アルプスの少女ハイジ (アニメ)
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『アルプスの少女ハイジ』(アルプスのしょうじょハイジ)はヨハンナ・シュピリの同名の小説『アルプスの少女ハイジ』を原作として1974年に放送されたズイヨー映像のテレビアニメ作品。全52話。世界名作劇場の原点ともいえる作品。 原作のタイトルはHeidis Lehr- und Wanderjahre(ハイジの修業時代と遍歴時代:1880年)及びHeidi kann brauchen, was es gelernt hat(ハイジは習ったことを使うことができる:1881年)。
児童文学的な作品で、スイスでの生活や動物の動きなどディテール細かくアニメで表現したのが特色。このために、スタッフはテレビアニメ史上初といわれる海外現地ロケーション・ハンティングを行い、その成果はリアリティの高い作品造りに生かされた。この成功で、制作前の現地ロケは以後の世界名作劇場で長く踏襲されることになる。また原作に見られた「宗教色」を排除したことが、日本人に好評を博した原因として考えられている(この点、後に世界名作劇場の作品として制作された『わたしのアンネット』と対比することでより明確になる)。
NHK-BS2の「BS名作アニメ劇場」で2006年2月23日から月~木曜の昼12:35~13:00(昼枠)に再放送されたのち、再びNHK-BS2の「BS名作アニメ劇場」にて2006年8月22日より月~木曜の午前10:20~10:45(午前枠)に放送。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] あらすじ
- 幼い頃に両親を亡くし、5歳になるまで叔母のデーテに育てられたハイジは、叔母さんの仕事の都合で、アルムの山小屋にひとりで住んでいるおじいさんに預けられることになる。おじいさんをはじめ、山羊飼いの少年ペーター、子ヤギのユキちゃん、ペーターのおばあさん等々。様々な人々と出会いながら、ハイジは成長していく……。
[編集] 登場人物
舞台がスイスとドイツにまたがるが、登場人物が皆自由に会話していることから、ハイジの住んでいるマイエンフェルト周辺はドイツ語圏だということがわかる(スイスにはドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の四つの公用語がある)。
(注)厳密には、スイスで使われるドイツ語はドイツ国内とは異なる。そのため厳密にいえばハイジがフランクフルトで自由に会話しているのは不自然ではないかという指摘もないではない。スイスドイツ語も参照のこと。
- ハイジ(Heidi)(全話) - 声優:杉山佳寿子
- 主人公。5歳~9歳。スイスのグラウビンデン州マイエンフェルト村の近くのデルフリ村(架空)で生まれる。明るく機転が利くが、正しいと思ったらきかない性質はおんじ譲り。冬場を除き裸足である。1歳で両親と死別。5歳の頃、ハイジを養育していた母方の叔母デーテの就職のため、アルムの山小屋にいるおじいさん(アルムおんじ)に預けられる。8歳でクララの遊び相手になるため連れて来られたフランクフルト・アム・マインで、ホームシックに伴う夢遊病にかかり、帰国する。アルムに戻ってからはクララと共に生活するが、(第50話で)立つ訓練を放棄しようとするクララに対し、辛い言葉を言い放つ。その後、立ち上がったクララを見て大喜びする。
- 本名(洗礼名)はアーデルハイド(Adelheid)。ハイジは末尾の -heid から来た愛称。ドイツ語での発音はハイディに近い。
- 名前については次のような説もある。ハイジは本名で、ギリシャ神話の健康の女神(Hygeia)からとった。アーデルハイドとはハイジの母親(物語には未登場)の洗礼名であり、デーテがハイジをフランクフルトに連れて行った時、彼女の洗礼名をロッテンマイヤーから尋ねられ、困ったデーテが苦し紛れに彼女の母親の洗礼名を答えたというものである。
- ハイジは荒れ野という意味があり、アーデルハイドは高貴な野山という意味がある。そのため一部サイトではハイジがフランクフルトで修行したことによりハイジがアーデルハイドになってアルムの山へ帰ってきたと書かれている。これについてはアニメより原作の方がより色濃くハイジがフランクフルトへ行ったことにより大きく変わっていることがわかる。
- 原作では生まれた当初から心の病に冒されていたという痕跡が見られる。アーデルハイド(ハイジの母親)も心の病に冒されていた形跡があり、遺伝によってハイジも心の病に冒されていたとされている。ハイジの母親はハイジの父親であるトビアス氏が亡くなって2ヶ月後に後追い自殺している。トビアス氏は建設現場で梁が落ちてきて亡くなっているとされている。
- アルムおんじ(Alm-Ohi)(第01~19、34~52話) - 声優:宮内幸平
- ハイジの父方の祖父。70歳の時ハイジと暮らし始める。最初は無愛想で気難し屋な性格であったが、ハイジと接することにより次第に優しい性格となった。原作では元脱走兵という設定。村人からは変人扱いされていたが、ハイジがフランクフルトから帰国後、村人とも和解する。ハイジには無くてはならぬ存在に。原作ではクラッセン医師に自分が亡き後ハイジのことをよろしく頼みこむシーンがある。さらに原作では村人との和解のシーンもあり、アニメよりも村人たちとどういう経緯で仲直りしたのかがわかるようになっている。木工大工が得意であり、樫の木?からお椀やコップなどいろいろなものを作っている。その実力は相当なものでペーターの家やアルムおんじたちが冬のデルフリを快適に過ごすために移り住む家もアルムおんじが山小屋から通いながら修理しているようだ。クララにも山での快適な生活を過ごせるようにと車椅子にブレーキをつけている。これによりクララは山の坂道にも恐れることが無くなったと思われる。
- ペーター(Peter)(第01~18、35~52話) - 声優:小原乃梨子(劇場版では丸山裕子)
- ハイジの友達で山羊飼いの少年。2月生まれ。ハイジより6つ年上(11歳の頃、5歳のハイジと出会う)。性格は、はにかみやで食いしん坊。口下手で、自分の思っていることをうまく言葉で言い表せない。9歳の時、事故で父親を亡くしているらしいが、ペーターの父親が亡くなって1年後にトビアス氏が亡くなっており、その4年後にハイジがデルフリへ来ていることから計算すると合わないため俗説ではないかと思われる。勉強は苦手で、ハイジが帰国したとき彼は15歳だったが、ハイジに教えてもらうまで字すら読めなかった。山での彼はとっても頼もしく、崖から落ちそうになったハイジを命懸けで助けるなど、立派な面も多い。木工工作も得意でソリのレースの時手作りのソリで他の生徒と同着ながらも一等を取る。また、その実力はアルムおんじがうなるほどでペーターは将来的に木工大工の職人になるのではと推測されるシーンが見られる。原作ではクララに嫉妬するあまり、彼女の車椅子を崖に突き飛ばし木っ端微塵に壊してしまうのだが、アニメではこのエピソードがカットされている。
- 角川書店のアルプスの少女ハイジによれば、ペーターもハイジの上手な教え方によって文字を覚え、ペーターのおばあさんのところにある聖書を読めるようになったという記述がされてある。
- クララ・ゼーゼマン(Clara Sesemann)(第19~34、36、37、40~52話) - 声優:吉田理保子(劇場版では潘恵子)
- フランクフルトに住んでいるゼーゼマン家の一人娘で、ハイジより4つ年上(12歳の頃、8歳のハイジと出会う)。フランクフルト時代は車椅子に乗っていたが、アルムに来てハイジの手助けで歩けるようになる(足は歩ける少し前には治っていた)。ハイジに辛い言葉を言い放たれて一人で立ち上がる決心をし、立ち上がれるようになった。最終的には階段を上り下りし、走れるようになったとハイジに送った手紙に書かれているようだ。
- ロッテンマイヤー(Rottenmeier)(第19~33、40、42~48、52話) - 声優:麻生美代子(劇場版では京田尚子)
- ゼーゼマン家の執事(原作では家政婦長)。頭が固く、融通がきかないため、大騒ぎなどが大嫌い。ハイジに対しては厳しく接している。また、大の動物嫌いで、屋敷を抜け出したハイジが拾ってきた子猫に飛び掛かられて気絶するほど。気さくなおばあさまとは気が合わない。
- アルムを訪ねた時はヤギ達やヨーゼフに引っ掻き回されハラハラの連続だった。アーデルハイド(ハイジ)を召し使いたちにもお嬢様と呼ばせていた理由は、単にお嬢様の遊び相手だからではなく、ハイジの位がロッテンマイヤー女史と同じ程度の位であったことから…これらについては原作でもアニメでも語られていない。シュピーリが語っている部分である。
- ユキ(Schneehoppli)(第01~08、13~16、35、36、43話)
- ハイジがかわいがっている子山羊。持主はシュトラールさん。乳の出が悪く潰されそうになるが、ハイジやペーターのおかげで何とか助かる。ハイジの帰国後は無事たくましく成長し、子供(ユキ)もできる(日本のアニメのみの設定)。角川書店発行のアルプスの少女ハイジでは「雪」となっており、ハイジはこのヤギのことを「雪さん」とさん付けで呼んでいる。(他のヤギも同じようだ。) 43話以降、ユキは姿を見せなくなるが、原作によればユキはマイエンフェルトへ売られたとの記述があるらしい。アニメではその解説がなされていないためどうなったのか一部サイトで議論されている。
- ヨーゼフ(Joseph)(フランクフルト編以外のほぼ全話)
- デーテ(Dete)(第01、17~20話) - 声優:中西妙子
- ハイジの母方の叔母。28歳~31歳。独身。5歳のハイジをアルムへ連れて行く前は、バートラガッツの温泉地に勤めていた。ハイジがアルムで暮らして3年後、8歳になった“未就学状態”のハイジを無理矢理フランクフルトに連れて行く。その後は物語には登場しないが、どうやらゼーゼマンの親戚の家で女中奉公していたようだ。ちなみに原作によればデーテの母の祖母とアルムおんじの祖母は姉妹であるため、血のつながりがあることがわかる。
- ブリギッテ(Brigitta)(第10話からのフランクフルト編以外のほぼ全話) - 声優:坪井章子→近藤高子
- ペーターの母親で、村人からは「ペーターのおかみ」と呼ばれている。他の村人同様、最初はおんじを恐れていたが、家を直してもらったことで理解者となる。目の見えないおばあさんといつも一緒にいるため、遠くへ出かけられないためか、字が読めない。発音は、「ブリギッタ」となる場合もある。
- おばあさん(第10話からのフランクフルト編以外のほぼ全話) - 声優:島美弥子→沼波輝枝(総集編では中村紀子子)
- ペーターの祖母。目が見えない。ハイジをとても気に入っており、ハイジを一番の心の支えにしている。また、クララに本を読んでもらい、彼女に「自分も人の役に立てる」ということを気付かせたがおばあさん自身は気付いていない。最後にはハイジよりベットをプレゼントされ大いに喜んでいた。
- セバスチャン(Sebastian)(第19~34、40、42話) - 声優:肝付兼太(総集編では加藤治)
- ゼーゼマン家の使用人の1人。クララの身の回りの世話を全般的に行う。物分かりが良く、ハイジの良き理解者。ハイジに対して、まるで父親が娘に接するような振る舞いを見せる。ハイジの帰国時、仕事が忙しいデーテに代わってハイジをデルフリ村まで送ってくれた。ドイツ語での発音はゼバスチャンに近い。ハイジはセバスチャンを最初に見たとき「ペーターに似ている」と話している。確かに似ていると言えば似ているが…。
- チネッテ(Tinette)(第19~34話) - 声優:つかせのりこ(総集編では高山みなみ)
- ゼーゼマン家の使用人の1人。無愛想でハイジに対して少々冷たいところがある。「あの婆さんがいなくてせいせいする」という言葉通り、どちらかというと彼女はロッテンマイヤーを嫌っている様子。ハイジの起こした大騒ぎでロッテンマイヤーが大慌てするのを見て、セバスチャンと一緒にほくそ笑むといった一面もあり、彼女自身はハイジが嫌いというわけではないようだ。原作ではハイジに対してかなり陰鬱ないじめをしている模様。
- ゼーゼマンさん(Herr Sesemann)(第26、33、34、40、42、52話) - 声優:鈴木泰明
- クララの父親であり、銀行家。仕事で忙しく、パリに出かけているため滅多に家にはいない。そのためか、一人娘のクララを溺愛している。とても優しい人で、ハイジにもクララと同じような愛情を注いでいる。原作でははっきりした名前が表記されていないが、「リチャード(ドイツ語ではリヒャルト)」では、という説がある。
- おばあさま(27~31、47~49、51、52話) - 声優:川路夏子(総集編では此島愛子、劇場版では麻生美代子)
- クララの父方の祖母。とても気さくな人で、あの厳しいロッテンマイヤーですら、この人には軽くあしらわれてしまう。ハイジに字の読み書きを教えたり、ホームシックのハイジに気晴らしをさせようと、郊外の森に連れて行ったり、フランクフルト滞在時のハイジにとって、一番の心の支えになった人物。
- お医者様(第26、29、30、33、40~42話) - 声優:根本好章(総集編では中庸助)
- クララの主治医で、名はクラッセンという。ゼーゼマン家で幽霊騒動が起きた時には科学者の立場で立ち会い、騒動はハイジの夢遊病が原因であるとして、ハイジをアルムの山へ帰すよう助言してくれた。ゼーゼマンさんに頼まれて水をくみに行ったハイジに偶然出会っている。妻と娘の3人暮らしだったが、妻の方はだいぶ前に亡くなっている。またハイジの帰国後娘も病死してしまう。アルムを訪ねたのはクララが安心してここに来られるか確かめるため半ば無理矢理行かされたのだが、大切な家族に先立たれた心の傷をいやす傷心旅行も兼ねていた。クララを治す薬は不便なアルムで懸命に暮らそうというクララ自身の意欲であるということに気付いた偉大な先生。原作では終盤ハイジたちと同居することになる。
[編集] その他の登場者(デルフリ村)
バルベル (第1、2話) 第2話冒頭で、涙を流しながら降りてくるデーテに「(ハイジを)どうしてアルムおんじなんかに預けたのか」と問いただすおばさん。
リンダ (第1、41話他) ロッテンマイヤー女史がデルフリ村に来た際、ハイジの冬の家にロッテンマイヤーのお手伝いとして働きに来ていたおばさん。名前は第1話エンディング及び41話作中で判明する。
ウルゼル (第2話) ハイジとデーテがラガーツにいる時にハイジを預かっていたとされるおばあさん。第2話の回想シーンにて登場する。耳が遠いようだ。
トマシュ (第1話) ハイジとデーテをラガーツからマイエンフェルトまで馬車で送った老人。トマシ、トマスと名前が統一されていない。ナレーションの字幕ではトマシュとなっている。
ネーサ (第1、2、17話) 名前が出てくるのは第17話作中。リンダやバルベルと一緒に久しぶりにデルフリに来たデーテをたまたまネーサやリンダがバルベル宅にいたのでそこに迎い入れる。
シュトラール (第15話他) 子やぎのユキちゃんの飼い主。家族には母がいるようだ。お乳の出が悪いユキを殺そうとするが、ハイジとペーターの必死の努力により、回避される。
牧師 (第16話他) アルムおんじのことを「お隣さん」と呼んでいるところからしてアルムおんじは昔、教会の隣に住んでいたことがわかる。ハイジを学校へ行かせるよう説得するがアルムおんじは決して耳を貸さなかった。
[編集] その他の登場者(フランクフルト)
ヨハン ゼーゼマン邸の馬車の御者をやっている人物。第31話?ではセバスチャンとともに夜のゼーゼマン邸に現れたゆうれいを見てしまう。セバスチャン、ヨハンともに原作にも登場しており、原作者ヨハンナ・シュピーリはバッハの音楽が好きだったのではないか?と推測される。
オルガン弾きの少年 いつも亀を連れている少年で2度ほどゼーゼマン邸に呼ばれている。 川らしいところもなく、水のありそうなところもないこのフランクフルトでどうやってこの亀を育てているのかが疑問だが、ハイジを教会まで連れて行ったり、その上、ゼーゼマン邸まで送ってあげたりと根は優しいようだ。(しっかり40ペニシをもらっているが…。)
[編集] 故人
アーデルハイド ハイジがフランクフルトへ行った際、ロッテンマイヤー女史から呼ばれていた名前。デーテはハイジの洗礼名であると言っているが、口からでまかせを言っているように見える。ハイジの母親であり、デーテの姉である。
トビアス ハイジの父でアルムおんじの息子である。名前は第10話にてブリギッテがセリフとして話しているが、これ以降もこれ以前もその名前は確認できない。一部ではトービアスという名前になっているがどっちが正しいかはわからないままである。ナレーションの字幕ではトビアスとなっている。角川書店発行のアルプスの少女ハイジではデーテがバルベルにこのトビアス氏のことを話しているセリフがあり、トビアス氏がどういう経緯で亡くなったのか?等の詳しい詳細が書かれている。
ペーターの父親 父親なのだが、名前はペーターである。詳しいことは明らかにされていないが、ペーターと同じくヤギ飼いをしていたようだ。伐採中に災難に遭い亡くなったとされている。 木を伐採する必要性が高くなった原因としては蒸気機関車の発達と普仏戦争によるものであった。特に普仏戦争では木をかなり伐採する必要性があり、イェニンス村(アニメではデルフリ村)の周囲の木だけでは足りなくなり、アルプス(アルムの山)の木まで伐採したそうだ。この伐採作業の代行要員が足りないとのことで、ペーターの父親とアルムおんじはその代行要員として雇われていたらしい。その作業の中でペーターの父親は亡くなったとのこと。どうして亡くなったのかは定かではないが、木をたくさん伐採する必要があったことから、他人が伐採した木の下敷きになった可能性が高いと思われる。
[編集] その他の動物(アルプス、デルフリ村)
シロ アルムおんじが飼っている白い方のヤギ。よく乳搾りされる。後にチーちゃんを産む。角川書店発行のアルプスの少女ハイジでは名前が「白鳥」となっている。
クマ アルムおんじが飼っている茶色い方のヤギ。滅多に乳搾りされるシーンは見られない。 あまりいいお乳がとれないのだろうか?角川書店発行のアルプスの少女ハイジでは名前が「熊」となっている。(ヤギなのに「熊」って…)
チーちゃん シロが産んだ子ヤギでアルムおんじはこのヤギを売却しようとしていたが、ハイジから必死に止められる。アルムおんじもデルフリ村で家を借りるための資金にしようとしていたようだが、結局大家が渋い顔をしたため借りることはなかった。結局廃墟と化した家をペーターやハイジと一緒に改築し、そこへ移り住む形となったため、チーちゃんは売られることはなかった。
ユキちゃんの子供 ユキちゃんの子供でこの子供が生まれたことにより、ユキちゃんはユキへと、この子供がユキちゃんという名前になった。この子供が登場してしばらくすると母親のユキがぱったり姿を見せなくなるが、いつの間にかマイエンフェルトへ売りに出されたのではないかとされている。その点の説明は作中にない。
アバレンボウ 飼い主はわからないが、特徴は他の牛と違い毛並みが青黒っぽい点。他のヤギとの区別が一番しやすいヤギ。角川書店発行のアルプスの少女ハイジでは「トルコ」と呼ばれている。
ペーターが飼ってるヤギ 名称はない。特徴は頭から半身が黒の毛並みで半身から後ろは白い毛並みである。多分レアもののヤギだろう。(実際にこんなヤギがいるのかどうかは確認されていない。)
アトリ 飼い主の名前はないものの、子供がアトリを広場に連れてくるシーンがある。 相手が大きくても真っ向から立ち向かうヤギでその性格のせいでペーターやハイジを困らせたこともあるようだ。角川書店発行のアルプスの少女ハイジでは「うそ」と呼ばれている。
大きな角の旦那 本当の名前はアイベックスという種類のヤギである。これはアルムおんじが第11話にて解説している。
ピッチー 第4話でハイジが嵐に出会い、それが原因で弱っている小鳥を見つける。ハイジが初めて自分の手で育てた動物でもあるが、原作には登場しない。アニメでは「ヒワのヒナ」というセリフがあるが、実際には「アオガラ」という種類の鳥であるようだ。メーテルリンクの青い鳥という文学小説の青い鳥がこのアオガラであるとされている。第8話にて暖かいところへと巣立ちしていった。
かわいいの 時々登場する。ひょっこり現れてはすぐに隠れるという性質を持つ動物。 マーモットという動物の種類らしいが、アルプスではマーモットが住める環境下ではないため、この動物がいったいなんであるのかははっきりしていない。
コロ ウルゼルばあさんが飼っていた犬であるが、本編未登場。ハイジが第2話でヨーゼフを呼ぶ際、ヨーゼフを「コロ」と呼んでいる。ハイジがアルムおんじに「ウルゼルばあさんのお家で飼っていた犬はコロ(という名前)だった」と証言している。
チロ 第13話にて山の牧場へ行った際、ペーターとハイジは嵐に遭遇する。その時に他のヤギ飼いのところから迷い込んでくるヤギ。毛は茶色と白の中間色といったところ
[編集] その他の動物(フランクフルト)
ミーちゃん ハイジが教会に行った際、牧師からもらった猫。ロッテンマイヤーから毛嫌いされており、屋根裏へ隠していたが見つかり最後はセバスチャンの親戚がこの猫を引き取ったらしい。
クララが飼っている小鳥 レモンカナリアという分類の鳥。ハイジが鳥かごから小鳥を逃がすが、山へ帰ることなく、クララの元へ帰ってくる。帰巣本能が働いたからだとも言われるが実際はどうなのだろうか?
[編集] 原作とアニメとの相違点
- 排除した、または変更が加えられたエピソード
- 原作では終盤ペーターがハイジと仲良く遊ぶクララに嫉妬して車椅子を壊すのだが、アニメではクララが誤って壊すことになっている。
- クララのおばあさまは、気さくである点では共通しているが、アニメでは宗教色の濃いところを排除してある(原作は神に対する信仰が大きなテーマとなっており、ハイジもキリスト教徒になる)。
- 原作ではおんじは過去を悔い改め、村人と和解する。
- 原作にあるお医者さまとの同居のエピソードをアニメでは排除している。
- 原作ではアルムの山にロッテンマイヤーがクララと一緒に付いて行かず、代わりにクララのおばあさまが最初から付いてくる。
- 原作ではクララたちがアルムの山に尋ねに行く前にラガツの温泉で6週間ほど療養している。
- 付け加えられたエピソード
- ヨーゼフ等のアニメオリジナルキャラクター。
- ヒワの雛ピッチーのエピソード。
- 子ヤギのユキが殺されかけるエピソード。
- ユキの成長と、ユキやシロの子ヤギの誕生。
- ソリ滑りの大会のエピソード。
- ハイジ、クララ、ペーターの3人が牧場へ出かけるエピソード。
- クララのおばあさまが開くパーティー。
- クララが立てるようになるまでのエピソード。
- 最終回のクララがハイジにあてた手紙
[編集] アニメ
[編集] 声の出演
- 矢田耕司(トマシ[第1話にて馬車の御者をやった老人]・猟師)
- キートン山田(デルフリ村の学校の先生)
- 山本圭子(村の少年)
- はせさん治(村人)
- 峰恵研(シュトラール)
- 野沢雅子(フランクフルトのオルガン弾き)
- 田中亮一(猟師)
- 中島喜美枝(シュトラールの母親)
- 永井一郎(デルフリ村の教会の牧師)
- 三枝みち子(村人)
- 戸部光代(村人)
- 島田彰(クララの家庭教師)
- 水鳥鉄夫(フランクフルトの教会の塔守)
- 山香祐二(森の少年)
- 清水秀生(森の少年)
- 長谷川充弘(フランクフルトの住人)
- 中谷有美(フランクフルトの住人)
- 八奈見乗児(デルフリ村の家主)
- 小宮和枝(村の少年)
- 井上和彦(村人)
- 北川国彦(村人)
- 沢田敏子(ナレーター(劇場版では前田敏子))
[編集] 各話タイトルとスタッフ
- 第01話 「アルムの山へ」
- 脚本/吉田義昭
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/岡田敏靖・村田耕一・斉田俊次
- 動画チェック/篠原征子
- 背景/川本征平・槻間八郎・番野雅好
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/早川啓二
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第02話 「おじいさんの山小屋」
- 脚本/吉田義昭
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/岡田敏靖・古沢日出夫
- 動画チェック/篠原征子
- 背景/川本征平・槻間八郎・番野雅好
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/横田和善
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第03話 「牧場で」
- 脚本/吉田義昭
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/岡田敏靖・村田耕一・斉田俊次・古沢日出夫
- 動画チェック/篠原征子
- 背景/川本征平・椋尾篁・窪田忠雄
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/早川啓二
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第04話 「もう一人の家族」
- 脚本/吉田義昭
- 絵コンテ/富野喜幸
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 原画/岡田敏靖・羽根章悦
- 動画チェック/篠原征子
- 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎 編集/高橋次男
- 演出助手/横田和善
- 進行/遠藤重夫
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第05話 「燃えた手紙」
- 脚本/吉田義昭
- 絵コンテ/黒田昌郎
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/米川功・真鍋博・才田俊次
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/椋尾篁・窪田忠雄・川本征平
- 撮影/トランスアーツ・荻原亭・渡辺丈之
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/早川啓二
- 進行/麻生学
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第06話 「ひびけ口笛」
- 脚本/吉田義昭
- 絵コンテ/山崎修二
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/岡田敏靖・坂井俊一・桜井美知代
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一
- 撮影/トランスアーツ・荻原亭・渡辺丈之
- 編集/高橋次男
- 演出助手/小園井常久
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司・加藤良雄
- 第07話 「樅の木の音」
- 脚本/大川久男
- 絵コンテ/富野喜幸
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/羽根章悦・高橋信也
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/川本征平・椋尾篁・窪田忠雄
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/横田和善
- 進行/高砂克己
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第08話 「ピッチーよどこへ」
- 脚本/大川久男
- 絵コンテ/山崎修二
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功・真鍋譲二
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/高橋次男
- 演出助手/早川啓二
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第09話 「白銀のアルム」
- 脚本/大川久男
- 絵コンテ/黒田昌郎
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/羽根章悦・高橋信也・岡田敏靖
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/椋尾篁・窪田忠雄・川本征平
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/小園井常久
- 進行/遠藤重夫
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第10話 「おばあさんの家へ」
- 脚本/大川久男
- 絵コンテ/富野喜幸
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/坂井俊一・桜井美知代・鷹野登
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/高橋次男
- 演出助手/横田和善
- 進行/富岡義和
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第11話 「吹雪の日に」
- 脚本/大川久男
- 絵コンテ/斉藤博
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功・真鍋博
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/川本征平・椋尾篁・窪田忠雄・番野雅好
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/瀬山武司
- 演出助手/早川啓二
- 進行/麻生学
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第12話 「春の音」
- 脚本/吉田義昭
- 絵コンテ/黒田昌郎
- 協力/東京スタジオセンター・あんだんて
- 作画/羽根章悦・坂井俊一・桜井美知代
- 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ
- 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一
- 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭
- 編集/高橋次男
- 演出助手/横田和善
- 進行/高砂克己
- 制作デスク/佐藤昭司
- 第13話 「再び牧場へ」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/富野喜幸 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・牛越利夫 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・倉田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第14話 「悲しいしらせ」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/富野喜幸 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/坂井俊一・桜井美知代・高橋信也 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/小園井常久 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第15話 「ユキちゃん」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/斉藤博 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/羽根章悦・坂井俊一・桜井美知代・福田きよむ・辻伸一 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/川本征平・窪田忠雄・蔵田和美・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第16話 「デルフリ村」
脚本/大川久男 絵コンテ/黒田昌郎 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・牛越利夫 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第17話 「二人のお客さま」
脚本/大川久男 絵コンテ/池野文雄 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・高橋信也 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/川本征平・窪田忠雄・蔵田和美・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/小園井常久 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第18話 「離ればなれに」
脚本/大川久男 絵コンテ/富野喜幸 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/羽根章悦・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第19話 「フランクフルトへ」
脚本/大川久男 絵コンテ/山崎修二 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/坂井俊一・桜井美知代・辻伸一・福田きよむ 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第20話 「新しい生活」
脚本/佐々木守 絵コンテ/黒田昌郎 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/小園井常久 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第21話 「自由に飛びたい」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/東京スタジオセンター・あんだんて 作画/羽根章悦・高橋信也・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第22話 「遠いアルム」
脚本/佐々木守 絵コンテ/斉藤博 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/プロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第23話 「大騒動」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/小園井常久 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第24話 「捨てられたミーちゃん」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/黒田昌郎 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/羽根章悦・高橋信也 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第25話 「白パン」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/斉藤博 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第26話 「ゼーゼマンさんのお帰り」
脚本/大川久男 絵コンテ/斉藤博 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/小園井常久 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第27話 「おばあさま」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/羽根章悦・高橋信也・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第28話 「森へ行こう」
脚本/佐々木守 絵コンテ/山崎修二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第29話 「ふたつのこころ」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・水田めぐみ 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/小園井常久 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第30話 「お陽さまをつかまえたい」
脚本/佐々木守 絵コンテ/斉藤博 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/羽根章悦・高橋信也 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/横田和善 進行/高砂克己 制作デスク/佐藤昭司
- 第31話 「さようならおばあさま」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/平本治夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第32話 「あらしの夜」
脚本/佐々木守 絵コンテ/山崎修二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/羽根章悦・高橋信也・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/小園井常久 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第33話 「ゆうれい騒動」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/横田和善 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第34話 「なつかしの山へ」
脚本/佐々木守 絵コンテ/横田和善 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第35話 「アルムの星空」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/黒田昌郎 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・坂井俊一 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/小園井常久 進行/平本治夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第36話 「そして牧場へ」
脚本/吉田義昭 絵コンテ/早川啓二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・高橋信也・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第37話 「山羊のあかちゃん」
脚本/大川久男 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・高橋信也・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第38話 「新しい家で」
脚本/大川久男 絵コンテ/山崎修二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・高橋信也・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第39話 「がんばれペーター」
脚本/大川久男 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第40話 「アルムへ行きたい」
脚本/大川久男 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・坂井俊一・桜井美知代 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第41話 「お医者さまの約束」
脚本/佐々木守 絵コンテ/山崎修二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・蔵田和美・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第42話 「クララとの再会」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第43話 「クララの願い」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/川本征平・窪田忠雄・菊池紀夫・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第44話 「小さな計画」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第45話 「山の子たち」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/窪田忠雄・菊池紀夫・川本征平・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/高橋次男 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第46話 「クララのしあわせ」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第47話 「こんにちわおばあさま」
脚本/佐々木守 絵コンテ/山崎修二 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/川本征平・窪田忠雄・菊池紀夫・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第48話 「小さな希望」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
- 第49話 「ひとつの誓い」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/川本征平・窪田忠雄・菊池紀夫・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/富岡義和 制作デスク/佐藤昭司
- 第50話 「立ってごらん」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第51話 「クララが歩いた」
脚本/佐々木守 絵コンテ/富野喜幸 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/川本征平・窪田忠雄・菊池紀夫・番野雅好 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/早川啓二 進行/梅原勝 制作デスク/佐藤昭司
- 第52話 「また会う日まで」
脚本/佐々木守 絵コンテ/奥田誠治 協力/太平スタジオ・あんだんて 作画/OHプロダクション・才田俊次・米川功真・ 真鍋譲二・羽根章悦・桜井美知代・高野登 動画チェック/篠原征子・前田英美 背景/西芳邦・西原繁男・石橋健一 撮影/トランスアーツ・熊瀬哲郎・荻原亭 編集/瀬山武司 演出助手/横田和善 進行/遠藤重夫 制作デスク/佐藤昭司
[編集] スタッフ
- 企画/瑞鷹エンタープライズ
- シリーズ構成/松木功
- 音楽/渡辺岳夫
- 場面設定・画面構成/宮崎駿
- キャラクターデザイン・作画監督/小田部羊一
- 美術監督/井岡雅宏
- 撮影監督/黒木敬七
- 録音監督/浦上靖夫
- 制音/中戸川次男
- 効果/石田秀憲
- 彩画/スタジオロビン
- 現像/東洋現像所
- 仕上検査/小山明子
- 制作主任/松土隆二
- 担当プロデューサー/中島順三
- プロデューサー/高橋茂人
- 演出/高畑勲
[編集] 主題歌
[編集] オープニングテーマ
- 『おしえて』
[編集] エンディングテーマ
- 『まっててごらん』
- 作詞:岸田衿子 作曲:渡辺岳夫 編曲:松山祐士 歌:大杉久美子&ネリー・シュワルツ(ヨーデル)
前番組: |
カルピスまんが劇場/カルピスこども劇場 |
次番組: |
[編集] 他メディア
ヨハンナ・スピリの小説のハイジは数回、映画化された。またTV向けシリーズがNHKの少年ドラマシリーズで放映されている。
- 出演:シャーリー・テンプル(ハイジ)、ジーン・ハーショルト
- 1952年:Heidi - スイス映画(100分)
- 出演:エルスベート・ジグムント 、ハインリヒ・グレトラー、トマス・クラメス、テオ・リンゲン
- 音楽:ロバート・ブルム
- 監督:ルイジ・コメンチーニ
- ハイジはスイスの高山(アルム)で祖父(アルムおんじ)と一緒に生活している。ハイジは友達ペーター(山羊の家畜番)と一緒に、山での生活を送る。その後ハイジは、ゼーゼマン(Sesemanns)家の一人娘で、病気のため立つことができないクララ(Klara)のために都市へ送られた。ホームシックと友情の物語。
- 1955年:Heidi und Peter(1952年のHeidiの続編)
- 出演:エルスベート・ジグムント 、ハインリヒ・グレトラー、トマス・クラメス
- 音楽:ロバート・ブルム
- 監督:フランツ・シュニーダー
- ハイジはスイス・アルプスにいる祖父の元に帰る。病気だったクララ・ゼーゼマンは清潔な高山の空気において健康になるために、スイスのハイジの元へ送られた。
- 出演:エバ・マリア・ジングハンマー(ハイジ)、Michaela May(クララ)、グスタフ・クヌート(アルムおんじ)、Jan Koesterr(ペーター)、エルンスト・シュレーダー
- 1969年:ドイツ映画(96分)
- 出演:マクシミリアン・シェル(リヒャルト・ゼーゼマン)、ジーン・シモンズ、ジェニファー・エドワード(ハイジ)
- 1993年:アメリカ映画(193分)
- 出演:ジェーソン・ロバーズ、ジェーン・セイモア、レキシー・ランドール(クララ)、ノーリー・ソーントン(ハイジ)
- 監督:マイケル・レイ・ロードス
- 2001年:スイス映画
- 出演:コルネリア・グレッシェル(ハイジ)、ナディーネ・ファノ(クララ)
- 舞台を現代に変更した作品。
[編集] データ
- 『ハイジの修業時代と遍歴時代』は全世界で40か国語以上に翻訳、約5000万部を売り上げている。
- テレビアニメの最高視聴率は1974年12月8日放送、49話「ひとつの誓い」の26.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
- テレビアニメ主題歌のシングルは120万枚を売り上げた(木村英俊『THEアニメ・ソング―ヒットはこうして作られた』による)
- パパとママに聞いた『子供に教えたい懐かしのアニメランキング』(2006年8月1日オリコン調べ)で総合1位に輝く。(母親:1位、父親:4位)
[編集] その他
- 同じフジテレビ系で1977年に放映された「ヤッターマン」では、第15話(1977年4月9日放送)で本作のパロディ「ナイプスの少女だコロン」が作られた。パイジ(←ハイジ)を黒須薫、ヘンジー(←アルムおんじ)を今西正男がそれぞれ演じている。両作品とも小原乃梨子の代表作である。
- TCJ動画センター版「アルプスの少女ハイジ」もパイロット版フィルムとしては存在する。なお、このパイロット版フィルムのキャラクターデザインは、当時新人だった芦田豊雄が担当している
- 1989年頃、山陰中央テレビで再放送されたが、一部の回でオープニング直前に「世界名作劇場」の画面が見えた。どうやら、テープには「世界名作劇場」のオープニングが収録されたままらしい。
- 2000年から放送が開始される予定で本作のリメイクアニメ「アルプスの少女ハイジとクララ」が企画されていたが、最終的には制作されないまま企画そのものが消滅してしまった。
- 2006年、保険会社・チューリッヒ(ハロー・スイス)のCMキャラクターとして起用されている。アルムおんじの声はテレビシリーズで声を担当した宮内幸平がすでに亡くなっていたため、阪脩を起用した。
- タレントの野沢直子のアルバムCD「はなぢ」にアルプス一万尺の替え歌で「極悪アルプスの少女ハイジ 」という曲が収録されている。この曲は原作のイメージを破壊する極めてえげつない歌詞で一部方面で話題になり、今でも根強い人気が有るらしい。
- トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~では、ハイジ役の杉山佳寿子が、副音声でのナレーションを担当している。 その結果、杉山の演じるハイジは、同じく影ナレを担当していたドラえもんのスネ夫(肝付兼太)やドラゴンボールZのフリーザ(中尾隆聖)との共演を果たした。
- 当番組の本放送時の人気が、本放送の時間帯が重なった「宇宙戦艦ヤマト」の低視聴率(打ち切り)の一因とされる。
- 劇中のカウベル音は、わざわざ現地まで出向いて録音したものを使用。何気ない効果音だがスタッフのリアリズム追求の賜物であり、この作品の完成度の高さを象徴するものである。
- 宮崎駿の講演「ある仕上げ検査の女性」(「出発点1979~1996」収録)で、献身的に製作に取り組んでいるとして紹介されている人物は、本作品の小山明子と思われる。
- 現在、ライセンスを管理しているのは瑞鷹株式会社関連会社の株式会社サンクリエート(東京都墨田区)である。同社は、他にも小さなバイキングビッケ、山ねずみロッキーチャック、アンデルセン物語、POPEE the ぱフォーマーなど瑞鷹作品の版権を管理している。
- 2002年兵庫県・神戸市灘区六甲山町にある六甲山牧場内にハイジをイメージしたカフェ・ハイジパスチャーカフェ(Heidi Pasture Cafe. )がオープン。
- 2005年栃木県・那須郡にある那須高原の小さなスイスりんどう湖ファミリー牧場内にカフェ(期間限定?)やアトラクション施設が登場した。
- 2006年4月に、山梨県・北杜市明野町にアルプスの少女ハイジをイメージしたテーマパーク山梨県立フラワーセンター ハイジの村がオープンした。(通称:ハイジの村)
- 2006年7月に、秋葉原(東京都千代田区)にカフェとグッズショップを併設した直営店ハイジクラブがオープンした。
[編集] 外部リンク
世界名作劇場 | |
カルピスまんが劇場: | どろろと百鬼丸 - ムーミン - アンデルセン物語 - 山ねずみロッキーチャック - アルプスの少女ハイジ |
カルピスこども劇場: | フランダースの犬 - 母をたずねて三千里 - あらいぐまラスカル |
カルピスファミリー劇場: | ペリーヌ物語 |
世界名作劇場: | 赤毛のアン - トム・ソーヤーの冒険 - 家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ - 南の虹のルーシー - わたしのアンネット - 牧場の少女カトリ |
ハウス世界名作劇場: | 小公女セーラ - 愛少女ポリアンナ物語 - 愛の若草物語 - 小公子セディ - ピーターパンの冒険 - 私のあしながおじさん - トラップ一家物語 - 大草原の小さな天使 ブッシュベイビー - 若草物語 ナンとジョー先生 |
世界名作劇場: | 七つの海のティコ - ロミオの青い空- 名犬ラッシー - 家なき子レミ |
世界名作劇場(BSフジ): | レ・ミゼラブル 少女コゼット |
スタジオジブリ |
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長編作品 |
天空の城ラピュタ | となりのトトロ | 火垂るの墓 | 魔女の宅急便 | おもひでぽろぽろ | 紅の豚 | 海がきこえる | 平成狸合戦ぽんぽこ | 耳をすませば | もののけ姫 | ホーホケキョ となりの山田くん | 千と千尋の神隠し | 猫の恩返し | ハウルの動く城 | ゲド戦記 |
短編作品 |
On Your Mark | ギブリーズ | フィルムぐるぐる | くじらとり | コロの大さんぽ | めいとこねこバス | 空想の空飛ぶ機械達 | ギブリーズ episode2 | ポータブル空港 | space station No.9 | 空飛ぶ都市計画 | 水グモもんもん | 星をかった日 | やどさがし |
宮崎駿 監督作品 |
長編作品 |
ルパン三世 カリオストロの城 | 風の谷のナウシカ |
テレビアニメーション |
ルパン三世 (TV第1シリーズ) (一部) | 未来少年コナン | ルパン三世 (TV第2シリーズ) (145・155話) | 名探偵ホームズ(3~5・9~11話) |
宮崎駿 主要参加作品 |
劇場用アニメーション映画 |
ガリバーの宇宙旅行 | 太陽の王子 ホルスの大冒険 | 長靴をはいた猫 | 空飛ぶゆうれい船 | どうぶつ宝島 | パンダコパンダ | パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻 | 草原の子テングリ |
テレビアニメーション |
アルプスの少女ハイジ | 母をたずねて三千里 | 赤毛のアン(1~15話) |
その他 |
三鷹の森ジブリ美術館 |