国道28号
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国道28号(こくどう28ごう)は、兵庫県神戸市から徳島県徳島市へ至る一般国道である。本州と四国を淡路島経由で明石海峡・鳴門海峡の海上区間をはさんで結ぶ。
なお、明石海峡大橋・大鳴門橋を含む神戸淡路鳴門自動車道は、国道28号のバイパス自動車専用道路として整備されている。また、大鳴門橋の開通により、淡路島から四国へ渡る航路は廃止されている。
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[編集] 概要
- 陸上距離:92.9km
- 起点:兵庫県神戸市中央区(神戸駅北側ガード)
- 終点:徳島県徳島市(かちどき橋交点 = 国道11号、国道55号起点)
- 主な経由地:明石市 洲本市 鳴門市
- 指定区間:兵庫県神戸市長田区梅ヶ香町二丁目43番(東尻池交差点)~徳島県徳島市かちどき橋一丁目1番(終点)。但し、以下の海上区間を除く。
- 海上区間:
[編集] 歴史
国道28号は四国街道を継承した路線である。
- 1878年(明治11年)4月:東京から淡路島を経由して高知に至る道路が国道三等に指定された。
- 1885年(明治18年):内務省告示第6号「國道表」では、徳島市までが国道30号「東京より徳島県に達する路線」に指定された。
- 1920年(大正9年):施行の旧道路法に基づく路線認定では旧国道30号が国道21号「東京市より徳島県庁所在地に達する路線(甲)」となった。
- 1952年(昭和27年)12月4日:新道路法に基づく路線指定で、旧国道21号は一級国道28号(兵庫県神戸市~徳島県徳島市)として指定された。
- 1965年4月1日:道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道28号となった。
- 1982年4月1日:神戸市起点を長田区東尻池交点から中央区神戸駅北側ガードまで延長される。
[編集] 重複区間
[編集] 通過市町村
[編集] 接続道路
- 近畿地方整備局管内
明石市~淡路市は海上区間
- 兵庫県
- 淡路IC - 神戸淡路鳴門自動車道(淡路市)
- 洲本IC - 神戸淡路鳴門自動車道(洲本市)
南あわじ市~鳴門市は海上区間
- 四国地方整備局管内
[編集] 有料道路
- 神戸淡路鳴門自動車道
[編集] バイパス
[編集] 道の駅
- 東浦ターミナルパーク(淡路市)
[編集] 主なトンネル
- 舞子トンネル(上り3,290m・下り3,250m)
- 撫養トンネル(上り770m・下り616m)
- 神戸淡路鳴門自動車道を除くと
- 城山トンネル(淡路市)
- 宇原トンネル(洲本市、284m)
- この2つのみ
[編集] 主な橋
[編集] 参考
- 淡路島では、兵庫県道31号福良江井岩屋線と、対の関係にある。国道28号が東回りであるのに対し、兵庫県道31号福良江井岩屋線は、西回りとなっている。
- 淡路島を通る国道は28号のみであり、現地で単に「国道」といえば、暗黙の了解で国道28号を指す。
- 神戸淡路鳴門自動車道を利用して淡路島を通過する貨物トラックは通行料による出費を抑えるべく、西淡三原IC~淡路IC間は国道28号に降りることが多い。そのため最近では、車重による路面状態の悪化や排気ガスによる汚染が顕著である。この現象は、兵庫県道31号福良江井岩屋線(淡路サンセットライン)においても同様である。