教育史
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教育史(きょういくし)とは、教育学の一部門で、一般に、日本教育史、西洋教育史に大別される。 いずれも、歴史の初期における教育やしつけの形態や学校の誕生から、その法的な整備などまで含めた教育の制度、読み書き算盤から、音楽、弁論、武芸などまでの教育の内容・方法、教育の思想などの歴史を扱う。 通常、教育学の世界で教育史というと、教育の思想史をいうことが多いが、学校の歴史や、明治以降の学校制度史というふうに、テーマと時代を区切って語られることも少なくない。
また、フランスの社会史のアナール学派の研究、また特にその代表者、フィリップ・アリエスの『子供の誕生』以来、教育の事象を社会史の中で捉えるという試みも多くなされるようになり、教育史の内容や視点も大きく変わってきた。出産と育児の歴史や教育観、しつけ観の歴史といったものも登場してきた。
[編集] 西洋教育史
- 古代の教育
- 産業革命期の教育
- ジャン=ジャック・ルソーと『エミール』
- 公教育の始まり - コンドルセ
- 子どもの工場労働と児童福祉
- ロバート・オウエンとニューラナーク
- ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチとフレーベル、ヘルバルト
- 近代の教育
[編集] 日本教育史
- 古代(律令時代)の教育
- 中世の教育
- 近現代の教育
- 学校令、学制。大正自由主義教育運動。国民皆教育、国家主義教育、修身教育。
- 第二次世界大戦の敗北と連合軍の駐留。黒塗り教科書。
- アメリカ教育使節団報告書と新憲法。
- 教育基本法・学校教育法。歴史教科書問題、ゆとり教育。
[編集] 関連項目
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