日本PTA全国協議会
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日本PTA全国協議会(にほんぴーてぃーえーぜんこくきょうぎかい)は社団法人で、全国のPTAの全国協議会で健全な青少年の育成を目指した団体である。略称は日P。
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[編集] 概要
第二次世界大戦後、アメリカの占領下で、アメリカの第一次教育使節団の報告書による勧告を元に誕生したPTA活動の全国連絡協議会で、公益法人という位置づけになっている。 活動は、完全な小中学校での週五日間授業の実現と、健全な校外生活、少年非行の防止、家庭教育、児童虐待やいじめなどの防止と予防のための啓蒙活動。青少年に好ましくない雑誌、テレビの俗悪番組についての意見表明などである。
ゲーム脳仮説を提唱した森昭雄の著書、『元気な脳のつくりかた』(少年写真新聞社 ISBN 4879812226)は、日本PTA全国協議会の推薦図書である。
[編集] アンケート
日本PTA全国協議会は、毎年小学5年生・中学2年生およびその保護者に対し、各種のアンケートを実施している。
[編集] 子供に見せたくない番組
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | クレヨンしんちゃん | ||
中学2年生 | めちゃ×2イケてるッ! | ロンドンハーツ |
子供に見せたくない番組とは、日本PTA全国協議会がメンバーを対象にアンケートしている企画の一つ。 小学5年生保護者の第1位は2001年~2004年は「クレヨンしんちゃん」、中学2年生保護者の第1位は2001年は「めちゃ²イケてるッ!」、2002年~2003年は「ロンドンハーツ」、2004年は「めちゃ²イケてるッ!」、「ロンドンハーツ」であった。バラエティ番組が選ばれることもあればアニメ番組が選ばれる例も存在する。元の名前は「ワースト番組」だった。
- 「ワースト番組」にはかつて「8時だョ!全員集合」が毎年のように1位を独占した。しかし、「オレたちひょうきん族」が放送開始されてから、「土曜8時戦争」として一世を風靡し、しのぎを削った。その結果、「8時だョ!全員集合」と「オレたちひょうきん族」は、「子供にみせたくない番組」1位を争うことになった。
- また、アニメで初のランクインは「ルパン三世」だった。
- また、「めちゃ²イケてるッ!」の放送時間帯は「全員集合」と同じ土曜日20時台である。
- このアンケートに関してお笑いコンビのナインティナインの岡村隆史は自身の持つ「ナインティナインのオールナイトニッポン」の中で痛烈に批判している。ナイナイ自身は皮肉にも「子供に見せたくないタレント」第“9”位にランクインしている。
週刊文春でも「子供に見せたくないタレント」という同じような企画がある。
[編集] 子供に見せたい番組
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | 1リットルの涙 | ||
中学2年生 | 1リットルの涙 | |||
2004年 | 小学5年生 | どうぶつ奇想天外 | ||
中学2年生 | プロジェクトX~挑戦者たち~ |
子供に見せたい番組とは、日本PTA全国協議会がメンバーを対象にアンケートしている企画の一つ。近年はNHKやTBSが製作した番組が多くTOP10に入る傾向がある。ちなみに小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに第1位は2002年、2003年は「プロジェクトX」、小学5年生保護者の第1位は2004年は「どうぶつ奇想天外」、中学2年生保護者の第1位は2004年は「プロジェクトX」、2005年は小学5年生保護者、中学2年生保護者ともに「1リットルの涙」である。ちなみに日本民間放送連盟による「青少年に見てもらいたい番組」の常連である「ちびまる子ちゃん」、「サザエさん」、「ドラえもん」などのアニメはTOP10には入らないことが多い。ちなみにもとの名前は「PTA推薦番組」だった。
- まんが日本昔ばなしは中期以降タイトルバックが出る直前に「PTA推薦番組」というテロップを流して放送していた。
- また上位に入っている「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)も人気が上昇したことから裏番組である「めちゃ×2イケてるっ!」(フジテレビ系列で、「子供に見せたくない番組」の上位に選ばれている。)も同じ時間帯である。
[編集] 子供の好きな番組
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | どうぶつ奇想天外 | ||
中学2年生 | はねるのトびら |
子供の好きな番組とは、日本PTA全国協議会がメンバーを対象にアンケートしている企画の一つ。小学3・4・5・6年生の第1位は1998年と1999年は、「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」、小学5年生、中学2年生とも第1位は2002年は、「学校へ行こう!」、2003年は「トリビアの泉」である。2004年は「どうぶつ奇想天外」が小学5年生1位に、「はねるのトびら」が中学2年生1位となった。なお、子供の好きな番組には「子供に見せたくない番組」があげられることも多く、「子供に見せたい番組」が少ないため、親と子供の番組に関する温度差が目立つ結果となっている。
[編集] 子供に読んで欲しくない本
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供に読んで欲しい本
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供の好きな本
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供に見せて欲しくない映画
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供に見せて欲しい映画
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供の好きな映画
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供にやらせたくないゲーム
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供にやらせたいゲーム
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 子供の好きなゲーム
1位 | 2位 | 3位 | ||
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2006年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2005年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 | ||||
2004年 | 小学5年生 | |||
中学2年生 |
[編集] 論点
1995年頃からPTAがテレビを批判し始め、1997年に『放送倫理・番組向上機構(BPO)』の前身である「放送と人権等権利に関する委員会機構」(BRO)が出来たことがテレビがつまらなくなった原因の一つとされている(いわゆる「テレビ離れ」)。
現実的に、「子供に見せたくない番組」に見られるように、例えばアニメでは、PTAによる批判はアニメの表面部分だけでの評価や批判が目立ち、アニメの深層部分や作者の意図するものを考慮に入れない場合が多い。例を挙げると、「クレヨンしんちゃん」は主人公のしんのすけが、毎回下品かつ低俗な行動をする事が批判されるが、一方でしんのすけの心優しい一面や、作品の各所に見られる家族愛といった側面は無視される傾向にある。
お笑いコンビダウンタウンの松本人志も、『ごっつええ感じ』が2001年秋に一夜だけテレビで復活した後、その評価があまり芳しくなかったことに対し、「本当に面白いことはテレビではもう出来なくなってしまった」と語っている。
また、ビートたけしも『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』と『お笑いウルトラクイズ』の復活オファーがあったが、当時のような企画は今のご時世ではなかなか放送出来ないため、視聴者を満足させることが出来ないとして断ったことがある(ただし、お笑いウルトラクイズは2007年正月に復活することになった)。
また、ドラマでも『江戸川乱歩の美女シリーズ』のようにかつては放送できたものがPTAによって批判されてやむなくDVDでのリリースに至ったというケースが出て結果つまらなくなった・テレビをダメにしたという批判が出ている。
[編集] 関連記事
- 低俗番組
- 低俗漫画
- 放送倫理・番組向上機構(BPO)