モルディブ
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- モルディブ共和国
- ހިވެދި ގުޖޭއްރާ ޔާއްރިހޫމްޖު
-
(国旗) (国章) - 国の標語 : なし
- 国歌 : 国歌
-
公用語 ディベヒ語 首都 マレ 最大の都市 マレ 大統領 マウムーン・アブドル・ガユーム 首相 なし 面積
- 総計
- 水面積率世界第186位
300km²
極僅か人口
- 総計(2004年)
- 人口密度世界第168位
339,330人
1,131人/km²GDP(自国通貨表示)
- 合計(2005年)
105億ルフィヤ (£)GDP(MER)
- 合計(2005年)世界第158位
8億ドルGDP(PPP)
- 合計(2002年)
- 1人当り世界第167位
12億5,000万ドル
3,900ドル独立
- 日付イギリスより
1965年7月26日通貨 ルフィヤ (£) (MVR) 時間帯 UTC (+5)(DST: なし) ccTLD .MV 国際電話番号 960
モルディブ共和国(モルディブきょうわこく)、通称モルディブは、インド洋にある島国。インドとスリランカの南西に位置する。イギリス連邦加盟国。
目次 |
[編集] 国名
正式名称は、ހިވެދި ގުޖޭއްރާ ޔާއްރިހޫމްޖު (ディベヒ語: ラテン文字転写は、Dhivehi Raajjeyge Jumhooriyyaa。読みは、ディヴェヒ・ラーッジェーゲ・ジュムフーリッヤー)。通称、Raajje。
公式の英語表記は、Republic of Maldives(リパブリック・オブ・モールディヴズ)。通称、Maldives。
日本語表記は、モルディブ共和国。通称は、モルディブが最も多く、次にモルジブが多い。かつて現地の日本大使館は、「在モルディヴ日本国大使館」と表記していたが、現在は「在モルディブ日本国大使館」となっている。
ディベヒ語の Raajjeyge は、「島」を意味する rah の複数形 Raajje に、所有格(~の)を表す接尾辞 +ge がついたもの。Jumhooriyyaa は、「共和国」という意味。Dhivehi は、民族名で、「島に住む人」の意。
英語名の Maldives は、サンスクリット語で 「島々の花輪」を意味する Malodheep (マローディープ:マーラー mAlA माला 「花輪」 + ドウィーパーハ dvIpAH द्वीपाः 「島々」)に由来するとされる。これは、モルディブの珊瑚礁の島々が輪を描くように並んで浮かんでいる様子を、花輪にたとえたものである。
[編集] 歴史
- 1887年に英国の保護国になる。
- 1965年7月26日、スルタンを元首とする君主国として独立したが、1968年11月11日に国民投票で共和制に移行。
- 1978年11月11日、ナシル初代大統領に代わり、マウムーン・アブドゥル・ガユームが第2代大統領に就任。軍を保有していないために、1988年に傭兵部隊の攻撃を受けた。
- 1988年11月3日より輸送機によりインド軍部隊が投入され、傭兵部隊は無血で鎮圧された。
[編集] 政治
国家元首の大統領は、行政府の長である(首相は1975年以来空席。大統領が行政府の長を務めている)。任期5年。議会が候補者を選出し、国民が信任投票を行う。前回選挙は2003年10月に行われ、ガユーム大統領の続投(6期目)が決まった。
議会は、一院制で、Majlis と呼ばれる。全50議席で、42議席を21歳以上の国民による選挙で選出し、8議席を大統領が指名する。任期は5年。伝統的に政治的集団を結成する習慣が無いので政党は存在しなかったが、アジア最長と呼ばれるガユーム政権の打倒のために2003年11月10日にモルディブ民主党が結成された。これを契機に、ガユーム大統領が新党モルディブ人民党を結成。またその他にも、イスラム民主党や正義党といった小政党が結成され、徐々に政党政治へと移行しつつある。
[編集] 地方行政区画
- 詳細はモルディブの地方行政区画を参照
首都マーレと、20のアトール (atholhu) に分かれる。首都マーレは、カーフ環礁の中にあるマーレ島とヴィリンギリ島の2島のみで構成される行政地区。アトールは、「環礁」を意味する英語の atoll に由来する語で、26ある自然的意味における環礁を、行政管轄の観点から合一または分割し、20に再編したもの。「環礁区」と日本語に訳されたり、「自然上の環礁」と「行政上の環礁」として両者を区別されたりすることもある。
[編集] 地理
スリランカ南西のインド洋に浮かぶ26の環礁や約1,200の島々から成り、約200の島に人が住む。高温多湿の熱帯気候。
海抜の最高が2.4mという平坦な地形であるため、地球温暖化を原因とする海面上昇と珊瑚礁の死滅により国土が消滅する危険にさらされている。
現在、フルレ島(マレ国際空港がある)の北北東に人工島「フルマーレ」を造成している。
[編集] 経済
主産業は漁業と観光業。リゾート島は85~100もあるといわれる。2001年7月、政府は20年間で工業化促進を目指す「2020ビジョン」を発表。
[編集] 国民
公用語は、ディベヒ語(ディヴェヒ語とも表記され、モルディブ語とも呼ばれる)。また、英語もよく通じる。リゾート島によってはドイツ語、イタリア語も話されている。
[編集] 宗教
イスラム教のスンナ派が国教。住民の100%がイスラム教徒で、世界の国々で国民の100%がイスラム教徒の国は、モルディブとオマーンだけである。
[編集] 文化
旧国歌『ガオミィ サラーム』は、『蛍の光』と同じ曲、つまり、スコットランド民謡の『オールド・ラング・サイン』の旋律を用いた曲であった。
日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
---|---|---|---|
[編集] 関連項目
- モルディブ関係記事の一覧
[編集] 外部リンク
[編集] 公式
- モルディブ政府公式サイト (英語)
- モルディブ大統領府公式サイト (ディベヒ語、英語)
- モルディブ政府観光局公式サイト (日本語)
[編集] その他
- 世界の国々 > アジア
-
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