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BLOOD+の登場人物 - Wikipedia

BLOOD+の登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

BLOOD+の登場人物(ブラッドプラスのとうじょうじんぶつ)は、アニメBLOOD+および関連作品の登場人物を解説する。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] 翼手の女王

音無小夜(おとなし さや)(声優喜多村英梨
この作品の主人公。コザ商業高校生徒。陸上部所属。宮城ジョージの養女で、カイの義妹であり、リクの義姉である。1833年、アイスランドで発見された謎の生物のミイラ・SAYA(小夜の名前は、母親の名前を受け継いだ)の胎内にあった繭から生まれた双子の姉。初代ジョエル・ゴルドシュミットによって、上流階級の子女に相応しい育てられ方をする。10代後半から外見が変化することはなくなった。
外見は、ベリーショート(動物園時ではディーヴァと同じくらいの長髪だった)の黒髪に茶色の瞳(翼手を感知すると瞳は真紅になる)。アジア系の容姿。ピンクが好きで、動物園時代のドレスや普段着、鍵の色もピンク。
1883年、初代ジョエルを驚かせようと、自分の双子の妹である(小夜はそのことを知らなかった)ディーヴァが幽閉されていた塔の鍵を開けたことで、世界中に翼手の災厄を齎したことを悔い、以後、赤い盾の一員としてディーヴァや翼手と死闘を繰り広げている。
2~3年活動して30年程眠るという周期を繰り返している。しかし、ベトナム戦争時、ベトナムに出現したディーヴァを倒す為に、赤い盾が無理矢理小夜を眠りから覚ました為、暴走し、大量虐殺を起こした。小夜が過去の記憶を失っていたのも、無理矢理眠りから覚ましたことの後遺症と思われる。ディーヴァを倒したら、自分を殺してほしいという約束をハジとしている。
序盤ではすぐ傷が治ったりと再生力も高かったが、以降は眠りの時が近付いている為再生能力も落ち、貧血を起こして意識を失ったりするところから本人もかなり焦燥を感じている。そして物語の最後では、ディーヴァを倒した後、ハジとカイの説得でディーヴァの娘たちを殺す事、自身も死ぬ事を思いとどまる。その後沖縄にカイと共に帰り、高校にも復帰、沖縄の友人たちやかつての赤い盾の仲間達とひと時の平穏を過ごした後、深き眠りについた。
桂明日香の漫画版ではかなり実力や体質が異なり、ディーヴァの歌を聞くと暴走し、再生能力もアニメに比べて再生描写が明確になっている(傷口から泡がたち、再生・治癒する)。また暴走した場合、そのスピードは圧倒的で大量発生した翼手を次々と斬殺したり、小夜に襲い掛かったジェイムズを数秒で瞬殺したり、翼手の女王(漫画では始祖翼手と呼ばれる)に相応しい実力を備えている。またアニメと比べ、胸は大きく、グラマラスな体型を強調する描写が多い。
ディーヴァ(声優:矢島晶子
小夜の双子の妹。小夜とは対照的に実験動物として扱われ、名前も与えられず、塔に幽閉されていた(生活環境の違いで小夜との比較データをとるため)。アニメ版の彼女は小夜と知り合った時さほど言葉を知らず、また話してもかなり弱々しい声で話していたが、桂明日香の漫画版では始めからしっかりした声で話していた。また、こちらではハジが来る以前から小夜と親しくしていた。「ディーヴァ」の名は彼女の歌声を聞いた小夜がその歌声に因んで名づけた(ディーヴァとはラテン語で「歌姫」と言う意味がある)。自分の身の回りの世話を担当していたアンシェルをシュヴァリエとした。
小夜とは一卵性双生児の為、よく似た容姿だが差異としては小夜より白い肌(これは生まれてから幽閉されていた事、小夜に比べ室内にいるシーンが多い事が挙げられる)、青い瞳、青みがかかった黒の長髪を腰まで伸ばしている。姉とは違い身体が発達したのかグラマラスな体型である。また声質が違う。
1883年、小夜が興味本位で塔の鍵を開けたのを期に、アンシェルとハジを除く(桂明日香の漫画版ではハジも含めて)初代ジョエルの屋敷の関係者全員を殺害し屋敷に放火して、逃亡。以後、シュヴァリエの数を増やし、アナスタシア、エヴァ・ブラウン等の歴史の表舞台に立ち世界を動かしながら、世界中に翼手の災厄をばらまいている。
人間らしい生活をしてこなかった為、性格は子供らしく無垢で、粗暴(精神年齢は幼女並みである)。その為、どんなに欲しがっていたものでも飽きるとすぐに壊したり、見捨ててしまう残虐性を持つ。
宮城リクに異常に執着し、彼を手篭めにした後、自らの血を与えて殺害している。その後、リクとの子供を妊娠、アンシェルにより摘出されている。またリクに擬態し(顔と体型だけで身体は女性のまま)、彼の姿で歌姫・ディーヴァとしても活動している。その後、カイをシュヴァリエにしようと二度試みるもの、一度目は小夜に妨害され、二度目はカイに拒絶されて諦める。なお、ハジも彼女の花婿候補ではあるが、アニメ版では何故彼女が彼に興味を示さなかったのかは定かではない(桂明日香の漫画版では小夜と仲良くするハジを邪魔者と見なしていて、その後偶然塔で鉢合わせたハジを殺害している)。
戦闘能力は、小夜と違い社会性に縛られず、摂取している血の量も格段に多い為か小夜より上。しかしリクとの子供を妊娠し、その子供を摘出され、自分の血の効果がなくなることで、小夜を殺せなくなり(ディーヴァはこの事を知らなかった)結果、相撃ちかと思われたが小夜は死なずディーヴァは小夜の剣に貫かれ結晶化し死亡。
桂明日香の漫画版では「(自分たちが差別されない)翼手だけの世界を作り、小夜と2人仲良く暮らすこと」という彼女の願いから行動していることが説明されている(その願いをアンシェルが別の目的に利用している節がある)。
ディーヴァの娘達(声優:喜多村英梨、矢島晶子))
49話において繭から出てきたディーヴァとリクの子供で、双子の姉妹。名前は不明。
小夜からみてもカイからみても姪にあたる
小夜によって殺されそうになるが、カイの説得によりカイが二人を引き取り、育てる。二人とも無邪気な良い娘。カイは「お父さん」と呼んでほしいが、呼び捨てにしている。

[編集] 宮城家

宮城ジョージ(みやぐすく ジョージ)(声:大塚芳忠
小夜・カイ・リクの義父。物語開始時59歳。元アメリカ軍兵士。米軍時代にベトナムで小夜の暴走に遭遇し、上官だった先代・デヴィッドの遺言で小夜を宮城家の墓に封印していた。
沖縄市で大衆酒場「OMORO」を経営しており、妻子を交通事故で失った後は、同じ事故で両親を失ったカイとリクの兄弟を引き取り、面倒をみていた(本人曰く、不思議な縁を感じたかららしい)。小夜が目覚めた後も、カイ・リクとともに小夜を実の娘のようにかわいがっており、赤い盾に引き渡して彼女が戦いの道を歩むことを避けたがっていた。
だが、現れた翼手から小夜を庇って傷つけられた後、米軍に拉致され、研究施設「ヤンバル」にて人間を翼手化する薬・D67を投与されてしまう。小夜とデヴィッドたちがかけつけ、脱出ルートのエレベータへと駆け込んだが、翼手が侵入。小夜を庇い、翼手に切り裂かれ重傷を負い失神するも最後の力を振り絞り、翼手を切り裂いた(このシーンはジョージの声を担当する大塚も「とても素晴らしい場面」とコメントしている)。そしてその重傷が元で翼手化が始まり、理性を失う前に小夜に自分の息の根を止めるよう頼み、小夜の腕の中で亡くなった。しかし理想の父親として小夜やカイの心の中ではいつもまでも生き続けている。
アニメ版の小夜の新しい刀に埋め込まれている赤い石は、翼手化した際のジョージの血が結晶化した物。
漫画版では死んでおらず、ベトナムへ旅立った小夜とカイたちの帰りを沖縄で待ち続けている。
宮城カイ(みやぐすく カイ)(声優:吉野裕行
小夜の義兄でリクの実兄。物語開始時17歳。香里の話によると、女子からの人気は高いらしい。
1年前までは野球部に所属し(ポジションはピッチャー)、エースとして活躍していたが肘の故障により断念。以後、真央・カトウ・カキモトと言った不良仲間とつるむようになり、荒れた生活を送る。
ジョージの死後も小夜を家族と想って行動を共にし、小夜の力になろうとするが翼手に対しては全くの無力(但し、チンピラに絡まれていたイレーヌを助けたりした事から、人間相手にはそれなりに強い)であり、そのことに苦悩したり、小夜のあまりに人間離れした能力を見て気持ちが離れかけた事もあったが、様々な出会いや別れを通して成長し、最後まで小夜を支えていこうと決心した。また、現在では射撃の腕前も上がり、翼手と戦いでも銃で小夜の援護にまわることが多い(ジョエルに特注の弾丸を作らせた事もある)。亡き父・ジョージの所有していた銃・コルト・ガバメントを使用する。常に着用するペンダントにはリクの遺体の結晶の欠片が入っている。亡き父・ジョージの口癖であった「ナンクルナイサ」という沖縄の方言を強く心に刻んでいる。
最後はディーヴァの娘たちを育てる決意をし、小夜と共に沖縄へ戻った後、亡き父を継いで「OMORO」の店長をしながら、ディーヴァの娘たちの父親(義父)となり、深き眠りについた小夜を見守る日々を送る。
宮城リク(みやぐすく リク)(声優:矢島晶子)
小夜の義弟でカイの実弟。物語開始時14歳。本とゲーム好きな物静かで中性的な少年。運動能力が高く、何事にも行動的なカイに密かな憧れを抱いている。また、香里の母からは相当可愛く思われているようだ。
頭の回転が速く、若年ながらさりげなく周囲の人物に気を遣うことも多い。翼手を操るディーヴァの歌声を聴くことが出来る(その時の本人は超音波みたいな音だと思っていた)。ジョージの死後もカイ同様に小夜と行動を共にしていたが、ディーヴァに血を吸われた後、瀕死の状態になり命を救う為に小夜から血を与えられ、以降は彼女のシュヴァリエとなった。この時、リクの身体はジュリアによって分析され、翼手の生態が明らかとなった。その後、赤い盾本部をディーヴァとカールが強襲した際にディーヴァに手篭めにされ、彼女の血を受け死亡した。
外見・言動ともに愛らしく、男女を問わず多くのファンを獲得した。その為、無残な最期を遂げた後、製作陣に対して激しい怒りの声をあげたファンも多かった。モデルは神木隆之介らしい。
漫画版ではディーヴァの赤い盾本部襲撃の際に死亡しておらず、ソロモンに連れ去られる。

[編集] シュヴァリエ

[編集] 小夜側

ハジ(声優:小西克幸、少年期:進藤尚美
小夜のシュヴァリエ。ロマの民の出身。BLOOD+の登場人物の中でも人気が高いキャラで、Production I.Gの女性制作者にも人気があったらしい。元はアンシェルによって小夜の交配相手として連れて来られた人間の少年だった(それまで人売人に売られ、主を転々とし、その度夜伽の相手をしていた。また、アンシェルとも面識がある)。ジョエルの屋敷に来た当初(12歳)はすっかり人間不信になっていたが、小夜とのチェロ等の交流を通じて彼女に心を許していき、小夜の従者として、また友人としてともに日々を過ごすようになる。
1883年、21歳の時に小夜のために百合の花を取ろうとして崖から転落して大怪我を負い、その際に小夜から血を与えられてシュヴァリエとなる(桂明日香の漫画版ではディーヴァによる攻撃を受け瀕死になり、小夜から血を与えられてシュヴァリエとなった。またロシアン・ローズ編では小夜が百合を取ろうとして崖から転落し、それを庇ってハジも崖から転落したことになっている)。以後、小夜と常に行動を共にし、小夜に意に従ってディーヴァや翼手と死闘を繰り広げている。ベトナム戦争時には暴走した小夜にカールと同じく右腕を切り落とされてしまい、切られた時に小夜の血が付いていたのか、その右腕はずっと翼手化しており、普段は包帯で隠している。ベトナムの一件以降、赤い盾からも行方を晦まし沖縄で小夜と再会するまで、行方不明となっていた(一時期は香港にいた)。長い戦いの中、小夜から「ディーヴァを倒したら私を殺して」という約束を交わしている。
戦闘時は翼手化した右手とチェロケースを武器にして戦う。小夜が眠りについている時等、手持ち無沙汰な時はチェロを弾いていた為、チェロの腕前はプロ並みである。口数は多くなく言葉遣いは丁寧。過去に小夜が怯えてしまったので翼手の力は封印していたが、作中終盤、小夜を救う為に再びその力を使い、背から大きな漆黒の翼を広げた。
最終話でカイに説得され、初めて自身の本音を告白し、小夜を殺す事を拒否する。その直後、49話で倒したと思っていたアンシェルの奇襲を受け左手を吹き飛ばされるが、小夜の血が付着した刀を自ら持ち、その刀の一撃で止めを刺す。だが自身もアンシェルに捕らわれて逃げ遅れ消息を絶つ。彼のその後は不明だが、数年後、小夜の眠る宮城家の墓に薔薇が供えられていた事からその生存を窺うことができる。
桂明日香の漫画版では少年の頃の性格が大きく異なっており、アニメ版の方は当初小夜に対して反抗的であったのに対し、初めから小夜に対して従順である。小夜の事を愛しているが、アニメ版では最終話以外で彼女にその気持ちを語ることはなかった。桂明日香の漫画版では動物園時代、小夜とは相思相愛(恋人)の仲だったことが描かれている。
宮城リク
宮城家の項参照。
ソロモン・ゴールドスミス
ディーヴァ側の項を参照。実質の小夜のシュヴァリエではなく、自称である。

[編集] ディーヴァ側

アンシェル・ゴールドスミス(声優:中田譲治
ディーヴァ側シュヴァリエの長男。ゴールドスミス・ホールディングス総帥。長男としてシュヴァリエを統率しており、他のシュヴァリエに様々な指示を出す事もある。髭面で3本の下睫毛が特徴。翼手としても強大な力を有している。
人間だった頃は初代ジョエルの助手で、ディーヴァの世話を担当していたがディーヴァに魅せられ、ボルドーの惨劇の当日にディーヴァのシュヴァリエとなった(と、公式HPでは説明されている。しかし、SAYAから繭を摘出した際には、初代ジョエルとほぼ同じぐらいの年齢だったアンシェルが、ハジが動物園に来た時には初代ジョエルよりもはるかに若い外見であり、現在も初代ジョエルの死後よりもはるかに若い外見であることから考えると、ハジが動物園に来るはるか以前にシュヴァリエになっていないと説明がつかない。また桂明日香の漫画版によると、アンシェルの台詞から推測すると以前からシュヴァリエになっていたと思われる)。しかも、ゴルトシュミット家崩壊のどさくさに紛れていつの間にかゴールドスミスの名を名乗った。また、ハジを買って来たのも彼で、彼とも面識がある。
ディーヴァの逃亡後は、どの人種が翼手に最も適しているかの研究の為に、様々な人種の人間をディーヴァのシュヴァリエとしていった。また、ディーヴァ(ひいては翼手)の全ての謎を解き明かしたいとも思っていた。
動物学者として、翼手の生態解明に異常な情熱を注ぎ、アイスランドのキルベドに翼手開発の研究所を建設する等、翼手研究のスポンサー役を買って出ている。更に「デルタ計画」と呼ばれるプロジェクトを推進している。
作中では49話において初めて翼手化。ハジと対峙し、左翼をもぎ取るなど優勢に戦いを進めたが、ハジの起死回生の行動で塔にある避雷針に串刺しにされ、更に落雷に遭って死亡したと思われていた。しかし実はまだ生きていて、最終話においては野望(翼手の謎を解き明かしたいという欲望)を再建するためにディーヴァの娘たちを強奪しようと小夜らを襲撃。口から出した光線でハジの左手を吹き飛ばすが、小夜の刀を用いたハジの手によって止めを刺され、彼の野望は潰えた。
翼手化時は、巨大なドラゴンのような怪物の姿に変化する。また、翼手化せずとも巨大な衝撃波を掌底から発射したり、ソロモンの腕を吹き飛ばしたり出来る等高い能力を見せている。最終話ではダメージを受けていたためか不完全な翼手形態で現れ、腹部には大きな穴が開き、頭部と右腕は人間のものになっていた。他にも別の人間に擬態するなど様々な能力を持っている様子。
名前の由来はロスチャイルド家のアムシェル・マイアー・フォン・ロートシルトからであると思われる。
グレゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン(声優:名塚佳織
ディーヴァ側シュヴァリエの次男。実在の人物。ロシア革命直後、ソーニャという少女に擬態し、小夜に挑むが敗れる。
漫画「BLOOD+A(アダージョ)」では宮廷にいる人間を次々と翼手化させていった。美しいものに執着しており、自分が生み出した翼手でも美しくなければすぐ殺してしまう。
マルティン・ボルマン
ディーヴァ側シュヴァリエの三男。実在の人物。姿は12話でカールが見ている写真で確認できる。また、37話ではアンシェルとソロモンがマルティンに関する会話をしている。
アドルフ・ヒトラーの側近として活躍するが、ヒトラーの愛人エヴァ・ブラウンに擬態していたディーヴァと内通した為、アンシェルの怒りを買い、アンシェルからシュヴァリエ殺しの命を受けたソロモンによって1945年に殺害される。小説版のみ登場。
ソロモン・ゴールドスミス(声優:辻谷耕史
ディーヴァ側シュヴァリエの四男。ゴールドスミス家の末弟の1人でサンクフレシュ・ファルマシーのCEO(後に解任される)。類まれなる美貌ゆえか、女性ファンが多い。また口調は丁寧で、物腰も柔らかい。
かつての本業は医師。ゴールドスミス家は第一次世界大戦の戦時景気で賑わっており、ソロモンは権力を拡大する事を意図した家族により軍に入るはずだったが、医学を学び、人を助ける道を歩みたかったソロモンは家を出る。そんなソロモンにアンシェルは軍に入らずとも良いように計らい、勉学に務める環境を提供した。
第一次世界大戦末期にフランスで医師として働き始めた頃、アンシェルの城の地下で人間の業から逃れる為にシュヴァリエとなった。しかし、小夜や赤い盾といつ果てるともない戦いを繰り広げ、人間以上の業の深さを見せるアンシェルに次第に反発するようになり、自分の花嫁候補である小夜に興味をもつようになる。やがて小夜に対する愛を抑えられなくなり、40話でディーヴァやアンシェルに決別を宣言し(それ以前の37話でも、結局違っていたがディーヴァの居場所を教えたり、38話ではジェイムズから小夜を助けたりディーヴァの行方を教えるなど、ディーヴァを裏切るような行為をしていたため、小夜から「敵なのになぜ」と言われたている)、小夜を拉致する。しかし、その求愛にも小夜の気持ちを崩すことは出来なかった。
46話では小夜に振られた事で自暴自棄になっているところにネイサンが現れ、ディーヴァの子供をソロモンに見せる為にディーヴァの元へを連れて行かれる。そこでネイサンに「お前のやっている事は無駄」と言われるも、小夜への気持ちゆえにディーヴァに切りかかる。しかし、返り討ちに遭ってネイサン宅の地下室で監禁され、そこで復活したジェイムズに罵られた上にビンタをされる等の仕打ちを受ける。47話でネイサンに解放され、未だに小夜を想うソロモンはジェイムズと戦闘している小夜の助けに向かい、彼女の援護をするが、戦闘中に小夜の剣が左胸をかすめてしまう。戦いの後、その想いを感じた小夜から血を越えて小夜のシュヴァリエと認められるも、剣をかすめたところから結晶化が始まってしまい、小夜達と別れた後、路地裏で目の前に現れたアンシェルに襲い掛かろうとしたところで結晶化して力尽きる。なお、ネイサンはソロモンに対し、「最初に会った相手が、ディーヴァではなく小夜だったら、この世界が変わっていたかも知れない」と語っている。
翼手化時は巨大な翼と剣状の腕が特徴的な姿となる。また、翼を使って飛行する事も出来る。腕を変形させた剣の切れ味は凄まじく、翼手化したジェイムズの右腕をも切り落とした(但し、47話の戦闘では回復に大量の血を使ったのと、ジェイムズ自身が強化されていたためか、ジェイムズの肉体を切る事は出来なかった)。
漫画版では、かなり性格が違い、冷酷非情。シャール(元カール)を実験室モニター越しに「(シュヴァリエの)恥さらし」と罵ったり、右腕と両足を切断した(この時のソロモンの手はアニメ版と異なり、爬虫類のような鋭い爪の生えた手をしていた)。更に、シュヴァリエ化したリクを気絶させる為に全身を八つ裂きにしたり、それを阻んだ赤い盾のスタッフを殺したりもした。また、笑顔でそれらを遂行していたところから見ても、ソロモンの笑顔はアニメ版のような温厚さを表すものではなく、彼の残虐性を表す為の描写がされている。
後に「始祖翼手はその姉もしくは妹のシュヴァリエとしか子を残せない」という仮説を証明したいがために、小夜に激怒されて動揺したディーヴァを無理矢理リクと交配させようとしたが、嫌がるディーヴァに頬を切られた際に激怒して自らディーヴァのシュヴァリエの除名を希望したところから見ても、ディーヴァをただの「動物」としてしか見ていなかったようだ。また自分に秘密裏でコープス・コーズの製造を行ったアンシェルに復讐すべく、リクを奪還し、今後はアンシェルと対立する形となった。
名前の由来はロスチャイルド家のザーロモン・マイアー・フォン・ロートシルトからであると思われる。その他では、ソロモン王や国の名前からとっている。
カール・フェイオン(声優:佐々木望
ディーヴァ側シュヴァリエの五男。アンシェルの台詞からモンゴロイドと思われるが、カールと言う名前はドイツで見られる名前である。
小夜が潜入したベトナムの全寮制女学校「リセ・ドゥ・サンクフレシュ」の理事長(後に辞任)でこの学校に出没するファントムの正体でもある。また、サンクフレシュ製薬会社のベトナム支社担当もしている。
元々はベトナムからの留学生で医学を学んでいたが、第一次世界大戦末期頃(ソロモンより少し後)、シュヴァリエの生態を知るために、アンシェルらによって無理矢理シュヴァリエとされ、たびたび人体実験を施されていた。シュヴァリエとなった後は、ディーヴァに愛を求めたが叶わず、自分と同じように孤立しているように見えた小夜に執着するようになり、小夜に度々戦いを挑んだ(これらの身勝手な行為はジェイムズの反感を買っていた)。
序盤で小夜と対峙するが、敗れ行方不明になる。しかし、29話にて復帰。31~32話でディーヴァと共に赤い盾の本拠地であった豪華客船を強襲し赤い盾を崩壊させる。その後も小夜を追い続けていたが、アンシェルから小夜抹殺の責任者から外されてしまう。カールはそれに反発し、37話で勝手にコープスコーズを5体持ち出して、小夜に戦いを挑んだが、ソロモンに左腕を斬られ、挙げ句の果てに小夜が、自らの身体ごと小夜の刀身に串刺しにされ、死亡。因みに彼女からは最後まで「ファントム」と呼ばれ、「カール」と呼ばれることはなかった(持ち出されたコープスコーズは、カールの死後ソロモンの命令で引き返した)。
ベトナム戦争時に一度小夜に右腕を切断され(小夜の血で結晶化してしまった為、その部分は自分で引きちぎっている)、義手(のような物)を着けていたが29話で復帰した時点ではアンシェルにツメを発射できる新たな腕を着けられていた(モーゼスがカイを殺そうとした時にツメを発射したことから、コープスコーズの試作品だったのかもしれない)。
漫画版では大きく扱いが異なり、人種もベトナム人ではなくフランス系白人。ベトナム戦争で右腕を失ったのは同じだが、その失態をアンシェルに咎められ、シュヴァリエから除名されてしまう。そして、「シャール」(カールのフランス語形)と言う名を与えられ実験体となる。なお、シャールに施された実験の結果としてコープスコーズが作られることとなる(アニメ版ではシフがベースだが、漫画版ではシャールがベースとなる)。
外見は少年で右腕が無く(本人は狂犬に喰われたと話していた)、が嫌い。また、小夜の学校に米軍を率いて突入したり、小夜をベトナムに呼び出すためリクを誘拐したりした。何故かヴァンにべったりしており(結局、裏切られるが)、ソロモンやアンシェルが嫌い。最後はベトナムで、リクを殺したと思った(実際にはシャールに撃ったヴァンの銃撃をリクが庇った)小夜によって殺された。
尚、小夜との戦闘データを取る為に、アンシェルがシャールの腕に起爆装置を仕込んで爆発させたことから、アンシェルからも嫌われていたようだ(ディーヴァの愛を受ける為にアンシェルが仕組んだ事と思われる)。また、捕らえたリクとの交流を通じて、人間を見下す心境にも多少迷いが起きていた。
名前の由来はロスチャイルド家のカール・マイアー・フォン・ロートシルトからであると思われる。
ジェイムズ・アイアンサイド(声優:大川透
ディーヴァ側シュヴァリエの六男。アメリカ海軍の原子力空母副艦長を勤める。軍では中佐まで上り詰めたとHPにあるが現在の階級は不明。第二次世界大戦末期のベルリン陥落時に連合軍の一員として従軍、瀕死の重傷を負うが、アンシェルに助けられシュヴァリエとなる。しかし、そこにはネグロイドの被験体が欲しいと言う彼の思惑もあった。シュヴァリエの中で最も堅物で融通の利かない性格。
ディーヴァへの愛は人一倍強い。その理由は幼い頃母を失い、絶望していた自分を助けてくれたディーヴァに宗教的忠誠心を感じた為である。その為か、ネイサンからは「マザコン」と揶揄される。
物語後半、アンシェルの命で小夜抹殺の責任者となり、36話で彼女と戦う。有利な戦局に持ち込むが、ネイサンが割って入り、小夜を助ける。ネイサンの不可思議な行動にジェイムズは激怒するが、本気を見せるネイサンに「殺すぞ」と恫喝され、やむなく撤退した。
38話では小夜とクリスチーナ島で対峙するが、小夜・シフ・ハジの連携攻撃と突如現れたソロモンの裏切りによって、彼に右腕、小夜に左腕と左足を切断され、核燃料廃棄坑に突き落とされたが、ネイサンに助けられた模様(どうやって救出したかは謎)。
その後はシフ(厳密に言えばコープスコーズ)の肉体を移植され復活する(移植された肉体は白人のもので、体の色が斑になっている)が、それ故にディーヴァの寵愛を失ってしまう。その事がかなりショックだった為、小夜に協力して自分を倒すのに一役買ったシフに対して卑劣な罠を仕掛けている(ジェイムズ自身、これを芸術と称しているところから、相当な怒りと悲しみに陥っているようだ)。また、自分を裏切り、ディーヴァをも裏切ったソロモンに激しい怒りをぶつけていた。
翼手化時は獣のような姿になる。硬い表皮によって攻撃を防ぎ、中指の突きと肩のトゲで攻撃する。また、シフの肉体を移植されてからはカールと同様ツメを発射できるようになり、伸縮自在のツメも操る。しかし、その影響か47話で小夜との戦闘中にソーンが身体中にまわり(オリジナルの部分である顔にソーンが何故出たかは不明)、体が脆くなった所に彼女の剣をうけ、遂に死亡した。
漫画版では赤い盾本部を襲撃した際に、ネイサンと共に小夜に襲い掛かったが、ディーヴァの歌を聞いて理性を失い暴走した小夜に一瞬で一刀両断され、死亡(死亡した確実な描写は無いが、ディーヴァの元に退却したネイサンが「ジェイムズが殺られたわ」と言っていた所から見て死亡した可能性が高い)。アニメ程の実力も活躍も翼手化した姿も見せず、無残に散った。
名前の由来はロスチャイルド家のジャコブ・マイエール・ド・ロチルド(通称ジェイムズ)からであると思われる。
ネイサン・マーラー(声優:藤原啓治
ディーヴァ側シュヴァリエの七男。ニューヨーク・メトロポリタンオペラハウスのプロデューサー。歌姫・ディーヴァのプロデュースを担当する。オカマ言葉や芝居じみた口調で話すのが特徴だが、本気で応対する時は低い地声で話している。
ディーヴァを巡ってアンシェルと次第に対立を深めていっている。また、48話での本人の台詞により真の正体は小夜とディーヴァの母親・SAYAのシュヴァリエと推測される。ディーヴァの死後、主を失った自分の存在はもう意味のないものとし、小夜に殺害を求め、斬られたが、最終話で新聞記者をしている彼らしき人物の姿が描かれており、死亡していないものと思われる。しかし、結局、彼の過去に関する確定的エピソードはアニメの中では描かれなかった。
翼手化時には青紫のエイリアンのような頭部とカマキリのような腕を持つ翼手になる。何もせずに、アンシェルのグラスにヒビを入れたり、捕らえられたソロモンの鎖を破壊したりしたところから音波もしくは衝撃波を操ることが出来るものと思われる。
漫画版ではディーヴァに全く相手にもされず、またディーヴァの非情さに動揺したりとアニメ版とは性格がかなり違う。さらには小夜に激怒されて動揺したディーヴァに心臓を握り潰された挙句、内臓を引っ張り出されて瀕死の重傷を負い、散々な目に遭っている。
名前の由来はロスチャイルド家のネイサン・メイアー・ロスチャイルドからであると思われる。
アレクセイ・ロマノフ(声優:森川智之
歴史から消されたシュヴァリエ。実在の人物。『BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~』に登場。
グレゴリーがシュヴァリエになった頃、ディーヴァのシュヴァリエとなったが、グレゴリー戦死の際にディーヴァを危険な目にあわせたとしてシュヴァリエから除名された。
ゲーム内では楊翔学園の理事長を務めている。更にD(デルタ)67に変わる薬としてE(イプシロン)88Vを開発しそれを手土産に再びシュヴァリエの座に返り咲こうとしていた。
翼手化時は、飛行能力を得て口からの超音波により攻撃を加える。

[編集] SAYA側

ネイサン・マーラー
ディーヴァ側の項参照。

[編集] 赤い盾

この中には、元メンバー等も含まれる。

デヴィッド(声優:小杉十郎太
赤い盾のエージェント。堅物な性格。推定年齢43~45歳。「デヴィッド」という名は、赤い盾において小夜のサポート役を任ぜられるものが継ぐコードネームであり、本名は不明。因みに先代のデヴィッドは彼の父だったが、親子二代でデヴィッドの名を継いだ者はこの2人以外には居ない。使用している銃はSmith & Wesson M500 "Hunter" Magnum Revolver。
父の部下であり、自身の仲間だったジョージの死に責任を感じてか、宮城兄弟の事を気にかけていた。沖縄から各国を回り赤い盾本部に辿りつくまで小夜が任務につく際は、直属の上司として小夜に指示を与え、実質のリーダーであった。しかし、作戦時、副長官のコリンズの慎重策の為に十分なバックアップを得られず、そのことが後の赤い盾崩壊に繋がった。
赤い盾崩壊後、アルコールに溺れ一時荒れた生活を送っていたが小夜やジョエルと再会し、自分を取り戻した。また、42話ではコリンズに殺されそうになったジュリアを救出し、負傷したが、46話で復帰した。最終話で、ジュリアが妊娠している事が示唆されていた事から、ジュリアと結婚したと思われる。
ルイス(声優:長嶝高士
赤い盾のエージェント。「ルイス」という名もまた「デヴィッド」と同様、諜報活動を行う者が継ぐコードネーム。本名は「チャーリー」。常にサングラスをかけている。明るい性格の黒人で、赤い盾のムードメーカーである。諜報活動に従事し、情報収集力は高い。バックアップもし、MINIMI軽機関銃、M79グレネードランチャースパス12ショットガン等、様々な銃火器を駆る。また、料理の腕も一流で、仲間に自慢の料理を振舞うこともある。
今は太っているが、かつてCIAに所属していた時は、今とは似ても似つかない体格だったらしい。またCIAに属する前はアメリカンフットボールの選手をしていたが、故障によって選手生活を断念した。
公式HPのコラムによると、当初は6話で死ぬ予定だったと言う。
ジュリア・シルヴァスタイン(声優:甲斐田裕子
赤い盾のメディカル・スタッフ。小夜の体調管理やデヴィッドの補佐を担当する。彼に気があり、露出度の高い服を着て色々とアピールしたりしていた(但し、デヴィッド本人は全く気付いていない)。
後にリクの身体を分析して、翼手の生態の解明に成功する。しかし、翼手研究の成果の公表を望む恩師のコリンズに半ば騙される形で赤い盾を裏切ることとなり、一時はディーヴァ陣営に身を置いた(それと同時に、露出度の高い服を着なくなった。これはデヴィッドが居ないためとも言われている)。
その後、ディーヴァの担当医の座をアンシェルから命じられたが、元々担当医の座に就いていたコリンズから怒りを買う。そのために殺されそうになったがデヴィッドに助けられ、小夜陣営に復帰した。また、最終話にて(恐らくはデヴィッドの子供を)妊娠している事が示唆されており、デヴィッドと結婚したものと思われる。
名前の由来はロスチャイルド家に関係する人物らしい。
ジョエル・ゴルドシュミット(声優:石田彰
赤い盾長官。ゴルドシュミット家当主として、ジョエルの名と赤い盾長官の地位を受け継ぐ。温和な性格で、デヴィッドとは親交も深い。
当初はコリンズの慎重策を採用していたため、ディーヴァ陣営の掃討に手こずる結果となり、更にはコリンズに裏切られて、翼手研究の成果も持ち出されてしまう。その直後には、ディーヴァとカールの攻撃をうけ、赤い盾は崩壊し、彼自身も脊髄に怪我を負い、車椅子で移動する下半身不随の身となる。しかし、ディーヴァ打倒の意思は捨てておらず、自らの経済力(ゴルドシュミット家は鉱物の値段を決定する程の力を持つ)を背景に、小夜のサポートを行っている。
初代ジョエルに仕えていたアンシェルとは顔見知りで、39話では2人の会話での戦いが見られた。
コリンズ・アイストン(声優:梅津秀行
赤い盾副長官。ジュリアの恩師でもある。また、ヴァンも彼の講義を受けた事がある。
「翼手研究の成果を発表したい」という名誉欲にかられて、赤い盾を裏切り、翼手研究の成果をアンシェルにもたらす。しかし、ディーヴァ陣営でジュリアの能力の方が高く評価されたことに嫉妬し、ジュリアを謀殺しようとしたが、デヴィッドに阻まれ、失敗。以後の消息不明。
エリザベータ(声優:深見梨加
ロシアでの小夜達をサポートする赤い盾のエージェント。愛称は「リーザ」。
小夜達と共にシベリア鉄道に乗り、エカテリンブルグを目指すが、老女に擬態したアンシェルに殺害されてしまい、彼と入れ替わる。その後、彼女に擬態したアンシェルが小夜と対峙し、動物園に行かせるよう仕向けた。
クララ(声優:朴璐美
赤い盾特務部隊のメンバー。浅黒い肌の女性。元CIAで、その当時からルイスの同僚だった。ニカラグアで翼手と遭遇し、以後翼手殲滅を誓ったらしい。コンパスの軸の部分に小夜の血で作った結晶が仕込まれている。また特務部隊は皆、銃の弾の先端に小夜の血で作った結晶が仕込まれている。
13話で小夜に斬られて重傷を負い、死期を悟った彼女は手榴弾を使って翼手化した子供と共に自爆した。
漫画版では屋敷に突入したのは小夜とハジだけで、更に子供翼手も登場しなかったため死ぬことはなかったが、ディーヴァの赤い盾襲撃時に死亡。その死体はディーヴァから小夜のおやつとして渡されたが、そのことが小夜を激しく怒らせることになった。
スペンサー(声優:桐本琢也
赤い盾特務部隊のメンバー。金髪クルーカットの軍人風の男性。
13話で狂戦士化した小夜と翼手化した子供の戦闘に巻き込まれ死亡。
マッコイ(声優:稲田徹
アフリカ系。名前からして英語圏出身かと思われる。赤い盾特務部隊のメンバー。坊主でバンダナをつけている。
ファントムの屋敷に突入する前に、子供翼手に顔面を食い荒らされ、死亡。
ロジャース(声優:黒田崇矢
赤い盾特務部隊のメンバー。サングラスをつけている男。
ファントムの屋敷に突入する前に、翼手化した子供の戦闘の最中に死亡したと思われる。
生前「小夜の血を弾丸に詰めて撃ちこめば良いのでは」と言うファンの疑問を代弁する台詞を言った(この方法では理由は明確ではないが、翼手に効果がないらしい。ジュリア曰くジョエルの日記にもその事実は記されているとのこと)。

[編集] シフ

モーゼス(声優:矢薙直樹
シフのリーダー的存在で、いつも右目を隠している前髪が特徴的な美少年。理知的で冷静に物事を判断する。巨大なを武器とする。
アイスランドのキルベドの実験施設で死を待つばかりであった仲間たちを率いて実験施設を脱出し、ヴォリスから聞いた情報を頼りに、自分たちが生き延びる術として、小夜の血を求め、彼女を襲う。その後、小夜の血が自分たちに不適合であることを知り、今度はディーヴァの血を求めて、ジェイムズを倒すなど小夜とも共闘した。また、コープスコーズには彼の遺伝子が利用されている。
小夜たちとともに戦っていく道を模索していて、カイから血液を提供してもらう等交流をもっていた。しかし45話ではカルマンを助ける為にカイの殺害を決意、彼に襲い掛かるが、それを知ったカルマンに止められる。その最中に直射日光を浴びてしまい、徐々に体が蝕まれていた。その後、カルマンの身を案じ、彼と共に自ら夕日を浴び、ルルゥやカイに自分たちの思い出を託して消滅した。
シフの中では人気が高く、彼の呆気無いとも言える最期に「死なせる必要があったのか」と言った怒りの声を上げるファンも多かった。
名前の由来はロスチャイルド家の祖モーゼス・アムシェル・バウアーからであると思われる。
カルマン(声優:野島健児
シフのメンバー。(コルセスカ)を武器とする。眼鏡が特徴的な青年。すぐ苛立つ反面、仲間思いでもある。メンバーの中ではナンバー2の存在でモーゼスを補佐したり、他の仲間をまとめたりする。
小夜とは共に戦う事もあったが、彼女との共闘には否定的で、シフだけで生きていく道を模索した。しかし、44話でソーンが発生。45話ではこれが全身に広がってしまう。ジェイムズに自分達が生き延びる術はないことを聞かされて絶望しつつも、ジェイムズの策で彼のためにカイを殺そうとしていたモーゼスを止め、彼と共に自ら夕日を浴び消滅。ソーンが発生し、街に逃げた際にはイレーヌ達の幻(?)を見ていた。
名前の由来はロスチャイルド家のカール・マイアー・フォン・ロートシルト(通称カルマン)からであると思われる。また、小説版でイレーヌの兄であることが明らかになった。
イレーヌ(声優:豊口めぐみ
シフのメンバー。大を武器とする。聴覚に優れ、小夜のいる場所を瞬時に把握する能力を持つ。内心では小夜との戦いを望んでいなかった。大人しい美少女。
パリの街中でカイと出会い、人間的に成長するが、ソーンが発生してしまう。カイが小夜を説得したおかげで、彼女の血をもらうが、彼女の体は結晶化してしまい、小夜の血がシフにとって不適合であることを自ら体現してしまう事となった。
名前の由来はロスチャイルド家の人間からであると言われている。また、小説版でカルマンの妹であることが明らかになった。
ルルゥ(声優:斎藤千和
シフのメンバー。大きな目が特徴の女の子。大きな戦斧を武器とする。
シフの中で小夜に最も懐き、食料である血液をもらったり、テレビを見せてもらったりと小夜陣営にすっかり溶け込んでいる。また、ジェイムズとコープスコーズに襲われた時には真っ先に小夜に助けを求めた。その後、延命の方法も見つかり、シフの中で唯一生き残る。
ギー(声優:福山潤
シフのメンバー。白髪で中性的な容姿の男。ジャマダハル(ナイフの様な物)を武器とする。月を見る事を趣味にしているが、延命の目的とはいえ、小夜と戦う事は望んでいなかった。
21話でソーンが発生した為、仲間と共に小夜・ハジを襲い、ハジの血を手に入れる。しかし、ソーンは収まらず「シュヴァリエの血では、烙印を清める事ができない」と言い残し、その後日光を浴びて消滅した。
名前の由来はロスチャイルド家の末裔に残る人名「ギー」からであると言う。
ダーズ(声優:西前忠久
シフのメンバー。巨漢でスキンヘッドの男。巨大なハンマーを駆使して戦う。
35話時点でソーンが発生してしまい、ジェイムズとコープスコーズの強襲の際にグドリフを庇い死亡。
なお、姿は同じProduction I.G制作のアニメである攻殻機動隊バトーに酷似している。
グドリフ(声優:遊佐浩二
シフのメンバー。サングラスをつけている。武器はサーベル。
35話時点でソーンが発生してしまい、ジェイムズとコープスコーズの強襲後に死亡。サングラスを愛用していた為、素顔は最後まで分からなかった。
ヤーン(声優:土門仁
シフのメンバー。武器はピッケルのようなもの。26話で小夜を襲うが返り討ちにあった。名前からして、オランダ系もしくはフランス系と思われる。
ゲスタス(声優:田坂秀樹
シフのメンバー。薙刀を使用する。ディスマスとは双子。
20話でヴァンの研究施設を襲撃。その後、ソロモンを襲うが反撃に遭い死亡。
名前の由来はイエス・キリストと共に磔刑に処されたゲスタスからと思われる。
ディスマス(声優:若林直美
シフのメンバー。鉈のような武器を使用する。ゲスタスとは双子。
20話でヴァンの研究施設を襲撃。その後、ソロモンを襲い右腕を切り落とすが反撃に遭い死亡。
名前の由来はイエス・キリストと共に磔刑に処された聖ディスマスからと思われる。

[編集] その他

金城香里(きんじょう かおり)(声優:門脇舞
コザ商業高校生徒。陸上部所属。小麦色の肌をした大人しい少女で、小夜の親友。小夜が海外に旅立った後、小夜の帰還を待ち続け、小夜が沖縄に戻った後も、以前と同じように親友として接し続けた。
ヴァン・アルジャーノ(声優:諏訪部順一
D67の戦略担当官。フランスマルセイユ出身。五人兄弟の末っ子。元ネタは及川光博らしい。
常にキャンディーを持ち歩き(味のキャンディーが好きらしい)、話しながら口にふくむことも多い。これはコミュニケーションツールとして使用している(甘党と言うわけではない)。
実は喘息持ちで兄弟からも苛められていた。そのような経緯から必死で努力し、大学まで行った。
ソロモンの下で翼手研究に従事していたが、ソロモンから重要機密を教えてもらえないことに反発し、アンシェル直属の部下となる。ソロモンがディーヴァの下を去ると、その後任として、サンクフレシュ・アメリカのCEOに就任した。コリンズの教え子でもあり、彼とジュリアの引き抜きの際にも暗躍した。
しかし、彼はデルタ計画の真相を知らされておらず、結局はアンシェル達翼手側にその立場を利用されているだけの存在だった。全てが終わった後、グラント国防長官との癒着がスキャンダルとなり、特別調査委員会に連行された。
当初は1クールOPでの扱いの大きさや雑誌での紹介などで、物語の重要な鍵を握ると視聴者には思われていたが、次第に事の真相を何も分かっていない人物である事が判明していった(ただし監督は番組開始頃のアニメ雑誌のインタビューで、「ヴァンは視聴者が想像しているようなキャラではない」と明言している)。
漫画版では、表向きはシャールの忠実な部下として働いていたが、実験データをとるために従順な僕を演じていただけであり、最後には実験の総仕上げとして彼を殺そうとした。その実験結果を基にコープスコーズを作り上げた。なお、シャールに対して屈折した感情を持っていたようであった。それを象徴するのは、コープスコーズの容姿をシャールと瓜二つにしたことと、シャールと接するときだけは彼に割られたメガネに付け替えるという行動である。
謝花真央(じゃはな まお)(声優:小清水亜美
コザ商業高校生徒。カイのガールフレンド。父親はヤクザ
カイが小夜と旅立った後も、彼を忘れることが出来ず、実家の金を持ち出して、カイを追って岡村とヨーロッパに渡る。彼と再会後、カイに対する恋心を持ち続けながらも、彼と小夜の関係を取り持つよう努力したりもする。ヤクザな父親に育てられたためか、下品な言葉と目の前で煙草を吸われる事が嫌い。
41話では沖縄に帰ろうとしたが、小夜の秘密を知り、最後まで戦いに同行する事を決意する。またディーヴァとの戦いが終わった後は、中東に行くという岡村に助手としてついていった。
漫画版では、学園祭をきっかけに友情が芽生えつつあったが、真央を庇って重症を負った小夜の回復能力と血を欲して近づいてきた姿を見て「化け物」と呼び、そのまま小夜から離れた。
岡村昭宏(おかむら あきひろ)(声優:伊藤健太郎
翼手の謎を追う地方紙の記者。母親からは「あーくん」と呼ばれる。
父親は早くに死んだ為、顔は余り覚えていないと言う。高校ではラグビー部、大学ではラグビー同好会に所属していた。
真央にパトロンとなってもらい、彼女とともにヨーロッパに渡る。小夜と合流後は、デヴィッドらと共に情報収集に協力する。
最終話で、その後真央と共に中東に渡った。
本人によれば、彼の父親はベトナム戦争の際に翼手と小夜を見た事があるという。
アーチャー(声優:遊佐浩二
ヴァンの側近。控えめだが、ヴァンに対する忠誠心は高い。
実はヤンバル自然環境保護センターの生き残りで、有能であったためヴァンが引き抜いた。また、第4期OPにも登場しており、視聴者を驚かせた。
ヴァンの下で活躍してきたが、48話におけるディーヴァのコンサートで翼手化したブレッドに殺されたかと思われた。しかし最終話にて生存が判明。更に、グラントとサンクフレシュの癒着を探っていた調査補佐官であることが明かされた。
初代ジョエル・ゴルドシュミット(声優:飯田和平)
フランスの富豪。ラマルクの動物哲学に傾倒し、自身の屋敷に様々な動物を集めて、動物実験に没頭した。
アンシェルと共にアイスランドで発見された謎の生物のミイラ・SAYAの胎内から繭を取り出す作業を行っていた時、誤ってアンシェルが血を繭にたらしたことで、小夜とディーヴァが誕生した。小夜を自分の手で人間らしく育て、ディーヴァは実験動物として扱い、アンシェルに世話を任せた。
小夜に対しては愛情を持って接していたようだが、小夜とハジを交配させ、受胎させた後に標本にしようとしていたことから、小夜もまた彼にとっては実験動物に過ぎなかったようだ。漫画版では、その事が明確になっている。
1883年の自分の誕生日に、ディーヴァに殺害される。この出来事は後に「ボルドーの惨劇」と呼ばれることとなった。

[編集] 沖縄編

カトウ・カキモト(声優:坂詰貴之白熊寛嗣
カイの不良仲間。14話のバーベキューや最終回の宴会にも参加している。
キムラ
真央の父親の会社に勤めている。外見からしてヤクザと思われる。
アツシ
6話で名前だけ登場したリクにゲームを貸している29歳のゲーマー。
稲嶺純一郎(いなみね じゅんいちろう)(声優:飯島肇
小夜の通うコザ商業高校の教師(外見からして体育教師と思われる)。翼手に切り裂かれ殺された。死体は米軍によって回収されたようだ。
名前の由来は稲嶺惠一小泉純一郎からと思われる。
チャールズ・ハッチャー
21歳の米軍上等兵。米軍内部ではかなり素行の悪い人物だったようで、ニュースでは稲嶺の殺害犯が彼となっている。おそらく、1話で登場した翼手として「処分」された可能性が高い。
フォレスト(声優:北沢洋
元米軍海兵隊員。通称「泣き虫フォレスト」。アメリカに帰る予定だったが、翼手化してしまい小夜に倒される。
レイミ(声優:中尾衣里
沖縄のバーで働くフォレストの恋人。翼手化したフォレストに襲撃され、殺された。
竹田(たけだ)(声優:沢木郁也
岡村の上司。本作の企画担当の竹田菁滋がモデル。
反町(そりまち)(声優:小野大輔
岡村の大学での後輩で、ラグビー同好会に入っていた。現在は全国紙の新聞記者。
ステップアップの為の地方転勤で沖縄にやって来た(つまり左遷)。
助川寛久(すけがわ もとひさ)(声優:側見民雄)
那覇大学の法医学教授。過去に検死体を米軍に持っていかれた過去がある。その時の事を恨みに思っていた為、わざと隙を見せて岡村にその時の写真を盗み見させた。
その後、岡村からワイン(中身はデルタ67)の鑑定依頼を受けるが、ワインはルイスによって奪われてしまった。
キョウコ
小夜と香里の友人。ヨナミネに告白して付き合い始めた。
ヨナミネ
キョウコが告白して付き合い始めた3年の先輩。彼女とのデートに母親を連れるほどマザコンらしい。

[編集] ベトナム編

ミン(声優:門脇舞)
ベトナムで小夜が通う「リセ・ドゥ・サンクフレシュ」の学生。寄宿舎で小夜と同室になった少女。眼鏡をかけている。
おしゃべりで明るい性格で、この地での小夜の大事な友人となるが、覚醒して血だらけの小夜を見てしまう。
Ms.リー(声優:一城みゆ希
リセ・ドゥ・サンクフレシュの教師。とても厳格な人物だが、小夜が季節外れの転校生だと言う事で、携帯電話を持っていた事を見逃したりもしている。
アンナマリー(声優:浅野まゆみ
小夜、ミンのクラスメイト。何時も取り巻きを連れている。Ms.リーのお気に入りで規則を守らない生徒のことを告げ口するらしい。また、庭師のファントム(ハジの事、実際のファントムではなかったが)ファンクラブ会長でもある。
チェン・ベニ・アリスン(声優:佐藤泉美青山桐子前田ゆきえ
リセでの小夜の友人。小夜、ミンを含む仲良しグループの面々。
ムイ(声優:鈴木里彩)
カイとリクがベトナムで出会った少女。地雷で左足を失っている。ピアノを弾くのが上手で、奨学金でフランスの音楽学校に留学できる予定だったが、父親がケガをしたため留学をあきらめる(サンクフレシュ製薬が留学に関与していた可能性あり)。そして家族を養うために働こうとしていた。
サンクフレシュ製薬から提供された薬を服用していたが、それにはデルタ67が入っており、13話では体にひび割れが走り、翼手化が始まってしまった。その為、赤い盾の管理下に置かれたが、その後の消息は不明。
漫画版では小夜・カイと出会い、小夜がベトナムで出会った大切な友人となったが、サンクフレッシュ製薬がムイの村に提供していた薬物(デルタ67)を服用していたため、ソロモンがシャールの屋敷からディーヴァの歌声を流した時に完全に翼手化してしまい、完全な化け物になってしまった。その後、デヴィッドに諭された小夜によってムイは死をもって救われた。

[編集] ロシア編

テッド・A・アダムズ(声優:緒方賢一
血液学者。ベトナム戦争中はベトナムの研究所に在職。ベトナム時代はデルタ67の研究責任者だったが、ベトナム戦争後に数人の仲間とロシアに亡命した。
キルベド設立にかかわったヴォリスは、ベトナム時代の仕事仲間である。
フィリップ・ローゼンバーグ(声優:松岡文雄
テッドと共に、ベトナムからロシアへ亡命した研究者の一人。テッドの家の近くの工業団地に住んでいる重病人。
アンドレイ(声優:西前忠久
テッドの息子。ベトナムから持ち帰ったデルタ67を投与したせいで翼手化した。半ばミイラになっていたが、テッドを襲いその血を飲んで復活した。
スヴェルドロフスク51でコンクリートに詰められ封印されていたが、コンクリートから解放され、スヴェルドロフスク51からデヴィッド、ルイス、テッドが脱出する際に襲い掛かってきたが、カイの投げたガソリン缶にデヴィッドの放った銃弾が引火し重傷を負い、テッドの仕掛けたプラスチック爆弾でスヴェルドロフスク51ごと生き埋めにされた。
ヴォリス(声優:永田博丈)
アイスランドで研究を続けている、テッドの元同僚。アイスランドのキルベドで、アンシェルの依頼で遺伝子操作の研究に没頭し、シフを生み出したらしい。
最期はシフたちのキルベド脱出の際に殺害され、死に際に「ある特殊な少女とそれに繋がる者の血液を摂取してみることだ」と言い残した。
ソーニャ(声優:名塚佳織
小夜が過去に出会った少女。以前はエカテリンブルグに住んでいたが、ロシア革命が起きたのでポクロフスコエ村の近くの村に戻ってきた。村に来てまだ2年位らしい。父であるユーリの研究を誇りに思っている。
しかし、その正体はシュヴァリエのグレゴリー・ラスプーチンであった。本物のソーニャは1915年前後に殺されたものと思われる。モデルは実在する謎の多い人物、ラスプーチンと思われる。
ユーリ
ソーニャの父で科学者。 ポクロフスコエ村の近くの村に住んで、奇怪な研究(人間を作り出す実験)に手を染めていた。後に体全部の血が抜かれた状態で死体が発見された。

[編集] イギリス編

グレイ(声優:菅生隆之
元軍人で、デヴィッドが米軍に所属していた時の教官。現在は引退し、イギリスで農園をやりながら戦争孤児を育てている。孤児は正式な里親が見つかったら引き取ってもらうことにしてなっているので、グレイ曰く「一時養育所」。
赤い盾崩壊後、デヴィッド達を匿った。
モニーク(声優:名塚佳織)
グレイの所に住んでいる褐色の肌・金髪の孤児の少女で、幼い孤児たちの面倒も見ているお姉さん的立場。グレイをお義父さんと呼び、カイに好意を抱いている。
ハヴィア(声優:門脇舞)
グレイの所に住んでいる孤児の少女。グレイの家で行われた彼女の誕生パーティで、小夜に熊のぬいぐるみを貰った。
ナハビ(声優:森永理科
グレイの所に住んでいる孤児の少年。誕生日にはゲームが欲しいらしく、小夜に「ゲームが欲しい」と頼み込んだ。

[編集] アメリカ編

ミスター・グラント(声優:西前忠久
現役のアメリカ国防長官。アンシェルとは密接な関係があるが、実は彼を始末しようとしており、39話で暗殺を試みたが、彼がシュヴァリエであったため失敗。その後、彼が平然と公の場に出ていたのを見てグラントは驚きを隠せなかった。
49話ではヴァンを「アメリカ人ではない」と言う理由で見捨て、自分だけ警護を付けてオペラハウスから脱出し、オペラハウスを爆撃させ、翼手を一掃した。その後、オペラハウスの爆撃をテロリストの犯行のように見せかけるが、サンクフレシュグループとの癒着がスキャンダルとなっており、窮地にたたされている。
ブレッド(声優:一木美名子)
褐色肌の米国女性政治家。政府の上層で活躍している。
翼手を作り、世界を混乱させ、それをコープスコーズに始末させることによって莫大な利益と、アメリカに対する絶対的な世界の信頼を得ようとしていたが、デイーヴァのコンサートの際、自分が翼手になってしまった。その後、SPたちのマシンピストルのラッシュを受けて転落し、消息不明となった(転落後に生存していたとしてもディーヴァの死後に機能停止したと考えられる)。

[編集] ロシアン・ローズ編

ヴァレリ
小説『BLOOD+ ロシアン・ローズ』の登場人物。小夜をサポートする赤い盾5人の内の1人。優等生でとても真面目な性格。マクシムに憧れを抱いている。
マクシム
小説『BLOOD+ ロシアン・ローズ』の登場人物。小夜をサポートする赤い盾5人の内の1人。5人の中のリーダー的存在で、穏やかで温和。公爵夫人らの人気が高く、馬や銃の扱いも長けている。
ロジオン
小説『BLOOD+ ロシアン・ローズ』の登場人物。小夜をサポートする赤い盾5人の内の1人。野生的で、落ち着きが無くじっとしているのが苦手。2階から飛び降りるなど、身のこなしがいい。
キリル
小説『BLOOD+ ロシアン・ローズ』の登場人物。小夜をサポートする赤い盾5人の内の1人。勝気で自尊心が強く、負けず嫌いの部分がある。小夜がサロンに潜り込む際に、小夜を自分の遠縁という設定にした。
エドアルド
小説『BLOOD+ ロシアン・ローズ』の登場人物。小夜をサポートする赤い盾5人の内の1人。寡黙で余り喋らないが思慮深い。キリルに対しては特別な想い入れがある。

[編集] 夜行城市編

西龍芳(にしたつよし)

漫画『BLOOD+ 夜行城市』の登場人物。1993年2月、当時の香港で起きた失血死事件を追っていた香港警察の刑事。よく「西」の読み方を変え「サイ」と呼ばれている。ハジによく似た弟がいたが、湾岸戦争で翼手に殺された。墓は日本にあるらしい。
翼手に襲われた際ハジを目撃し、倒れた彼を家に連れ帰る。

道良(ドウリョン)

漫画『BLOOD+ 夜行城市』の登場人物。トニー・リンという偽名を使い情報屋をしている青年。裏で黄秀文と繋がっていた。

(ザウ)

漫画『BLOOD+ 夜行城市』の登場人物。女口調の法医科学化験室の人間。西が拾った赤い結晶を化け物のかさぶたと診断する。

黄秀文(ウォン・サウマン)

漫画『BLOOD+ 夜行城市』の登場人物。不老不死薬の開発をしていた黄家の当主。ベトナムから極秘にワイン(シャトー・デュエル)を輸入し、そこから新薬を作り出していた。また、道良を使い西から警察の動きを探らせていた。
その目的は「人を、人の姿のままで無敵を誇る不老不死の存在に変える事」だった。
アイザック
漫画『BLOOD+ 夜行城市』の登場人物。赤い盾のメンバーの1人。香港警察に圧力をかけ、失血死事件の捜査権を奪い取った。翼手との戦いから銃の腕はかなりのものと推測される。
最後は1人で翼手の群れに立ち向かうが、彼の遺体が発見されなかったため、遺体をを赤い盾が回収したか生きて脱出したものと思われる。
「アイザック」の名前はデヴィットと同じく先代のものを引き継いだらしい。

[編集] BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~

鈴森繭(すずもり まゆ)(声優:門脇舞)

ゲーム『BLOOD+ ~双翼のバトル輪舞曲(ロンド)~』の登場人物。揚翔学園の生徒。翼手の調査のために転入してきた小夜の世話係的存在で小夜と友情も芽生えつつある。

正体は翼手の覚醒を促す翼手。過去に両親をこの能力で翼手化させてしまっている。しかし現在彼女自身は自らの能力に気付いていない。(両親を翼手化させてしまったときから自分の記憶を歪ませている。よって両親も事故で亡くしたと思っている。)

自らが小夜に殺されるのを恐れてアリアに小夜の前で目立った行動をとらせる事によって注意を自分から遠ざけた。 最後は小夜に自分の中の翼手を殺してもらうと同時に死亡。

[編集] One Night Kiss編

ゲーム『BLOOD+ ONE NIGHT KISS』の登場人物。

青山轟(あおやま とどろき)(声優:橋本じゅん
ゲーム『One Night Kiss』における、もう一人の主人公。公安の特殊広域捜査担当の刑事。髪型はリーゼントでサングラスをかけている。
過去にパートナーだった紅を殺された過去を持っており、今でも復讐に燃えている。
化け物が出たとの知らせを聞き式ニュータウンにやって来た。
赤間(あかま)
ひょうひょうとした性格の刑事。青山のサポートを担当するが…
島村(しまむら)
式市の橋の下に住み着いている男。青山が聞き込みを行った際の態度から警察に対する警戒心が感じられる。
井沢(いざわ)
ボクシングが得意な町の不良的存在。佐分利エレクトロニクスの社員。
池川(いけがわ)
式ニュータウンに暮らす女性。冷たい表情をしている(髪も白く、幽霊のよう)。
子供がいるのだが、夫の姿は見当たらない。
吉岡(よしおか)
井沢たちとつるんでいる不良。井沢と同じく佐分利エレクトロニクスの社員。
池川に執着しているらしい。
福岡(ふくおか)(声優:新谷真弓
式東高校に通う高校生。小夜と仲良くなる。実は翼手。
桃山(ももやま)
式警察署の交通課に勤務する婦人警官。

[編集] 最後のかけら(ファイナルピース)編

伽門(かもん)
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。出自などの詳細は不明。鼻に絆創膏をつけている。活発な性格。
小夜たちが暮らすOMOROの近くに弟の李門と共に引っ越してきた。実はシフで小夜の血を求めて沖縄に来た。鉤爪が武器。
李門(りもん)
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。伽門の弟。一見すると女性のようだが、男性である。常に伽門と行動する。伽門と同様にシフで現在ソーンがでている。武器は鎖鎌。
旭(あきら)
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。小夜と同年齢ぐらいの少年。小夜の前に度々現れ、彼女に客観的なアドバイスを送る。
詳細は一切謎で、小夜のみが会話できる。
志麻子(しまこ)
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。日本人で年齢は10歳位に見えるが広島に原爆が落ちたときから生きていると劇中で話している。翼手なので歳をとらない。ラム、アイデゥーと共に各地を転々とする生活を送る。子供達のリーダー格。
ラム
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。10歳位にのベトナム人。志麻子、アイデゥーと共に暮らしている同様に翼手化されていた。子供達のムードメーカー的存在。
アイデゥー
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。12歳位でアフリカ出身。志麻子、ラムと共に行動する二人と同様病院でD67を打たれた。行動力があり、好奇心旺盛な性格。
サム
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。翼手化した人間を元に戻す研究をしている。小夜に惹かれている。
ガイ
ゲーム『BLOOD+ ~ファイナルピース~最後のかけら』の登場人物。戦争を無くす為に、テロのような活動を行っている。目的は不明だが、小夜を付け狙う。
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