井戸田潤
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井戸田 潤(いとだ じゅん、1972年12月13日 - )は愛知県小牧市出身のお笑いタレントでスピードワゴンのツッコミ担当。相方は小沢一敬。ホリプロコム所属。身長166cm、血液型B型。父は元小牧市議(民主党)。妻は女優・安達祐実、義母は安達有里、義兄は安達哲朗、義弟は安達大。愛知県立小牧工業高等学校卒業。
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[編集] 来歴
- 1998年12月11日 コンビ結成。
- 2002年 第2回「M-1グランプリ」決勝進出。
- 2003年 第3回「M-1グランプリ」決勝進出。
- 2005年9月14日 女優・安達祐実とできちゃった婚(妊娠2ヶ月)。
- 2006年4月 長女誕生。
[編集] 芸風
- テンションが高く激しい、そしてやや古くさいツッコミが特徴。
- 相方の小沢一敬が甘い言葉を言うと「甘~い!!」と叫ぶのがお馴染み。しかし全く脈絡のない所で「甘~い!!」と言ってしまうことがある為、小沢が指を鳴らしたら言う様にしている。 他にも小沢が否定的な言葉を発すると「あたし認めないよ小沢さ~ん!」と手を上にあげて左右に振るのも有名である。
- 掴みの言葉は「漫才大好き!!」。ただし、「甘い言葉」が流行りだした為か最近はあまり見られない。
- 例えツッコミをよくする。自然なノリツッコミが出来る。
[編集] 人物
- 相方の小沢に負けず劣らず涙もろい。ベビーベッドを組み立てながら「このベッドに子供が寝るのか・・・」と思い涙した。
- 小沢の失敗を持ち前の明るさでフォローしていることから、小沢曰く「スピードワゴンの愛嬌」である。
- 新宿二丁目の人々(つまりゲイ)にもてる。
- 中日ドラゴンズのファンであり、2004年の日本シリーズで、中日が西武に敗戦した翌日、中日グッズを身に付けてテレビ出演した事がある。
- サーフィンをやっている。
- 相手に近づき、口を大きく開けて笑う癖がある。
- 中学・高校と陸上部に所属(種目は走り高跳び)。
- 家事が何でも出来る。小沢と同居していた頃、バイトの休憩時間に小沢の昼ご飯を作るために家に帰ってくる程マメ。
- 三国志マニア。
- EXILEのUSAは、アルバイト先の後輩だった(2006年12月4日放送回「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」より)
[編集] エピソード
- 吉本興業名古屋事務所にマグニチュードというコンビで所属していた。また、デビュー当時は子供の頃から好きだったタモリに肖り、「イトリ」という芸名だった。
- 吉本興業に所属していた頃、阪神・淡路大震災の直後になんばグランド花月に出演し、コンビ名「マグニチュード」を名乗っただけで最前列にいたお客さんが泣き出し、劇場の支配人を激怒させた事がある。
- 歌が上手で「笑いの金メダル」(朝日放送)でアンジャッシュの渡部建とペアを組んでゆずの『夏色』を歌い、高得点を記録した。
- 「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日)の「コンビ解散ドッキリ」で小沢が仕掛け人となりドッキリを仕掛けられたが、小沢を傷つけず正論で煽るような説得の仕方は男らしく、相方思いである印象を与えた。一般的には小沢がフォローしているように思われる関係だが、このドッキリで実は逆である事が明らかとなった。
- 相方小沢が稽古場でネタを書いている時には、やることが無いので掃除をしたり体を鍛えたりしている。
- コンビ同士で衣装を使いまわししているため、太っていた頃に「このままじゃ小沢さんが着れなくなる」とダイエットをした。
- 実家が金持ちとして知られ、既に自分の土地があるらしい。本人も「一人暮らしをするまで苦労した事がない」と発言している。相当な親馬鹿であり「笑いの金メダル」で携帯電話料金を2万だけ親が払っていると暴露された。(暴露されてからは全額自分で払っている)。親は度々テレビに出演していて、「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)では安達祐実が挨拶に来た話では無く、不倫騒動の元カノが挨拶に来た事を喋ってしまった。
[編集] 天然ボケ
- ラジオ番組で曲紹介をするときに浜崎あゆみの「TO BE」という曲を普通にローマ字読みし、「とべ」と紹介した。
- お笑い専門誌のインタビューで「よく使う携帯電話の機能は?」と聞かれると「リダイヤル」と答えた。
- 余りにも物を知らないため小沢に注意された翌日、勉強のために本を読んでいた。タイトルが「言われっぱなしはもうごめんだ」であった。
- よく遅刻する。「11時入り」を「11時起床」と勘違いしたり、打ち合わせ時間になっても来ず、小沢がメールをした所「可愛い子がいたから」とナンパを理由に遅刻した事もある。
- 「ハゲタカウォーズ」(テレビ東京)で「東海道新幹線の駅名は?」という問題を「岡山」と答え、「広島で終わりなんですか?」とキョトン顔をしていた。
- 1年間が356日だと思っていた。「俺だけ1年が早く終わる・・・」
- 小沢は、「天然ではなくただの馬鹿で、いい所は顔しかない。」と発言している。井戸田本人は自身の天然を「親の遺伝ですね」や「一般教養より下」と相方に合わせた発言をしている。しかし夫人の安達によればこれもまんざら冗談でもないようで、彼女が井戸田の兄に初めて会った時には「長台詞の覚え方」や「かつらと地肌の分け目をどうやってきれいに見せるか」など、どこかピントはずれな質問をされたそうである。
[編集] 不倫騒動・結婚
- 妻・安達祐実の出産9日前に元彼女とホテルで密会していた事が週刊誌「フライデー」(講談社)に報じられた。同誌によるとその彼女は3年程付き合っており、井戸田が安達と結婚する為に別れたこともあり、各所「井戸田がホテルに行く事を知っていた訳だから、彼女がフライデーに頼み仕組まれた事」と彼女の陰謀であるとの声が多数である。彼女はまだ駆け出しの女優だったが、安達が出産した日に事務所を辞めている。井戸田は安達に土下座で謝罪し、事務所からは厳重注意を受けた様で、本人も「軽率な行動でした・・・」と反省している。
- 「リンカーン」(TBS)でにこの一件を、松本人志に「皆盛り上がってるのに井戸田君の顔が曇っている様に見える…」といじられた。井戸田は「言い訳するつもりとかないんです。ただ、軽率な行動でした」と反省の弁を述べた。この報道があったせいか、テレビ出演時も表情は暗く、自身のラジオで小沢に「本当に頭抱えてる人、初めて見た」とコメントされるくらい、精神的には相当に応えたようである。
- 「安達祐実とは合コンで知り合った。誘ったのは井戸田」と伝えられるがこれは明らかな誤報である。正しくは「アメリカザリガニ・平井がお互いを紹介し、複数での食事を予定していたが、予定が合わず2人での食事となった。食事に誘ったのは安達」である。事実と異なる事が余りにも報道されている為、「記者はもっと調べてから掲載すべきで、新聞等の情報を鵜呑みにし過ぎ」と批判が上っている。
- 「奥さんのネームバリューに頼り過ぎではないか?」と厳しい意見があるのも事実であり、M-1決勝出場経験を持つ実力派であるのに、井戸田が話す結婚ネタでコンビとしての価値が下がっているのでは無いか、と懸念する声も少なくない。
- 奥さんを「性の対象としたネタ話」をされるのが嫌でラジオで車の話になり小沢が女性を車に例え、「奥さんは新車じゃなかったんでしょ?」と冗談で発言したところ「ぶっ殺すぞ!」と激怒した。しかし本人は妻子持ちながら下ネタ好きで度々小沢に「妻子持ちだろ」と突っ込まれるが「俺も言いたい」と治まる気配が無い。
- 結婚会見では「新居を見つけるために今は彼女の家に住んでいる」と発言していたが「はなまるマーケット」(TBS)で「初めから彼女の家に住もうと思っていて、新居は探す気は無かった」と告白しており、磯野貴理子に「上がり込んでるんでしょ?」と言われると「上がり込んでるんじゃ無くて、転がり込んでる」と発言しているため事実の様である。
- 結婚は2006年9月14日(安達の誕生日)と考えていたが、子供が出来たため2005年となった。井戸田はこの事を「コウノトリが運んで来た」と発言しているが「トリハダ ~感じるボロ~ン~」(朝日放送)に出演した際加藤浩次に「嘘だろ~祐実ちゃんをお前がやっちゃんたんだろ」と突っ込みを受けた。
[編集] 単独での出演
[編集] 現在の出演
[編集] 過去の出演
- テレビドラマ
- 「だめんず・うぉ~か~」最終回(テレビ朝日系、2006年)
[編集] 関連項目
人物