女満別空港

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女満別空港

IATA：MMB - ICAO：RJCM
概略
空港種別		公共
運営者		北海道
開港日		1963年
運用時間		8:00 - 21:00 (JST)
受け持ち		北海道
海抜 AMSL		108 ft (33.1 m)
位置		北緯43度52分50秒東経144度09分51秒
滑走路
方向	全長×全幅		表面
方向	ft	m	表面
18/36	8,202×150	2,500×46	舗装

1階航空会社カウンター

女満別空港（めまんべつくうこう　Memanbetsu Airport）は、北海道網走郡大空町にある第三種空港。

[編集] 概要

網走市、北見市など網走支庁の主要空港。
混雑の慢性化に加え、世界遺産登録された知床への主要アクセス空港として今後の利用客増加が見込まれるため、国際線にも対応できるターミナルが増築された。
2005年の利用実績は1,015,350人（前年比24,597人増）。2年振りに100万人台となった。

[編集] 歴史

1935年 3月　中央気象台が気象観測用の飛行場として設置(500 m)。
1936年 6月　滑走路延長(650 m)。
1942年　　　海軍航空隊が「美幌第二飛行基地」として整備開始。
1945年　　　終戦に伴い米軍により爆破され使用不能となる。
1952年11月　米軍が修理の上、不時着場として接収。
1956年 4月　米軍から一部返還される。
1956年 6月　北日本航空、丘珠空港線不定期運航開始。
1957年 7月　北日本航空、丘珠空港 - 西春別飛行場線を女満別空港経由で運航開始。
1958年 7月　米軍からすべて返還される。女満別町が管理。
1958年12月　第三種空港F級として供用開始。
1959年 9月　北日本航空、西春別飛行場発着を中標津空港発着に変更。
1961年 4月　管理を北海道へ移管。
1963年 4月　第三種空港として供用開始(1,200 m)。
1964年 4月　北日本航空、合併により日本国内航空となる。
1965年 6月　日本国内航空、丘珠空港線定期運航開始。丘珠空港 - 女満別空港 - 中標津空港線廃止。
1970年　　　日本国内航空、東京国際空港線を丘珠空港経由で運航開始。
1971年 5月　日本国内航空、合併により東亜国内航空となる。
1972年 4月　通年運航となる。
1974年12月　東亜国内航空、丘珠空港発着全路線を千歳空港発着に変更。
1977年 8月　東亜国内航空のYS-11型機が胴体着陸。
1980年 5月　東亜国内航空、東京国際空港線直行便運航開始。YS-11型機が飛ぶ超長距離路線として知られる。
1981年 9月　ジェット化へ向け、新女満別空港の工事着工。
1985年 4月　女満別空港北側に新女満別空港供用開始(2,000 m)、ジェット化。女満別空港廃止。
1987年 4月　新女満別空港から女満別空港へ改称。
1988年 4月　東亜国内航空、日本エアシステムに商号変更。
1992年 7月　全日本空輸、大阪国際空港線運航開始。
1993年 7月　全日本空輸、名古屋空港線運航開始。
1994年 4月　空港ビル増築部分供用開始。
1994年 9月　全日本空輸、関西国際空港開港に伴い、大阪国際空港線を関西国際空港線に変更。
1995年 6月　日本エアシステム、福岡空港線運航開始（6月～10月の季節運航）。
1996年 6月　日本エアシステム、広島空港経由福岡空港線、新潟空港線運航開始（6月～10月の季節運航）。
1996年 7月　日本エアシステム、仙台空港線運航開始。
1997年 7月　（旧）日本航空・全日本空輸、東京国際空港線運航開始。3社競合路線となる。
1997年 8月　エアーニッポン、新千歳空港線運航開始。2社競合路線となる。
1997年10月　日本エアシステム、福岡空港線休止。仙台空港線を通年運航から6月～8月の季節運航に変更。
1997年11月　日本エアシステム、広島空港経由福岡空港線休止。
1997年　　　年間利用者数が初めて100万人を突破（1,045,531人）
1999年 4月　全日本空輸、東京国際空港線を通年運航から6月～10月の季節運航に変更。
1999年10月　北海道エアシステム、函館空港線運航開始。
1999年11月　エアーニッポン、丘珠空港線運航開始。
2000年 1月　1985年（ジェット化）以降の利用者数が1,000万人を突破。
2000年 2月　滑走路延長(2,500m)。日本エアシステム東京国際空港線の機材変更でB777-200型機が記念飛来。
2000年 4月　全日本空輸、東京国際空港線を季節運航から7～9月の期間限定運航に変更。
2000年 4月　日本エアシステム、仙台空港線を季節運航から7月中旬～8月の期間限定運航に変更。
2000年 7月　全日本空輸、関西国際空港線をエアーニッポンに移管。
2000年 9月　全日本空輸、東京国際空港線休止。2社競合路線となる。
2000年10月　エアーニッポン、丘珠空港線休止。
2001年 3月　ジャンボジェット機が初飛来（（旧）日本航空ホノルル国際空港行チャーター便、B747-200B型機）。
2001年 8月　日本エアシステム、仙台空港線休止。
2003年 4月　日本エアシステム、大阪国際空港線運航開始。大阪線としては2社競合路線となる。
2003年 7月　日本エアシステム、仙台空港線を7月・8月の期間限定運航で再開。
2003年 8月　エアーニッポンのYS-11型機が、新千歳空港行454便を最後に運航終了。
2003年 9月　エアーニッポンネットワーク、丘珠空港線、新千歳空港線運航開始。
2003年 9月　日本エアシステム、仙台空港線休止。
2003年10月　（旧）日本航空、日本エアシステムとの統合準備に伴い、東京国際空港線を日本エアシステムに移管。再度単独路線となる。
2003年10月　日本エアシステム、新潟空港線休止。
2003年11月　エアーニッポン、関西国際空港線を通年運航から2月～3月、6月～10月の季節運航に変更。
2004年 4月　日本エアシステム、日本航空ジャパンに商号変更。日本航空便名となる。
2004年 4月　エアーニッポン・エアーニッポンネットワーク、全日本空輸グループ便名統一化に伴い全日本空輸便名に変更。
2005年 2月　全日本空輸、中部国際空港開港に伴い、名古屋空港線を中部国際空港線に変更。
2005年 4月　日本航空ジャパン、大阪国際空港発着枠関連に伴い、大阪国際空港線を関西国際空港線に変更。
2005年 4月　全日本空輸、関西国際空港線を季節運航から通年運航に戻す。
2005年 7月　美幌バイパス女満別空港IC開設
2005年 9月　JR北海道開発のデュアル・モード・ビークルの試験運行を、北見駅 - 西女満別駅 - 女満別空港間で実施。
2005年10月　管制官配備により、管制空港に。
2005年12月　空港ビル再増築部分供用開始。これにより搭乗橋が3本に、手荷物ターンテーブルが2基に増加。
2006年 2月　北海道国際航空、全日本空輸との共同運航で東京国際空港線運航開始（全日本空輸便としては再開）。再度競合路線となる。
2006年 3月　北海道エアシステム、函館空港線休止。
2006年 4月　エアトランセ、函館空港線運航開始。
2006年 6月　エアトランセ、新千歳空港線運航開始。3社競合路線となる。

[編集] 航空管制

種類	周波数	運用時間(JST)
TWR	118.85 MHz,126.2 MHz	8:00～21:00

[編集] 航空保安無線施設

局名	種類	周波数	識別信号
女満別	VOR	110.85 MHz	TBE
女満別	DME	1132.0 MHz	TBE
女満別	ILS	110.1 MHz	ITB

[編集] 路線

航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便

日本航空

全日本空輸

（エアーニッポン、エアーニッポンネットワークの機材・乗務員で運航する便あり）

丘珠空港
新千歳空港
中部国際空港
関西国際空港

北海道国際航空・全日本空輸

東京国際空港

エアトランセ

新千歳空港
函館空港

仙台空港、新潟空港、広島空港経由福岡空港、福岡空港（直行）へ就航していたが、現在は休止している

[編集] 空港へのアクセス

網走市まで22 km。北見市まで32 km。

[編集] バス

2006年10月1日現在

[編集] 網走・知床・紋別方面

網走バス　1番乗り場

網走バスターミナル発着便（女満別役場、呼人駅、網走刑務所、網走駅、網走支庁経由）
- エアトランセ便を除く全便に接続運行。
- 飛行機の出発・到着時刻が近接している場合、バスは合わせて1便の場合あり。
- 1月20日～4月第1日曜日の観光船運航時間帯は、おーろらターミナル（網走流氷観光船乗り場）発着。
ウトロ温泉発着便（網走駅、網走バスターミナル、北浜駅、原生花園、知床斜里駅経由）
- 6月1日～10月15日に3便、2月1日～3月31日に1便運行