尼崎センタープール前駅
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尼崎センタープール前駅(あまがさきせんたーぷーるまええき)は、兵庫県尼崎市にある阪神電気鉄道本線の駅。
尼崎競艇場の最寄り駅。センタープールとは競艇場の競走池のことで、水泳用のプールがあるわけではない。 平日朝ラッシュ時のみ、梅田方面行の準急が停車し、競艇開催時には急行が臨時停車する。
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[編集] 駅構造
3面4線のホームを持つ高架駅で、駅コンコースから尼崎競艇場正門前までファンロードと呼ばれる屋根付きの歩道橋が整備されている。
普段は島式ホーム2面4線のみ使用され、上りホームとともに1番線を挟む形で残り1面のホームが配置されており、尼崎競艇開催時の臨時降車ホームとして使われる。
- のりば
- 尼崎・野田・福島・大阪(梅田)方面(待避線)
- 尼崎・野田・福島・大阪(梅田)方面(本線)
- 甲子園・西宮・芦屋・神戸方面(本線)
- 甲子園・西宮・芦屋・神戸方面(待避線)
- ※ホーム有効長は8両(ただし1番線向かいの臨時ホームは6両)。
[編集] 駅周辺
[編集] バス
尼崎市営バス 「阪神センタープール」または「尼崎競艇場」停留所
- 30番(北行) 阪急塚口 行(JR立花(上)・立花支所・尼崎北小学校経由)
- 30番(南行) リサーチコア前・武庫川 行
- 60番(北行) JR立花(上) 行
- 60番(南行) リサーチコア前・鶴町・松下PDP前 行
[編集] 利用状況
2004年度の1日の乗降客数は6,636人。
[編集] 歴史
- 1952年(昭和27年)9月14日 開業。
- 1963年(昭和38年)12月10日 国道43号建設により尼崎海岸線を廃止する補償措置として常設化。
- 1994年(平成6年)1月23日 尼崎市内連続立体交差事業により高架化。
[編集] その他
駅西方の高架下には阪神電鉄の研修所があり、ここには野上電気鉄道から返還された戦前製の小型車である601型604号車、1141型1150号車が保存されている。特に604号車は、大正期の電車に多く採用された前面が半円形で5枚窓という車体形状を今に伝える、たいへん貴重な車両である。また、1150号車は阪神の小型車に多く採用された、幕板部の明かり取り窓が特徴。参考
[編集] 隣の駅
- 阪神電気鉄道
- 本線