サンボ (ゲームキャラクター)
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サンボは、任天堂が開発するゲームソフトに登場するキャラクターである。
[編集] 歴史
サボテンの形をした生物。トゲの付いた球体が多数(4段が多い)重なって体を構成しており、最上段は目や鼻の様な器官が付いて頭の役割を果している。植物の様な外見ながら、自力での移動が可能であったり、頭が攻撃等で無くなると死んでしまったりと、動物的な性質を持つ。
1987年の夢工場ドキドキパニックで初登場。当時は緑色だったが、 1990年のスーパーマリオワールドで黄色となって以来、この設定が引き継がれている。
球体は基本的に独立しており、作品によっては自ら外して攻撃に使う事もある。また、放っておくと地中から生えて自己再生を行う場合がある。
強さは作品によってまちまちで、例えばスーパーマリオワールドでは無敵やヨッシーでしか倒せないが、スーパーマリオ64では頭に体当たりするだけで倒せたりする。また、頭も攻撃を受けると下段が機能を引き継いで活動を続けるタイプと、そのまま死亡するタイプとが混在している。また、Newスーパーマリオブラザーズではファイアが有効になっている。
2002年のスーパーマリオサンシャインで花を咲かす事が明らかとなった。この作品では花畑の中に潜り、擬態している者がいる。
マリオシリーズのキャラだが、ゼルダの伝説 夢をみる島とゼルダの伝説 ふしぎの木の実にゲスト出演した事がある。
[編集] 登場作品
- 夢工場ドキドキパニック
- スーパーマリオワールド
- スーパーマリオUSA
- スーパーマリオ64
- スーパーマリオサンシャイン
- マリオストーリー
- ペーパーマリオRPG
- マリオ&ルイージRPG2
- マリオパーティシリーズ
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
- スーパープリンセスピーチ
- New スーパーマリオブラザーズ
[編集] 派生種
- サンボマミー
- マリオストーリーに登場。サンボの上級種であり、体色が青い。ステータスはサンボと同じだが、トゲに毒を持つ。
- サンボヘッド
- スーパーマリオサンシャインに登場。頭だけのサンボ。狭義のサンボで登場時から頭だけなのは本作品が初。
- たねまきサンボ
- スーパーマリオサンシャインに登場。頭に生えている花から種を飛ばす。
- 砲台サンボ
- ヨッシーアイランドに登場した近種。異常に大きな頭を持ち、一定間隔で体と同等の球体を吐き出してくる。攻撃を加えても一定時間気絶するだけで倒せない。
- ヘディングサンボ
- ヨッシーアイランドに登場した近種。伸縮する下の頭が小さめの上の頭をヘディングしている。下の頭には攻撃が効かない。
- マトサンボ
- ヨッシーアイランドに登場した近種。頭の下部に的模様がある。上空から突然眼前に降ってくるが、その場から動けず、特に攻撃もしてこない。
- サンボワーム
- New スーパーマリオブラザーズに登場。WORLD2のボス。地中に潜る能力を持っており、岩石を吐き出して攻撃してくる。頭が弱点。