荻窪駅
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荻窪駅(おぎくぼえき)は東京都杉並区荻窪にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅。東京地下鉄の駅番号はM-01である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東日本旅客鉄道
- 東京地下鉄
[編集] 駅構造
[編集] JR東日本
島式2面4線の島式ホームを持つ駅である。東口は地下部分に改札があり、そこから南北にそれぞれ南口・北口があって、地下駅のようになっている。西口は橋上駅舎になっており、そこから南北に通じている。
2006年12月現在、北口・ホームでバリアフリー化工事(エレベーター・エスカレーター設置工事)を実施しており、中央・総武線(各駅停車)ホームの三鷹方階段、中央線(快速)ホームの新宿方階段、北口階段の西側半分が閉鎖されている。
- のりば
- ■中央・総武線(各駅停車) 三鷹・高尾(早朝・深夜のみ)方面
- ■中央・総武線(各駅停車) 新宿・御茶ノ水・錦糸町・千葉・東京(早朝・深夜のみ)方面
○東西線直通 高田馬場・大手町・日本橋・西船橋方面 - ■中央線(快速) 立川・八王子・高尾方面(土休日は西荻窪通過)
- ■中央線(快速) 新宿・御茶ノ水・東京方面(土休日は阿佐ケ谷・高円寺通過)
[編集] 東京地下鉄
- 1面2線の島式ホームの地下駅である。ホーム東端と西端の二箇所に改札がある。またこれとは別に、ホーム中央西寄りにはエレベーターがあり、ここにも改札がある。大部分の利用客はJR線との乗り換えが出来る東端改札を利用している。
- 駅の看板にはJR・丸ノ内線のロゴの他、東西線のロゴ(青い丸○)もある。しかし、東西線を利用する場合、中央線経由となるので中野駅までJR線の運賃が別にかかる上、パスネットが使用できないので注意が必要である(当駅から丸ノ内線のみを利用して東西線の駅まで行く場合、大手町駅まで行くか四ツ谷駅から南北線等を経由する必要がある)。なお、東西線直通の乗車券販売及び電車の発車ホームはJR側での取扱いである。
- のりば
[編集] 利用状況
- JR東日本荻窪駅の2005年度の1日平均の乗客数は83,095人(1日平均の乗降客数は166,190人)である。
- 東京地下鉄荻窪駅の2005年度の1日平均の乗降客数は66,154人である。
[編集] 駅周辺
荻窪の街は、東京でも有数のラーメン(荻窪ラーメン)店激戦地として知られる。また地域としてクラシック音楽を支援して、いろいろなコンサートが行なわれている。
[編集] 北口
- 以上の四箇所は西口よりもアクセス可。
- ヒューレット・パッカード
(このビルは元は日本DECの本社であったが、その後、企業合併に伴い、コンパックコンピュータのビルになり、現在はヒューレットパッカード社のビルになっている。荻窪近辺では最も高いビルである。) - 新星堂本社
- 杉並公会堂(西口の方が近い)
- 東京衛生病院
- 荻窪税務署
- 青梅街道(東京都道4号東京所沢線・東京都道5号新宿青梅線)
- 環八通り(東京都道311号環状八号線)
- 四面道交差点(青梅街道と環八通りの交差点)
[編集] 南口
南口に面した道路は、以前は狭く、バス、タクシー、送迎車などが錯綜する状態にあったが、現在は拡幅され、これは概ね解消された。この道路は、以前は一方通行であったが、拡幅後は双方向通行になる予定であった。しかし、地元の反対によって暫定的に一年間一方通行が維持されている。
また、南口より商店街「荻窪南口仲通り商店会」側に渡る横断歩道(本頁上部、2枚目の写真の箇所)は、信号を設置していないため、関東バスが委託する警備員が交通整理を実施しているにもかかわらず、歩行者とバスとが交錯し、危険な状態にあり、且つバスの定時運行の妨げとなっていた。
この対策として、丸ノ内線改札部分を南側に拡張し、道路を渡った箇所に新たに出入り口(南口b)が設けられた。この出入り口には、エレベーターも設置されている。
しかし、エスカレーターが設置されているのは道路手前の南口のみであるため、駅の階段を降る方向である商店街側から駅方向へは新設の南口bの利用者が増えたものの、駅から商店街方向への昇りはエスカレーターが使える従来の南口の利用者が多く、効果半分といったところである。このため、依然として警備員による交通整理が実施されている。
- アメリカン・エキスプレス日本支社
(日本支社があるためか、地元の商店街でアメックスのカードが使えるところが、他の商店街より多い。) - 東京都立荻窪高等学校
- 杉並区杉並保健所
- 杉並区杉並保健所荻窪保健センター
- 杉並区立中央図書館
- 杉並区立荻窪体育館
- 杉並区役所荻窪駅前事務所
- 荻窪四郵便局
[編集] 西口
- 環八通り(東京都道311号環状八号線)
[編集] 北側
- 杉並公会堂
- なごみの湯 湯~とぴあ
- トーアボウル
- 荻窪ユアボウル
- 白山神社
[編集] 南側
- あんさんぶる荻窪
- 杉並区西福祉事務所
- 荻窪北児童館
- 消費者センター
- すぎなみ環境情報館
- 杉並児童相談所
- 東京電力荻窪支社
[編集] 歴史
- 1891年(明治24年)12月21日 - 甲武鉄道(現在の中央本線)の駅として開業。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 政府、甲武鉄道を買収して国有化する。中央線に名称を改称。
- 1909年(明治42年)3月16日 - 中央線、中野~吉祥寺間複線化工事完了。
- 1919年(大正8年)3月1日 - 中央線、中野~吉祥寺間電化工事完了。
- 1921年(大正10年)8月26日 - 西武軌道により新宿軌道線が南口に開業(淀橋~荻窪間、西武軌道線とも。後の都電杉並線)。
- 1921年(大正10年)10月1日 - 西武軌道、武蔵水電と合併。
- 1922年(大正11年)6月1日 - 武蔵水電、帝国電燈と合併。
- 1922年(大正11年)10月1日 - 帝国電燈、旧西武鉄道に新宿軌道線を譲渡。
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 中央線、総武線との相互直通運転開始。
- 1935年(昭和10年)12月27日 - 旧西武鉄道、東京乗合自動車に新宿軌道線の経営を委託。
- 1938年(昭和13年)4月25日 - 東京乗合自動車、東京地下鉄道に吸収される。新宿軌道線の委託を引継承。
- 1942年(昭和17年)2月1日 - 東京市電気局が新宿軌道線(新宿駅前~荻窪駅前間)の委託を継承。→市電38系統
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 東京都制施行。東京市電気局を東京都交通局に改組。(市電を都電と改称)
- 1949年(昭和24年)6月1日 - 公社化により、中央本線などを日本国有鉄道が継承。
- 1951年(昭和26年)4月5日 - 東京都交通局、現西武鉄道から新宿軌道線を買収。都電杉並線と改称する。→都電14系統
- 1956年(昭和31年)- 都電杉並線荻窪駅前停留所、天沼陸橋を経由して荻窪駅北口に移設。
- 1962年(昭和37年)1月23日 - 営団地下鉄(現・東京地下鉄)により営団地下鉄荻窪線が開業。
- 1962年ごろ 中央線荻窪駅、高架化を見送る。
- 1963年(昭和38年)12月1日 - 地下鉄荻窪線との競合により、都電杉並線が廃止される。
- 1964年(昭和39年)9月22日 - 中央線、中野~荻窪間の複線高架化工事完了。(荻窪駅前後に限り高架化見送り)
- 1966年(昭和41年)4月3日 - 中央線中野~荻窪間の複々線化工事完了。
- 1966年(昭和41年)4月28日 - 営団地下鉄東西線、中野駅から中央線荻窪駅までの直通運転開始。中央線、緩行線を荻窪まで延伸。快速線の休日運転開始。
- 1969年(昭和44年)4月6日 - 中央線荻窪~三鷹間の複々線化工事完了。
- 1969年(昭和44年)4月8日 - 中央緩行線、営団地下鉄東西線直通電車、運転区間を三鷹まで延長。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 営団地下鉄、荻窪線を丸ノ内線に名称統一。
- 1974年(昭和49年)9月30日 - 中央線荻窪駅、貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、中央本線はJR東日本が継承。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄民営化により、丸ノ内線は東京地下鉄(東京メトロ)が継承。
- 2006年(平成18年)4月28日 - 丸ノ内線全線ホームドア化へ向けて、荻窪駅にホームドアを設置。
- 2006年(平成18年)6月 - 中央緩行線ホームの三鷹方階段を閉鎖し、エレベーター設置工事を開始。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 中央線快速ホームの新宿方階段を閉鎖し、エレベーター・エスカレーター設置工事を開始。
- 2006年(平成18年)8月18日 - 北口出口の階段の半分を閉鎖し、エレベーター設置工事を開始。
[編集] 路線バス
[編集] 北口
- [ 荻04 ] 荻窪駅~阿佐谷営業所
- [ 荻05 ] 荻窪駅~白鷺一丁目
- [ 荻06 ] 荻窪駅~白鷺一丁目~鷺ノ宮駅~中村橋
- [ 荻07 ] 荻窪駅~白鷺一丁目~鷺ノ宮駅~中村橋~練馬駅
- [ 荻10 ] 荻窪駅~下井草駅
- [ 荻11 ] 荻窪駅~井荻駅~石神井公園駅
- [ 荻12 ] 荻窪駅~井荻駅
- [ 荻30 ] 荻窪駅~青梅街道営業所
- [ 荻31 ] 荻窪駅~プロムナード荻窪(2005年3月16日より運行)
- [ 荻32 ] 荻窪駅~青梅街道営業所~武蔵関駅
- [ 荻34 ] 荻窪駅~青梅街道営業所~北裏
- [ 荻35 ] 荻窪駅~青梅街道営業所~北裏~武蔵野女子学院
- [ 荻36 ] 荻窪駅~南善福寺
- [ 荻40 ] 荻窪駅~西荻窪駅~立教女学院
- [ 荻41 ] 荻窪駅~西荻窪駅
- [ 阿02 ] 阿佐谷駅~荻窪駅~白鷺一丁目(午前のみ)
- [ 阿05 ] 荻窪駅~阿佐谷駅~白鷺一丁目(午後のみ)
- [ 荻11 ] 荻窪駅~井荻駅~石神井公園駅
- [ 荻12 ] 荻窪駅~井荻駅(~南田中車庫)
- [ 荻14 ] 荻窪駅~荻窪警察署~上井草駅~石神井公園駅
- [ 荻15 ] 阿佐ケ谷駅~荻窪駅~上井草駅~大泉学園駅南口~長久保
- [ 荻16 ] 荻窪駅~上井草駅~大泉学園駅南口~長久保(当駅始発)
[編集] 南口
- 関東バス
- [ 荻51 ] 荻窪駅~荻窪団地
- [ 荻53 ] 荻窪駅~五日市街道営業所
- [ 荻54 ] 荻窪駅~高井戸駅~芦花公園駅入口
- [ 荻56 ] 荻窪駅~社会保険庁入口(平日のみ運行)
- [ 荻57 ] 荻窪駅~高井戸駅~芦花公園駅入口~千歳烏山駅~給田(:荻54系統とはほぼ同一コースを運行する)
- [ 荻60 ] 荻窪駅~宮前三丁目
- [ 荻62 ] 荻窪駅・西荻窪駅循環
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■中央線(快速)
- ■中央・総武線(各駅停車)・○東西線直通
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- 阿佐ケ谷駅 - 荻窪駅 - 西荻窪駅
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- 東京地下鉄
- ○丸ノ内線
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- 荻窪駅(M-01) - 南阿佐ケ谷駅(M-02)
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