軍隊を保有していない国家の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
軍隊を保有していない国家の一覧は、その名の通り軍隊を保有していない国家の一覧である。実態として軍隊を保有していない国家であり、警察軍や国境警備隊などの準軍事組織は軍とはみなさない。
- アイスランド - 軍は保有していないが、北大西洋条約機構に加盟し、国内にアメリカ軍(アイスランド防衛隊)が駐留。(2006年9月30日をもって撤退。)
- アンドラ - フランスとスペインに防衛を依存。
- キリバス - 警察と沿岸警備隊のみ保有。
- グレナダ - 1983年のアメリカ軍の侵攻以降、軍を保有していない。人数750名の警備隊を保有。
- コスタリカ - 憲法により、平時における常備軍の保有は禁止されている。人数7,500名の地方警備隊を保有。
- サモア - ニュージーランドが防衛の責任を持つ。
- サン・マリノ - 警察・国境警備隊のほかは、儀杖隊のみ。
- セントビンセントおよびグレナディーン諸島 - 軍は保有していない。
- セントルシア - 軍は保有していない。
- ソロモン諸島 - 1998年から2001年にかけての民族衝突事件以来、平和維持のため、オーストラリアを始めとする近隣諸国部隊が派遣されており、軍は保有していない。
- ツバル - 警察と海難救助組織のみ。
- ドミニカ国 - 軍によるクーデター事件があったため、1981年以降、軍を保有していない。人員300名の国家警察を保有。
- ナウル - 非公式ではあるが、オーストラリアに防衛を依存。
- 日本 -第二次世界大戦後の1946年に軍隊を解体。軍隊の保有を憲法で禁止している。現在、隊員数約23万名の自衛隊を保有。
- ハイチ - 1994年の軍事政権退陣後に、軍を解体。反政府武装勢力により、国内が混乱に至るも軍の再保有は行っていない。人員7,300名の国家警察軍を保有。
- バチカン - 警備のスイス衛兵のみ。
- パナマ - アメリカ軍侵攻により1990年に軍を解体、1994年改正の憲法で軍の非保有を宣言。警察・沿岸警備隊などの人員は11,800名以下に制限。
- パラオ - 非核憲法を持つが、アメリカ合衆国が防衛の責任を持つ。
- マーシャル諸島 - アメリカ合衆国が防衛の責任を持つ。
- ミクロネシア - アメリカ合衆国が防衛の責任を持つ。
- モルジブ - 軍を保有した経験無し。1988年に傭兵部隊の襲撃を受けた際は、インド軍が介入した。なお、安全保障条約なども締結していない。
- モナコ - フランスが防衛の責任を持つ。
- モーリシャス - 1,800名の警察のみ。
- リヒテンシュタイン - コスト面から1868年に軍を解体。100名の警察のみ。
[編集] 関連項目
この「軍隊を保有していない国家の一覧」は、軍事に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。(関連: ウィキポータル 軍事 - ウィキプロジェクト 軍事) |