塩浜駅
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塩浜駅(しおはまえき)は、三重県四日市市御薗町にある近畿日本鉄道及び日本貨物鉄道(JR貨物)の駅。
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[編集] 当駅からの鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 近鉄名古屋線
島式2面4線のホームを持ち待避可能な橋上駅。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみで、駅出入口は東西双方に1ヶ所ずつある。近鉄塩浜検修車庫(車両工場)が隣接している。
- のりば
- 津・鳥羽・賢島・大阪方面(待避線)
- 津・鳥羽・賢島・大阪方面(本線)
- 四日市・桑名・名古屋方面(本線)
- 四日市・桑名・名古屋方面(待避線)
[編集] JR貨物関西本線貨物支線
四日市から3.3kmの貨物支線で一日に上り8本、下り7本が運転されている。(2006JR貨物時刻表より)
昭和四日市石油四日市製油所や石原産業四日市工場、三菱化学四日市工場への専用線がある。四日市製油所より南松本駅にある日本オイルターミナル松本営業所への石油貨物列車が発車する。
[編集] 特徴
ここでは近鉄塩浜駅のみ言及する。
- 自動改札機設置駅(回数券カードに対応。但し、スルッとKANSAI及びJスルーカードには非対応)。
- 正式にアナウンスされてはいないが、券売機(新型のタイプ)に同カードを挿入することにより切符を購入することができる。
- 自動精算機設置駅(但しスルッとKANSAI及びJスルーカードには対応していない)。
- 窓口にて特急券及び定期券の購入が可能。
- 長らく構内アナウンスが自動放送化されていなかった(その都度駅員が案内放送を行っていた)が、2005年2月ころ自動音声化。
- 当駅に停車する急行及び普通列車はこの駅で乗務員交代を行う。
- 特急に抜かれる急行があり当駅で待避をする。
[編集] 利用状況
ここでは近鉄塩浜駅のみ言及する。
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は5928人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、106位。
- 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中では、14位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では、15位。
[編集] 駅周辺
- 昭和四日市石油
- 四日市塩浜郵便局
- 四日市中里郵便局
[編集] 路線バス
- 塩浜駅前
- 92系統 県立総合医療センター・高花平
- 92系統 磯津
[編集] 歴史
- 近鉄名古屋線
- 1919年(大正8年)10月25日 伊勢鉄道海山道~楠間開通時に開業。
- 1926年(大正15年)9月21日 伊勢鉄道が伊勢電気鉄道に社名変更。
- 1936年(昭和11年)9月15日 参宮急行電鉄が伊勢電気鉄道を合併。参宮急行電鉄伊勢線の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道の駅となる。
- 1941年(昭和16年)8月18日 海山道~塩浜間複線化。
- 1944年(昭和19年)6月1日 関西急行鉄道が南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)と合併、近畿日本鉄道の駅となる。
- 1986年(昭和61年)6月23日 橋上駅舎化。
- JR貨物関西本線貨物支線
[編集] 隣の駅
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- 関西本線貨物支線
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- 四日市駅 - 塩浜駅
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