藤岡好明
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藤岡 好明(ふじおか よしあき、1985年3月12日 - )は福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(投手)である。
目次 |
[編集] 略歴
- 身長/体重 176cm/80kg
- 投/打 右/右
- 血液型 O型
- 出身地 大阪府豊中市
- 球歴・入団経緯 宮崎日大附属高-JR九州-福岡ソフトバンク(2006~)
- プロ入り年度/ドラフト順位 2005年/大学・社会人3巡目
- 背番号:40
- 英語表記:FUJIOKA
- 守備位置:投手
サイドスローから投げる150km/h近い、切れ味抜群の速球が武器の投手である。変化球も多彩で、スライダー、シンカー、シュートなどを投げる。主に中継ぎで登板し、吉武真太郎(現巨人)や馬原孝浩とともに2006年のホークス勝利の方程式を形成した。
[編集] 来歴・人物
JR九州時代は樋口龍美(中日ドラゴンズ)、町豪将(オリックス・バファローズ)など、先輩に好投手が多かったため試合に出ることこそ少なかったが、その素質は一部のスカウトの目には既に止まっていた。樋口、町が退団した後は主にリリーフとして活躍し、チームを先輩2人も成し得なかった、都市対抗野球ベスト4へと導いた。
入団時から即戦力として期待され、チームのルーキーでは松田宣浩とともに開幕一軍を勝ち取った。また、初登板時は2死満塁のピンチだった。それ以降もルーキーとは思えない度胸、マウンドさばきが評価されており、首脳陣からも信頼されている。
2006年5月19日ヤクルト戦でプロ入り初セーブ。この試合藤岡は6-3とリードした場面で7回裏1死一、三塁で登板、5連続三振と快投を見せ8回裏まで投げ終えるが、雨が降りだしこのまま降雨コールドで試合終了したためセーブが付いた。もし9回裏があったなら馬原が登板したと思われるので、このセーブは偶然ついたとも言える。
パリーグの新人最多登板記録を更新する62試合に登板し、リーグ2位の31ホールドポイントを記録した。シーズンを通して被本塁打が1本もなかった。
[編集] 通算成績(2006年シーズン終了時)
[編集] 年度別投手成績
年度 | 球団 | 背番号 | 登板 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールドポイント | 勝率 | 投球回 | 奪三振 | 失点 | 防御率 |
2006 | ソフトバンク | 40 | 62 | 5 | 3 | 1 | 31 (26ホールド) | .625 | 65 2/3 | 65 | 20 | 2.60 |
[編集] 記録
- プロ初登板 2006年3月26日 対千葉ロッテ2回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)
- プロ初勝利 2006年5月25日 対横浜3回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)
- プロ初敗戦 2006年6月3日 対阪神5回戦(阪神甲子園球場)
- プロ初セーブ 2006年5月19日 対東京ヤクルト1回戦(明治神宮野球場)
- プロ初ホールド (初登板に同じ)
- パリーグ新人最多登板記録 62試合
[編集] 関連項目
福岡ソフトバンクホークス - 2007 |
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