魚崎駅
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魚崎駅(うおざきえき)は、兵庫県神戸市東灘区にある阪神電気鉄道・神戸新交通の駅。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
2つの駅は改札外の連絡通路で結ばれている。若干距離があるため、移動には数分かかる。
[編集] 阪神電鉄魚崎駅
相対式2面2線のホームを持つ橋上駅(阪神では唯一)である。南北双方に出入口があるものの、改札口は1ヶ所のみ。
[編集] のりば
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- 西宮・甲子園・尼崎・大阪(梅田)方面行のりば
- 三宮・元町・高速神戸・須磨・明石・姫路方面行のりば
- ホーム有効長は6両。案内上ののりば番号が無い上、直通特急停車駅にも関らず構内アナウンスは小駅用の簡易タイプのままである。
[編集] 神戸新交通魚崎駅
相対式(六甲ライナーでは唯一)2面2線のホームを持つ高架駅。駅番号はR02。
[編集] のりば
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- 1番線 マリンパーク方面
- 2番線 住吉行
[編集] 駅周辺
なお、住吉川が天井川のため、阪神魚崎駅のホームは地平にあるといっても阪神住吉駅方の高架とほぼ同レベルの高さである。さらに上を六甲ライナーが走るため、この駅周辺の連続立体交差化工事は、住吉川の両岸にある道路を地下化することで行われた。
また、上を走る六甲ライナーも、阪神本線の南側にある阪神高速道路3号神戸線の高架をくぐるために、全線最急の58パーミルの勾配となっている(3号神戸線の高架も六甲ライナー部分だけ多少切り欠いてある)。
[編集] 利用状況
2004年度の1日の乗降客数は21,699人。六甲アイランドの人口増加が落ち着いた後も、駅周辺のマンション建設ラッシュにより利用客は増加し続けている(乗客が近年になって増加しているのはこの駅のみ)。
[編集] 歴史
- 1905年(明治38年)4月12日 阪神魚崎駅開業。
- 1990年(平成元年)2月21日 六甲ライナー魚崎駅開業。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災で被害を受け阪神本線、六甲ライナーともに運休。
- 1995年(平成7年)2月11日 阪神魚崎駅、青木~御影間復旧により営業再開。
- 1995年(平成7年)6月26日 阪神本線全線復旧。
- 1995年(平成7年)7月20日 六甲ライナー魚崎駅、魚崎-アイランド北口間復旧により営業再開。
- 1995年(平成7年)8月23日 六甲ライナーの住吉-魚崎間復旧。同線は全線復旧となる。
- 2001年(平成13年)3月10日 阪神魚崎駅に直通特急・特急が終日停車となる。