NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE
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NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE(にっさん あ、あべれいじ ビヨンド・ザ・アベレージ)は、毎週日曜日17:00~17:55にTOKYO FM制作・JFN系(radio CUBE FM三重を除く)37局ネットで放送されているラジオドラマ番組。2006年4月2日放送開始、日産自動車の1社提供。前番組は『松任谷由実 For Your Departure』で(2006年4月2日からは『松任谷由実 Sweet Discovery』を13:00~に移動の形で放送されている)、日産のスポンサー関係による実質的前番組は『SHIHOのNISSANナチュラル・パレット』。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
- 東京神保町にある社員約80名の中堅企業「大日本ジェネラル」に、とある男性社員がいる。彼の名は安部礼司である。
- この番組は安部を中心としたストーリーと、70~80年代ポップス(番組的には「ツボな選曲」と称している)を交えてお送りする。
- ※なお、稀に90年代ポップスや機動戦士ガンダムのようなアニメソングも選曲したことがある。
[編集] 主な登場人物
表記は「人物名:声の出演者」。
- 安部 礼司(あべ れいじ):小林高鹿
- 1971年10月10日生まれ、血液型A型、静岡県静岡市出身、35歳の「フツーなサラリーマン」。名前の由来は「アベレージ」。
- 性格はお調子者だが、非常に優柔不断でお人好し。そのために貧乏くじ的な役割を押し付けられることが多いものの、そのお人好しさ故に周囲の人々から慕われている。
- しかし、時として驚くような行動力を見せることがあり、好きな女性を追って、その女性が住む街へ行くということをしたこともある。
- 浪人を経て、日本大学経済学部卒。高カロリー高蛋白な食べ物を好み、好きな食べ物はハンバーグで嫌いな食べ物はグリーンピース。また缶コーヒーと生物の産卵に対してはマニアとも言えるこだわりを持っている。最近は不二家のケーキもよく買っている。苦手なものはお化け屋敷で高所恐怖症でもある。
- 先祖は武士であり、2006年のお盆にはその一人である“安部ふつえもん”(漢字不明)が現れた。(その回の放送はジングルが「安部ふつえもん」の特別バージョンになった。)
- 安部の母親は、よく人の話を聞かないらしい(安部がゴールデンウィークで帰省した際も、ほぼ一方的にしゃべりつづけた)。
- 大学時代の同級生で、現在は製薬会社に勤める“さとし”によれば、安部は大学時代は今よりもイケていたらしい。
- 一時期メタボリックシンドロームを気にし、ダイエットに挑戦したが、結局リバウンドしてしまった。
- 携帯の着信音は音程が外れたBOØWYの「Marionette -マリオネット-」。
- 倉橋 優(くらはし ゆう):もたい陽子
- 1981年8月31日生まれ、血液型B型、25歳の小悪魔的OL。名前の由来は「クラッシュ」。
- 信条は「自分磨き&自分癒し」。好物はからすみで好きなものは野球、ミイラ、仏像など。くだらないダジャレにも爆笑してしまう。5ヶ国語を話せるという噂だが、真偽の程は定かではない。英語は堪能である。
- 2006年のゴールデンウイークにはサーファーの彼氏とプーケットに行き、その際買ってもらった「不気味な置物」を安部へのお土産にするなど、結構酷い女である。彼とはその後、破局し、わざわざ安部に報告するなど、知ってか知らずか、思わせ振りな態度で安部を悩ませ続ける。最近は安部のことが少しずつ気になりだしている。
- 携帯の着信音はKaoru Amaneの「タイヨウのうた」。
- 飯野 平太(いいの へいた):市川訓睦
- 25歳のサラリーマン、血液型はO型。愛知県豊橋市出身。安部を敬愛する後輩。名前の由来は「イノベータ」。
- 前職は旅行代理店の会社員だったが、地方転勤を蹴って中途採用で入社。「~っす!」という、体育会系を連想させる雑な敬語を話す。非常に人懐っこい性格で、実の母からホモ疑惑をかけられるほど安部を慕っており、ゲームやパソコン、アニメなどに非常に詳しい。パソコンはマックユーザー。
- 偶然、街で出会った女性に恋をするも、後に刈谷勇の妻・イズミと判明し失恋。いまだにその彼女に対して未練を持っている。
- 母親の名前は“カナ”、2006年10月29日現在で53歳(1952年もしくは1953年生まれ)。夫との熟年離婚を考えている。名前の由来は「いいのかな?」。
- 携帯の着信音は音程の外れていないBOØWYの「Marionette -マリオネット-」。
- 刈谷 勇(かりや いさむ):杉崎真宏
- 安部の元同級生。AB型のRh-という珍しい血液型。名前の由来は「キャリヤイズム」。
- 東京大学を卒業後、ハーバード大学に進み、卒業。現在は六本木ヒルズにあるIT系の会社に勤めるサラリーマン。圧倒的優位に立ちつつも、なぜか安部をライバル視し、安部に絡んでくる。当初「嫌な奴キャラ」であったが、安部との微妙な友人関係が明らかになるにつれ、「結構いい奴」であるとファンも多い。
- 笑い声をはじめ、周囲の者に“テンプルにカチン”とくる行動をとるのが特徴。
- 妻と娘がおり、妻とは学生時代の大恋愛の末に結婚。妻の名は“イズミ”。なお妻の生年月日は安部と一緒である。
- また娘がおり“のんちゃん”と呼んでいる。実は非常に子煩悩であり、娘とはペアルックのパジャマを着ている。
- また社会人サッカーチームに所属し、キャプテンを務め、そのレベルはJリーグからも誘いを受けるほど。
- 携帯の着信音はスターウォーズのオープニングテーマ曲。
- 大場 嘉門(おおば かもん):増田晋
- 安部の上司。(役職は部長)長野県出身、血液型はB型。名前の由来は「大バカモン」で、彼の口癖でもある。何故か安部の「フツーらしさ」に信頼を置いている。
- 周囲には美食家として知られており、愛読書は「東京カレンダー」と「大人の隠れ家」。また「LEON」も愛読していることから、いわゆるちょい不良オヤジであるが、反面、熟年離婚の危機も感じている。
- 子供が2人おり、息子の名は“まなぶ”、娘は“けいこ”(名前の由来はリクルート発行のスキルアップ情報雑誌『ケイコとマナブ』)。
- mixiに興味を持つも招待状が貰えず、安部や飯野、優に頼むも誰も招待状を送らず、mixi八分になっていた。(その後、誰かから貰えた様子。)
- 趣味は自分の経験を元にした官能小説の執筆。(2006年のゴールデンウィークには浮気相手と沼津に行っている。またニューヨークにも“シンディ”という浮気相手がいる様子。)特技は金魚すくい。
- 浮気相手に会いに鹿児島県の枕崎に行ったこともある。(結局会うことは出来なかった)
[編集] 安部礼司のヒロインたち
- 現在、安部が主に好意を寄せているのは優だと思われるが、これまでに安部が好きになった、もしくは好意を持たれた女性たちが存在する。
- 西園寺 玲子(さいおんじ れいこ):
- 第7・8回に登場。
- 鹿児島県枕崎市出身。
- 大日本ジェネラル コンテンツ開発部課長。最初は安部と反目し合っていたが、徐々に安部の「フツーな部分」に惹かれていった。
- しかし、本人の希望であるニューヨークへの赴任が決まり、安部の前から去ってしまう。
- 大場と一緒に沼津へ行った浮気相手が彼女だと思われる。
- がんばりすぎる性格で、その辺を安部と大場は心配している。
- 岩月 加奈(いわつき かな):小関里恵
- 第17・18・22・29・30・33・36・37・38回に登場。
- 宮城県石巻市出身。
- 安部のオフィスの近くにある衣料品店の元店長。安部と同じ軒先で夕立の雨宿りをしていた時にドラマ的な出会いをはたす。
- 安部と一緒におばけ屋敷へデートに行くなど、かなり親密になるが彼女の父親が病気に罹ったために衣料品店を辞め、東京から去ってしまう。
- しかし、時々メールでのやりとりはしている様子で、2006年の安部の誕生日には感動的なおめでとうメールが送られた。
- 趣味は読書と旅行で好物はホットケーキ。好きな場所は図書館と鴨のいる公園。
- 2006年12月に東京に戻ってきた際には突然、大日本ジェネラルを訪れ、安部に「萩の月」を置いてゆくなど、徐々に安部に対し積極的になっている様子。
- しっかりしていながらも、その落ち着いた雰囲気で、レギュラー陣と比べても非常にファンが多い。
[編集] 芸能人ゲスト
括弧内は出演回。
- 谷 啓(第4回)
- 大日本ジェネラルの会長役として登場。安部に「記録より記憶だよ。」と諭すような言葉を残す。
- ルー大柴(第27・28回)
- タクシー運転手の麻生ジロウとして登場。英語を覚えようとしている安部に対して、英語のレクチャーをしようとする。さらに安部の通う英会話スクールでも遭遇し、そこでは麻生と刈谷のかなり濃い共演が行われた。最後には帰宅する安部を乗せて、帯広までトゥゲザーしようとした。
- また次の回では、社員旅行で茨城県大子町に行く際にカーナビゲーションの音声として登場し、さらに泊まった宿の主人、“マイケル近藤”としても登場している。
- 古谷 徹(第37回)
- 大日本ジェネラルの新人社員、安室礼司役(機動戦士ガンダムの主人公、アムロ・レイのオマージュ)として登場。安部とともに忘年会の会場探しに奔走し、その忘年会で大場とタカアンドトシのネタを披露するなどの活躍を見せた。その後、大阪へ転勤となる。
- なお、この回ではガンダムに関連する用語・セリフがネタとして多く使用された。
[編集] 特番
- 特番は原則として東京地区ローカルで放送される。
- 2006年8月6日日曜日 19:00-20:00(JST) サンデースペシャル あ、安部礼司 -BEYOND THE AVERAGE- スペシャルエディション ~ザ・番外編
- 2006年11月23日木曜日 18:00-19:00(JST) ホリデースペシャル あ、安部礼司 -BEYOND THE AVERAGE- 今さらツボなセレクション 冬の陣
[編集] スタッフ
- 脚本:北阪昌人 ・村上大樹
- 協力:クリオネ ・ナイロビ ・ワタナベエンターテインメント・劇団青年座・東京俳優生活協同組合
- 企画・原案:堀内貴之
- プロデューサー:春山宏明(編成制作局番組制作部専任部長)
- 総合演出:勝島康一(MEGAHOUSE)
- 演出:田中豊(MEGAHOUSE)・高橋智彦
[編集] 外部リンク
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