トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~
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トリビアの泉~素晴らしきムダ知識~(トリビアのいずみ~すばらしきムダちしき~)は、フジテレビ系列で放送されている、雑学を紹介するバラエティ番組である。字幕放送、音声多重放送(副音声解説)。通称「トリビアの泉」、「トリビア」。
2002年10月に深夜番組として始まり2003年3月まで放送。その後、2003年7月2日から水曜日21:00からのゴールデンタイムで放送された(関西テレビでは、月深時代、数日遅れで日曜日の朝9:00から放送されていた。後に、土曜日の朝10:00からに変更)。
2006年9月27日の番組改編で、水曜枠の放送を終了し、2007年1月より「土曜プレミアム」(土曜日21時から23時枠)での特番として約2ヵ月に1回放送することとなった。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 番組の構成
「生きていく上で何の役にも立たないムダな知識(雑学、トリビア)」を一般公募して紹介、評価するメインコーナー「トリビアの泉」をはじめ、実用性はないが、「明日人に教えたくなる」ような話題提供をコンセプトに、ユーモアを交えて放送する。
この番組に使われるBGMは他の番組で使われたものやクラシックなどトリビアにちなんだものが多い。
番組開始当初より2004年まで、番組冒頭にアイザック・アジモフの発言とされる言葉を引用し、この地球で「トリビア」を増やすことに喜びを感ずるのは人間のみであることを述べて、番組コンセプトと結びつけた。2005年1月から現在まではこれに代わり、同様の目的でアリストテレスの『形而上学』第一巻冒頭の文「人間は生まれながらにして知ることを欲する」(980a)を引用している(2006年9月現在)。
メインコーナーの他に番組内で放送したコーナーとして、「トリビアの種」、「はぁ~ のコーナー」、「ガセビアの沼」、「おさらいトリビア」がある。各コーナー内容を次項以降に示す。
[編集] トリビアの泉
番組視聴者から投稿された情報を元に、「トリビア」となりうる雑学を、「確認VTR」を使ってユーモアを交えつつ紹介するコーナー。また番組スタジオでは、「トリビア」を紹介する2人の司会者「トリビアプレゼンター」と、「トリビア」を評価する5人のパネリスト「トリビア品評会」が登場し、番組を盛り上げる。司会者は「補足トリビア」と称して「トリビア」に解説を加え、パネリストは「へぇボタン」を使って評価(番組内では「品評」と称す)する。
「確認VTR」、「補足トリビア」、「品評」の詳細を以下に示す。
[編集] 確認VTR
VTRの基本構成は、詳細を知る人物(大学教授など専門家や、当事者、関係者)へのインタビューや、証拠となる書物の引用などの後、「実際にご覧下さい」「実際にやってみた」などのテロップを挟んで、記録映像や実験映像などで紹介する、というもの。インタビューでは「はい、確かに~(英語ではYes, that's right~)」で始まるのが決まり文句になっている。一見不可能に見える事(一般人には出来なさそうなこと。「古代オリンピックでは、全裸で競技を行う」と言う内容の時には、実際に平然と野外で、全裸で、一般競技をやらせていたことがもある)も平然と再現、実験してみせる。これにユーモアを交え、時には本題とあまり関係のない事柄もネタとして取り入れることがある。解説する専門家に無理難題を要求するなどの嘲笑的なVTRなどは、視聴者の間でも好みが分かれる。
VTRには、特に実験を必要をする場合など、スタッフが出演することが多い。また番組がゴールデンタイムに移行した後は、「トリビア」内容とは直接関係のない人物を起用することもあり、大物タレントを出演させたり、プロ漫画家の描いたイラストを使用するなどして「トリビア」を紹介する、ムダな豪華さも見どころとする。
洋画の一瞬の映像を使う際に、スロー再生や一時停止が許可されなかったため、「大人の事情により映像を一時停止することが出来ないのでお手数ですが目を凝らしてご覧ください」とし画面上のどの辺りかを説明して繰り返し再生したり、「ゴールデンタイム番組にふさわしくない映像」を使う際にモザイクをかけたり、といったVTRも放送した。
内容によってはときたま確認VTRがないこともある。
[編集] 補足トリビア
確認VTRに含まれない詳細や関連事項などを「補足トリビア」として、司会の1人である八嶋智人が説明する。確認VTRに大物タレントやプロ漫画家などを起用した際には、その人物も紹介し、時には宣伝も行う。最後に高橋克実がその「トリビア」から思いついた一言を言い、「トリビア」紹介を締める(髪型や過去をモチーフにした「自虐的」内容が比較的多い。時には八嶋を皮肉る)。この一言は、番組内容を収録した「トリビアの泉 へぇの本」で「高橋語録」と称している。(ただし、実際に番組内で高橋克実がトリビアの最後に言った言葉と、 「へぇの本」の「高橋語録」での一言とが必ずしも一致するとは限らない。)
[編集] 品評
紹介された「トリビア」に対し、5人のパネリスト「トリビア品評会」が、「トリビア」の驚き、意外性、また「確認VTR」のおもしろさなどを感銘度とし、「へぇボタン」と称するボタンを押して評価する。パネリストは感銘度を「へぇ」という単位に換算し、「へぇボタン」を1回押すごとに1へぇずつ得点をつけることができる。1人につき20へぇが与えられ、その合計値で「トリビア」の優劣をつける。20へぇの評価で「満へぇ」となり、5人全員が「満へぇ」、つまり合計100へぇで満点となる。合計80へぇ以上の評価が出た場合、品評会会長から商品が授与されるが、そのトリビアにちなんだギャグによって会長が商品を決めるため、実用性が低いものが多い。「品評会会長」はタモリ。番組がゴールデンタイムに移行し、タモリが加入してからは、その厳しい評価のため高得点が出にくい傾向にある。
「へぇ」の言葉は放送を重ねるごとに世間に広まり、2003年には「ユーキャン流行語大賞」のトップテンに選出された(登録上は「へぇ~」)。「へぇボタン」を押す時に効果音として使われる、女性の気の抜けた「へぇ」という独特の声は、その流行の要因のひとつ。「へぇボタン」は、丸形の青色ボタンで、設置された透明ケースから取り外すことができる。司会の八嶋が、第1回放送時から取り外せるようになっていると語った(2005年5月18日)。品評会会長席の「へぇボタン」は、他のパネリスト席のものとは形状が異なる(当初は丸形の黄緑色ボタンだった)。
各品評会員ごとの「へぇ」の得点、および合計値はそれぞれスタジオの電光掲示板に表示される。品評員席の表示は、通常は白、「満へぇ」になると赤になる。合計値の表示は、深夜番組時代は、白のみだったが、ゴールデン移行直後は値が増えるにつれて紫→青→水色→緑→黄色→オレンジ→赤(100へぇ)と変わっていく方式に。後に、色の変化は不規則になる。100へぇを達成すると電光掲示板の下にある噴水口から100円玉が100枚出るという仕掛けがある。「へぇボタン」はゴールデンでの名称だが、深夜番組時代は「へぇスイッチ」という名称だった。2006年1月18日放送分より、誰か1人でも“満へぇ”が出るとパネラー席後ろのランプが不規則に点滅するようになった。“満へぇ”になってもへぇボタンを押すことも出来るが、21へぇ以上は得点として加算されない。
[編集] トリビアの種
番組視聴者から「調べてみることでトリビアになりそうな日常の疑問」を公募し、その疑問を調査、実験などで明らかにする。その検証VTRに対して、意外性、内容の充実度、検証の労力などを感銘度とし、品評会会長のタモリが評価する。番組がゴールデンタイムへ移行した2003年7月2日放送分から開始。
感銘度は「一分咲き」から「九分咲き」、および「満開」の10段階で表し、「満開」へ近づくほど感銘度が高いことを示す。タモリが手元にあるレバーを引くと、スタジオ後ろに控える多数のエキストラ(全員サングラスをかけており、その理由はスタッフ曰く「タモリの脳内を具象化しているから」)がそれぞれ手に掲げたパネルを裏返し、「~分咲き」および「満開」の花が描かれたイラストを作る。ちなみに「満開」が出た時は、さらにパネルが裏返り、「やったね!」の文字が現れる。
パネルの動きが遅かったり、パネルの向きが間違っていたりすると、八嶋による指摘を受けることがある。
2004年2月18日放送分までは、「一分咲き」・「三分咲き」・「五分咲き」・「八分咲き」・「満開」の5段階評価だったが、タモリが八分咲きを連発したことで本人の意向から、同年2月25日放送分からは、「二分咲き」・「四分咲き」・「六分咲き」・「七分咲き」・「九分咲き」が加わり10段階に変更したが、大半は八分咲き以上の評価がされる。
当初は10分程度のコーナーだったが、次第に放送時間が長くなり、ときには2本立て・3本立てで放送されることもあり、番組のメインであるトリビアの紹介よりも放送時間が長くなることがある。
コーナー冒頭に、司会の高橋が小説・映画・漫画・アニメ・歌などの台詞や歌詞の一節を言うことが恒例である。しかし、大抵の場合タモリと八嶋には無視される。また、高橋が「私に品評してほしい」「いつになったら私に品評させてもらえるんでしょうか」と八嶋に頭を下げて誓願するも、八嶋が「顔を上げてください。ダメなものはダメです。」などと軽くあしらう、というやり取りも恒例である。
このコーナーでは実験の際、さいたまスーパーアリーナ等の巨大体育館を借りることがあるため、番組では相当な経費がかかっていると思われる(相当な経費がかかる「種」は複数同時に撮影される事もある)。また、オートポリスを使うこともある。
トリビアの種はシリーズ化する傾向が多く見られ、ベン・ジョンソンやジェファーソン・ペレスが検証に参加する「スポーツシリーズ」、日本刀とピストルなどと勝負をする「対決シリーズ」、雑種の犬が血統種(特別な訓練された犬)の犬と同じことができるかを検証する「雑種犬シリーズ」などがある。 トリビアの泉の方でも、「っぽく見える」、「っぽく聴こえる」シリーズがある。
2004年12月22日放送分で、「ジーンズを両側から引っ張って最後まで裂けなかったものは何か?」を検証する際に、重機を使用してジーンズの強度を調査したため、ジーンズメーカーのエドウィンから「衣料の品質を問うものではない」といった苦情が寄せられた。これを受け、2005年1月19日放送分の本コーナー冒頭で、山中秀樹アナウンサーが謝罪文を読み上げた。
雑種シリーズにおいては愛犬家から批判の声が出ており内容としては「雑種と血統種を比べて差別をしている」や「雑種と訓練を施した犬と比べてバカにしているのか」などの苦情が来ている。他の企画においても、見た目や視聴者受けを重視するためか実証内容や条件に問題がある場合があり、視聴者に偏見させているなどの批判がある。
[編集] はぁ~ のコーナー
「トリビアの泉」に投稿された情報のうち、「へぇ」とすら言えない、通常の「トリビアの泉」で扱うに至らないものをピックアップして紹介する。タイトルの「はぁ~」はためいきを表す。2002年10月からの深夜番組時代に、番組最後に不定期に放送し、2003年3月、ゴールデンタイム移行までに終了(尚、かつて(青森放送では2006年1月放送)は「一番むかつく「はぁ~」は…」と言うトリビアも放送された)。
投稿者の個人的なこと、確認が不可能なもの、バラエティー番組のネタとして適切でないものなど、「こんなことをわざわざ送ってこなくっても…」と感じ取れるものを紹介した(このコーナーで読まれた「花*花の*は肛門に見える」というネタは後に増える「○は○に見える」というトリビアと大差がない)。
[編集] ガセビアの沼
「トリビアの泉」に投稿された情報のうち、全くの嘘やガセネタであったものを、「ガセビア」として紹介する。主に、誤解している人が相当数存在する知識・都市伝説の類を取り扱い、間違いを正す。タモリ、八嶋、高橋のトークを交え、通常の「トリビアの泉」と同様のVTRを使ってガセネタであることを示す。2005年1月19日放送分から開始。
- 当初は2005年1月1日放送分『あけましてムダ知識スペシャル』から開始予定だったが、同年1月19日に延期される。開始当初は毎週放送されていたが、休止されることもあり、しばらく放送されない週が続きコーナー廃止ともいわれたが、2006年8月9日放送分で復活した。
検証VTRの最後に、女優の緒川たまきが出演するショートドラマを放映する。 「(ガセビアの内容)これを使うと・・・」といって画面が粉々に砕け、「ガセビア」とは全く関係のないシチュエーションで緒川が「ウソつき」と一言だけ話し、画面が暗転、「ウソつきになりますので、ご注意下さい」という字が出てくる、という非常に短いもの。表面上の目的は「ガセビア」を使わないよう注意することであるが、タモリ・高橋・八嶋がこの「ウソつき」の台詞を大変気に入り、「ガセビア」の内容そっちのけで、「ウソつき」の前後のシーンを妄想して盛り上がることもしばしばで、回を追うごとにドラマのシーンが長くなる傾向にある。コーナーの最後には、高橋の「ガセビアよ、さらば!」の合図とともに、タモリが「ガセビア」の書かれたハガキをスライム製のスタジオセットの沼に沈めて封印する。この際に使用されるBGMは、ダニエル・リカーリの「ふたりの天使~ひとつの声のためのコンチェルト~」。
コーナー第1回では、通常の「トリビアの泉」と同様に投稿者名を公表していたが、2回目以降は投稿者名部分にモザイクをかけ、下段に「ガセビア投稿者の気持ちを考慮し 氏名は伏せさせていただきます」と注釈を入れている。また、へぇの本掲載時は第1回の投稿者名も「××さん」に伏せられた。
2005年7月6日放送分で、「『灯油を移し替える器具を考えたのはドクター中松』というのはガセ」という「ガセビア」が紹介されたが、後に誤りであることが判明し、「ガセビアだというのはガセ」という事態に。放送日が異なるネット局では放送されなかった。翌週7月13日放送分で、テロップと山中秀樹元アナウンサーのナレーションで訂正した。トリビアの泉 へぇの本には掲載されなかった。
本題で「お酢に体を柔らかくする効果があるとは科学的に立証されていない」というトリビアがあり、これに対して本来は「ガセビアの沼」の方で紹介されるべき話題であると言う声があるものの、あくまでも『投稿者は正しいと思って投稿したトリビアが間違っていたら「ガセビア」行きとなる』というのが実際のルールなので、これは誤りである。
[編集] おさらいトリビア
- 番組の最後に、各放送回に紹介した「トリビア」の概要を、得点の低いものから順に放送する。また、確認VTRに登場した声優やナレーターがナレーションを務め、「トリビア」の内容を読み上げるといった「お遊び」の要素も。ゴールデン移行当初から放送し、後に不定期での放送となる。
- BGMは通常、堂島孝平作曲のオリジナルのテーマ曲だが、フレッド・ジョリオの「Romance」や「まんが水戸黄門」のオープニング曲「ザ・チャンバラ」反町隆史の「POISON」他、紹介したトリビアにちなんだ曲に変更される事もある。2005年4月頃から「ニャホニャホタマクロー(かつて「みんなのうた」で放送された「ラジャ・マハラジャー」の替え歌)」が毎週使われていた事もある。
- 2006年7月5日と7月26日にはClassの「夏の日の1993」がBGMにフルコーラス使われたが、放送回のおさらいトリビアの後、長いのでスタッフロールの上に前回のおさらいトリビアも流れた。その際はClassの2人が砂浜で歌い、小窓でおさらいトリビアが流れた。
[編集] 影のナレーション
副音声ではレギュラーの中江真司のナレーションとは別に、同じ原稿の内容を別の声優が吹き込んでトリビアを紹介しており、『トリビアの影のナレーション(影ナレ)』と呼ばれている。2006年3月15日から開始されたが、2006年8月2日放送分では行われなかった。 主に、
- 肝付兼太が演じる「ドラえもん」の骨川スネ夫
- 野村道子が演じる「ドラえもん」の源静香
- 杉山佳寿子が演じる「アルプスの少女ハイジ」のハイジ、「キテレツ大百科」のコロ助
- 納谷悟朗が演じる「ルパン三世」の銭形警部
- 井上和彦が演じる「美味しんぼ」の山岡士郎
- 神谷明が演じる「北斗の拳」のケンシロウ
- 中尾隆聖が演じる「ドラゴンボール」のフリーザ
- 八奈見乗児が演じる「ヤッターマン」のボヤッキー
- 神代知衣が演じる「おぼっちゃまくん」の御坊茶魔
- 平野文が演じるうる星やつらのラムちゃん
- 池田秀一が演じる「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル
- 古谷徹が演じる「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ
- 森山周一郎が演じる「紅の豚」のポルコ・ロッソ
- 緒方恵美が演じる「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ
- 島本須美が演じる「風の谷のナウシカ」のナウシカ
- あおい輝彦が演じる「あしたのジョー」の矢吹丈役
このように往年の人気アニメに出演した声優を起用することが多いが、
- ラジオ番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティで有名な笑福亭鶴光
- 映画俳優ジャッキー・チェンの吹き替えで有名な声優石丸博也
- 子供番組「ひらけ!ポンキッキ」のキャラクター・ガチャピン(声優:雨宮玖二子)とムック(声優:松田重治)
が影ナレを務めることもあった。さらに2006年8月30日の放送では(ちょうどガチャピンとムックが影ナレを務めていた)、その放送回の「アニメ『北斗の拳』の次回予告のナレーターは最終回に近づくにつれてテンションが高くなっていく」というトリビアを受けて千葉繁が影ナレを務めた。(ただし、元々ナレーターとして紹介されたこともありシルエットはなく、さらに補足トリビアで顔写真も出ており、"影のナレーター"としては例外的なケースといえる)
副音声の方は、その声優が演じたキャラクター(もしくは本人)を思い起こさせる口調にアレンジしており、時々アドリブが加えられたりもしている。番組冒頭や中ほどでの紹介シーンでは、その影ナレが担当したキャラクター等をシルエットで紹介する(キャラクターにあわせて『赤』塗りのシルエットや『紅』塗りのシルエットで紹介することや影を薄くすること、アニメ内でのサブタイトル表示に似せた演出もある)。加えてその人気アニメの主題歌やBGMが流れることがあるが、シルエットで紹介しているためか著作権者の明記や(C)のマークの表記はない。
エンドロールには「影のナレーション:???」としかクレジットされず、一部のアナログ放送やモノラルテレビでは副音声に対応していないため紹介シーン以外聞くことができない。なお、2006年5月31日の放送では、「トリビアの種」内で影ナレを担当した声優本人の一部と実名が出た。テレビ山口では、当初”影ナレ”に対応していなかったが、2006年4月放送分から副音声(音声多重放送)”影ナレ”で開始した。
番組の前・後半で、副音声の案内中に影ナレーションの声優が交代する(※2006年3月15日、5月3日は除く)。交代に当たってシルエットのキャラクター同士が何がしかのやり取りをする。やり取りの内容や交代のパターンは様々で、「忍者ハットリくん」の獅子丸(声優:緒方賢一)の場合は相手にちくわを投げられて交代させられたり、「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジの場合は作品の各話のサブタイトル同様に「本日の副音声影ナレ」の表記を黒地に白の極太明朝体(マティス-UB)を直角に折り曲げて映したりなどがある。
レギュラー放送最後の影のナレーターは、あおい輝彦が演じる「あしたのジョー」の矢吹丈であった。通常と異なり副音声の案内での交代なしに突然登場しており、中江真司のナレーションと大きく異なっている(敬語ではない,VTRの締めの台詞が全く違う…等)さらに番組の最後ではシルエットではない「真っ白に燃え尽きた」時のカットとともに「トリビアの泉は燃え尽きました」の文字があった。
[編集] 投稿者特典
- 投稿採用者には、獲得した「へぇ」の数に応じた賞金が贈られる。通常は、1へぇにつき100円。ただし、100へぇの場合は100,000円(ただし、未だに100へぇの出たトリビアはない)。今までの最高は99へぇ。
- また、以下のトリビア投稿者にはそれに応じた景品も贈られる。
- 各放送回で最も多くの「へぇ」を獲得したトリビア(今週のベストオブトリビア)
- 脳をかたどった金色のメロンパン入れにもなっている「金の脳」が贈られる。メロンパンである理由は、単に「脳みそがメロンパンにも見える」からというだけのもので、深い意味はない。「金の脳」は、脳の部分が開閉できるようになっており、その中にメロンパンを収納する。「金の脳」紹介時には、司会の八嶋が脳の部分を「メロンパン入れになってま~す、は~いガチャリンコ!」と言いながら開閉する。2005年に「金の脳2005年モデル」にリニューアルされ、開き方が観音開きタイプからガルウイングドア(ランボドアともいう)タイプになり、八嶋が「金の脳」を開く際に、「シャキーン」という効果音を発するようになる。また、2006年には「金の脳2006年モデル」にリニューアルされ、台座にアナログ時計が付いたものになる。ただし、「本日の金の脳」紹介時にテロップの背景に映される「金の脳」は、旧タイプのまま。
- 高橋が選定するマイフェイバリットトリビア(通称MFT)
- 脳をかたどった銀色のオブジェ「銀の脳」が贈られる。サイズは「金の脳」よりも小さい。「銀の脳」とはいうものの、2番目に「へぇ」を多く獲得したトリビアが選ばれるとは限らない(事実、久米宏が投稿したトリビアはその日放送された中で一番低い30へぇだったが、「銀の脳」を獲得した)。5個集めると金の脳と交換できるという、チョコボールのおもちゃの缶詰プレゼントに似たシステムになっている(このシステムを紹介する時に、八嶋が金の脳を「いらっしゃいませ~」と言いながら開く)。2005年に「銀の脳2005年モデル」にリニューアルされ、ネックストラップがついたものになる。ストラップにはフジテレビのコールサイン「JOCX」の文字が書かれており、本来はフジテレビ関係者が使用する入構証ケースに付属して配布されるもの。また、2006年には「銀の脳2006年モデル」にリニューアルされ、台座にアナログ時計が付いたものになる。ちなみに、ある獲得者がインターネットオークションに「銀の脳」を出品したが、いたずらの入札が絶えず、このオークションは取り消しとなった。
2006年5月3日放送で「世にも奇妙な物語のテーマ曲を手拍子しながら聞くと怖くない」は79へぇで最も高いへぇであるにもかかわらず金の脳ではなく銀の脳を送られている。
- 脳をかたどった銀色のオブジェ「銀の脳」が贈られる。サイズは「金の脳」よりも小さい。「銀の脳」とはいうものの、2番目に「へぇ」を多く獲得したトリビアが選ばれるとは限らない(事実、久米宏が投稿したトリビアはその日放送された中で一番低い30へぇだったが、「銀の脳」を獲得した)。5個集めると金の脳と交換できるという、チョコボールのおもちゃの缶詰プレゼントに似たシステムになっている(このシステムを紹介する時に、八嶋が金の脳を「いらっしゃいませ~」と言いながら開く)。2005年に「銀の脳2005年モデル」にリニューアルされ、ネックストラップがついたものになる。ストラップにはフジテレビのコールサイン「JOCX」の文字が書かれており、本来はフジテレビ関係者が使用する入構証ケースに付属して配布されるもの。また、2006年には「銀の脳2006年モデル」にリニューアルされ、台座にアナログ時計が付いたものになる。ちなみに、ある獲得者がインターネットオークションに「銀の脳」を出品したが、いたずらの入札が絶えず、このオークションは取り消しとなった。
- 80へぇ以上を獲得したトリビア(一部)
- タモリが選ぶ粗品が贈られる。トリビアにちなんだものや、そのトリビアから思いついた駄洒落でタモリが選ぶ。2004年からは、駄洒落で粗品を選ぶことが多い。粗品の例は、蒸しパン、Tバック、マッキーペン、阪急電車の模型、はさみ、味噌、座布団、お面とライター、フリスビー、孫の手、クレープ、テレホンカード、温度計、おしんこ、チャリンコ、ブラックライト、牛タンの燻製、Gショック、かんな、コウモリ傘、なわとび、スポンサーでもあるライオンの洗剤詰め合わせ等。コレラ菌に関するトリビアで複数の品物を挙げて「これら」と言った事もあった。粗品は比較的安価なものが多く見受けられるが、以前には「カーナビゲーション」やフカヒレが贈られたこともあった。また、2003年の10月22日に「桃太郎」に関するトリビアが放送され72へぇを獲得したが、なぜか80へぇを越えてないのに粗品が送られることもあった(この粗品が何かは不明)。
- トリビアの種採用者
- 純金製の小さな「金の種」が送られる。換金はできない(小さすぎるためと思われる)。金の種は金メッキでできているという噂も流れている。
- 各放送回で最も多くの「へぇ」を獲得したトリビア(今週のベストオブトリビア)
[編集] 出演者
- ゴールデンタイムに移動してから、タモリがトップクレジットに扱われている為、司会者と思い込む人もいるが、あくまでも、トリビアの品評を判定する品評会会長であり、司会者ではない。
- 品評会会長
- 司会(トリビアプレゼンター)
- レギュラーパネラー
(ゴールデンタイム放送)
タモリ・ビビる大木以外の品評員は不定期出演である。
- 以前のレギュラーパネラー
-
- 主な席順
(深夜放送時代)
-
- 主な席順
※第1回放送時は席順が反対だった。
- その他の出演者
- 緒川たまき - ガセビアの沼VTRに、2005年1月19日より出演。
- ただし、出演者・スタッフのロールに出ていない。朝日新聞で読者から照会があり、この役について取材を申し込んだところ、「お答えできないんです。ごめんなさい。」と断られたそうである。
- 中江真司 - ナレーション。
- また2006年1月25日から、トリビア紹介の冒頭の映像や確認VTRに、田中圭が何の脈絡もなく微笑みかける謎の青年として1~3回登場するようになった。
- 番組中の訂正文や謝罪文などの読み上げは、山中秀樹元アナウンサーが担当。この読み上げをネタとして使う場合も、山中が行う。一般には翌週以降に行われるが、「訓読みの『訓』は音読み」というトリビアの時には、トリビア紹介後すぐに「わかりにくくて恐縮ですが」と補足説明のために登場した。
- 2006年3月15日からは、音声多重放送の副音声を利用した「トリビアの影ナレ(影ナレーション)」が(一部局を除いて)始まった。(前述)
[編集] 放送時間・放送局
2002年10月から、月曜日深夜の月深と呼ばれる放送枠で、30分番組として放送。深夜時代、視聴率5%越えという、深夜番組としては驚異的な視聴率をたたき出す。2003年4月~6月の間の充電期間の後、2003年7月2日からは毎週水曜日21:00から21:54のゴールデンタイムに昇格。
関西テレビでは、月深時代、数日遅れで日曜日の朝9:00から放送されていた。後に、土曜日の朝10:00からに変更。
大分県では、番組開始当初、フジテレビ系列(ただし日本テレビ系とのクロスネットでもある)のテレビ大分ではなくTBS系列の大分放送で放送されていた。ただし、2004年と2005年の正月特別番組として放送された回は、テレビ大分で放送している。その後、2005年3月26日をもって大分放送は本番組の放送を終了、同年4月からはテレビ大分で放送している。
宮崎県では、ゴールデンタイム移行後、フジテレビ系列のテレビ宮崎で、クロスネット局では唯一、他のフジ系列局と同時刻に放送している。これは、水曜21時枠で「トリビアの泉」を放送する以前の、フジテレビ水曜劇場を放送していた頃からの流れ。
フジテレビ系列局のない青森県、山梨県、山口県、徳島県では、それぞれ青森放送、山梨放送、テレビ山口、四国放送(テレビ山口のみTBS系、他は日本テレビ系)で放送している。(特番移行後、放送されなくなる可能性がある。)
[編集] 番組の評価など
- フジサンケイグループのサンケイスポーツなどの一部スポーツ紙や角川書店の「ザ・テレビジョン」などの一部テレビ情報誌は、2006年8月、週1回のレギュラー放送を9月27日の2時間半スペシャルで終了すると報じた。なお、水曜夜9時枠の後番組には、バラエティ特番としてカスペ!で放送された『ザ・ベストハウス123』が決まった。これにより、番組内容の改善・建て直しが図られるかどうか注目が集まる。2006年10月以降は『土曜プレミアム』内で2か月に1度の割合でスペシャル版として放送し、新生第1回は2007年1月の「お正月スペシャル」だという。
- しかしながら、番組では「ムダ知識」とはいいながらも実際はこれまでに一般的に知られていなかったことや意外に役に立つ雑学が紹介されたこともあり(最近はネタ切れのためそのようなトリビアが減ってきたが)、日本PTA全国協議会の「子供に見せたい番組」の調査でランクインしたこともある。八嶋の説明する「補足トリビア」がためになると評価されることもある。
[編集] 視聴率
- ゴールデンタイムとしての初回
- 最終回視聴率:12.0%(2006年9月27日放送)
(ビデオリサーチ調べ)
- 深夜時代から高視聴率を獲得し、ゴールデンタイムに昇格するにあたっても開始して間もなく高視聴率であり続け裏番組である「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)や「刑事ドラマ枠」(テレビ朝日)などの人気番組が立ち並ぶ時間帯のトップに踊り出た。
- 番組自体も社会現象になるほどのブームとなり、2004年に突入しても衰えることなく視聴率ランキングの常連に入っていた。
- しかし2005年をしばらく経過した頃、マンネリ化、扱うトリビアの供給不足、細かい作り込みのレベル低下(粗品やガセビアの沼が出てこなくなる、検証VTR時に専門家のコメントが無い、トリビアの種を多くやる、種が比較的楽な撮影で済むカップル観察物が増えていく)等が原因で、徐々に視聴率が衰退していくようになった。
- 2006年に入り、影のナレーション効果もあって、平均二桁は維持してきたものの番組自体の改善が困難となり、同年9月にレギュラー放送の終焉を迎えた。
- また晩年は裏番組の「世界仰天ニュース」等が視聴率で上になることが多かったが、こちらもかつてのような勢いが薄れ水曜日のテレビ離れと指摘を受けるケースもある。
[編集] トリビアの泉の実験
番組がゴールデンタイムに放送され始めた2003年からおよそ2年後の、2005年から2006年にかけて、この番組を模したトリビアの泉の実験というチェーンメールが流行した。
番組とは一切関係無く、フジテレビは番組内やホームページのトップで注意を促した。
[編集] その他
- 本番組の制作は、飲み会中、あるスタッフの薀蓄話に別のスタッフが「へぇ」と答えたことに始まる。また、番組スーパーバイザーとして唐沢俊一が参加している。唐沢は、番組のヒントになった『トンデモ一行知識の世界』 と『トンデモ一行知識の逆襲』の著者。
- トリビアの投稿は、郵送およびトリビアの泉ホームページで行われる。また、同内容の場合の採用には先着順だったが、投稿数が増え、先着の判断が困難になってからは抽選となった。
- 番組の主観が「知識の泉」のため、パネラーたちは皆正装しなければならない。主として男性はスーツ、女性はドレスなどを着ることが多い。
- 「あの人からのトリビア」と称し、芸能人からトリビアが送られることがある。このうち吉田秀彦からのトリビア「古代オリンピックの選手は全員全裸で競技をしていた」はゴールデン最高の98へぇをとった上金の脳を、久米宏からのトリビア「ルイ・ヴィトンではロゴ入りの箸を作ったことがある」は銀の脳を獲得した。
- 2003年、バンダイが「へぇボタン」の形状、効果音を再現した「1/1へぇボタン」を商品化し、ヒット商品となった。また、ガシャポンでも「へぇボタン」によく似たボタン型キーホルダーも登場した。同時期にMSX用自作BASICプログラム、PSP、ゲームボーイアドバンスなどでも「へぇボタン」のソフトが開発されている。
- 「アポロに搭載されていたコンピューターはファミコン以下」というトリビアが話題となり、それが縁かその少し後にスポンサーとして任天堂が参入した。2004年の中期頃には、次世代携帯ゲーム機商戦の影響かソニー・コンピュータエンタテインメントも参入したが(ちなみに前時間にやっていた「クイズ!ヘキサゴン」から移行)、こちらは現在スポンサーから離脱している。
- 2004年・2005の2回、ともに元日夜9時15分から「~あけましてムダ知識スペシャル」として「新春かくし芸大会」の後に放送された。その後に八嶋が出演している「水10!・ココリコミラクルタイプ」のスペシャルを放送した。また、深夜時代の2003年に同タイトルとして長野放送と同時刻に放送された。内容は2004年を除き、通常の5人から10人に増やし、満へぇ(200へぇ)を出したトリビアを考えた投稿者に20万円を進呈、その為、150へぇを超えたトリビアには品評会会長のタモリから粗品を進呈される。2004年に関しては通常スタイルでの放送となった。また、2004年の放送に関しては「新春かくし芸大会2004」にウッチャンナンチャンの内村光良が、「トリビアの泉」には相方南原清隆が別々の番組に出演した。
- 2004年4月21日で、次回放送での番組リニューアルを発表したが、実際は高橋が髪型を変更した&八嶋が「さあ続いてはこちらのトリビアです。」と言った後に首を傾ける(いつこれになったかは不明)で、番組自体のリニューアルは一切なかった(要は、オープニングの部分が最初のトリビア紹介後にずれ込み、突然番組が始まるということである)。
- 2005年7月23日から24日にかけての「25時間テレビ」では、「テレビヤの種」、「トリビアの温泉」と題して放送。
- 「テレビヤの種」は、フジテレビスタッフの様々な企画を実現するコーナー。「トリビアの種」同様、タモリが5段階で評価し、「~分咲き」および「満開」は、通常の花に代わってフジテレビのマークで表された。大半の出演はタモリと八嶋だけで、高橋はコーナーの最後にのみ出演した。
- 「トリビアの温泉」は、FNN全28局がそれぞれの地方の話題を「あっついご当地トリビア」として紹介するコーナー。感銘度を表す単位は「へぇ」に代わり「あっつい」が使われ、ボタン(ボタンは丸形のピンク色)を押した際の声も「あっつい」に。この声とVTRのナレーションは藤岡弘、が担当。司会は西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)と八嶋の2人で、高橋は23日のみ出演。品評会は「トリビアの泉」では見られない豪華出演者達で構成された。(実質)品評会会長として島田紳助が特別参加した。今回、タモリは出演しなかったが翌日の24日には自身のレギュラー番組「笑っていいとも!増刊号生スペシャル」に出演した。
- 2005年8月17日放送分で、「携帯電話のプッシュホンを押すと『メリーさんの羊』ぽく聞こえる」というトリビアが放送され、これを一部の視聴者が一般回線電話で試した際に、一般家庭に間違い電話がかかってしまうトラブルが発生した。これを受けてフジテレビは、番組やホームページ内で、一般回線電話で試すことは控えるよう呼びかけた。
- 2005年9月14日、番組の100回放送達成したが、その回は通常の放送で、翌週21日に「101回達成記念スペシャル」と題して15分の拡大放送を行った。
- 「東京タワーのマスコットの設定では10才だがHP上での話し方はなぜか大人っぽい」のトリビアが公開された直後から、東京タワーの公式サイトの掲示板にはノッポンを冷やかしに来たり、ノッポンの書き込みを本気で注意しに来たりする人の書き込みで掲示板が荒れに荒れ、更にサイト閲覧者がサーバ容量を超えたためにサイト閲覧すらまともに出来ない状況であった。そのときもノッポンは「二日後にトリビアに出演予定。いやな予感が」と、この大混乱を予見しており、実際に掲示板が荒れたときもまったく書き込みしなかった。
- 様々なバラエティ番組が、本番組をパロディした。「ワンナイR&R」では「シュリビアの泉」、「とんねるずのみなさんのおかげでした」では「ノリビアの泉」、「リチャードホール」(2005年9月終了)では「ゲスビアの泉」としてそれぞれ放送された。また、現品評会会長のタモリはゴールデン移行前に「タモリ倶楽部」内のパロディ企画「エロビアの泉」で品評していた。
- 番組の公式サイトのアドレスはwww.fujitv.co.jp/trivia/だが、2003年7月~8月頃、www.trivianoizumi.com だったことがある。
- 2005年11月16日、「FNNレインボー発」をもじった「レインボ・一発」を放送した。以前放送した2つのトリビアが紹介され、その後の展開を紹介した。
- また、2006年5月24日と6月14日には、「あのトリビアは今 トリビアニュース」を放送した。レインボ・一発(前述)と同様、以前放送したトリビアが紹介され、その後の展開を紹介した。
- 2006年1月11日にこの番組初の4時間スペシャルが放送された。
- 2006年1月18日放送分より、誰か1人でも“満へぇ”が出るとパネラー席後ろのランプが不規則に点滅するようになった。
- 2006年3月8日の放送では番組の冒頭で「3月8日は忠犬ハチ公の命日」というトリビアが紹介された(トリビアのカウントには入れない)。その後「忠犬ハチ公に捧げるトリビア」として「トリビアの種No.105 散歩中謎の秘密組織に主人が車で連れ去られた時アジトまで追いかけてくる雑種の犬は100匹中4匹」が再び放送された。「もう一度見たいムダ知識SP」「もう一度見たいトリビアの種SP」「トリビアの泉~最強の国民ランキング~(4時間スペシャル)」を除いて初めて、新作の「トリビアの種」が放送されなかった(もう一度見たいトリビアの種が放送された)。
- 韓国のKBS第2テレビで放映されている「スポンジ」は内容がすべてトリビアの泉のパクリであるとの批判を受けた番組である。
- 帝京大学教授・棚橋正博が近代文学関係の検証を行っている。以前は本人が出演することが多かったが、最近は裏方に回ることが多くなった。
- No.312 「日本人女性が下着を付けるようになったのはデパート火災のせい」というトリビアは事実無根とされており、実際にはこれが起源ではないとされている。白木屋の項目も参照。現在であれば、ガセビアとして紹介されるべきものだが、2006年現在に至るまで訂正はされていない。
- なお、青森放送では2006年4月から7月8日までは前時間にNs'あおいを放送していたが、この番組に八嶋が出演していた為、事実上RABでは土曜昼の“顔”となっていた。
- No.892 「エスカレーターで片側をあけて乗るのは間違った乗り方」といったトリビアは「都会のみ」で通用するトリビアで地方ではエスカレーターを片側開けて乗ること自体がまったく浸透していないこともあり、「トリビアとして紹介すべきレベルではない」との意見が多い。[要出典]
- No.888 「クイズ王はファミレスの呼び出しボタンを見ると押したくなる」というトリビアも「全世界のクイズ王を調べた」というわけではなくあくまで「個人差」とされるようなレベルであり、「トリビア」とされるレベルではないといわれる。
- そもそも、再現VTRや「トリビアの種」で実験されたことは、他の状況や学説によっては証明されない(否定される)こともあり、客観的な結果を反映していないものが多い(同様の傾向は発掘!あるある大事典にも存在し、しばしば問題視されている)。
- ディズニートリビアは、この番組を基本として書かれた本である。
- タモリはゴールデンの改変でこの番組のレギュラーになる前に「タモリ倶楽部」で「エロビアの泉」というパロディをやった、ボタンを押すと「へぇ~」の代わりに「アヘェ~」(喘ぎ声)と鳴った。八嶋は雑誌のインタビューで「トリビアの泉でも、エロビアの泉のようなネタをやってみたい」と語っていたことがある。
[編集] スタッフ
- 制作:吉田正樹
- 構成:酒井健作、ほか
- 音楽:堂島孝平
- スーパーバイザー:唐沢俊一
- ブレーン:三木聡
- テーマ曲歌唱:たまりの
- 編成:立松嗣章
- ディレクター:石川陽(日本テレワーク)、木伏智也(コラボレーション)、石武士、藤本達也、etc
- 制作プロデューサー:古賀憲一、岡庭幸代(日本テレワーク)、鈴木寿一、浜田弘(コラボレーション)
- AP:坪井貴史
- 演出:木村剛、塩谷亮
- チーフプロデューサー:宮道治朗
- リサーチ:永野たかひろ(浅井企画)、片山ゆかり(ワイズプロジェクト)、丸山直樹(ワイズプロジェクト)、野地努(ワイズプロジェクト)、石澤利樹、etc
- 制作協力:日本テレワーク、コラボレーション
- 製作:フジテレビバラエティ制作センター
[編集] 関連項目
- トリビアの泉の実験
- フジテレビ水曜劇場 - 本番組ゴールデンタイム移行前の水曜21時枠。司会のタモリ(「世にも奇妙な物語」など)や高橋(「ショムニ」など)も、様々な作品に出演した。
- 水10!・ココリコミラクルタイプ - 八嶋が出演している番組。この番組の後に放送される同じ「水10!」枠内の「ワンナイR&R」の後に放送される。
- 世界三大がっかり
[編集] 関連文献
- 『トリビアの泉 へぇの本』講談社 2006年10月現在18巻まで刊行
- 『トンデモ一行知識の世界』、唐沢俊一 (ISBN 4479390634/ISBN 4480037241)
- 『トンデモ一行知識の逆襲』、唐沢俊一 (ISBN 4479390804/ISBN 4480039171)
[編集] 外部リンク
[編集] 日本版トリビア関連
- トリビアの泉(フジテレビ)
- 沖縄版トリビアの泉 (沖縄テレビ)
- エグビアの泉 (特殊ファンサイト)
- F-PRESS(トリビアの種のエキストラを募集している)
- 『トリビアの泉~素晴しきムダ知識~』はなぜヒットしたのか(番組評論)
[編集] 米国版トリビア関連
- Hey! Spring of Trivia (米国公式サイト) リンク切れ
[編集] 番組の変遷
フジテレビ 月曜深夜1時40分枠 | ||
---|---|---|
前番組 | トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~ (深夜時代) |
次番組 |
昔の恋~愛した記憶~ | SDM発!(1:28~) | |
フジテレビ系 水曜21時枠 | ||
ダイヤモンドガール (本作まで水曜劇場枠) |
トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~ (ゴールデン) |
ザ・ベストハウス123 |
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