京葉線
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京葉線(けいようせん)は、東京都千代田区にある東京駅から千葉県千葉市中央区にある蘇我駅とを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。
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[編集] 路線概要
舞浜駅付近にある東京ディズニーリゾート(TDR)、海浜幕張駅付近の幕張メッセ、千葉マリンスタジアムへのアクセス路線でもある京葉線は、沿線の船橋市、浦安市、千葉市などの通勤・通学路線でもあり、東京から千葉(蘇我)では総武線のバイパス的な役割を果たす路線でもある。朝夕ラッシュ時には蘇我駅を介して内房線・外房線・東金線との直通運転を行い、房総方面からと都心を結ぶ。房総方面へ向かう特急列車はすべて京葉線を経由する(「新宿さざなみ」号・「新宿わかしお」号は除く)。また、武蔵野線のほぼすべての列車(区間列車と平日10往復、土曜・休日5.5往復の西船橋駅折り返し列車を除く)が東京駅あるいは海浜幕張駅まで乗り入れる(武蔵野線は京葉線と同様京葉車両センターに所属する車両を使用する)。多彩な役割を持つ東京の主要路線の一つである。なお、当線は東京駅~千葉みなと駅間が電車特定区間に指定されている。
京葉線は東京駅~蘇我駅間の本線と、武蔵野線西船橋駅から南船橋駅・市川塩浜駅に延びる2つの支線からなる。支線は運転系統上武蔵野線直通に使われており、路線図や乗換案内では武蔵野線の一部とされているケースも見受けられる。判別のためのラインカラーは■赤(ワインレッド)。首都圏のJRでは京葉線のみが使用するカラーとなる。但し、鋼鉄製の201系や、2004年まで運用されていた103系の車体色はラインカラーの赤ではなく京浜東北線と同じ■青(スカイブルー)である(青色の201系は関西では存在しているが関東では京葉線が初めてである)。 これは、同線に最初に投入された103系が京浜東北線からの転入車であったためである。
- 東京駅~蘇我駅43.0km
- 市川塩浜駅~西船橋駅5.9km(高谷支線)
- 西船橋駅~南船橋駅5.4km(二俣支線)
『鉄道要覧』では以下のように書かれている。
- 西船橋駅~蘇我駅22.4km
- 東京駅~南船橋駅26.0km
- 市川塩浜駅~西船橋駅5.9km
京葉線東京駅は、かつて建設計画があった成田新幹線構想の際に建設されたトンネルを流用した地下駅である。「東京駅」と名乗っているものの、京葉線ホームは東海道新幹線や他の在来線ホームとはかなり離れており、且つ深い場所にあるため、他の路線との乗り換えには徒歩で10~15分程度を要する(そのため、途中に動く歩道が設置されている。)。横須賀線・総武快速線のホームも地下5階と京葉線同様深いところにあるが、東京駅で途中下車できる乗車券を所持していない場合、両ホームの移動には中央通路と京葉線連絡通路を経由して行かなければならないため、1km以上も距離があることになる。
なお、成田新幹線計画時では東京駅の筐体を建設したのみに留まっており、東京駅~潮見駅間のトンネルは新規に建設された。
元々は、武蔵野線と同様に貨物線として建設された路線を旅客線化したものである。高架の設計・建築は貨物扱いを前提としたものとなり、川崎製鉄(現:JFEスチール)千葉製鉄所所内への乗り入れ分岐部分や京葉貨物ターミナル駅の東京方発着分岐部分、京葉電車区脇の地平への分岐部分など数多くの貨物列車用として用意された分岐の未完成部分が見られ、西船橋駅周辺のデルタ線はその名残である。それらの構造を活用して2000年12月2日からこれまで総武・新金・常磐線経由で武蔵野線へ走っていた京葉臨海鉄道発着の貨物列車が京葉線蘇我駅~西船橋駅を経由するルートに変更された。
また、計画時は新木場駅からまっすぐ進んで地下にもぐり、東京臨海副都心を経由し、品川埠頭直下で南に曲がり東京貨物ターミナルに接続させる予定だった。計画変更時には既に新木場駅~東京貨物ターミナル間のトンネルがほぼ完成していたため、その区間を東京臨海高速鉄道りんかい線が品川埠頭(駅はなく分岐のみ)から大崎駅まで延伸して営業している。品川埠頭のトンネル内分岐点から南の区間は、東京臨海高速鉄道の八潮車両基地(当初接続予定だった東京貨物ターミナルの隣にある)への回送線として利用されている。
このように、京葉線とりんかい線は元々東京外環状線建設計画の中で同時に計画された路線のため新木場駅の蘇我寄りで線路がつながっており、また八潮車両基地と東京貨物ターミナル駅も容易に接続できる構造で、貨物列車も走行可能な設計のため、当初の計画通りに東京貨物ターミナルでりんかい線が接続された場合には「京葉線~りんかい線~東京貨物ターミナル~東海道貨物線」といった貨物列車や、東海道貨物線を経由して横浜駅方面への東海道本線への直通旅客列車の運行が可能となる。現状でも「京葉線~りんかい線~埼京線・川越線」、さらに東北貨物線(湘南新宿ラインの池袋駅~大宮駅間)の使用で高崎線や宇都宮線との直通列車の運行が物理的には可能となっている。
なお、乗客が特定の団体客に限られる団体列車などでは、りんかい線を介した直通列車が運転されることがある。
- りんかい線を介してJR線を乗り継ぐ場合、通過連絡による前後のJR線距離を通算した連絡乗車券が発売されていないため、現状の普通乗車券では大崎と新木場で運賃が別加算され、距離の割に割高になる。そのためか、「ホリデーパス」などの東京周辺のJR線を自由に乗り降り可能な特別企画乗車券では、りんかい線やJR東日本が傘下に入れた東京モノレールも対象に加えるようになったものが多い。
なお、海岸沿いの高架線を走るため、特に強風などの荒天の時は運転中止になったり、ダイヤが乱れたときは武蔵野線との直通運転を中止し、武蔵野線用の8両編成(車体はオレンジ帯)の205系電車が、京葉線内の東京駅~西船橋駅間のみを走ることがある。
[編集] 路線データ
[編集] 運行形態
[編集] 地域輸送
東京駅開業以前は緩行運転のみであったが、新木場駅暫定開業時に武蔵野線直通列車(6連→1991年12月より順次8連化・列車番号はE、蘇我方面行きはY)については葛西臨海公園駅を通過するダイヤが組まれた。
1990年の東京駅開業により、臨海副都心や葛西臨海公園、東京ディズニーリゾート、幕張新都心など再開発地域・観光施設を沿線に抱えることから快速列車の本数が比較的多いダイヤを組み、平日と土曜・休日で停車駅をそれぞれ設定し、休日快速はマリンドリーム、武蔵野線直通はむさしのドリームという愛称を付けて運行していた。
ところが2002年12月1日のダイヤ改正で、平日と土曜・休日の停車駅が統一(土曜・休日の武蔵野線直通は葛西臨海公園停車)されたことから愛称が廃止され、現在は京葉快速と武蔵野線直通列車である武蔵野快速になっている。
- (参考)2002年12月1日ダイヤ改正前の停車駅
通勤快速 | ● | ● | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ● |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
京葉快速 | ● | ● | ― | ― | ● | ― | ● | ● | ― | ― | ― | ― | ● | ● | ● | ○ | ● |
武蔵野快速 | ● | ● | ― | ― | ● | ― | ● | ● | ● | = | ● | ● | ● | = | = | = | = |
各駅停車 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
↑平日
土・休日↓ |
東京 | 八丁堀 | 越中島 | 潮見 | 新木場 | 葛西臨海公園 | 舞浜 | 新浦安 | 市川塩浜 | 二俣新町 | 南船橋 | 新習志野 | 海浜幕張 | 検見川浜 | 稲毛海岸 | 千葉みなと | 蘇我 |
マリンドリーム | ● | ― | ― | ― | ● | ○ | ● | ● | ― | ― | ― | ― | ● | ● | ● | ― | ● |
むさしのドリーム | ● | ― | ― | ― | ● | ○ | ● | ● | ● | = | ● | ● | ● | = | = | = | = |
各駅停車 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
- ●停車 ―通過 ○9:00頃~18:00頃は停車 =経由しない
2002年の12月ダイヤ改正においては、京葉線全線開業以来初となる白紙改正が行われ、日中の運転間隔均等化と朝ラッシュ時の快速列車と各駅停車の混雑の均等化のほか、快速電車の停車駅追加が行われ、JR東日本もそれをPRしていたが、結果として次のようなダイヤの変更が行われた。
- 朝ラッシュ時の上り快速電車の通勤快速待避に伴うスピードダウン(改訂前約43分→改訂後48分~50分)
- 海浜幕張~蘇我間の日中における本数の大幅減便(平日:改訂前毎時6本→改定後毎時4本、土曜・休日:改訂前毎時7本→改定後毎時4本)
- 土曜・休日日中の上り快速電車の大幅スピードダウン(改訂前約40分→改訂後約48分)
- これは一部の快速電車が途中駅で特急電車の待避を行うこととなったためと、待避をしない電車も運転間隔の均等化を図るために時間調整などをしたためである。運転士によっては駅間で速度を落として時間を調整する場合もあり、この場合には都市高速鉄道とは思えないほどの徐行運転と呼んでも過言ではないような運転をすることもある。なお、2003年のダイヤ改訂では同時間帯の特急を待避しない快速列車は若干のスピードアップが図られた(48分→46分)
- 日中の武蔵野線直通列車の海浜幕張発着の廃止
- 但し、朝夕時間帯に海浜幕張発着の武蔵野線直通列車が増発されたため、総運転本数は変わっていない。
このダイヤ改訂では、海浜幕張以遠各駅(特に稲毛海岸駅)の利用客から相当な苦情が寄せられたのか、改訂直後には駅長からのダイヤ改訂のコンセプトなどの釈明文が駅構内に貼り出された。
ちなみに、このダイヤ改訂の1年前の2001年に海浜幕張駅の折り返し設備が沿線自治体の負担により完成したのであるが、あくまでも負担の名目は「武蔵野線直通列車の設定のため」であった。その設備が上記2.の本数減便のために使用されることとなったのは、沿線自治体にとっては皮肉といえよう。
[編集] 優等列車
定期列車として特急「わかしお」「さざなみ」がある。これが乗り入れた背景として、「成田エクスプレス」の運行に伴って総武快速線において線路容量が不足したことによる。なお、乗り入れて以来京葉線内は無停車であったが、2002年以降一部列車が海浜幕張駅に停車するようになった。2006年11月23日現在、朝9・10時台東京駅発3本及び海浜幕張発15時以降の東京行き全特急が海浜幕張駅に停車する。海浜幕張駅の東京方面ホームには自由席特急券の自動券売機が設置されているほか、駅係員がホームに出て自由席特急券を販売したり、アナウンスで海浜幕張から東京駅までノンストップ運転をアピールするなど、増収活動を行っている模様である。また、総武快速線の補完目的で内房線・外房線・東金線へ直通する通勤列車も設定されている。
[編集] 臨時列車
先述の通り、沿線に東京ディズニーリゾートという観光施設を抱えていることから、最寄駅の舞浜駅などに停車する東京駅発着の臨時列車が休日やGW・夏・冬休みを中心に設定されることがある。
2003年からは583系特急形電車を使用する臨時夜行快速列車「ムーンライト仙台」・「ムーンライト東京」が東京~仙台間で運転されている。
[編集] 貨物列車
2000年12月2日のダイヤ改正より西船橋駅~蘇我駅間で乗り入れを開始した。京葉臨海鉄道からの車扱い列車とコンテナ列車が乗り入れる。これらの列車は蘇我駅で総武・新金線経由で武蔵野線などを走っていたが、京葉線経由にシフトした結果、以前のルートより最大8時間35分も短縮することができ、千葉方面から全国各地への貨物輸送の一層効率化が図られた。機関車は高崎機関区のEF65と岡山機関区のEF210が乗り入れている。
[編集] 使用車種
千葉支社京葉車両センター所属(千ケヨ 通勤車両)及び同幕張車両センター所属(千マリ 特急車両)
- 特急
- E257系500番台(10両編成・5両編成)※グリーン車なし。
- 255系(9両編成)※グリーン車あり。
- 時々、E257系、255系の代わりに183系が使われることもある。
- 快速・各駅停車
[編集] 過去の車両
- 快速・各駅停車
- 103系(10両・8両編成)
- 快速「シャトルマイハマ」
- 165系改造車3両編成(多客時6両編成)
- 東京開業からしばらくの間、東京ディズニーランドへの連絡輸送を目的として、快速列車「シャトルマイハマ」を東京駅~西船橋駅間で運行していたこともある。休日などごくわずかに内房線や外房線からも運行した。
- 165系改造車3両編成(多客時6両編成)
[編集] 今後の予定
- 現在、京浜東北線・根岸線に2007年秋からE233系が導入されることに伴って、運用を外れる同線用の209系の一部(500番台)を京葉線に転用する予定である。またE331系の増備については現時点では未定である。
[編集] 歴史
- 1975年(昭和50年)5月10日 - 千葉貨物ターミナル駅~蘇我駅間が貨物線として開業。このうち都川信号場~蘇我間は川崎製鉄専用線を借用。
- 1986年(昭和61年)1月21日 - 都川信号場~蘇我駅間の現行線供用開始。都川信号場廃止。川崎製鉄専用線の借用運転解消。
- 1986年(昭和61年)3月3日 - 第1期・西船橋駅~南船橋駅~(千葉貨物ターミナル駅)~千葉港駅(現:千葉みなと駅)間が旅客線として開業。
- 開業時の起点は西船橋駅であった。鉄道要覧に記載されている「西船橋駅~蘇我駅」間はその名残りである。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 第2期・新木場駅~南船橋駅間、市川塩浜駅~西船橋駅間開業。千葉港駅~蘇我駅間の旅客営業開始。
- 武蔵野線からの乗り入れ開始。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 第3期・東京駅~新木場駅間が開業し全通。
- 工事時には「京葉都心線」とも称された。
- 1992年(平成4年)3月14日 - 千葉港駅を千葉みなと駅に改称。なお、旧駅名も読みは同じ「ちばみなとえき」であった。近くに同じ字の"ちばこう"があり混同を避けるためである。
- 2000年(平成12年) 12月2日- 蘇我駅~西船橋間の貨物列車乗り入れ開始。武蔵野線の海浜幕張駅までの直通運転開始。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 開業以来初めての白紙ダイヤ改正。快速の愛称「マリンドリーム」「むさしのドリーム」を廃止。南船橋駅と千葉みなと駅に京葉快速が終日停車。
- 2004年(平成16年)10月16日 - ダイヤ改正。通勤快速が新木場駅停車。
[編集] 駅一覧
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 各駅停車 | 各駅停車 | 武蔵野快速 | 京葉快速 | 通勤快速 | 接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東京駅 | - | 0.0 | ● | 武蔵野線直通 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:東北新幹線、上越新幹線、長野新幹線、中央線(快速)、山手線、京浜東北線、東海道線、総武線(快速)、横須賀線 東海旅客鉄道:東海道新幹線 東京地下鉄:○丸ノ内線(M-17)、○東西線(大手町駅:T-09)、○千代田線(二重橋前駅:C-10)、○有楽町線(有楽町駅:Y-18) |
東京都 | 千代田区 |
八丁堀駅 | 1.2 | 1.2 | ● | ● | ● | ● | 東京地下鉄:○日比谷線(H-11) | 中央区 | ||
越中島駅 | 1.6 | 2.8 | ● | | | | | | | 江東区 | |||
潮見駅 | 2.6 | 5.4 | ● | | | | | | | ||||
新木場駅 | 2.0 | 7.4 | ● | ● | ● | ● | 東京臨海高速鉄道:りんかい線 東京地下鉄:○有楽町線(Y-24) |
|||
葛西臨海公園駅 | 3.2 | 10.6 | ● | ○ | | | | | 江戸川区 | |||
舞浜駅 | 2.1 | 12.7 | ● | ● | ● | | | 舞浜リゾートライン:ディズニーリゾートライン(リゾートゲートウェイ・ステーション) | 千葉県 | 浦安市 | |
新浦安駅 | 3.4 | 16.1 | ● | ● | ● | | | ||||
市川塩浜駅 | 2.1 | 18.2 | ● | ● | | | | | 市川市 | |||
西船橋駅 | 5.9 | 24.1 | ∥ | ● | ● | ∥ | ∥ | 東日本旅客鉄道:中央・総武線(各駅停車)、武蔵野線(直通運転) 東京地下鉄:○東西線(T-23) 東葉高速鉄道:東葉高速線 京成電鉄:本線(京成西船駅…※但し連絡運輸なし) |
船橋市 | |
武蔵野線直通 | ||||||||||
二俣新町駅 | 4.4 | 22.6 | ● | ∥ | | | | | 市川市 | |||
南船橋駅 | 3.4 | 26.0 | ● | ● | ● | | | 船橋市 | |||
新習志野駅 | 2.3 | 28.3 | ● | ● | | | | | 習志野市 | |||
海浜幕張駅 | 3.4 | 31.7 | ● | ● | ● | | | 千葉市美浜区 | |||
検見川浜駅 | 2.0 | 33.7 | ● | ● | | | |||||
稲毛海岸駅 | 1.6 | 35.3 | ● | ● | | | |||||
千葉みなと駅 | 3.7 | 39.0 | ● | ● | | | 千葉都市モノレール:1号線 | 千葉市中央区 | |||
蘇我駅 | 4.0 | 43.0 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:内房線(直通運転)、外房線(直通運転) | ||||
各駅停車・京葉快速の一部と通勤快速は内房線・外房線・東金線直通運転。 | ||||||||||
内房線君津駅(一部上総湊駅)まで 外房線上総一ノ宮駅(一部勝浦駅)まで 外房線経由東金線成東駅まで 通勤快速の一部は東京駅~誉田駅間で外房線方面の列車と東金線方面の列車を併結。 |
●:すべての列車が停車 ○:土曜・休日のみ停車 |:通過 ∥:他線路経由
- 西船橋駅~南船橋駅間の営業キロは5.4キロ
- 武蔵野快速は、東京駅~西船橋駅間は快速・武蔵野線内は各駅停車。
[編集] その他
東京延伸開業時に高橋留美子デザインによる「マリン」というイメージキャラクターが登場した。顔はらんま1/2の天道あかねに非常に似ており、オレンジカード・駅に飾るタペストリー・205系前面に装着するヘッドマーク(全線開通と「マリンです。どうぞよろしく」の2種類)などが作成された。現在は運転席背面にある遮光幕ステッカーにのみその名残が残っている。
また、発車メロディは、東京や八丁堀、越中島、舞浜、新浦安、海浜幕張、終点の蘇我駅などに導入されてはいるが、18駅中(西船橋を含む)10駅がまだベルを使っている(2006年11月23日現在)。舞浜ではディズニーの曲を、海浜幕張では千葉ロッテマリーンズの球団歌を発車メロディに使っている。