名古屋市営地下鉄桜通線

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桜通線（さくらどおりせん）は、愛知県名古屋市中村区の中村区役所駅から同市天白区の野並駅までを結ぶ名古屋市営地下鉄の路線である。正式名称は名古屋市高速度鉄道第6号線。

ラインカラーは赤。

[編集] 路線データ

• 路線距離（営業キロ）：14.9km
• 軌間：1067mm
• 駅数：17駅（起終点駅含む）
• 複線区間：全線
• 電化区間：全線（直流1500V・架空電車線方式）
• 閉塞方式：車内信号式
• 最高速度：75km/h

[編集] 概要

名古屋～今池間では桜通の地下を通り東山線の北側を並行しており、東山線のバイパスとしての役目を担っている。

桜通線ではワンマン運転を実施している。全駅が島式ホームに統一されており、野並駅以外の駅では、常に進行方向右手にホームが来る。そのため、ホームやドアの確認を行いやすいように、多くの鉄道車両では左側にある運転台が右側にある電車を使用している。運転には名古屋市営地下鉄の中で唯一ATO（自動列車運転装置）が使用され、乗務員は車内のモニターでホームの安全確認やドアの開閉、発進操作を行う。

車両基地は線内になく、鶴舞線と共用している。そのため、丸の内駅に両線の連絡線がある。

名古屋市天白区の野並駅から同市緑区の徳重までの約4.1kmの延伸（計4駅の新設）が決定している（延伸計画を参照）。

なお日本の地下鉄路線の中では、都営地下鉄大江戸線に次いで二番目となる大幅な赤字運営になっている。

[編集] 車両

• 6000形

[編集] 歴史

• 1989年9月10日 中村区役所～今池間が開業。
• 1994年3月30日 今池～野並間が開業。
• 2004年10月6日 名城線瑞穂運動場東駅開業に伴い、瑞穂運動場駅を瑞穂運動場西駅に改称。

[編集] 延伸計画

終点の野並駅から豊明市北部を経て豊田市南部方面までの延伸計画があり、2000年12月に名古屋市は野並～徳重（名古屋市緑区）間を4号線全線開業後の次期整備区間として建設する方針を固め、2003年9月5日に同区間の第一種鉄道事業許可を取得した。野並駅～徳重駅（仮称）間は2005年度に着工し、2010年度に完成予定。この区間の途中には鳴子北駅、相生山駅、神沢駅（いずれも仮称）の3駅が設けられる。また、1992年策定の運輸政策審議会答申第12号では、2008年までに整備の推進を図るべき路線として、中村区役所駅から海部郡七宝町方面へと徳重駅（仮称）から豊明北駅（仮称）への延伸が示されているが、まだ構想段階である。計画では豊明北駅（仮称）は豊明市沓掛町付近になるそうである。

[編集] 駅一覧

• 建設区間の駅番号は予定のもの。
• 名古屋は駅名標は漢字表記だが切符は「なごや」と平仮名で表記される

[編集] 関連項目

• 日本の鉄道路線一覧