2005年の映画
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2005年の映画(2005ねんのえいが)では、2005年(平成17年)の映画分野の動向についてまとめる。
目次 |
[編集] できごと
- 6月29日、「魁!!クロマティ高校THE☆MOVIE」の公開差し止めの仮処分をウォーレン・クロマティが東京地方裁判所に、配給元のメディア・スーツを相手に申し立てていた。
- 6月29日、第13回サンクトペテルブルク映画祭でイッセー尾形、桃井かおり、佐野史郎らが出演したロシア映画「太陽」がグランプリ受賞。
- 7月3日、映画監督のアルベルト・ラトゥアーダがローマ郊外の自宅で死去。
- 7月6日、映画監督のジョージ・ルーカスが東京都内の記者会見で、スター・ウォーズシリーズのアニメ化、テレビドラマ化の具体案を明らかに。アニメのタイトルは「スターウォーズ/クローンの対戦」だという。
- 9月26日、ホールドアップダウンの完成披露試写会で、渋谷でV6ミュージアムを期間限定で開設すると明らかに。
- 10月1日、加藤大治郎を題材とした「FASTER&FASTER」がテアトル新宿にて上映。
[編集] 各国ランキング
[編集] 日本
[編集] アメリカ・カナダ
[編集] イギリス
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ナルニア国ものがたり ライオンと魔女
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
[編集] フランス
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ナルニア国ものがたり ライオンと魔女
[編集] 日本公開映画
- 2005年の日本公開映画を参照。
[編集] 受賞
- 第78回アカデミー賞
- 作品賞 - クラッシュ
- 監督賞 - アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)
- 主演男優賞 - フィリップ・シーモア・ホフマン(『カポーティ』)
- 主演女優賞 - リーズ・ウィザースプーン(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
- 助演男優賞 - ジョージ・クルーニー(『シリアナ』)
- 助演女優賞 - レイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)
- 脚本賞 - ポール・ハギス、ボビー・モレスコ(『クラッシュ』)
- 脚色賞 - ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ(『ブロークバック・マウンテン』)
- 撮影賞 - ディオン・ビーブ(『SAYURI』)
- 視覚効果賞 - 『キング・コング』
- 長編ドキュメンタリー映画賞 - 『皇帝ペンギン』
- 長編アニメ賞 - 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』
- 外国語映画賞 - 『Tsotsi』ギャビン・フッド(南アフリカ)
- 第63回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - ブロークバック・マウンテン
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - フェリシティ・ハフマン(トランスアメリカ)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - フィリップ・シーモア・ホフマン(カポーティ)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - リース・ウィザースプーン(ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ホアキン・フェニックス(ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
- 助演女優賞 - レイチェル・ワイズ (ナイロビの蜂)
- 助演男優賞 - ジョージ・クルーニー(シリアナ)
- 監督賞 - アン・リー(ブロークバック・マウンテン)
- 脚本賞 - ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ(ブロークバック・マウンテン)
- 外国語映画賞 - 『パラダイス・ナウ』ハニ・アブ=アサド(パレスチナ)
- 第71回ニューヨーク批評家協会賞
- 作品賞 - 『ブロークバック・マウンテン』
- 監督賞 - アン・リー(ブロークバック・マウンテン)
- 主演男優賞 - ヒース・レジャー(ブロークバック・マウンテン)
- 主演女優賞 - リース・ウィザースプーン(ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)
- 助演男優賞 - ウィリアム・ハート(ヒストリー・オブ・バイオレンス)
- 助演女優賞 - マリア・ベロ(ヒストリー・オブ・バイオレンス)
- 脚本賞 - ノア・ボーンバッハ(The Squid and the Whale)
- 撮影賞 - クリストファー・ドイル他(2046)
- 外国映画賞 - 『2046』
- 初監督賞 - ベネット・ミラー(カポーティ)
- アニメーション映画賞 - 『ハウルの動く城』
- 第58回カンヌ国際映画祭
- パルム・ドール - 『ある子供』(ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ)
- 審査員特別グランプリ - 『ブロークン・フラワーズ』(ジム・ジャームッシュ)
- 審査員賞 - 『Shanghai Dreams』(ワン・シャオシュアイ)
- 監督賞 - ミヒャエル・ハネケ(隠された記憶)
- 男優賞 - トミー・リー・ジョーンズ(メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬)
- 女優賞 - ハンナ・ラズロ(フリー・ゾーン)
- 脚本賞 - ギレルモ・アリアガ(メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬)
- カメラ・ドール - ミランダ・ジュライ:「君とボクの虹色の世界」/Vimukthi Jayasundara「Sulanga Enu Pinisa」(スリランカ)
- 第62回ヴェネチア国際映画祭
- 金獅子賞 - ブロークバック・マウンテン(アン・リー)
- 監督賞 - フィリップ・ガレル(Les Amants Réguliers)
- 男優賞 - デヴィッド・ストラザーン(グッドナイト&グッドラック)
- 女優賞 - ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(心の中の獣)
- 第55回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - U-Carmen e-Khayelitsha(マーク・ドーンフォードメイ)・南アフリカ共和国
- 第29回日本アカデミー賞
- 最優秀作品賞 - ALWAYS 三丁目の夕日
- 最優秀監督賞 - 山崎貴(ALWAYS 三丁目の夕日)
- 最優秀脚本賞 - 山崎貴・古沢良太(ALWAYS 三丁目の夕日)
- 最優秀主演男優賞 - 吉岡秀隆(ALWAYS 三丁目の夕日)
- 最優秀主演女優賞 - 吉永小百合(北の零年)
- 最優秀助演男優賞 - 堤真一(ALWAYS 三丁目の夕日)
- 最優秀助演女優賞 - 薬師丸ひろ子(ALWAYS 三丁目の夕日)
- 第48回ブルーリボン賞
- 作品賞 - 『パッチギ!』
- 主演男優賞 - 真田広之(『亡国のイージス』)
- 主演女優賞 - 小泉今日子(『空中庭園』
- 助演男優賞 - 堤真一(『フライ,ダディ,フライ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 助演女優賞 - 薬師丸ひろ子(『オペレッタ狸御殿』、『ALWAYS 三丁目の夕日』)
- 新人賞 - 多部未華子(『HINOKIO ヒノキオ』、『青空のゆくえ』)
- 監督賞 - 佐藤純彌(『男たちの大和/YAMATO』)
- スタッフ賞 - 内田けんじ(『運命じゃない人』の脚本に対して)
- 外国語映画賞 - 『ミリオンダラー・ベイビー』
- 特別賞 - 岡本喜八
- 第79回キネマ旬報ベストテン
- 日本映画
- 第1位 - パッチギ! (井筒和幸監督作)
- 第2位 - ALWAYS 三丁目の夕日 (山崎貴監督作)
- 第3位 - いつか読書する日 (緒方明監督作)
- 第4位 - メゾン・ド・ヒミコ (犬童一心監督作)
- 第5位 - 運命じゃない人 (内田けんじ監督作)
- 第6位 - リンダ リンダ リンダ (山下敦広監督作)
- 第7位 - カナリア (塩田明彦監督作)
- 第8位 - 男たちの大和/YAMATO (佐藤純彌監督作)
- 第9位 - 空中庭園 (豊田利晃監督作)
- 第10位 - ゲルマニウムの夜 (大森立嗣監督作)
- 日本映画
-
- 外国語映画
- 第1位 - ミリオンダラー・ベイビー (クリント・イーストウッド監督作)
- 第2位 - エレニの旅 (テオ・アンゲロプロス監督作)
- 第3位 - 亀も空を飛ぶ (バフマン・ゴバディ監督作)
- 第4位 - ある子供 (ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督作)
- 第5位 - 海を飛ぶ夢 (アレハンドロ・アメナーバル監督作)
- 第6位 - 大統領の理髪師 (イム・チャンサン監督作)
- 第7位 - ウィスキー (フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督作)
- 第8位 - スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (ジョージ・ルーカス監督作)
- 第9位 - キング・コング (ピーター・ジャクソン監督作)
- 第10位 - ヒトラー ~最期の12日間~ (オリバー・ヒルシュビーゲル監督作)
- 外国語映画
[編集] 死去
- 1月9日 - 小森和子、日本の映画評論家(*1909年)
- 1月23日 - 桜むつ子、日本の女優(*1921年)
- 1月29日 - エフライム・キション、イスラエルの作家(*1924年)
- 2月4日 - オジー・デイヴィス、アメリカの俳優・映画監督(*1917年)
- 2月10日 - アーサー・ミラー、アメリカの劇作家(*1915年)
- 2月19日 - 岡本喜八、日本の映画監督(*1924年)
- 2月22日 - シモーヌ・シモン、フランスの女優(*1910年)
- 2月22日 - イ・ウンジュ、韓国の女優(*1980年)
- 2月27日 - 那須博之、日本の映画監督(*1952年)
- 4月8日 - 野村芳太郎、日本の映画監督(*1919年)
- 4月26日 - マリア・シェル、オーストリアの女優(*1926年)
- 5月26日 - エディ・アルバート、アメリカの俳優(*1906年)
- 6月6日 - アン・バンクロフト、アメリカの女優(*1931年)
- 6月18日 - 松村達雄、日本の俳優(*1914年)
- 6月19日 - 水島弘、日本の俳優(*1932年)
- 7月17日 - ジェラルディン・フィッツジェラルド、アイルランドの女優(*1913年)
- 7月20日 - ジェームズ・ドゥーアン、カナダの俳優(*1920年)
- 8月12日 - 石井輝男、日本の映画監督(*1924年)
- 8月16日 - ジョー・ランフト、アメリカのアニメ脚本家・声優(*1960年)
- 8月22日 - 梶哲也、日本の俳優・声優(*1926年)
- 8月23日 - ブロック・ピーターズ、アメリカの俳優(*1927年)
- 8月31日 - マイケル・シェアード、イギリスの俳優(*1940年)
- 9月14日 - ロバート・ワイズ、アメリカの映画監督(*1914年)
- 9月22日 - 有川貞昌、日本の特撮監督(*1925年)
- 11月6日 - 本田美奈子.、日本の女優(*1967年)
- 11月16日 - 倉田地三、日本の俳優(*1917年)
- 11月21日 - 高村倉太郎、日本の映画監督(*1921年)
- 11月24日 - ノリユキ・パット・モリタ、アメリカの俳優(*1932年)
- 11月26日 - 鈴木尚之、日本の脚本家(*1929年)
- 12月10日 - リチャード・プライヤー、アメリカの俳優(*1940年)
- 12月16日 - ジョン・スペンサー、アメリカの俳優(*1946年)
- 12月26日 - ヴィンセント・スキャヴェリ、アメリカの俳優(*1948年)
順位 | 作品名 | 配給会社 | 観客動員数 | 興行収入 | |
1. | ハウルの動く城 | スタジオジブリ | 1500万人 | 200億円 | |
2. | スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 | 20世紀フォックス | 135万人 | 91億円 | |
3. | 劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ | 東宝 | 43億円 | ||
4. | 男たちの大和/YAMATO | 東映 | 450万人 | 25億円 | |
5. | 電車男 | 東宝 | 270万人 | 35億円 | |
6. | ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ワーナー・ブラザーズ | 130万人 | 15億円 | |
7. | NANA | 東宝 | 300万人 | 15億円 | |
8. | あらしのよるに | 東宝 | 120万人 | 14億円 | |
9. | 四月の雪 | UIP映画 | 100万人 | 15億円 | |
10. | 春の雪 | 東宝 | 70万人 | ||
11. | ローレライ | 東宝 | 24億円 |
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