稲嶺誉
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稲嶺 誉(いなみね ほまれ、1980年10月21日-)は福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(内野手)である。
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[編集] 概要
- 身長・体重:167cm、64kg
- 投打:右投左打
- 血液型:A型
- 出身地:沖縄県糸満市
- 球歴・入団経緯:沖縄水産高-東京農大生産学部-ダイエー・ソフトバンク
- プロ入り年度・ドラフト順位:2002年・8巡目
- 背番号:60
- 英語表記:INAMINE
- 守備位置:二塁、三塁、遊撃
新垣渚とは、自主トレを共に行う仲である。また大学の同期に小森孝憲(現東京ヤクルトスワローズスタッフ)がおり、大学・学部の後輩にホークスの後輩である小斉祐輔がいる。
[編集] 来歴
沖縄水産高では、現在も同僚である新垣渚とともにプレー。3年生の時に選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会に連続して出場。高校卒業後は北海道網走市に所在する東京農大生産学部に進み、大学では1年生からレギュラーとして活躍。全日本大学選手権に4度出場した。道六大学リーグでは首位打者3回、ベストナイン6回。
2002年ドラフト8巡目で福岡ダイエーホークス(後に福岡ソフトバンクホークス)に入団。ルーキーながら同年の日本シリーズにも出場した。元々左打ちであったが、2005年は両打ちに挑戦し1軍でも結果を残している。しかし2006年は初心に戻り、再び左打ちに専念することになった。練習を見ていたファンが「(黒が基調の)ビジターユニフォームを着ているのかと思った」と言われるほどユニフォームを汚してプレーする練習熱心さがある。
2006年10月9日、西武とのプレーオフ第1ステージ3回戦、1-0で迎えた7回表2死二、三塁のチャンスで代打に登場。ここまで打ちあぐねていた西武先発の西口文也の初球を見事にとらえ起死回生の同点適時打を放った。この2日前、松坂大輔に完封を喫した1回戦でも1-0の9回表に代打で登場しているが、結果は遊飛。レギュラーシーズンでは打率わずか.196に終わっており、このような大事な場面での代打起用は疑問符のつく采配だったが、森脇浩司監督代行が試合後に語ったところよると、西武ドームの芝はボールが跳ねやすく、稲嶺のように足が速く三振が少ない打者を大事な場面で使うつもりだったそうである。ちなみに、プロ入りした2003年に森脇はホークスの2軍監督に就任しており、現役時代同じ内野のユーティリティープレーヤーであった森脇の秘蔵っ子と呼べる存在である。
その後フリオ・ズレータの勝ち越し本塁打などが飛び出し、チームは第1ステージ突破を果たした。
[編集] 2006年までの通算成績
82試合 打率.195(133打数26安打) 0本塁打 9打点 7盗塁
[編集] 2006年シーズンの登場曲
「等身大のラブソング」/Aqua Timez・・・バッターボックスに入る際に、球場内で流れる。
[編集] エピソード
[編集] 関連項目
福岡ソフトバンクホークス - 2007 |
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