおもちゃ箱の中に登場するが、飛び回った弾みで遥か上空にある筈のクッパ城にまでたどり着き、ピーチにケーキ作りをさせる。クッパ軍団の一員らしいが、ケーキさえ作ればピーチが場内を出歩いていても無視してくれる上、マリオがケーキをくれたと言う理由でマリオに有利な情報をピーチ&ティンクに提供するというクッパからしてみれば完全な裏切り者である(当のクッパはこのことを知らないが)。
- ノコジロウ
- ノコノコ村の長老。ワガママで、マリオに20回もの頼みごとをする。しかし彼は遊技場のカードや星のかけらなど貴重なものも持っている。また彼の台詞の字幕表示は常に揺れている。
- コブロン
- ゴツゴツ山にいる、水色のモグラの様な生物。ハンマーで殴ると「タンコブ」というHP、FPを25ずつ回復する強力なアイテムが手に入る。但し、殴る毎に少しずつ壊れてゆき、8回殴るとそれ以降は現れなくなる。
- チャールズ
- 考古学者。行く先々でマリオ達と出会うが、どちらかと言うと足手まとい。カメキが尊敬する人物。また恐妻家の為、妻には弱い。
- モノクレー
- カラカラタウンの情報屋。町の端にある建物をふさいでいる。レモンが好きで、彼にレモンを渡すとロレンチュに会う方法を教えてくれる。教わった通りの行動をするとモノクレーがいなくなり、建物に入れるようになる。その先に進むとモノクレーに再び会える。そこで、モノクレーは実は変装したロレンチュだったということがわかる。
- ロレンチュ
- カラカラタウンの首領。アラビン遺跡を探す為のピカピカストーンを渡してくれる。実はワガママ。
- モーリー
- 迷いの森を守っている人。最初はマリオを迷いの森へ行かせてくれないが、テレサのお屋敷に行くときになると通してくれるようになり、迷いの森の抜け方を教えてくれる。その後は、迷いの森の中にいる。名前は「森」と「守り」を掛けていると思われる。
- セバスチャン
- レサレサの執事。
- クジラ
- 体内でケムシが暴れて困っている。助けると、キノコタウン~ジャンボル島間の船代わりになってくれる。ちなみに、チャールズがマグロと誤解して人々に話をした為、一般にはこちらの方が広く伝わっている。
- ヨッシー
- ジャンボル島に住む民族。子供達(チビヨッシー)がいなくなり、心配している。
- フラワーさん
- ピクミン風に言うと半動半植物。頭に花を咲かせており、話しかけると花の種をくれる。種はフラワーランドへの扉を開くのに大きく関わっている。
- コボック
- フラワーランドに生えている古木。動けないが会話は可能(以下の花も同様)。何故か扉と同化している。
- ハナコ
- フラワーランドに咲くパンジー。自分の周りを荒らすフラワーチョロプーに困っており、悩みを解決するとマメの種をくれる。
- ユーリー
- フラワーランドに咲くユリ。たずねると良い土をくれる。横に生えているクリスタルの木とは根が絡まっており、叩くと痛みが伝わるらしい。警告を無視して叩き続けると、突然大阪弁で怒鳴り始め、立ち入り禁止にされる。
- スイレーン
- フラワーランドに浮いているスイレン。池の水が抜けて困っている。彼女曰く、「水が無いと体がつぶれる」そう。解決すると、水を分けてくれる。少しロマンチックすぎる感じが漂うお姫様?
- バーバラ
- フラワーランドに咲くバラ。スイレーンの池を元通りにする事が出来る水の石を持つが、性格が悪く渡してくれない。
- ウソツキ草
- フラワーランドに咲くキンモクセイ。彼の言っている事の大半はデマだが、その反対のことを行うといいことがある・・・かもしれない。
- サムイサムイ村の村長
- 死んだ様に倒れており、第一発見者のマリオが危うく殺人・・・ではなく殺ペンギン犯にされかけた。実際は頭をぶつけただけとの事で、命に別状は無い。後に雪だるまの謎を解く素晴らしいバケツをくれる。
- ゴンベエ
- サムイサムイ村の作家。村長のダイイングメッセージと思われていた紙に彼の名前が書かれていた。
- スタール
- 星の生まれる谷で星の子達の世話をしている。訪れると雪だるまの謎を解く伝説のマフラーをくれる。デアール達と同じタイプの人物だが、魔法は使えない(少なくとも作中で使う姿は見せない)。
- クリスタール
- デアール達の先祖。クリスターしんでんへ繋がる道を造ってくれる。
- ルイージ
- いつもの例に漏れず、家で留守番をし続けている。今回は傍らで密かに家を増築し、その中で秘密の日記を書いているほか、エンディングのパレードではさりげなく先頭で先導しているなど、ちゃっかりした一面も見せている。
ちなみに日記の内容には、「兄さんだけズルイ」や「テニスやゴルフのときは楽しかった」などとグチをこぼしている。
[編集] 敵
[編集] ボス敵
- クリキング HP10 防御0
- 最初に出会うボス。「キング」とはいうものの、部下は二人しかいない。間に合わせ的に作られたボスのようで、クッパ達もそれほど関心を示していない。
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- キック 攻撃力1
- クリ落とし 攻撃力2 一発のみ使用
- クッパ??? HP10 防御1
- ノコブロスが作ったクッパ型ロボット。ノコブロス曰く「クッパ様にもお褒めいただいた」らしい。中にはなぜかピーチ姫の絵が入っている。
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- パンチ 攻撃力1
- ノコブロス HP 5 防御1
- レッド、ブラック、イエロー、グリーンの4匹で1チームを組む。合体技の「ノコブロススクリューアタック」は序盤では脅威。この合体はピンキーのバクハツ1発、または威力2以上の技を二回当てればひっくり返った状態で崩れる。合体していない状態のみダメージを与えられる。
- クッパの命令で丘の上の砦に住み着き周囲を統治しようとしたが、弾圧されて1日25時間働かされる(実際には不可能)などひどくこき使われたボム兵から反感を買っていたため、マリオに倒された後は地下ろうに閉じ込められてしまう。が、ステージが進むといつの間にかいなくなっている。
- また、クッパ城でパワーアップして再登場するが、登場してすぐにコワッパに倒されて何処かへ飛ばされてしまう。昔はノコノコ村に住む普通の青年達で、ゼニノコー相手に戦った事もあったらしい。
-
- 体当たり 攻撃力1
- スクリューアタック 合体時に使う。合体している数がダメージ。
- カーメン HP30 防御0
- 遺跡の守護者。アラビン遺跡に入ってきたマリオを何度も脅かして追い出そうとしていたが、なぜか時々口調が気弱になったり敬語になったりしていた。複雑な仕掛けとストーンワンワンを始めとする数々の敵キャラでマリオを苦しめる。戦闘ではワンワンと共に戦い、自身は魔法で攻撃するが、魔法は失敗する事も多い。ワンワンにはあまり信頼されていないらしく、戦いが終わった後から果てしなく追いかけられている。名前の由来はツタンカーメンから。
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- メット投げ 攻撃力3
- 魔法攻撃 攻撃力2 味方にもダメージ。失敗するとカーメン自身がダメージを受ける。
- ドガボン HP10 防御0
- クッパがスターの杖で心臓と本体に分離させ、不死身にさせた。強くなったのをいいことにピューピューヒルのテレサを襲っていたが、マリオに追い詰められた末、自ら合体して不死身でなくなってしまう。本来は体がでかいだけで気弱でひ弱なダメガボンで、マリオに負けた後はテレサを全て吐き出して何処かへ消えていった。
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- パンチ 攻撃力4
- 踏みつけ 攻撃力6
- ドガボンのしんぞう HP50 防御0
- 風車小屋に隠れて本体を操っていた。自分の部屋に小屋の鍵を置いており、更には引き返す事を促す張り紙を大量に貼っているので、隠れている事はバレバレ。「すんごい攻撃」が得意。ちなみに東北訛り。ドガボンより強かったりする。
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- 体当たり 攻撃力6
- すんごい攻撃 攻撃力12 1ターンチャージして攻撃
- しょうぐんヘイホー HP30 防御2
- ヘイホーの親玉。おもちゃの世界に住み着いていた。あまりリーダーとしての能力はないらしく、一部の部下が外の世界の物を盗むのを止められなかった。戦闘では自身は戦車に乗り、部下と共に攻撃してくるが、途中で部下に逃げられるなど部隊はガタガタで、結局自分もおもちゃの国を捨てて逃げていった。
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- 爆弾 攻撃力4
- 電撃 攻撃力5 味方にも2ダメージ。電球を破壊すれば攻撃してこない。
- ファイアパックン HP40 防御0 2体いる触手はHP 8
- 火山の中に住む巨大なパックンフラワー。炎を主体とした攻撃をしてくる他、死んだフリをするなど意外に卑怯な敵である。このファイアパックンを倒すと何故か火山が爆発する。
- 第1形態
- 本体 火炎弾 攻撃力5
- 触手 火炎弾 攻撃力4
- 第2形態 水か氷属性で攻撃すると、1ターン動きが止まる。
- 本体の火炎弾 攻撃力7
- 触手 プチパックン召喚 HP1のプチパックンを召喚。プチパックンは攻撃力6の自爆攻撃をしてくる。
- オズモーン HP60 防御0
- クッパ軍団のクモクモマシーンと協力して、フラワーランドを厚い雲で覆っていた。雷を出したり、ダメージを受けるとその数だけ子分を作る上、それを吸い込んで回復するなどかなりの強敵である。「地震カミナリ」という技が得意。電気を利用した攻撃が効かない。
-
- 体当たり 攻撃力5
- 地震カミナリ 攻撃力12 1ターンチャージ。チャージ中は電気を帯び、直接攻撃はダメージを受ける。
- 雷 攻撃力10 1ターンチャージ。
- 強風 攻撃力2~7 Aボタンを連打すればダメージが減る。
- 地震 攻撃力5~15 HPが少なくなると発動。コグモ1体につき、攻撃力が1上がる。
- 回復 コグモを全部吸い込んでHPを回復。小型は1HP、大型は2HP回復。
- コグモ HP 1 防御0
- オズモーンの分身。ダメージを2受けたときに出てくる大きめのタイプと、1受けたときに出てくる小さめのタイプがいるが、再びオズモーンに吸収されたときの回復量以外に違いは見られない。マリオの周りに集まってマリオを押し潰してくるが、例え1体だけだろうと最大の数である10体だろうと受けるダメージの大きさなどに違いはない。オズモーン同様電気を利用した攻撃が効かない。
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- 押しつぶし 攻撃力2 Aボタン連打が終わるまで、ダメージを受け続ける。
- パラレラー HP70 防御2
- 最果ての地のボス。吹雪や氷を使った攻撃は強力な上、共に現れるバケバケ2体に変身させ、分身としている。また、氷の体で、特に硬い物を身に付けている訳でもないのに何故か防御力が2ある。
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- 冷凍ビーム 攻撃力6 アクションコマンドで失敗すると、2ターン凍りつく。
- 回復 HP20回復
- 分身 3体に分身。浮遊する時もある。本体を攻撃すれば戻る。
- 吹雪 攻撃力8 分身時に使用。
- アクションアタック 攻撃力4 オプションを吸い込んでぶつける。オプションの数だけ攻撃。
- パラレラーオプション HP 1
- パラレラーが呼び出す氷の塊。体当たりしかしないが、無限に出現する。
- カメックババ
- クッパのお勤め役のカメックのオババ。高齢のため、とても弱い。魔法でブロックやアイテムを造り出すことが出来る。このボスだけはマリオではなくピーチ姫とティンクに倒される。
- クッパ HP50/99(1回戦/2回戦) 防御1/2
- お馴染みのカメの大魔王。今回はスターの杖でパワーアップした。合計4回戦うが、ゲーム開始直後に戦う時は必ず負けてしまい(この場合のみ負けてもゲームオーバーにならない)、3~4回目は実質的に連続バトルとなる。また、3回目以降は巨大化する。
-
- 火炎放射 攻撃力8/10
- 爪 攻撃力6/8 毒状態になる。
- 踏み付け 攻撃力6/8 あるコマンドが使えなくなる。
- スターの杖 攻撃力4/6 仲間にも3ダメージ。
- 雷 攻撃力10 4回戦で使用。
- 回復 HP20/30回復
- スターの杖 攻撃力が2倍になり、防御力は2回戦なら5、3回戦以降は無限大になる。スターフラッシュ・ピーチフラッシュで効果を打ち消す事が可能。
[編集] 中ボス・イベント
- クリレッド、クリブルー HP 7/ 6
- クリキングの部下。体力が多少高い以外は通常のクリボーと変わらない。クリキングとの戦いでもクリキングを援護するが、直前の1回目の戦いのダメージのせいで疲れているためふつうのクリボーと同じ体力(HP2)しか無くなっている上に、敵全体にダメージを3与えることができる栗の木が近くに生えているので実質意味はない。
- カメック(初回登場時) HP 8
- ラッキースター入手直後に戦う、ほとんどアクションコマンド練習の為の敵。
- ゲーハー HP40
- ゴツゴツ山の橋の番人。マリオの顔を知らないので、ルイージと偽っていれば攻撃はされない。但しピーチは知っているので、ピーチと名乗ると攻撃を受けてしまう。そこそこ強いので、多少レベルを上げてから戦わないと返り討ちにあう。
- ブラックヘイホー HP50
- ヘイホーのおもちゃ箱で宝箱を守っているヘイホー。「しにがみヘイホー」と呼ばれるほど強く、HPもしょうぐんヘイホー以上にある上攻撃力も10~12とかなり高い。戦うなら相当レベルを上げないとすぐに負けてしまうが、「レモンあめ」をあげると戦うことなく宝箱の中身が手に入る。
- ビッグカンテラくん HP40
- 闇の中に住んでいる変な生物。アカリンを捕まえてカンテラにし、攻撃に使っている。それほど強くないが、性格はかなり気持ちが悪い。
- ケムシ HP20
- 釣り人にエサにされていたが、逃げ出してクジラの体内に入り込んだ。アカリンが仲間じゃないと、暗くて攻撃出来ない。
- ジョナサン?(仲間になる前のポコピー) HP50
- ジュゲム。体力は高いが、攻撃はパイポ投げだけなので確実に攻撃を当てていけば楽に倒せる。
- ゲッソー(HP30)、ビッグゲッソー(HP50)、ビリビリゲッソー(HP70)、チビゲッソー
- 下水道の通を守っているゲッソー。4タイプあるが、どれも足攻撃とスミ吐きを基本にした攻撃をしてくる。詳細はゲッソーの項目で解説。
- カイブツ HP20
- 星の子が合体した姿。マリオを敵だと思い攻撃してきた。強がっているが、所詮は星の子。流星攻撃を使うが、回避出来ないとはいえ攻撃力はわずか1。
- ゼニノコー HP70
- ポカポカロードに突然現れた巨大なカメ。通行人から通行料を取ろうとしていた。通行料の支払いを拒否すると戦闘になる。防御力が非常に高く、起き上がる時にも攻撃をしてくる。かなりの強敵だが、実は眠らせると簡単に勝つことができる。「ママのこもりうた」などを使えばほぼ確実に4ターン眠る。
- チェン HP15
- シショーの弟子のメット。通常の者と違い、緑色で辮髪が付いた甲羅を持つ。とても弱い。名前の由来はジャッキー・チェンから。
- リー HP20
- シショーの弟子のバケバケ。通常と違って青い。変身も可能。こちらはブルース・リーから。
- シショー HP50/75/99
- キノコ道場の師匠であるキノピオ。ひめたる力を持つ。3回戦えるが最後は最終ボスのクッパ並みに強い。3回連続で攻撃してくる技があるが、実はこれはマリオが「ビリビリ」状態なら1回のみで攻撃を終わらせることができる。
[編集] コワッパ
クリ村近くの空き地を縄張りとしているガキ大将。合計6回戦うことになる。名前の由来は『小童(こわっぱ)』から。
- クリ村近くの空き地に入ったマリオに勝負を仕掛ける。
- ノコブロスを倒した後、ポカポカロードにて再度戦うことになる。殻にこもって防御力を0から1に上げられるようになる。
- ドガボンを倒した後、迷いの森で道に迷ったコワッパがマリオに勝負を挑む。殻には入らない代わりに空を飛べるようになる(防御力はなぜか1のまま)。
- ジャンボル島からキノコタウンに戻ってきたマリオにコワッパがまた戦いを挑む。今回は空を飛べるのに加えて頭に棘を生やしている。ただ、キノコタウン~ジャンボル島間を泳いで往復していて疲れているために本来は40あったHPが20に減っている。
- サムイサムイ村から星の生まれる谷へ向かう途中、対決を挑む。今回は前回のように空は飛ばず、棘も生やしていないが、その代わりに通信教育で学んだ魔法(カメックと同等)を使って攻撃する。
- クッパ城にて最後の対決。今回は、通常→空を飛ぶ・頭に棘を生やす(4回目と同じ)→魔法を使う(5回目と同じ)というように、状態が変化するようになる。防御力が2に上がっている。
ちなみに2・4・5回目は戦闘後にしばらく戦った場所で目を回して倒れていて、話しかけるかハンマーでたたく・あるいはジャンプで踏むと「ほげェ~」と言う。5回目は一度画面を切り替えてから戻ってみると氷漬けになっている。この状態になると、話しかけたり攻撃したりはできない。ピンキーの爆発でも氷は割れない。
[編集] ザコ一覧
登場順に挙げる。
- クリボー
- パタクリボー
- トゲクリボー
- ノコノコ
- パタパタ
- チョロボン
- ボムへい
- キラー
- キラーたいほう
- ヤミクリボー
- ヤミパタクリ
- ヤミトゲクリ
- ヤミノコノコ
- ヤミパタパタ
- チョロプー
- シンエモン
- ボロドー
- サンボ
- サンボマミー
- メット
- バサバサ
- ストーンワンワン
- ワンワン
- グリーンチョロボン
- パックンフラワー
- ハイパークリボー
- ハイパーパタクリボー
- ハイパートゲクリボー
- ハイパーシンエモン
- ガボンへい
- ヘイホー
- ダンシングヘイホー
- ファイアヘイホー
- バルーンヘイホー
- コマンドヘイホー
- かいふくヘイホー
- ぐんだんヘイホー
- たけうまヘイホー
- トーテムヘイホー
- ギタイ草
- ピロリン草だまし
- ヤリダンサー
- トロピカルチョロボン
- ポイズンパックン
- ホワイトカメック
- バブル
- トゲメット
- レッドカメック
- プチパックン
- ジュゲム
- トゲゾー
- ハッチー
- パンジーさん
- きらめくパンジーさん
- フラワーチョロプー
- クモクモーン
- グリーンカメック
- イエローカメック
- コグモ
- チビゲッソー
- アイスパックン
- ゴックン
- ホワイトガボン
- バサバサチュルル
- グレーカメック
- バケバケ
- パラレラーオプション
- エルモス
- カロン
- ホネメット
- トゲノコ
- ハンマーブロス
- スーパーキラー
- スーパーキラーたいほう
- カメック
補足
無限に登場する敵
- キラー・スーパーキラー - それぞれ、キラーたいほう・スーパーキラーたいほうから撃ちだされる。キラーたいほうがある時、たいほうを倒さない限りキラーは無限に出現するが、これを利用してスターポイント稼ぎをする事ができる。
- グリーンチョロボン - ときどき分裂することがある。このとき分裂した両方のチョロボンからスターポイントが手に入るので、分裂させ続けることでスターポイント稼ぎをすることができる。
- ダンシングヘイホー - ときどき仲間のダンシングヘイホーを呼び出すことがある。この仲間も倒すとスターポイントがもらえるが、あまり頻繁には仲間を呼ばないので、キラーのように簡単にスターポイントを稼ぐことができない。
- トゲゾー - ジュゲムが生み出す事がある。この場合、ジュゲムを倒さない限りトゲゾーは無限に出現するのでスターポイント稼ぎをする事ができる。
- カロン - 打撃攻撃で倒した場合、崩れた骨が残りしばらくすると復活する。相手全員が崩れた状態になるとバトルが終了する。そのままではスターポイントが得られないが、炎属性攻撃で倒すと骨が残らず、スターポイントを得られる。
- プチパックン・チビゲッソー・コグモ・パラレラーオプション - 順に、ファイアパックン戦・ビッグゲッソー戦・オズモーン戦・パラレラーオプション戦でのみ登場。ボスを倒さない限り永遠に出現する。これについては、スターポイント稼ぎに利用することはできない。
戦闘中に逃げる敵
- ボロドー - ボロドーの攻撃をボタンガードで防げないと、コインを盗まれる。ボロドーがコインを盗むことに成功すると、その次のターンに逃げる。逃げる前に攻撃を当てると、コインを取り返せるので逃げなくなる。
- かいふくヘイホー - 他の敵が全員倒されて自分ひとりになると逃げ出すことがある。
- きらめくパンジーさん - イベント戦に近い敵だがザコ敵に含める。倒すと非常に大量のスターポイントが手に入るが、出会うことは非常に稀で、出会えてもすぐに逃げてしまうことが多い。
- ぐんだんヘイホー - ヘイホーの数が少なくなると必ず逃げ出す。また、ぐんだんヘイホーは15匹の軍団・HPが15であり、1ダメージごとに1匹ずつ逃げ、また攻撃力は1×ヘイホー数のため1ダメージごとに攻撃力が1ずつ下がる。
特殊な攻撃対象
- バルーンヘイホー - バルーンにも攻撃可能。割ると普通のヘイホーになる。
- ゴックン - 攻撃に「ゴックンの石」と呼ばれる石(戦闘画面に置いてある。大小2種類ある)を使うが、これにも攻撃が出来、大小関係なく1回攻撃を当てれば壊すことができる。ただし全体攻撃を使ってゴックンの石をまとめて壊すことはできない。
登場順に関して
- 地下通路でのみ登場する敵(ヤミ~で始まるもの) - ここでは便宜上地下通路に行ける様になるノコブロス撃破直後に初めて出会うものとして並べた。
- ハッチー - 普通にプレイしているとフラワーランドで初登場だが、迷いの森にも数体登場する。しかし迷いの森はかなり特殊な例なので除外し、フラワーランドで初登場として並べた。
- カメック - 青色。ゲーム序盤に星の降る丘で1回だけ出会うが、イベント戦に含め、ここでは除外した。
その他
- パタクリボー・パタパタ系の敵は上方から攻撃を与えると羽が取れる。
- ノコノコ・シンエモン系の敵はジャンプで攻撃すると仰向けになり、そのときに防御力が下がる。
- ボムへい・キラー系の敵は自爆して勝手に倒れる場合がある。その場合でもスターポイントがもらえる。
- かいふくヘイホーはフィールド上には登場せず、バトルで他の敵とともに登場する。
- ぐんだんヘイホー・たけうまヘイホー・トーテムヘイホーはしょうぐんヘイホー戦の前座としてのみ登場。
- ピロリン草だましは、普段は「ピロリン草」と呼ばれる草に擬態しており、調べようとしない限りバトルにならない。また、フィールド上では一定の場所から動かない。
- ヤリダンサーは持っている槍を上に向けるとジャンプ系の攻撃が効かなくなる。
- カメック系の敵と戦う時は決まって強制バトルになる。
[編集] 主な土地
- マリオの家
- いつもルイージが留守番をしている。冒険の記録を調べたり、途中でルイージが家を増築してからはルイージの日記を読んだり出来る。
- キノコタウン
- キノコ城の城下町。冒険の拠点となる場所で、様々な場所へ道や交通機関が繋がっている。但し途中までは全てを利用する事が出来ない。
- クリ村
- クリボー達が住む村。但し、家を建てて定住しているのはクリオ一家だけの様だ。他にあるのはキノピオハウスのみ。
- ノコノコ村
- ノコノコ達が暮らす村。カメだけあって川の近くに作られている。建物の屋根が全て甲羅の型をしているのが特徴。ちなみに、ノコブロスから開放されたボム兵達はカメキの家に住む様になる。
- ノコブロスのとりで
- ノコノコ村の東に建っている巨大な砦。内部には複雑な仕掛けが多数あり、序盤にしては難易度が高い。設計者の趣味なのか、牢屋が非常に多い。尚、建物の具合からして、ノコブロスが入るかなり以前から建っていた物の様である。
- ゴツゴツ山
- 名前の通りゴツゴツとした山。汽車の駅がここにしかないので、カラカラタウンまで歩かされる。
- カラカラさばく
- ゴツゴツ山とカラカラタウンの間にある砂漠。とても広大で、同じ様な面が連なっている為、道から外れるととても迷いやすい。
- カラカラタウン
- 砂漠の先にある乾燥した町。土造りの建物や頭にターバンを巻いた人々が印象的。町を支配するのはロレンチュ達チューさんで、キノコ族ではない。ちなみに、デアールがこの町にある木の周りをぐるぐる回るといいことが起こるという夢のお告げを聞いたというが、実際にぐるぐる回ると「キノコタウンにある屋根がクルクル回る家(=デアールの家)の秘密」を住人から聞ける。
- アラビン遺跡
- 砂漠に隠された遺跡。何故か途中の棺にはサンボマミーが入っている。カーメンはここの主を名乗っていたが、クリオ曰くアラビン遺跡はチューさんの遺跡であり、カーメンはどう見てもカメなので本当にカーメンがアラビン遺跡の主だとは考えられないらしい。
- ちなみに、チャールズ一行が後に発掘調査をしたが、大きな発見は無かったとの事である。
- 迷いの森
- 4方向に道が伸びた面が多数ある。しかし、ほとんどの場合正しい場所に繋がっているのは1本のみで、誤った道に入ると果てしなく迷う事になる。尚、正しい道は他の道とは異なる目印を持つ。たとえば、ただテレサのおやしきに行くだけなら以下のような目印を頼りに進むと良い。
- 花をチェックすると笑う
- 切り株に赤い目らしきものが光る(効果音が出るのですぐわかる)
- 花の数・外見が違い、チェックしたときの音(笑い声)も違う
- 大木に怖い顔が映る(こちらも効果音が出る)
- キノコの数が明らかに多く、チェックしたときの光り方が違う
- 花をチェックしてもしおれない
- 看板がある
- 寄り道をすると次のような目印もある。
- 草むらをチェックすると花が登場して笑い出す(上記の目印7の看板からさらに右へ進んだ際の最初の出口から出た先のエリアで、元の場所に帰るための目印)
- 木に蜂の巣がある(上記の目印4(怖い顔の木)からキノコがあるエリアに進み、入ったところから右に進み、最初の出口から出た先のエリアで、元の場所へ帰るための目印) - この木をたたくとハッチーが登場するが、このハッチーはゲーム中盤にしてはかなり攻撃力が高く、さらに動きが素早いため先制攻撃を受けやすく、強敵なので注意。ただし倒すとかなりのスターポイントが手に入る。なおハッチーは無限に登場するわけではなく、数回木をたたくと出てこなくなる。
- テレサのおやしき
- テレサが多く住んでいる屋敷。襲ってくる事は無いが、イタズラをされる場合がある。尚、スーパーマリオブラザーズ風のドット絵に変身できる壺がある。
- ピューピューヒル
- 荒涼とした丘。途中にある廃墟群にはテレサが住むが、屋敷の者と違って茶色い。ふもとの風車小屋にはドガボンの重要な秘密が隠されている。
- ドガボンの城
- 全てがドガボンサイズに作られた城。中にはキャッチャンという警備員がおり、レサレサのすきとおりを使わないと捕まってしまう。ちなみに、ドガボンを倒すとマップでの説明が「不死身のドガボンがいる城」から「不死身だったドガボンがいた城」に変更される。
- おもちゃ箱
- ヘイホー達が暮らす世界。キノコタウンの空家に隠されている。中では電車の駅に沿ってブルー、ピンク、グリーン、レッドの4つのエリアに分かれているのだが、最初は動かす汽車すらなく、さらに線路がところどころで途切れているため、最初からどこにでも行けるわけではない。
- ジャンボル島
- 南の海に浮かぶ島。ヨッシー村とグツグツ火山がある他は未開のジャングルが広がっている。
- ヨッシー村
- ヨッシーたちが住んでいる村。BGMは珍しくヨッシーアイランドからの流用(ファイル選択画面のBGM)で、ヨッシーストーリーの世界観が全く含まれていない珍しい場所。
- ジャングル
- ピロリン草だましやギタイ草などの擬態した敵や一工夫しなければ通れない道など仕掛けが多い。ビッグキューちゃんが住む大木までの道(ビッグキューちゃんへの道)。
- グツグツ火山
- 熱い溶岩が噴き出す危険な火山。名前は、料理が煮えている音を表す擬音語「グツグツ」から(火山の噴火を料理が煮えている様子にたとえている)。
- フラワーランド
- フラワーさんから合計4つのタネをもらってキノコタウンのフラワーガーデンに植えるとドアが現れ、行けるようになる。自然豊かな場所だがオズモーンに荒らされている。何故かイバラが多い。
- サムイサムイ村
- 他の地域から隔絶された極寒の地。土管でのみ行ける。住民は大半がペンギンのターくん。
- サムイサムイ雪原
- サムイサムイ村の東にある雪原で、前述のノコブロスのとりでの真北にある。ここにいる雪だるまに秘密が隠されている。
- 星の生まれる谷
- サムイサムイ雪原の東端で、キノコ王国最果ての地。星の子はここから天に昇るが、クッパのせいでそれが出来ないでいる。星以外の住民は極端に少ない。
- サムイサムイ山
- クリスターしんでんへの通り道。1年に人が3人くるかこないかというほどの山。サムイサムイ村やサムイサムイ雪原では見ることが少ない背景がきれいに映る。雪だるまの秘密を解くと行けるようになる。山というよりクリスターしんでんの城壁といった感じで、とても自然の造形物とは思えない構造をしている。
- クリスターしんでん
- サムイサムイ山の頂上にあるクリスタルの神殿。線対称な造りで、中央の鏡と絡んだ複雑な仕掛けが多い。無駄に広いのでとても寒々しい。ボスのパラレラーも何故か外の小山にいる。
- 星の降る丘
- キノコ城の北にある、不思議な場所。常に流れ星が見える。ミステール関係でゲーム序盤から訪れる場所だが、終盤になって初めて重要な役割を果たす。
- スターロード
- 星の国へ行く為の道。宇宙を思わせる背景に星で作られた地面がとても神秘的だが、エルモスが登場してぶち壊しに。
- 星の国
- スターロードの先にある、星たちの住む国。古代ギリシア風のモニュメントや無限に湧き出る泉が幻想的な場所。クッパ城への渡し舟が発着する。
- クッパ城
- クッパの根城。鉄やコンクリートが剥き出しの無機質な造りで、それまでの夢の様な世界から急激に現実に引き戻される。ここをクリアすればキノコ城にたどり着けるが、やはりクッパ城だけあって敵も強く難易度が高い。コワッパとの最後の対戦も待っている。
- キノコ城
- クッパ城に持ち上げられていた冒険最後の舞台。複雑な謎解きはなく、ピーチを操作する時よりも敵の数が減っている。ここの頂上でラストボスであるクッパとの最終決戦が待っている。
[編集] 本作の評価
ペラペラで可愛らしいデザインのキャラクターや、ひねくれた仕掛けを廃したゲーム内容は初心者にも取っ付き易く、新参者を多数生み出した。また、所々に隠された旧作の要素(特にマリオワールドとヨッシーアイランド)は知る人には好評で、秀逸なBGMと合わせて評価は高い。
その一方で前作(スーパーマリオRPG)のファンからは、「子供っぽい」、「話に深みが無い」、「デザインが古臭い」等と批判される事もあり。結果的に賛否両論となっている。一般に、前作のプレイ経験の有無で意見が変わってくる様である。
また、本作と前後してマリオパーティ3、マリオテニス64というファミリー向けマリオ作品が発売されているが、これら2作は100万本前後と、一般的な売り上げを残しているのに対し本作は半分にも満たない。共倒れになったのでは無く、単に本作だけ人気が出なかったと言え、このあたりにも批判が出ている(但し、あくまでもマリオシリーズの中での話であり、ゲーム全体で見ると売り上げ上位に入る)。
尚、本作のシステムは以降のマリオ系RPGに引き継がれる事となる(但し、純粋な続編はペーパーマリオRPGのみ)。