南原清隆
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南原 清隆(なんばら きよたか、1965年2月13日 - )は、日本のお笑いタレントで、香川県高松市出身。お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」のひとり。通称「ナンチャン」。相方は通称「ウッチャン」こと内村光良。主にツッコミ担当。マセキ芸能社所属。水瓶座。AB型。身長174.6cm。
ヒロミと同じ生年月日。また学生時代からの盟友・出川哲朗は1才違いで同じ誕生日である。
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[編集] 人物
横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)の演劇科9期卒。1985年、同級生だった内村光良と漫才の授業をきっかけにコンビを結成。その際に講師を務めていた内海桂子・好江を師匠に持つ。『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)出演をきっかけに人気を獲得。以後、1990年代のお笑い界をリードした「お笑い第三世代」の一翼として現在も活躍中。
色々な事に興味を持つ好奇心旺盛な性格。テレビ番組の企画では言い出しっぺのせいか周囲からリーダーを任される事が多いが、極度の「あがり症」で本番前は水を何度も飲んだり、よく嘔吐(えず)いたりする。
あまり滑舌が良くなく、仲間内から「カミカミ星人」と揶揄されることが多い。しかしひとりの仕事の時は何故か噛まない。また、屋外でのロケーションを行うと、何故かとんでもないハプニングに合うことが多い。その際のリアクションの面白さはお笑い芸人屈指(『ウンナンの気分は上々。』等でよく見られる)。
相方の内村も憧れるきれいな手の持ち主。
出演した番組で様々な企画に挑戦。歌手ユニットの一員として、「ブラックビスケッツ(黒色餅乾 Heisebinggan)」(1997年1月~99年)、「南々見組」(1999年~2000年)、「ブランニュービスケッツ」(2000年)、「メモリーキャッツ」(2001年)、「はっぱ隊」(2001年)の一員としてCDを発売。また個人では、番組を通じて4級船舶免許や日本アマチュアダンス協会 (JADA) 1級ライセンスなどを取得。
高校時代は落語研究会に所属(当時の芸名は「想呂家はなぢ」)していたこともあり、落語に造詣が深い。「なんばらくご」と称し独演会を行った経験も持つ。また『ざこば・鶴瓶らくごのご』(朝日放送)の特別番組で「時うどん」を披露した。また2006年には狂言にも挑戦するなど、伝統芸能の分野で活動の幅を広げている。
2003年・2004年開催の「M-1グランプリ」では、お笑い第三世代代表として審査員を務めた。
芸能界屈指のプロレスファンとしても有名。格闘技バラエティ『リングの魂』で司会を務めたほか、『全日本プロレス中継』にも数度ゲスト出演した。またかつてクイズ番組『カルトQ』のプロレスの回に回答者として出場したことがある。「一生プロレスファンでいよう」と思ったきっかけは、1976年に行われた「アントニオ猪木VSウィリアム・ルスカ戦」での、ルスカが怒り狂って柔道着を脱ぎ捨てた姿に感銘を受けてから、と語っている。
また、近年は本業のバラエティ番組出演のほか、最近はスポーツキャスター、記者としても活躍。朝日新聞特別特派員を皮切りに記者活動もしており、2004年にはテレビ朝日アテネ五輪特別記者も担当した。
またカニが苦手。一説には幼少期のトラウマが原因とか。しかし頬骨の出張った顔がカニに似ていると言われ、大河ドラマ『義経』の伊勢三郎役でも「カニ」のあだ名が付いている(『笑う犬』の大喜利コーナーで「鏡の中の自分に一言」というお題が出た時、「(顔を洗い鏡を見て)……あ、カニだ!」という回答をしている)。
不思議とジャンケンが強い。『ウンナンの気分は上々。』(TBS)では萩本欽一、西川きよし、吉川晃司と熱いジャンケン対決を繰り広げた。
草野球をやっており、『NANDA!?』では千葉ロッテマリーンズ・小宮山悟投手の指導を受け、3ヶ月で97kmの球速が112kmにアップした。
時折モノマネを披露し、沖田浩之や加山雄三などをレパートリーに持つ。自身の番組で『101回目のプロポーズ』のパロディドラマを演じた際に披露した浅野温子のモノマネは好評を博した。最近では自身のラジオ番組『ウンナンタイム』で中尾彬のモノマネをたびたび披露しており、『クイズ!日本語王』で中尾彬がゲスト出演した際に、「日本語は大丈夫かい?」と彼の口調を真似て競演(?)を果たした。
[編集] 出演作品
以下は南原単独出演のもの。コンビとしての出演作品はウッチャンナンチャンの項を参照。
[編集] 現在の出演番組
- ナンだ!?(テレビ朝日系)
- GET SPORTS(テレビ朝日系)
- シャル・ウィ・ダンス? ~オールスター社交ダンス選手権~(日本テレビ)
[編集] 過去の出演番組・作品
バラエティ
- リングの魂(テレビ朝日系、~2000年)
- 鶴瓶、南原の日本のよふけ(フジテレビ系、~1999年)
- スポコン!(テレビ朝日系、2000年4月~9月)
- これでいいのダ!日本全国明るいニュース(フジテレビ系、2004年)
- 教えて!ウルトラ実験隊(テレビ東京、2004年10月~2005年2月)
ほか
ドラマ
映画
- ボクの女に手を出すな(1986年)
- 我が人生最悪の時(1994年)
- 遥かな時代の階段を(1995年)
- 罠 THE TRAP(1996年)
- 以上「私立探偵濱マイク」シリーズ3部作(3作とも林海象監督)。
- ナトゥ~踊る!ニンジャ伝説~(大森一樹監督、2000年)
- UDON(2006年)
舞台
[編集] 書籍
- ナンチャンの何がでっきょんな (四国新聞、2005年)
- 本←NANDA! (NANDA!?制作委員会著、宝島社、2004年)
- GET SPORTS AC mook (栗山英樹と共著、アスキー・コミュニケーションズ、2003年)
- 今、ここに生きる人々 (日刊スポーツ出版社、2002年)
- 南原清隆のリングの魂 (光文社、2002年)
[編集] ものまねレパートリー
相方の内村が得意とする武田鉄矢のものまねは、実は南原が学生時代によくやっていたのをさらにまねたもの。
[編集] 連載
- 隔週土曜日『四国新聞』土曜ワイド“ナンチャンの何がでっきょんな” 2002年4月~2005年3月
[編集] 外部リンク
- マセキ芸能社内ウッチャンナンチャン公式HP ― プロフィールなど