ロボやおい
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ロボやおいは、1980年代から発生したやおいの新ジャンルの一つ。
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[編集] 概要
人間を対象としたストーリーではなく、自我をもつロボットの中で、男性的人格を持つロボット同士の恋愛物語を書いた二次創作(同人)を意味する。自我=心を持つロボットとして有名なのは、タカラのトランスフォーマー、サンライズの勇者シリーズ、セガの電脳戦機バーチャロンなどが挙げられる。
通常、やおい発生前には、男女同士の性行為に対する文献が先にあり、その後からやおい文化が出来上がったのである (その経緯については、やおい#なぜやおいになるのかを参照の事)。その発生期限は定かではないが、ロボやおいは、ロボットの男と生身の女、生身の男とロボットの女での性行為(仮称としてロボプレイとしておく)という、成人指定作品で見られる技法の段階を踏んでから出来上がったのではないかと推測はされる。(人間のノーマルカップリングとやおいの差と同じ事)ロボやおいの対義語は、ロボットの男女で行為を行う事である(仮称としてロボエロとしておく)。
通常のやおいと違う点は、ボーイズラブなどと言った青少年同士の純愛や、少年愛、ショタコン、萌え、オヤジ、鬼畜、果てはコスプレまで全て対象がロボットに網羅されている為、その幅は広い(例・ショタロボ)。
ジャンルも漫画・小説・CM・キャラクターとこれもまた幅広く、「ロボやおいはこのジャンルだ」という定義が存在しない。移り変わりの激しい一般のやおいの中において、一度はまると長く続ける傾向が高く、一部の腐女子、腐男子は10年以上も活動・ファンを続ける者も存在する。
個人の趣向により、各分野でもカップリングは多種多様。しかし、人間と違いロボットの数は全体的に少数である事。作品によっては時代の経過と共に資料入手の困難(DVD・LD・セルビデオから地方独特のキャラ)及び同種ファンが地元・近辺にいる割合が低く、近年までは一部の大手イベントが開催される地区以外はマイナー中のマイナーとして認知されずにいた。しかし、1990年代後半からのインターネットの普及により、チャット・メールによる他地方同士の交流が容易となり、着々とその人口を増やしている。
なお、擬人化の歴史については擬人観を参照のこと。
[編集] 来歴
それまではごく一部の少数派のみで行っていたロボやおいが、パロディ作品として表面化され一般化しだしたのは、無論今まで水面下ではあったファンの交流もさることながら、1980年代中ごろに放送された、変形ロボット玩具シリーズトランスフォーマーのアメリカ版アニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」が大きく影響を与えた。
それ以前は、特撮ロボットの家元である東映戦隊シリーズのバイオロボなど、一部人格を持つロボットなどは存在したが、その大半が巨大ロボット、または「いかにも私はロボットです」といったものばかりであった(ロボットの存在自体がただの道具であったり兵器であった)。
だが、トランスフォーマーはその頭身が従来のロボットよりも低く、かつ人間以上に人間くさい感情。そして戦争や友人関係、恋人、世界平和、宇宙征服、下克上、友情、野望、使命感などそれまで人間にのみ当てはまっていた数々の要素が織り込まれ、時のファンは衝撃的な内容にカルチャーショックを覚える。その後、アメリカから日本に作画が変わった事でロボット達の容姿がアメリカ風のごつい体型から、日本風のすっきりとしたスタイルに大まかな路線が変わった為、初の日本作画「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」以降、彼らをやおい的にみる風潮が表面化しだした。
また、1985年6月にバンダイの横井孝二氏がデザインした、ガンダムシリーズを二頭身化したSDガンダムの登場により、人物と同様に人格のある存在として描かれるきぐるみ効果のような手法(ロボットや動物系キャラクター等の着ぐるみを人間が装着する。コスプレの項目参照)が作画の手法として広められ、以降のテレビや漫画業界で、ロボット=人間のような人格を持つ という、登場物ではなく登場キャラクターとしてのロボットの存在が一般化した。
以降、トランスフォーマーの事実的後継作であり、1980年代トランスフォーマー最終作である「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV」の後にはじまった勇者シリーズの「勇者エクスカイザー」にトランスフォーマーからのロボやおいファンは移り、時期は被ったものの、1990年代後半まで続いた勇者シリーズの地上波最終作「勇者王ガオガイガー」と入れ替わる形で1990年代トランスフォーマー最新作、「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」が始まり、2005年「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」まで、ロボやおいファンを引き連れるカリスマ的作品となった(一部ケーブルテレビなどでは、ギャラクシーフォースより前だが地上波未発表の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」も存在する)。
(勇者シリーズも、地上波終了後は「勇者王ガオガイガー」の続編であるOVA「勇者王ガオガイガーFINAL」と、勇者エクスカイザーから勇者王ガオガイガー、そしてゲーム版オリジナル勇者を追加した「新世代ロボット戦記ブレイブサーガ」シリーズと「新世紀勇者大戦」が存在する)
アニメの黄金期と呼ばれ、今なおDVD化などで絶賛される1990年代には、それまで軍事面ばかりであったロボットデッサンの種類が増え、当時考えられる限りのロボット作品のバリエーションが多く展開され、今日のロボやおいの土台となるジャンル設立へと繋がった。
近年では、今まで男子向けアニメ風な設定とは無縁であった少女漫画にもロボットは浸透し、「魔法騎士レイアース」を皮切りに(少女誌初のロボット漫画と、原作CLAMPのスタッフは公式に述べている)近年の少女漫画でも、意思のあるロボットの存在は作品の大きなポイントとなる傾向が高い。
[編集] 人間ジャンルと比例するロボット作品一覧
1980年代~2006年代 一部抜粋 ここにあるのは一部です
- 熱血スポコン物 例・あしたのジョー 巨人の星 エースをねらえ!
- トップをねらえ!
- 疾風!アイアンリーガー
- 機動武闘伝Gガンダム
- 刑事ドラマ物 例・あぶない刑事 スケバン刑事 太陽にほえろ
- 特捜戦隊デカレンジャー
- 勇者エクスカイザー 太陽の勇者ファイバード 勇者警察ジェイデッカー
- 機動警察パトレイバー
- 機甲警察メタルジャック
- 探偵物 例・名探偵ホームズ 名探偵コナン
- 快傑蒸気探偵団
- テツワン探偵ロボタック
- レスキュー物 例・め組の大吾 バックドラフト
- マシンロボレスキュー
- 特救指令ソルブレイン
- 格闘技物 例・あしたのジョー 巨人の星 エースをねらえ!
- マシンロボ クロノスの大逆襲
- 鉄道物 例・車窓の窓から
- ヒカリアンシリーズ
- 神話・童話・民話物 例・聖闘士星矢 アリオン ラグナロクオンライン
- 魔神英雄伝ワタルシリーズ
- ヤマトタケル
- 冒険ドラマ物 例・インディージョーンズ
- 黄金勇者ゴルドラン
- 轟轟戦隊ボウケンジャー
- 学園ドラマ物 例・三年B組金パチ先生 教師びんびん物語
- 女神候補生
- 学園戦記ムリョウ
- 高速戦隊ターボレンジャー
- 音楽番組物 例・うたばん ミュージックステーション
- マクロス7
- アイドル・美少女ゲーム物 例・サクラ大戦 シスタープリンセス
- 銀河お嬢様伝説ユナ
- 卒業 ~Graduation~ 聖羅V
- 思春期美少女合体ロボ ジーマイン
- 時代劇物 例・水戸黄門 大賀越前 大河ドラマ各種 銀魂
- 武者頑駄無
- キャッ党忍伝てやんでえ
- 戦国武将列伝 爆風童子ヒッサツマン
- 騎士物語物 例・指輪物語(ロードオブザリング) 円卓の騎士
- SDガンダム外伝
- ファンタジー物 例・ハリーポッターシリーズ ナルニア国物語
- RPG伝説ヘポイ
- 魔法騎士レイアース
- 奇鋼仙女ロウラン
- 家族物 例・家なき子 渡る世間は鬼ばかり
- 銀河漂流バイファム13
- 地球防衛企業ダイ・ガード
- 地球戦隊ファイブマン
- 恋愛ドラマ物 例・月9各種
- 鳥人戦隊ジェットマン
[編集] 大前提・そして声という魅力
ロボやおいが成立するにあたり、大まかに以下の点を前提とする場合が多数。
- 同性同士の恋愛を描くに当たり、必要な『パーツ』は既にあるものとする
- 特に問題がなければ身長は問わない
とくに1は、人間なら無条件で存在する為苦なく進むものにたいし、どうしてもロボットには『パーツ』があるとは思えない、という見解である。大半はこれを、既に存在しているという暗黙の了解をもって話を進めるのが一般の風潮である。しかし、大前提があるにしろ、どう見たって装備していないだろうと言わざるをえないロボットが確実に存在する。その為、ファン達は仲間同士の交流などで、日々そのあたりの問題を解決するという、進化するやおいを自然と身につける。これは同時に、疑問を現実的に整理するという事にもつながり、よりいっそうなジャンル拡大へとも繋がった。
しかし、同性愛とは批判的なファンからみれば、これは偏見や批判が大きく、ロボットジャンルにとっては冷戦に近い状態にまで今なお追い込まれる物も少なくないことを述べさせてもらう。
また、声優は人間キャラの人気のポイントの一つだが、ロボットの声優は、ある意味人間よりも大きな役割を持つ。
これは、人間キャラはアニメ市場では圧倒的多数を占め、視聴者は好きなキャラを自分の好みで選ぶ事が出来る。しかし、前にも述べたがロボットキャラの数は人間よりも少ないため、ロボット声優はある程度の実力者が演じた方がキャラとしてのインパクトが出るためだと思われる。東映の戦隊シリーズで古くから活躍する役者(特に有名なのは超新星フラッシュマン以降、サー・カウラーや大教授ビアスなどを演じた中田譲治、レー・ワンダーやドクターケンプなどを演じた広瀬和久(現・広瀬裕))が声優に移転したり(元が役者なので声優演技が独特)も銀河声優伝説として今なお生きた伝説となっている銀河英雄伝説・略して銀英の超豪華声優陣がのきなみロボット声優を演じ(銀英で採用した声優は若手含め実力者ばかりである)、究極は色気があるロボット声として主役だろうが脇役だろうがロボ作品・シリーズにこの人が出ない筈がないと言われる速水奨が参戦(その実力は、トランスフォーマー ギャラクシーフォースでナレーター兼用主要キャラとして全話登場など、ますますロボ声優としての不動の地位を確定している)。
世間一般の有名声優の代名詞である池田秀一も、SDガンダムフォースでコマンダーサザビーと赤ザコ(語尾に『~をするのだザコ』と付けるのがかなりの衝撃だった)という二キャラを演じわけ、ロボット声優イコール有名声優という傾向が高く、現在の実力派声優のその大多数がロボット経験者であると見て可笑しくは無い。
これら、ロボット経験声優が出演する作品群の中で有名な物の一つは、コーエーの女性向けゲーム『アンジェリーク』である。『アンジェリーク』は主人公の少女と守護聖と呼ばれる9人の(2006年時点では守護聖は18人。それ以外は8人)美形男性キャラクター達が恋愛を繰り広げるゲームである。元々はスーパーファミコン発の恋愛ゲームなのだが、現在のゲーム業界ではキャラクターに声優を起用するのが常識化した為、同ゲームでも起用したと思われるものの、作品内では色気があるロボット声の速水奨演じる光の守護聖ジュリアスを筆頭に、実に13人が主役級のロボット声優経験者(全体だと攻略可能全25人キャラ19人)。その他ストーリー上攻略ができないキャラクターもロボット経験者が多く、声優が三度も変わった闇の守護聖クラヴィスを演じた声優は全員が有名経験者である。
アンジェリークはネオロマンスシリーズと呼ばれるコーエーの女性向け恋愛ゲーム群の一つであり、残りの遙かなる時空の中でシリーズ・金色のコルダでは置鮎龍太郎以外目だったロボット声優はいない(勇者シリーズは小西克幸と中原茂が出ている)。
[編集] ロボット間の同性愛の定義
同性愛の項目を参照としてもらうが、ロボットは人間と違い妊娠といった工程が殆どない(一部では妊娠・出産というプロセスを持つものもある)ので、人間世界よりは同性愛については気薄またはノープロブレムのどちらかか、思考自体が人間を基準としているものの何れかしかないと考えられる。ロボットも人も、基本性行為は同一だと思われる。しかし、ここにロボットとしての特色を出すのが、ロボットにおける同性愛の醍醐味であるのもまた真実であるのは間違いない。
ロボットが性的行為を行うか否かという疑問も浮上する。しかし、その事に関しては何も問題はない。なぜなら、この同性愛を行うか否かという葛藤そのものが、すでにロボやおいの醍醐味のひとつであり基本である。
[編集] アイアンリーガー
サンライズ・タツノコプロなどによって、ロボットによる様々なバリエーションが発表されて以降、ロボやおいが普及するにあたり大きく役割を与えた作品が幾つかある。その内に、バンダイから発表された疾風!アイアンリーガーがある。これは、偶然の確立ではあるが、織田信長のような『歴史が大きく変動する時代』に『歴史を大きく変動する位置』に存在した作品であるという見方が強い。
アイアンリーガーは、それまでの『子供の友達』や『家庭の仲間』『戦いのロボット』というのではなく、生活の為に自分で働いて家族と暮らす『普通に生活する一般市民(一般ロボット)』という見方を覚える作品になったのは間違いない。
多少失礼な言い方だが、当時、まだ手探り状態であったロボやおい界において、アイアンリーガーは実に書きやすい作品であった。
シチューションにしろ、同じサッカーチームのパートナー同士が、試合の後に何時書に酒を飲みにいきホテルに一泊するだとか、兄弟が自宅でテレビを見ながら寛いでだとか、とにかく、予測される様々な事態が、人間の設定と殆ど大差ないのが最大のポイントであると見受けられる。デザインはスポーツ選手、等身は当時放映していた魔神英雄伝ワタルのような三頭身。等身が低い・外見が人間に近いという事で、人間でつちかった、やおい画法技術をほぼそのまま流用する事が出来たのである。
アイアンリーガー以前にも、等身が同じ位のロボット(人間サイズ)は他にもあったが、アイアンリーガーは、ロボやおいが発生し始めた年代の、ロボット作品が各アニメ製作会社で作られ始めた時期に、ロボやおいとしての基本的画法が出来上がろうと画策していたロボやおいファンにとって、丁度いいタイミングで登場した作品であるのは、間違いない。
[編集] ロボット特有の方法の一部
注意 正式な名称は無く、読み手・書き手などにより名称が違うので注意。ここで使用しているのは、その中でも名が通っている物の一例である
- コネクター / コードレス
- いわゆる無線LANやデータの送信によってなりたつ行為。人間では薬といった神経・精神汚染による方法に酷使する。ロボットの認識する外部情報(痛みなど)を快感として認識するように信号を切り替えたり、機体に触れずに快感を与えるなどといった事。専門パーツが存在しないという定義で話を進める設定によく使われる。
- 打撃 / 攻撃
- ロボットのもつ痛みという認識を快感に変えて行う行為または痛みそのものを快感としてうけ取る行為。痛みも快感も『信号』である為、ロボット個人がどう受け止めるかは自由といった行為。人間ではマゾにあたる。
- 合体愛
- ロボットの兄弟特に双子に多く見られる。大半は合体する事を前提とした兄弟であり、兄弟という認識も、元々は合体をよりスムーズに行うためのプログラムの一環である。だが、このプログラムが極度に成果を上げた場合、ナルシズム的状況、近親愛に発展するという事。やおいかどうかは置いておき、疾風アイアンリーガーのキラー兄弟、勇者エクスカイザーのレイカーブラザーズ、微妙な所で勇者王ガオガイガーの氷・炎・風・雷・光・闇の6兄妹(注・双子が三組)、さらに微妙なトランスフォーマー・カーロボットのファィアーコンボイとゴッドマグナス、NG騎士ラムネ&40の守護騎士ブルマン&キリマンなどが当てはまる。
- 電脳世界/仮想現実
- コンピュータ上(=サイバースペース)で作られた人工世界。コンピューター内部の擬似空間に各自ロボットの人格データを一時的にダイブインする事ではいり、活動する事ができる。(某インターネットロープレゲームと似たようなもの)そこでは、自身のプログラム解析精度によって、現実世界ではできない『ありとあらゆる状況』を行うことができる。
- 人間も入る事が可能であり、シミュレーテッドリアリティ(Simulated reality)と呼ばれる場合もある。
- テレビ・ゲームなどの実作品では、漫画・ツインシグナル、テレビアニメ・電脳冒険記ウェブダイバー、ゲーム・ロックマンシリーズ、特撮テレビ・電磁戦隊メガレンジャー、洋画・マトリックス・トータル・リコールなど、機械工学又は近未来科学を主設定とした作品で実際に使用されている。
- 超巨大身長差
- 身長1メートル一頭身ロボと、40メートル級八頭身ロボといった、体格が明らかに違うが恋愛をする事。この場合は通常の性行為は不可能だが、先ほど述べた電脳世界やコネクターを使えば、電脳空間内で実際は差がある身長を同身長になるようグラフィックを調整したり、中継機械を使用して神経回路を共有する事などで解決できる。例えて言うなら、大型トラックから変形するトランスフォーマーのコンボイと、片手・手の平サイズのミクロマン・マグネパワーズのロボットマンといった身長差でも可。
- 体格の違いから起きる、データ処理能力さもまた、電脳空間上では誤差調整処理によって解決できる。
[編集] ロボやおい用語
注意 正式な名称は無く、読み手・書き手などにより名称が違うので注意。ここで使用しているのは、その中でも名が通っている物の一例である
- 専門パーツ
- 人間の男性器にあたる。別名アタッチメントツール。後付タイプであったり、用途は色々。
- ダイブイン
- ネットを中継し人格データを電脳空間に接続する事。本体との接続を保ったまま行うものと、パーソナルデータ全てを電脳世界に入れるのと二種類ある。
- テレビ・ゲームなどの実作品では、漫画・ツインシグナル、テレビアニメ・電脳冒険記ウェブダイバー、ゲーム・ロックマンシリーズ、特撮テレビ・電磁戦隊メガレンジャー、洋画・マトリックス・トータル・リコールなど、機械工学又は近未来科学を主設定とした作品で実際に使用されている。(電脳冒険記ウェブダイバーのウェブ(泳ぐ)とダイバー(泳ぐ人)はインターネットウェブの世界に潜る人という意味)ダイブ(潜る)とイン(入る)を組み合わせた言葉。ネットイン、ログインとも言う。
- 有機物 / 無機物
- 金属生命体ロボットと純粋なロボットという意味。トランスフォーマーなどは金属生命体と呼ばれ、種として確定している。逆に勇者シリーズの勇者特急マイトガイン・勇者警察ジェイデッカーと言った、誕生前後全ての工程を人間が設計・製造するタイプは全て無機質系と呼ばれている。ただし、中にはメダロット・ヒカリアン・東映戦隊シリーズのV-レックス・ターボロボ・ターボラガーなど、人間の手によって作られた有機細胞を持つロボットや、トランスフォーマーのゴッドジンライなどロボットに人間の心が宿った者、機体そのものは純粋なロボットだが色々な事情で生命体が乗り移ったロボット(勇者シリーズのエネルギー生命体など)、金属生命体と有機物生命体(人間)との間に生まれた者などが時代と共に増え、組み分けは微妙である。
- ケモノロボ
- ケモショタ・ケモホモひっくるめて動物型ロボットでの萌え属性。獣耳キャラなどのラブリー系から、変形態が犬・竜・虎など機械動物であるなど。後者の場合は圧倒的に攻めが多い。トランスフォーマービーストウォーズシリーズのキャラクターや、ギャラクシーフォースのフレイムコンボイなど。
[編集] 様々なロボットやおい口論について
ロボやおいは文学という物が発明・発展したという見方でいけば、小説家カレル・チャペックが1920年にロボットという存在を言葉として確立した以降に誕生した新しいジャンルである(詳しくはロボット項目の語源参照)。
新しいが為、常日頃、色々な口論・講義などが各ジャンルで絶えない。特に有名なのはトランスフォーマー関係である。いわゆるG1トランスフォーマー等海外シリーズを重視する派の中で、通称平成トランスフォーマーと呼ばれる和製トランスフォーマーに対して『トランスフォーマーと認めない』という一派が、放映時期的にテレビ放送で和製トランスフォーマーしか知らないファンと熾烈な争いをしている。(理由は海外版はビデオレンタルが無い為、映像閲覧が困難である事と同シリーズでも海外版及び日本作画移動直後の1980年代と、セル作画技術とCG技術が発達した1990年代~2000年代では画風の差が激しい事の2点)該当サイトが晒し掲示板という物で文字通り晒される等、苛烈を極めている。 など、実に数多くの口論が繰り広げられている。
熾烈な物もあれば、平和的論議のジャンルもある。例としてSDガンダムがあるので、SDガンダムフォースの三体のガンダムを題材とする。
キャプテンガンダムはネオトピアに存在するSDGと呼ばれる組織が作り上げた純粋なロボットである。この場合彼は問題ない。問題なのは次の二体。
爆熱丸という武者頑駄無はおにぎり、つまり有機物を食べ、かつ彼の種族はガンダムの男女が協力して子供を作るという、まごうかたなき立派な『生もの』。
最後のゼロにいたっては、精霊の樹というでかい植物から湧き出た泉から半透明の光る卵が底から管理者の意思次第で延々と湧き出ては桃太郎よろしく川に流れて適当な場所で孵化して幼児期すっ飛ばして大人の状態でいろんな知恵をもって生まれてくるというとても見事な妖怪ないし化け物・魔物など人知を超えた存在である。
このように、ロボやおいとはロボット同士である事から、生身と人外とロボットが入り乱れるSDガンダムが、果たしてロボやおいとして区切るべきか今でも解決していない。
[編集] 関連項目
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