混一色
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混一色(ホンイーソー)とは、麻雀における役のひとつ。ホンイツ(あるいはホンイチ)と呼ばれることも多い。萬子、索子、筒子のどれか一種と、字牌だけを使って和了ったときに成立する。門前で作ると3飜役、副露して作ると2飜役である。役牌などとの複合が容易で、満貫以上の大物手になりやすい中堅どころの役ともいえる。混一色に限らず、一色手に仕上げることを俗に「染める」という。
門前の混一色はメンホン、タテホンなどと呼ばれる。また、役牌ではなく客風牌を使い副露を多用して安易に作った、混一色のみ2飜の手は俗に「馬鹿混」(バカホン)と呼ばれる。
いずれにせよ、一つの色の牌で手を作るので、捨牌に偏りができて他家に見破られやすく、また他家のアタリ牌かもしれない危険な牌を捨てなければならなくなることが多いといった欠点もある。この役は配牌時の牌姿如何で狙うべき役で、いつでも狙える役というものでもない。また、数牌の面子が多い場合には待ちの形が複雑になることも多く、ノーテンリーチやノーテンロン、フリテンでのロンなどにも大いに注意が必要である。
また、字牌を使わずに1種類の牌だけで揃えたものは清一色となる。字牌だけで揃えると字一色という役満になる。
(例)
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