吉田栄作
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吉田 栄作(よしだ えいさく、1969年1月3日 - )は、神奈川県秦野市出身の俳優、歌手。ワタナベエンターテインメント所属。矢沢永吉と浜田省吾を尊敬している。
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[編集] 人物
1988年に「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパン」でのグランプリ獲得がきっかけとなり、映画『ガラスの中の少女』でスクリーン・デビュー。阿部寛、風間トオルらと共にモデルやモデルオーディション上がりという、新しいタイプのイケメン俳優のハシリだった。当時のトレンディドラマにも多数主演して人気を博し、1991年、当時世界的に流行し始めた「クライムサスペンス」を思わす『もう誰も愛さない』の主演は大きな反響を呼んだ。吉田らが俳優としても成功を収めたことで、モデル上がりは顔だけで中身が無い、と言われる事なく、多くの後続が続いた。なお現在隆盛を極めているモデル上がりの女優、女性タレントはこの頃はまだ存在しなかった。吉田らの成功は、演技力は別として男女タレントのルックスを大きく向上させたといえる。
1989年に『どうにかなるさ~Chasing My Dream』で歌手としてもデビュー。1990年・1991年に紅白歌合戦に出場した。
90年代は加勢大周・織田裕二と3人で「トレンディ御三家」「平成御三家」と呼ばれ、吉田は長男格であった。しかし、あまりにも自尊心の高さをアピールする芸風が一時一人歩きし、1995年に芸能界を一時期休業。役者修業のため渡米。この頃に結婚したため「ヒモ」と揶揄する芸能マスコミが多かった。
帰国後1998年、ドラマ『流通戦争』(NHK系)で復帰。後、「マネーの虎」(NTV)の司会者として人気が復活。以来、精力的に連続ドラマに出演し、演技力が高い評価を得る。また新国立劇場での舞台は舞台俳優としての力も見せ付けた。夫人はモデルの平子理沙。
[編集] 逸話
- 若い時はツッパリで有名。ナベプロに入っても先輩中山秀征と口も聞かなかったが、たまたま飛行機で一緒になり、矢沢永吉が好きと言う話で意気投合。しかしどっちが好きか、で言い合いになりお互い譲らなかったが、「これでもか」と吉田が矢沢永吉著「成り上がり」をポケットから取り出した。余談であるがアメリカに俳優の修行をしにいくときに「俺は絶対ジャンボになってやる」と言った事がある。
- 「ビッグになる」と秦野から上京したが、東京は近すぎたので、その先江東区あたりで部屋を探した。ところが思ったより家賃が高かったので先の方まで行き、結局江戸川区平井に住むことにした。東京の端っこの方で、サクセスストーリー第1章には申し分無いと感じたらしい。
- 『笑っていいとも』初出演の時は浜省の話を披露した。一番好きな曲が「マネー」で、この曲の後半部分の一節「最高の女とベッドでドン・ペリニヨン (Dom Pérignon)」と歌う所が特に好きで、今でこそ最高級シャンパン、ドンペリと言えばよく知られているが、当時はあまり知られていなかったため、ドン・ペリニヨンとは女とやらしいことをする、という意味だと思っていた。ビッグになって金を掴んだら「女とドン・ペリニヨンする」のが目標だったらしい。
- デビューからまもなく大ブレイクした年にベスト・オブ・ジーニストを受賞。感想を求められ、「受賞出来ると思ってました。来年は加勢大周くんにあげてください」とコメント。とにかく強気で自尊心が強く、ドッキリ番組(自転車でトレーニング中にスピード違反で逮捕されるという仕掛け)で馬鹿にされたことに怒り、セットを破壊して立ち去ったこともある(そのままオンエアされた)。
- 一時期の吉田栄作の有名度を示すエピソードがある。「とんねるずのオールナイトニッポン」というラジオ番組に「どうしてお前はそんなに熱いんだ!」というコーナーがあった。リスナーが吉田の本当の発言やリスナーが創作した吉田の発言を評論するもので、最後は「おい、栄作~(命令形)」で終わる葉書が多く、最後に吉田を誹謗中傷するものが多かった。
- 芸能活動一時休止以前は、「俺はアーティスト」と自らを総合的な芸術家と考えているコメントが多かった。
帰国後は、実力派の俳優として地に足の着いた活動を続けており、最近作の亡国のイージスなどでは演技力を評価する声も多い。
[編集] 歌手活動
[編集] シングル
他多数
[編集] アルバム
[編集] 出演
[編集] ドラマ
- 流通戦争(1998年1月、土曜ドラマ)
- 柳橋慕情(2000年)
- ダイヤモンドの恋(2005年)
- ◇日本テレビ系
- いつか、サレジオ教会で(1991年、「水曜グランドロマン」)
- 愛さずにいられない(1991年10月~12月)
- 嘘つきは夫婦のはじまり(1993年4月~6月)
- ステイション(1995年1月~3月)
- 七曲署捜査一係(1998・1999年)香川達也・刑事 役
- ◇TBS系
- 誘惑(1990年4月~6月)
- クリスマス・イブ(1990年10月~12月)
- 徹底的に愛は・・・(1993年10月~12月、「FRIDAY DRAMA」)
- ブラックジャックによろしく(2003年)
- 新しい風(2004年4月-6月、木曜22:00-22:54)
- ◇フジテレビ系
- 君の瞳に恋してる!(1989年1月~3月)
- キモチいい恋したい!(1990年)
- 世にも奇妙な物語 『大予言』『言葉の戦争』(1991年)
- もう誰も愛さない(1991年4月~6月)
- 君のためにできること(1992年7月~9月)
- 天童よしみの歌姫探偵シリーズ(2002年~2004年、金曜エンタテイメント)
- ◇テレビ朝日系
- はぐれ刑事純情派2(1989年4月~10月)
[編集] 映画
[編集] バラエティ
[編集] 吹替作品
[編集] 外部データ
- 吉田栄作のclub A・M・B(ワタナベエンターテインメントによるページ。本人のブログ)