舟形駅
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舟形駅(ふながたえき)は、山形県最上郡舟形町舟形にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)山形線(奥羽本線)の駅。舟形町の中心部に近い。
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[編集] 駅構造
2面2線の地上駅である。駅舎側から順番にホーム、線路、ホーム、線路の順に並ぶ特異な配置であり、のりばにふられた番号は駅舎側からそれぞれ1番線、2番線となっている。当駅には跨線橋が1本あるがこれは2つのホームを結ぶだけでなく駅の裏手にも伸びており自由通路の役割も果たしている。
- のりば
- 1番線 - 山形方面
- 2番線 - 新庄方面
厳密に言えば当駅には駅舎はなく舟形町の医療サービスセンターと観光物産センターの間の隙間が駅の出入り口となっているが、観光物産センターには待合所と出札窓口があり事実上の駅舎となっている。この観光物産センターには舟形町を紹介する展示もある。当駅は簡易委託駅で、観光物産センター内の出札窓口で切符の販売を行っている。
「JR・私鉄全線各駅停車3 奥羽・羽越480駅」(小学館、1993年刊)のカラー口絵に旧駅舎時代の窓口風景と背中を向けて事務作業をしている委託駅員の姿が掲載されている。委託駅員によると、山形市内の書店でたまたま購入した舟形町民によって、初めて掲載されていることを知ったとのこと。その後、舟形町は公費で同書を3冊購入して、当駅にも置いてある。
[編集] 駅周辺
駅脇に舟形町の医療サービスセンターがあるため駅前に薬局がある。駅前から商店や民家の並ぶ通りが続いておりその通りを数分歩くと国道13号にぶつかり、駅前通との十字路付近が、舟形町役場などがある中心部である。国道13号線沿いには山交バス舟形十字路バス停があり、ここに新庄駅始発の山交バス舟形線、特急48ライナー(仙台駅前行)、TOKYOサンライズ号(浜松町バスターミナル行)が停車する。
- 舟形町役場
- 猿羽根山地蔵尊 - 日本3大地蔵尊の一。
- 舟形若あゆ温泉(あゆっこ村)
- アユパーク舟形 - 河川公園。
- 舟形町歴史民俗資料館
- 舟形郵便局
- 舟形町立舟形中学校
- 舟形町立舟形小学校
- 小国川
- 国道13号
- 山交バス舟形十字路バス停(新庄、仙台、東京・浜松町BT行バス)
[編集] 利用状況
- 2001年度の乗車人員は、1日平均183人。
- 2002年度の乗車人員は、1日平均186人。
- 2003年度の乗車人員は、1日平均183人。
- 2004年度の乗車人員は、1日平均180人。
- 2005年度の乗車人員は、1日平均155人。
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)7月21日 - 奥羽南線大石田~舟形間開通と共に開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に承継。
- 1993年(平成5年)3月 - 現在の駅舎が完成。
[編集] 隣の駅
かつては当駅と新庄駅の間の奥羽本線に陸羽東線が近づいてくる辺りに奥羽本線の鳥越信号場があった。