三國志IV
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| 三國志IV | |
|---|---|
| ジャンル | 歴史シミュレーション |
| 対応機種 | PC-9801 スーパーファミコン[SFC] メガドライブ(スーパー32X) プレイステーション セガサターン ドリームキャスト Window95～XP |
| 開発元 | 光栄 |
| 発売元 | 光栄（コーエー） |
| 人数 | 1～8人 |
| メディア | 3.5インチFD[PC98] ROMカートリッジ[SFC･32X] CD-ROM[PS・SS・Win] GD-ROM[DC] |
| 発売日 | 1994年2月[PC-98] 1994年12月9日[SFC] 1995年4月28日[SS] 1995年7月28日[32X] 1995年9月29日[PS] 2000年4月6日[DC] 2001年11月28日[Win] |
| 価格 | 14,800円（税抜）[PC-98・SFC・32X] 11,340円（税込）[PS] 1,980円（税抜）[Win] |
| その他 | PS・SS・DC版は「Withパワーアップキット」 |
三國志IV（さんごくし・フォー）は光栄（現コーエー）が発売した歴史シミュレーションゲームで、三國志シリーズの第4作。ゲームボーイアドバンス版も、ベースは本作である。
[編集] 概要
中国の三国時代の群雄の一人となり、古代中国の主要都市の完全制覇を目指すという基本的な枠組は前作『三國志III』と同様だが、内政コマンドや情報コマンドが簡略化されるなど前作よりやや難易度は減少した。一方で武将一人一人に特殊技能が付加され能力以外の面で武将の個性の差別化を図るなどの工夫も施されている。身分によるコマンド制限は無くなったが、代わりに特殊技能によるコマンド制限は存在する。辺境の地には異民族が登場し都市に攻め寄せてくるなどの突発イベントも追加されている。
戦闘面では前作と違い野戦と攻城戦とがある。どちらを選ぶかは守備側が決定できる。前作においては指揮官の武将の能力値と率いた兵士の訓練度、士気が重要であったが、この作品では指揮官の武将の特殊兵科の有無、副将の有無なども戦闘の行く末に大きな影響を持つようになっており、一騎打ちが頻発しやすいようになったことも手伝って、武将に対し単なる戦闘ユニット以上の愛着をもってゲームを楽しむことができるようになった。なお、この作品においては投石器など攻城兵器が登場し、後半は単調な作業に陥りがちな戦闘に変化をもたせる工夫も施してある。
武将数は全体では前作より減少したが、初期の武将が削られた代わりに三国鼎立以降の時代に活躍する武将の数が増加したため、後半の武将不足という欠点はやや解消した。また、前作までは支配する都市ごとに必ず武将を配置しなければならず、武将不足によるゲームオーバーがあり得たが、本作からは一度支配下に置いた都市は、武将不在となっても空白地とならず、そのまま支配下にとどまるようにしたことで、後半年代のプレイが楽になった（もちろん、武将不在都市に攻め込まれれば自動的に取られてしまう）。他に歴史イベントも前作より増やされている。
なお、本作から新シナリオなどを含んだパワーアップキット版が追加発売されるようになった（セガサターン版・プレイステーション版・ドリームキャスト版は最初からパワーアップキット同梱仕様）。
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