尼崎競艇場
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尼崎競艇場(あまがさききょうていじょう)は兵庫県尼崎市にある競艇場である。 施行者は、尼崎市と伊丹市。
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[編集] 施設の特徴
水面北側に観客スタンドがあり、南側には阪神電車の高架が通る。
[編集] 水面の特徴
水質は淡水。癖が少ないと言われ、広いコースはカマシを得意とする選手に好まれている。 フライング警報装置であるSKS(スタートタイミング感知システム)が1995年(平成7年)6月29日より使われていたが、2006年(平成18年)3月24日をもって廃止された。
[編集] その他
- この競艇場の名物として、「多幸焼(たこやき)」がある。見た目はタコ焼きだが、タコの代わりにコンニャクが入っている。6個100円。個数ではなく、金額で注文する。
- かつて、この一帯は湿地帯であり、夏季は蚊が大量発生するなど、衛生面で非常に問題となっていた。戦後、この土地を埋め立てる計画が出たところ、競艇の開催地を探していた日本船舶振興会と、戦後の復興資金確保に躍起だった尼崎市との間で、競艇場への活用が決まったのであった。開設後は、立地条件の良さもあって、全国でも有数の売り上げを誇る競艇場となった。
周年記念(GI)として、近松賞が行なわれている。
企業杯(GIII)として、UCCカップが行なわれている。
ゴールデンウィークには六甲賞競走、お盆にはオール兵庫王座決定戦が行なわれている。
実況はメディアターナーの千葉誠一が担当している。
[編集] アクセス
[編集] 過去のSG開催経験
※一番右は優勝者
- 第3回全国地区対抗競走(1957年) 金藤一二三
- 第14回全日本選手権競走(1967年) 優勝者なし(※優勝戦不成立のため)
- 第14回笹川賞競走(1987年) 野中和夫
- 第38回全日本選手権競走(1991年) 原田順一
- 第7回グランドチャンピオン決定戦競走(1997年) 市川哲也
- 第36回総理大臣杯競走(2001年) 烏野賢太
- 第6回オーシャンカップ競走(2001年) 石田政吾
- 第29回笹川賞競走(2002年) 西島義則
- 第31回笹川賞競走(2004年) 上瀧和則
[編集] 外部リンク
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