青森市営バス東部営業所
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青森市営バス東部営業所(とうぶえいぎょうしょ)は、青森県青森市大字野内字菊川にある青森市営バスの営業所である。
[編集] 沿革
[編集] 所管路線
[編集] 直営
[編集] 本線
- 西部営業所と共管
[編集] 野内線
- 東バイパス経由:東野内→中野内→北野内→東部営業所→小金沢→八幡林→新あおもり農協本店前→後萢通り→東跨線橋→八重田通り→県立中央病院通り→南造道→岡造道一丁目→堤橋→NTT青森支店前→市役所前→県庁通り→古川→新町一丁目→青森駅
- 東高校前経由:東部営業所→野内橋→上海原→下海原→原別→東高校通り→東高校前→原別小学校前→平新田公民館前→平新田森越→後萢通り→東跨線橋→八重田通り→県立中央病院通り→南造道→岡造道一丁目→堤橋→NTT青森支店前→市役所前→県庁通り→古川→新町一丁目→青森駅
[編集] 矢田線
- 平新田森越経由:青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~南造道~県立中央病院前~東高校前~平新田森越~馬屋尻~宮田~新総合運動公園前(青い森アリーナ前)~矢田
- 矢田前経由:青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~南造道~県立中央病院前~東高校前~矢田前~盲学校前~後萢通り~馬屋尻~宮田~新総合運動公園前(青い森アリーナ前)~矢田
- 東バイパス経由:青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~南造道~県立中央病院通り~八重田通り~後萢通り~馬屋尻~宮田~新総合運動公園前(青い森アリーナ前)~矢田
- 出入庫便:東部営業所~馬屋尻~宮田~新総合運動公園前(青い森アリーナ前)~矢田
- 1956年5月8日 - 東岳線馬屋尻~矢田間延長、矢田線運行開始(青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~造道~交通部前~原別~野内橋~馬屋尻~宮田~矢田)。
- 1963年1月8日 - 諏訪沢線矢田前~後萢間延長、後萢線運行開始(青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~造道~交通部前~原別~矢田前~盲学校前~後萢)。
- 1979年 - 矢田線ワンマン運行開始。
- 1980年6月23日 - 東バイパス線青森駅~~東部営業所間運行開始(青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~南造道~県立中央病院通り~後萢通り~野内橋~東部営業所)。
- 1981年9月26日 - 矢田線が県立中央病院経由になる。
- 1988年4月 - 東バイパス線・後萢線と統合。矢田線の一部が東バイパス経由に、残りが原別経由となる。
- 2000年3月1日 - 東部営業所野内地区移転に伴い、一部を除いて本線に統合、矢田線は少数となる。
- 2001年4月1日 - 矢田行が観光物産館発から青森駅発となる。
- 2004年12月25日 - 朝の青森駅発矢田行矢田前経由一便を除き、運行経路が変更され、矢田前・盲学校前経由から原別小学校前・平新田児童館前・平新田森越経由となる。
- 2005年4月1日 - 一部便を除き青い森アリーナ前(新総合運動公園)経由となる。
- かつては滝沢線と共に東岳線(あずまだけせん)と名乗っていたが、東バイパス線・後萢線との統合に伴い、従来の野内橋経由から東バイパス経由(東バイパス線代替)と原別経由(後萢線代替)となり、路線名も独立して矢田線となった。統合してできた路線のため運行本数も多かったが、東部営業所移転に伴い本線に編入され、現在では1日数本程度となっている。
- 1980年代後半から2001年までは矢田行に限り観光物産館発着であった。これは青森駅前待機場が不足したための処置であったが、青森駅前休憩所が整備されたことにより、現在は青森駅前発着となっている。同様の処置は浅虫線・滝沢線・築木館線でも行われていた。
[編集] 築木館線
- 青森駅~古川~堤橋~合浦公園~南造道~県立中央病院前~東高校前~平新田森越~諏訪沢~上築木館
- 東部営業所移転前は出入庫便が設定されていたが、移転後は県病発着が短期間で終わっただけで、その後は青森駅~上築木館間の運行となっている。
[編集] 浅虫線
- 2003年改正までは浅虫温泉駅発青森駅行最終便が国道経由本線を兼ねて県病前・古川経由として運行していたが、同年4月改正で14往復から11往復に減便されると共に廃止された。
[編集] 小柳線
[編集] 戸山団地線
[編集] 月見野霊園線
[編集] 浜館線
- 青森駅~新町二丁目~堤橋~栄町二丁目~花園二丁目~西佃~松森~古館~浜館
- 1954年1月28日 - 青森バス買収により、駒込線(青森市栄町~浜館村駒込間4.2km)・戸山線が青森市営バスの路線となる。
- 1961年8月4日 - 戸山線戸山~戸崎間路線延長。
- 1964年9月22日 - 駒込線駒込~戸山間路線延長。このころ、両系統とも松森経由。
- 1965年 - 筒井経由戸山線が運行開始。
- 1968年 - 東青森駅線の運行が開始される(松森経由:青森駅~新町二丁目~堤橋~栄町二丁目~松森~上松森~東青森駅前)。
- 1977年5月24日 - 佃線東青森駅前~佃間新設(数年で廃止された模様)。
- 19xx年 - 東青森駅線廃止。また、松森経由戸山線の浜館支所前~戸山間が廃止。浜館線となる。
- 2005年4月1日 - 終点停留所を浜館支所前から新設された浜館に変更、浜館~浜館支所前間路線廃止。
[編集] 桜川団地線
- 堤橋経由:青森駅~古川~堤橋~松原三丁目~桜川団地三丁目~桜川団地
- 観光通り経由:桜川団地→桜川団地三丁目→奥野二丁目→自動車会館前→みちのく銀行本店前→NTT青森支店前→古川→青森駅前
- 新町経由:桜川団地→桜川団地三丁目→松原三丁目→堤橋→新町二丁目→青森駅前
-
- 1981年のダイヤでは堤橋・筒井通り経由のほか、堤橋・桜川橋経由、市民病院・桜川橋経由があった。
-
- 19xx年 - 筒井通り経由を桜川橋経由に統一(市民病院経由は存続)。
- 1998年4月1日 - 新町経由桜川団地線を運行開始。
[編集] 桑原線
- 青森駅~新町二丁目~堤橋~松原三丁目~青森高校前~中筒井~駒込~戸山団地中央通り~戸山~戸崎~桑原(~昭和大仏)
[編集] 田茂木野線
- 青森駅~新町二丁目~堤橋~松原三丁目~青森高校前~中筒井~幸畑~観光りんご園前(~こぶし園前~緑寿の里)
- 19xx年 - 東八甲田線休止。
- 1998年4月1日 - 田茂木野線の一部が田茂木沢(緑寿の里)まで延長。田茂木野入口~緑寿の里間路線復活。
[編集] 幸畑団地線
- 往路:青森駅→新町二丁目→堤橋→松原三丁目→青森高校前→中筒井→幸畑→幸畑団地西口→幸畑団地
- 復路:(幸畑団地西口→)幸畑団地→幸畑→中筒井→青森高校前→松原三丁目→堤橋→新町二丁目→青森駅
- 1954年1月28日 - 青森バスの買収により青森市営バスの路線となる。
[編集] 横内環状線
- 西部営業所と共管
[編集] 市民病院線
- 西部営業所と共管
[編集] 問屋町線
- 西部営業所と共管
[編集] 県土整備事務所線
- 青森駅~古川~NTT青森支店前~橋本三丁目~みちのく銀行本店前~(市民病院前)~サンロード青森前~上玉川~県土整備事務所前~学校教育センター前
- 19xx年 - 土木事務所線として運行開始。
- 1998年4月1日 - 学校教育センターまで延長。
- 2003年4月1日 - 県土整備事務所線に名称変更。毎日運行となり増発。
- 2006年4月1日 - 学校教育センター発のうち1便が市民病院経由となる。
- 以前は土日祝運休の1日1往復であったが、1998年の学校教育センター移転に伴い1日3往復(土日祝運休)に増発。2003年に6.5往復に増発されたが、これは利用者が多い青森駅~上玉川間の利便性向上のためと思われる。
[編集] 浜田循環線
- 西部営業所と共管
[編集] 野木和団地線
- 西部営業所と共管
[編集] 新城線
- 西部営業所と共管
[編集] 岩渡線
[編集] 三内霊園線(臨時路線)
- 西部営業所と共管
[編集] 自衛隊宿舎線
[編集] 慈恵会病院線
[編集] 三内丸山遺跡線
- 西部営業所と共管
[編集] 浪館・中央循環線
[編集] 弘南バス委託
[編集] 浪岡線
- 大釈迦経由:青森駅~古川~西滝~石江~新城駅~戸門~鶴ヶ坂駅前~大釈迦北口~浪岡~浪岡駅(~道の駅なみおか)
- 青森空港経由:青森駅~新町二丁目~市役所前~文化会館前~(市民病院前/市民病院通り)~サンロード青森前~イトーヨーカドー青森店前~農協会館前~青森朝日放送前~荒川松尾通り~新あおもり農協中央店前~追分~青森空港~王余魚沢入口~羽黒平~浪岡駅
- 1954年1月28日 - 青森バスを買収により、浪岡線(高田村小館~浪岡町細田間16km)が青森市営バスの路線となる。
- 1964年7月12日 - 鶴ヶ坂~浪岡駅前間路線延長、浪岡線運行開始。
- 1970年11月20日 - 王余魚沢線運行経路変更。小金山神社前~五町開墾田間を廃止し、青森空港~五町開墾田間新設。
- 1988年 - 浪岡線・王余魚沢線廃止。弘南バス王余魚沢線(浪岡駅~王余魚沢)運行開始。
- 19xx年 - 弘南バス王余魚沢線廃止。弘南バス弘前~青森空港線が王余魚沢入口・松山・羽黒平・五本松・中世の館・浪岡役場前に停車。
- 19xx年 - 弘南バス弘前~青森空港線王余魚沢入口・松山・羽黒平・五本松・中世の館・浪岡役場前停留所廃止。
- 2005年4月1日 - 青森市と浪岡町が合併することから浪岡線運行開始。17年ぶりに旧浪岡町域に青森市営バスが乗り入れる。
- 2005年10月1日 - 大釈迦を経由する日中の一部便の道の駅なみおかへの乗り入れ開始。
- 大釈迦経由・青森空港経由ともに一旦は廃止されたが、浪岡町が青森市に合併することから市中心部と浪岡地区の住民移動の利便性を確保するため復活した。大釈迦経由は弘南バスと完全に競合するほか、既存路線の新城線・孫内線とも一部区間において並行する。青森空港経由の浪岡町内部分においては弘南バスの停留所が廃止されて以降、路線バス空白地域となっていた地域であり、合併により路線バスが復活した。青森市内は既存の路線を縫い合わせるような形で運行しているため、区間によっては既存路線より遠回りとなっており、運賃が若干高くなっている。
- 運行管理業務は弘南バスに委託している。点呼・給油等は弘南バス乗合部青森分室(青森営業所)ですべて行うため、弘南バス青森営業所~浪岡駅間などといった青森市営バスでは異例の長距離回送運行があり、決して効率の良い運用とは言えないのが実情である。
- なお、青森県内で初めてノンステップバス2台が導入されたほか、その他の便にはワンステップバスが導入されている。
[編集] 滝沢線
- 青森駅~古川~堤橋~合浦公園前~南造道~県立中央病院前~原別~野内橋~東部営業所前~馬屋尻~上滝沢
- 青森市中心部と青森市東部の宮田・滝沢地区(旧東岳村)を結ぶ路線である。前述の通り過去には矢田線と合わせて東岳線と呼ばれていた。
- 車両は当営業所所属の大型車両と小型車両で運行される。小型車両は定員も少なく、ラッシュ時にも運行に入っていることから、市内中心部では混雑を招く結果となっている。
[編集] 矢田・滝沢線
- 以前は矢田線が15往復、滝沢線が9往復(1999年4月ダイヤ、いずれも平日の本数)運行されていたが、東部営業所の移転により運行系統を見直し、矢田線の大半を東部営業所発着、滝沢線を減便にしたことに伴い、矢田地区の住民の利便性を図るために開設された。しかしながら利用者が少ない地域であること、東部営業所で乗換を余儀なくされること、利用者のほとんどが福祉乗車証を使用していることから運賃収入はほとんどなく、青森市営バスの収支ワースト1にまで陥った。そのため運行本数を半減したり、弘南バスに運行業務を委託することで収支改善を図っている。
[編集] 西バイパス・新田循環線
- 沖館~西郵便局経由:青森駅~新町二丁目~県庁前~古川~駅西口通り~沖館~新田~石江三好~西郵便局前~古川~新町一丁目~青森駅
- 西郵便局~沖館経由:青森駅~新町二丁目~県庁前~古川~西郵便局前~石江三好~新田~沖館~駅西口通り~古川~新町一丁目~青森駅
- 青森西バイパスに亀屋みなみチェーンが展開する「ハイパーモール・ジョイシティ」オープンに伴い開設された。運行開始当初は両経路とも日中1時間に1本体制であった。のちに起点場所が青森駅前から八甲田丸に変更されたが、これは青森駅前の市営バス待機場が不足したための処置と思われ、八甲田丸近くの駐車場を整備して浜田循環線と共に使用していた。そのため八甲田丸~青森駅間の乗客は皆無に等しいものであった。のちに青森駅前休憩所が整備されたため、八甲田丸発着は廃止され、再度青森駅発着となっている。
- 利用者は比較的好調であったが、亀屋みなみチェーンが破産すると「ハイパーモール・ジョイシティ」が閉鎖され乗客は激減。運行本数が半分以上減らされ、しかも既存の西バイパス線や野木和団地線などと並行することから非効率面だけが目立つ路線となってしまった。その後、マエダがガーラタウンとして新装オープンし利用者は若干増えたが、マエダ側が青森駅とを結ぶシャトルバスを運行したため以前ほどの利用者はない。
- その後、弘南バスに運行業務を委託することになったが、当路線は西部営業所所管であり、他の委託路線は東部営業所所管であったため、委託路線の所管営業所を1つにしたほうが効率が良いという判断から東部営業所に移管された上で弘南バス委託となった。これに伴い西部営業所に所属し当路線に使用していた小型車両は東部営業所に転属した。
[編集] 設備
- 営業所庁舎には東部営業所事務室、定期券販売所、青森市交通部事務所がある。
- バス停留所前には待合室があるが冷暖房の設備はない。
[編集] 窓口
- 営業所庁舎1階営業所事務室の一角にある。
[編集] のりば
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