混老頭
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混老頭(ホンロウトウ)とは、麻雀における役のひとつ。 面子全てがヤオチュウ牌(1・9と字牌)だけで構成された和了形。例えば「1・1・1」「9・9・9」「南・南」など。門前2翻、副露2翻。3飜とするルールもある。
対々和、もしくは七対子が必ず複合するため、4翻役(3飜ルールの場合は5飜)として扱われる。対々和形式は形式的には混全帯ヤオ九の上位(順子がない物)であり、同役とは複合しない。飜牌(場風牌・門風牌・三元牌)や混一色などと複合しやすく、三暗刻と複合させることもできる。
この役の、字牌を用いない形は清老頭という役満となる。逆に字牌だけだと字一色になる。
(例)
七対子との複合例。リーチ、ドラ、ツモなどの複合がない場合、七対子(2翻。関西では1翻)、混老頭(2翻か3翻)で、現行ルールでは子6400点(25符、2翻+2翻=4翻として計算)止まりとなるケースが主流である。七対子のため鳴くこともできず、難易度が高い割に点数が報われないケースの筆頭にあげられるパターン。
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