中野坂上駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野坂上駅(なかのさかうええき)は、東京都中野区中央2丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)と東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。駅番号はM-06、E-30。
丸ノ内線の本線と方南町支線、大江戸線の接続駅であり乗降客(乗換客も含む)は多い。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 東京地下鉄
青梅街道の直下に位置する、島式ホーム2面3線の地下駅である。
- のりば
- ○丸ノ内線 荻窪方面
- ○丸ノ内支線 方南町方面
- ○丸ノ内線 新宿・銀座・池袋方面
丸ノ内線は当駅から荻窪駅に向かう「本線」と方南町駅に向かう「支線」とに分かれる。当駅は支線の発着駅であるが、朝夕・深夜には中野富士見町駅発着の直通便も運行されている。
方南町方面の列車は中央の2番線を使用する。すべてのホームにホームドアが設置されている。
丸ノ内線は第三軌条方式であるが、当駅では中央の2番線(方南町支線発着ホーム)の両側に柵がなく、線路に転落した場合、感電する危険性があった。このため、レール及び防護カバーが警戒の意味で赤色に塗られている。(転落した場合、その直下に第三軌条があるため。通常は反対側にあり、触れる可能性は相対的に低い)
しかし2004年に設置されたホームドアは、一義的には方南町支線のワンマン運転化のためであり、転落・感電防止が主目的ではなかった。2006年に1・3番線に設置されたホームドアは転落防止が主目的である。
[編集] 都営地下鉄
山手通りの直下に位置する、島式1面2線の地下駅である。
- のりば
- ○都営大江戸線 都庁前・六本木・大門方面(飯田橋・両国方面は都庁前で乗り換え)
- ○都営大江戸線 練馬・光が丘方面
[編集] 歴史
- 1961年(昭和36年)2月8日 - 営団地下鉄荻窪線の駅として開業。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 営団地下鉄荻窪線を丸ノ内線に改称。
- 1997年(平成9年)12月19日 - 都営地下鉄12号線の駅が開業し、乗換駅となる。
- 2000年(平成12年)4月20日 - 都営地下鉄12号線を大江戸線に改称。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 営団地下鉄が民営化され、丸の内線は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
- 2004年(平成16年)5月8日 - 2番線にホームドア設置。
- 2004年(平成16年)X月X日 - 2番線のホームドア使用開始。
- 2004年(平成16年)7月31日 - 方南町支線ワンマン運転開始。
[編集] 駅周辺
- ハーモニースクエア
- 中野坂上サンブライトツイン
- 中野坂上セントラルビル
- 住友中野坂上ビル
- 宝仙寺
- 東京工芸大学芸術学部
- 青梅街道(東京都道4号東京所沢線・東京都道5号新宿青梅線)
- 山手通り(東京都道317号環状六号線)
[編集] 路線バス
- 中野坂上
- 都営バス、京王バス東、西武バス
- <王78> 王子駅前(東高円寺駅・高円寺駅入口・野方駅南口・大和町経由) (都営)
- <宿91> 新代田駅(東高円寺駅・方南八幡通り・代田橋経由) (都営)
- <宿91> 駒沢陸橋(東高円寺駅・方南八幡通り・代田橋・新代田駅・上馬経由) (都営)
- <宿91> 杉並車庫(東高円寺駅経由) (都営)
- <王78,宿91> 新宿駅西口 (都営)
- <渋64> 中野駅(堀越学園経由) (京王)
- <渋64> 渋谷駅(東京オペラシティ・代々木八幡経由) (京王)
- <渋64> 中野車庫 (京王) ※平日土曜1本のみ
- <宿20> 西武百貨店(池袋駅東口)(東中野駅・中井駅・目白駅経由) (西武)
- <宿20> 新宿駅西口 (西武)
- 都営バス、京王バス東、西武バス