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ローゼンメイデンの登場人物一覧 - Wikipedia

ローゼンメイデンの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ローゼンメイデンの登場人物一覧では、同作品に登場するキャラクターの紹介を列挙する。

フロンティアワークスによる先行発売のドラマCDとその後のアニメ以降とで担当声優が違う為、「アニメ版/先行発売ドラマCD版」と表記。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


目次

[編集] ローゼンメイデン

「ローゼンメイデン」シリーズのドールは、計7体の設定。但し、アニメ第一期で登場するのはこの中の5体まで。アニメ第二期で残りの「ローゼンメイデン」シリーズに加え、アニメ版オリジナルのドール「薔薇水晶」がローゼンメイデン第7ドールを名乗り登場するが、彼女は正確にはローゼンメイデンではない。

原作とアニメにおいてキャラクターの設定が異なる。

[編集] 真紅

(しんく)

声:沢城みゆき/堀江由衣

本作のヒロイン。「ローゼンメイデン」シリーズの第5ドール。服装は名前通り真紅のドレスとボンネットを纏う。髪型は背丈よりも長く、先がカールした金髪のツインテール。これは時折、の様に使用される。ただ、戦闘用の武器と言うより、相手が気安く触ろうとしたり、プライドを傷つけられた時に叩く事が多い。人形を操ったり、破損・焼損した物を修復する力を持つ。人工精霊はホーリエ
現在の契約者は桜田ジュンで、原作では下僕、アニメでは家来としている。女王様気質でプライドが高いが、仲間への思いやりもあり、桜田家に集う姉妹のリーダー的存在。また、常に沈着冷静で貫禄や威厳すら感じさせる言動も多い。
趣味は読書、(劇中劇)テレビ番組『名探偵くんくん』視聴。読書ではよく錬金術関連の本を読む。『名探偵くんくん』は、毎日欠かさず視聴しており、番組の主人公・くんくんへの熱愛ぶりは、時に普段の冷静沈着さを失わせる程で、その度に周囲を呆れさせている。またジュンにより設けられた戸棚にはくんくんグッズを沢山飾っており、自ら応募して当選したくんくんの衣装を試着してくんくんに成りきる等コレクター顔負けの一面も。好物は紅茶で、淹れ方や味に厳しい。原作では鈴カステラやお煎餅等、お菓子も好きらしい。 苦手な物は既知の物で、猫、暗闇、水銀燈、ラプラスの魔。
彼女の願いは「アリスゲーム」を自分なりのやり方で終わらせる事だったが、アニメでは第一期で水銀燈を倒した後悔から、第二期ではアリスゲームを放棄し、そのまま平和に暮らす事を望む様になる。しかし、「お父様」ことローゼンを騙った槐の策略に嵌り、アリスゲームに自ら参加、悲劇を招く結果となった。
戦闘法は、アニメでは彼女専用のステッキ(桜田家に雛苺が来た時に真紅が持っていた。因みに、原作ではジュンが真紅にドア開け専用台を用意している)を用いた接近戦と薔薇の花弁による遠距離攻撃や防御壁。原作では「薔薇の尾ローズテイル)」という技を使用。小説版でもジュンの力を大幅に使った大技「薔薇の竜」にてジャバウォックを倒した。また、水銀燈との戦いでは顔面にパンチを打ち込み決着をつけた。

[編集] 雛苺

(ひないちご)

声:野川さくら/金田朋子

「ローゼンメイデン」シリーズの第6ドール。頭にリボンを付け、桃色を基調としたベビードールの様な活動的な服装。髪型は内巻きの縦ロール。姉妹の中でも特に幼稚な為、翠星石から「チビ苺」等と呼ばれ、苛められている。人工精霊ベリーベルを使役するが、雛苺の躾け不足でイマイチ頼れない性能になっている。一人称は「ヒナ」。口癖は「…なの~」、「…のよ」、「うにゅ~」。
普段は泣き虫で甘えん坊且つ我侭。お菓子が好きで、中でも苺大福が大好物(口癖の「うにゅ~」は苺大福を指す事がある)。お絵描きと(ただし、かなり音痴)が好きで孤独が嫌い。アニメではワニのぬいぐるみがお気に入りで、翠星石へのトラップとしても活躍。
原作では、前の契約者(コリンヌ・フォッセー)がフランス人だった為、フランス語が話せて、現在でもフランス語を話す癖が抜けていない。特にPhase5、6では随所に用いられていたが、それ以降は「はい」や「いいえ」の代わりに「うぃー(Oui.)」、「non!」と答える程度になっている。
本来は茨を操ったり、人形を巨大化させる能力があったが、真紅との戦いで力を使い過ぎた為に、危うく契約者・柏葉巴を消滅させそうになった。結果、彼女を助ける為に自ら契約を解き、『アリスゲームの敗者』となる事を覚悟したが、真紅はそれを良しとせず、自分の配下となるか、只の人形となるかの選択を問いかけ、雛苺は前者を選択。その際パワーダウンしてしまい、以降は苺轍を操る能力のみとなったが、それでも人一人を軽く持ち上げたり、一時的に相手を束縛することが出来る。尚、巴との契約解消後は、真紅を通してジュンから力を得ている。その為、戦いの中では率先してジュンを守ろうとしたり、真紅を助けようとする強さを見せる。
余談だが、雛苺が劇中で歌っていた歌は演じる野川さくらのアドリブである(脚本でも「アドリブ」と指定されていた)。
原作では、雪華綺晶に体を奪われ、ローザミスティカのみでの魂の維持が出来なくなり、「私のやり方でアリスゲームを終わらせる」という真紅の為に、そして彼女と共に皆を護る為に、自らの望みで真紅にローザミスティカを託した。

[編集] 水銀燈

(すいぎんとう)

声:田中理恵/能登麻美子

「ローゼンメイデン」シリーズの第1ドール。姉妹の中でも、アリスとアリスゲームへの執着が非常に強く、アリスになってローゼンに会うという悲願と彼への愛情を支えにしている。人工精霊はメイメイで、その性能はホーリエと互角。話し方は普段、相手を小馬鹿にする様な猫撫で声で、特に真紅を挑発する事が多い。だが、本気になると感情的な口調になる。
服装は逆十字の柄が入ったアシンメトリーのオーバースカートの付いた凝ったスカートに、黒と白の編み上げドレス。背中には変異自在な黒いが生えており、空も飛べる。アニメでは黒からミッドナイトブルーに変更され、ヘッドドレスのリボンも原作では左右2本ずつ、アニメでは1本ずつとアニメと原作との外見での差異点が他の姉妹に比べ格段に多い。髪は銀髪のロングヘア。
冷酷非情で好戦的な性格。他の姉妹とは敵対しており、特に真紅とは深い因縁がある模様。ローザミスティカを手に入れる為なら手段を選ばず、契約者の事を「糧」と言って憚らない。反面、生来から心臓病を持ち、自分をジャンクだと自虐する契約者・柿崎めぐに対しては、何かしら気遣う等温かい心を見せている(小説版でも、食事をあまり摂らないめぐに、「弱った人間と契約しても、何の役にも立たないわ」と言って、めぐに栄養を摂らせようとする面もある)。更にアニメでは妖艶なお姉様系のキャラ付けが為され、これにより幼稚な性格が多い姉妹の中でも、より長女らしさが強調されている。
戦闘法は、背中に生えている黒いを利用したもの。具体的には羽を弾丸の様に飛ばして相手を切り裂いたり、ダーツの様に狙った場所を突くことも出来る。また、羽を対象に纏わりつかせて動きを封じる、翼で身を覆い防御する。アニメでは原作よりも能力の幅が広がり、翼をに変貌させたり、を召喚する技も披露。この為、近距離から遠距離まで対応出来る柔軟性を持つ。他にも、を利用した特殊能力を持ち、鏡面に過去や遠隔地の情景を映し出したり、鏡に映った相手の鏡像に擬態する事も可能。
アニメ第一期第8話で血圧が上がり苦しむ元治に発した言葉、「乳酸菌摂ってるぅ?」は、ファンの間では有名。あまりにキャラに合わない台詞だった為に一部のファンにウケ、流行したものと思われるが、現在では水銀燈の最も有名な台詞として幅広く浸透している。その為、幾つかのパロディにも水銀燈とヤクルト等の乳酸菌飲料が絡むネタが多い。
アニメでは実は未完成のドールで、胴体が無い事が明らかにされた。第一期最終話で真紅に倒されたが、彼女が雛苺同様、水銀燈のローザミスティカを望まなかった為、第二期第6話で復活した。
原作では、「背中から翼が突き破るように生えた」「契約無しでも、勝手に人から力を奪う事が出来る」等の特性があり、他の姉妹と違う分にも、そして精神的にもローゼンを愛する心が誰よりも大きい反面、思えば思う程愛に飢えている自分を認める事になり、「私は実はジャンクなのでは?」と思う程に精神が不安定になっている。
ドラマCD「『探偵』Detekiv」で、くんくんに魅了されている。更にその続編では、くんくんへの熱愛ぶりがエスカレートしており、彼への愛情は真紅と双璧を成すかもしれない。
小説版では相変わらずの非情さを見せるが、冒頭でジャバウォックの襲撃を受け撤退を余儀なくされる。その後、借りを返すという名目で、最後の戦いにおいて密かに援護を送っている。
この水銀燈に纏わる逸話は松尾衡監督や脚本担当の岡田麿里の項を参照。

[編集] 翠星石

(すいせいせき)

声:桑谷夏子/水樹奈々

「ローゼンメイデン」シリーズの第3ドール。蒼星石の双子。服装は緑のロングスカートドレス。アニメではフリルの部分が多少省略されている。容姿は目の色が蒼星石同様オッドアイであり、右目がルビー色、左目がエメラルド色。髪型は床に届く程のロングへアに頭巾を被っている。人の心に育つ「心の樹」を成長させる(心の樹に過剰に栄養を与えて腐らせ、その人の心の成長を妨げ記憶に縛り付ける事も可能)「庭師の如雨露(じょうろ)」を持つ。人工精霊はスィドリーム。一人称は大抵「翠星石」。口癖は「まったく、…」、「…ですぅ」。罵詈雑言を「…ですぅ」で締め括るという、独特の言葉遣いをする。
今までは常に蒼星石と共にいたが、原作では一葉が自分の力を悪用しようとした為に助けを求めに、アニメでは元治の精神に回復が見込めない事に見かねて、1人で真紅の元に飛び込んで来た。
性格は、所謂ツンデレ。清楚で淑やかな容姿に合わず、かなりの毒舌家。更に人間嫌いでずる賢く高飛車な為、ジュンから「性悪人形」と呼ばれている。その癖、人見知りが激しく臆病でもあり、無神経な雛苺が癪に障るのか日常的にからかっている。反面、ジュンを心配したり、他の姉妹を思いやったりと根は善良。喧嘩や争い事が嫌いで、姉妹同士が戦うアリスゲームも出来れば避けたいと思っており、蒼星石に「他の姉妹のローザミスティカを奪わなくてはならないなら自分はアリスになれなくても良い」と告げる等、彼女のアリスゲームに対する姿勢が伺える。
原作では水銀燈に追い詰められた時に、アニメでは薔薇水晶との初戦闘の際にジュンと契約。出会った当初は彼を毛嫌い、口喧嘩も多かったが、体を張ってドールを守ろうとする姿に惹かれる。だが、なかなか素直になれず、彼が真紅とばかり居る事に嫉妬する事も。のりからはお菓子作りを習っている。
戦闘法は、の世界に生えている『世界樹』の一部分や心の樹の枝を如雨露で操り、敵を束縛したり自身を防御するというもの。アニメでは如雨露を使い接近戦もこなせる。契約者がいない間はそれ程戦闘力は無かったが、それを得てからは薔薇水晶を捕らえる等、飛躍的に向上した。

[編集] 蒼星石

(そうせいせき)

声:森永理科/登場せず

「ローゼンメイデン」シリーズの第4ドール。翠星石の双子の。目は翠星石同様オッドアイだが、配色は逆。容姿はシルクハットに青を基調とした活動的な男性服にショートヘアと、ボーイッシュ。また、翠星石同様、アニメではレース部分が多少省略されている。「心の樹」の成長を妨げる雑草を取り除く(心の樹の必要な枝を切り落とす事も出来、その人の心にしまわれた大切な記憶を奪う事も可能)「庭師のはさみ)」を持つ。人工精霊はレンピカ一人称は「僕」
性格は姉とは正反対に、とても真面目で契約者の命令にはそれが理不尽な事であっても忠実に従う。意思表示はあまりせず、行動で感情を表す。その落ち着いた性格から、翠星石のストッパーとしても活躍。お茶の淹れ方をジュンに意見する等、アニメではすっかり桜田家に馴染む反面、真紅さえも諭す姉妹の良心・ブレーン役も担い、個性の強い姉妹の中で唯一の常識人という立場にある。
原作では、アニメとのキャラクターのギャップが大きく、契約者・結菱一葉の「殺したい女性」の心の樹を斬る事を巡り、翠星石と対峙し、真紅達の敵となる。更に水銀燈と2人掛かりで真紅を痛めつけ、右腕を失った真紅に冷酷な台詞を浴びせる等、非情な一面も描かれた。また、以前から劣等感が強く、翠星石にしか心を開かず、彼女に対する心の強さへの妬みと誰よりも強い愛情という相反する想いを抱えており、彼女にだけ優しい笑顔を見せることもあった。一葉が自我を取り戻す際、「自分も自由になりたい」と彼の心の影に飛び込んで打ち壊し、力尽きた。そして彼女の意思の元、ローザミスティカは翠星石の物になる筈だったが、急襲した水銀燈に奪われてしまった。だが、それを良しとしない蒼星石の意思のせいか、水銀燈のローザミスティカとのバランスが取れず翼が肥大化して鞄の中へ眠りに就けない上に傷が癒えない模様。
無意識の海でジュンや翠星石の前に姿を現す描写がある等、彼女が今後の展開に絡んでいることは間違い無い様である。
戦闘法は、大柄な庭師の鋏を使用した大振りな接近格闘のみと、姉妹の中である意味異質な存在。自分の人工精霊が居ないと道具を召喚出来ないが、アニメでは人工精霊を奪われた状態で道具を使うシーンがあった。
アニメでは、突然鏡にローゼンの後ろ姿を見て、薔薇水晶から「お父様が悲しんでいる」と告げられた事を機に、真紅達にアリスを目指す事を告げる。
小説版では原作で彼女が力尽き水銀燈にローザミスティカを奪われた後の物語である為、回想シーンしか無い。

[編集] 金糸雀

(かなりあ)

声:志村由美/登場せず

「ローゼンメイデン」シリーズの第2ドール。アニメ第二期から登場。日傘双眼鏡等の小物を豊富に持つ。一人称は大抵「カナ」。服装は黄色を基調とし、ロールヘアにハート型の髪止め。自称『ローゼンメイデン一の頭脳派・策士』。自信家だが割と幼い。一見好戦的で、隙あらばローザミスティカを狙うが、結局は余計な策に溺れ、大抵は成功から程遠い所で自滅、失敗する。それでも、めげず前向きに取り組んでいる。人工精霊はピチカート。常に金糸雀と行動を共にし、サポート役としての性能は優秀。口癖は「…かしら~」。モットーは「楽してズルしていただきかしら!」。
アニメでは契約者であるみっちゃんの「他のローゼンメイデンも欲しい」という願いを叶える為にアリスゲームを始めたが、いつの間にか桜田家の一員となってしまった。よく雛苺と張り合い、真紅や翠星石に呆れられている。好物は砂糖たっぷりの卵焼き。桜田家までは日傘で空を飛んで来る様だが風に流されたりと、結構苦労している様子。
天敵は桜田家近辺をうろつく。尚、このカラスは翠星石と雛苺が共同制作した玉子焼き(マポロチョコ・カルピス・苺大福入り。アニメではカルピスからヨーグルトに変更)によって撃墜されている。
アニメでは、真紅と同様に破損した物を修復する力を持つが、部分的にしか出来ない様だ。
戦闘法は、バイオリンを操っての強力な音波攻撃。アニメではスティックによる格闘攻撃。アニメでは人工精霊のピチカートがバイオリンの入ったケースを召喚するが、原作では日傘をバイオリンに変える。バイオリンでの戦闘法は、第1楽章、第2楽章、最終楽章に分けられた強力な音波系の技があり、他の姉妹に比べ、その技数は多彩で名称も様々。戦闘に関しては遠近を問わず意外と強力だが、攻撃の要であるバイオリンを破壊されると、何も出来なくなってしまう。

[編集] 雪華綺晶

(きらきしょう)

声:未定/登場せず

「ローゼンメイデン」シリーズの第7ドール。アニメでは第二期最終回で、姿のみ少しだけ登場。原作ではPhase35で本名が判明。容姿は、右眼のアイホール(空洞状)から本物の白薔薇と茎が生えており、伸縮が可能。髪型はウエーブのかかったロングヘアのツーサイドアップ。 服装は白薔薇の髪飾りに白いミニスカートとロングブーツ。人工精霊は現在不明。
「物質世界に存在を縛られる事自体がアリスへの枷になってしまう不要の形骸なのか?」というローゼンの思想の元、ローザミスティカとローゼンの【想像力】と【創造力】のみで創られた為に実体が無い特殊なドール(霊体もしくは幻)。
アニメ第二期に登場したオリジナルのドールである薔薇水晶と容姿が似ていた事や、彼女が第7ドールと称した事から、薔薇水晶との区別がしにくく、実際に本名が公表されるまでは薔薇水晶と混同する人もいた。
おどけた奇矯な性格で、鏡の向こうで他の姉妹の様子を伺ったり、逆さまになっていたりする所が描画され、他の姉妹には無い彼女独特の狂気と不気味さが演出されている。反面、姉妹全員が同じ時代に現れるまで姿を表さなかったり、契約者・オディール・フォッセーですら利用したりする等、用心深く狡猾な面も見受けられる。
今までは実体を持たないので、現実世界に出る事やアリスゲームに参加する事が出来なかったが、同じ時代に全てのローゼンメイデンが偶然揃った為、アリスゲームに参加する為に雛苺の身体を奪い、実体を持つに至った。相手の心の隙間を狙った巧妙な精神攻撃が得意。幻覚を見せる事も出来る。

[編集] 薔薇水晶

(ばらすいしょう)

声:後藤沙緒里/登場せず

アニメオリジナルドール。第二期で当初、「ローゼンメイデン」の第7ドールとして登場。寡黙で無表情だが好戦的な性格。服装は、紫のドレスにロングスカートとリボンの髪飾り。髪型は長いストレートヘアをツーサイドアップにしている。左目に薔薇模様の眼帯をしている。この眼帯自体に特に意味はないが、第二期放送終了後の松尾監督のインタビューによると、涙を隠して戦う為の物だったらしい。舌足らずな話し方で、相手の言葉をそのまま真似る癖がある。人工精霊は持っていない。
他のドール達にアリスゲームを唆して、最終的にローザミスティカの占有を狙う。契約者については不明だが、白崎との意味深な関係等、謎の多いドール。
戦闘法は、主に地面から水晶の柱を出現させる物、自らの能力で水晶のを出現させて攻撃する方法の二通り。前者は専ら戦いを組み立てる為に使われる事が多く、積極的な攻撃として用いられるのは後者。更に水晶のを飛ばす、相手を結晶内に封じ込める、他にも回避行動の際のテレポート、遠距離から衝撃波を放つ事も可能で、その戦闘力は他の姉妹の中でも抜群に秀でている。
正体は、槐が師匠・ローゼンを超えるべく作った贋作。彼への愛情は強く、あまり感情を表に出さない彼女が6つのローザミスティカを手に入れて槐に得意気に話していたが、直後ローザミスティカの力に耐え切れず、壊れていく所で槐と共に光に巻き込まれて消滅した。
ドラマCD(ボーナストラック)では、白崎の「個性が足りない」と言う意見で、白崎や槐のリクエストに応じて様々なキャラクターを演じた。トラック名はその名も『薔薇水晶・改造計画』。
薔薇水晶と雪華綺晶の相違点は以下の通り。
  • 服の色。
  • 薔薇の位置。
  • 服装のデザインと髪飾り。
  • 性格。
  • 髪型。
尚、アニメオリジナルのドールだが、キャラクター原案は原作者・PEACH-PITによるものである。

[編集] 人間

[編集] 桜田ジュン

(さくらだ じゅん)

声:真田アサミ/小林沙苗

真紅の契約者。後に翠星石とも契約。中学生だが、不登校で家に引き篭っている。尚、家に引き篭りに至った過程が原作とアニメで異なり、原作では洋裁の特技があり、デザイン画を書いたノートをうっかり提出してしまった所、担任の梅岡が無神経にも全校集会で発表してしまったのが原因。更にその事を梅岡に蒸し返され昏睡状態に陥った。アニメでは小学校時代は成績優秀だったが、私立中学の受験に失敗し公立中学に入学。だが、周囲の生徒と馴染めず、逆に裁縫趣味をネタに苛めに遭い、引き篭りに陥った事が暗示されている。第二期では、学校に復帰する為、二学期に向けて勉強中。
趣味は、怪しげな通販商品をネットで注文し、クーリング・オフ寸前に返品してスリルを味わう事。本人も一応、暗い事と自覚している様だが、止める気配は無い(ネットや広告通販等は、企業が自主的に応じる場合を除き基本的にはクーリングオフの対象外であるので注意)。特技は裁縫で、迷子になった人形のを呼び戻したり、ローゼンメイデンのパーツを組み直す等、神業級の職人(マエストロ)並の事が出来る。
鬱屈且つ反抗的で他人に無関心を装うが、意外と相手の気持ちを察する事が出来る。当初は真紅達に翻弄されっ放しだったが、彼女達との交流やアリスゲームを経て、精神的に成長していく。真紅には「使えない下僕(アニメでは家来)」といつも叱責され、翠星石には「チビ人間」と罵られる。時に真紅に於いては、彼女の尊大な態度に反発しつつも、互いに(特にジュンは)何か特別な好意を持っているらしく、時に何故か赤面することも多い。姉・のりにだけは態度が大きい。
ジュンには「マエストロ」の伏線が有った様で、特にアニメ第二期では槐のドールショップに通う等より深い動機付けも成されたが、結局曖昧なまま放送が終了してしまった。原作でローゼンが幼少時のジュンに会っている事やラプラスの魔の「お父様はすぐ近くの世界にいる」という台詞、水銀燈が勘違いする様子、幼少時のスケッチブックに何気なく真紅や雛苺の衣装を描いていた事もあり、ローゼンとは何らかの繋がりがある模様。

[編集] 桜田のり

(さくらだ のり)

声:力丸乃りこ/久川綾

ジュンの高校生。海外赴任中の両親に代わって甲斐甲斐しく家事を切り盛りしている。真紅達からは「召使い」と言われている。学校では女子ラクロス部に所属。
ジュンと異なり社交的。面倒見も良く心優しいが、怒らせると怖い。基本的に深く物事を考えない性格でもある。常に弟を心配し思いやるが、お節介で過保護な為、鬱陶しがられている。また、彼の要望を何でも聞き入れる為、逆に彼の引き篭りを助長させていた。
真紅達を溺愛しているが、アリスゲーム云々の詳しい事などは知らず、初めて見た真紅を、ジュンが通信販売で購入した精巧な洋物ダッチワイフと勘違いした。
料理上手で、「はなまるハンバーグ」「ぷりぷりハートのオムライス」等、時々手の込んだ料理を作ってはドールズを喜ばせている(時々「はちみつ黒酢」等の奇妙なメニューを作って困らせたりもしている)。

[編集] 柏葉巴

(かしわば ともえ)

声:倉田雅世/川澄綾子

ジュンの幼馴染みで同級生。雛苺の元媒介。家族からも学校でも優等生として見られており、クラスでは学級委員を務めている。特技は剣道で、幼い頃から父親に習っており、学校でも剣道部に所属。しかし、本当は部活を辞め受験勉強に専念したい事や、学級委員も本当はやりたくなかった事を父親やクラスの皆に言えず、いつも本心を言えない自分に悩んでいる。
幼少の頃はジュンとよく遊んでいたが、父親の仕事の都合で他の町へ引越し、中学1年の頃に再び戻ってきた。
自分の生命力を雛苺に吸い取られ過ぎて危うく指輪に取りこまれそうになったが、契約解消後も仲は良く、雛苺の成長を喜んでいる。
時々雛苺の為に不死屋のいちご大福を持って桜田家を訪れたり、苺やあんこ入りのおにぎりを作ってあげたりする。
原作だと少し暗く口数も少ないが、アニメ版では明るく口数も多く叙情的。
左目下にある泣きぼくろが特徴。

[編集] 柿崎めぐ

(かきざき めぐ)

声:河原木志穂/登場せず

水銀燈の契約者。原作では水銀燈の螺子を巻いたが、水銀燈がなかなか契約を結ぼうとせず、Phase37で遂に正式に契約。アニメでは水銀燈の螺子を巻いた訳ではないが、薔薇水晶に導かれるまま、一人でに目覚めた水銀燈に対し、一方的に契約を結んだ。
有栖川大学病院心臓の病で入院しており、完治する為には移植手術を必要としているが、度重なる短命宣言で生きる気力を失っている。本人は病弱な自分を「壊れた子(ジャンク)」だと言っている。自分の前に現れた水銀燈を天使の様に思っており、水銀燈が自分の命を使い切る事を望んでいる。
両親は父親の多忙な仕事やめぐの件等で、家庭の不和で別居、入院費等経済的に都合のいい父親がめぐの世話をしているが、それでもめぐと滅多に逢えず、その結果めぐは「両親にも見捨てられた」と悲観な思想へと繋がり、生きる気力を失う気持ちの後押しへともなっている(親には死んでほしいと思う反面、本当は両親といつまでも仲良く幸せに暮らしていたいという一般生活への憧れの気持ちもある)。
かつて発作を起こした時に、祖母がいつも自分の為に歌ってくれた『からたちの花』を水銀燈の為にいつも歌っている。その祖母の死を機に死を恐れなくなった。病院の看護師達の間では、変わり者、又は手のかかる子と見られている。水銀燈と出会うまでは、他人を激しく拒絶していた。尚、アニメでは『からたちの花』から、オリジナルの『瞬』(松尾監督が作詞、唄は、めぐ役の河原木志穂。この曲は「トロイメント」サントラCDに収録)。に変更されている。(因みに『からたちの花』は、作詞北原白秋、作曲山田耕筰の実在する楽曲である。)

[編集] 草笛みつ

(くさぶえ みつ)(みっちゃん)

声:川瀬晶子/登場せず

金糸雀の契約者のOL。金糸雀を溺愛している。熱狂的なドールマニアで着せ替え用の服を沢山買い集めており、その為ならカード破産も残業(原作)もバイト(アニメ)も厭わない。「ローゼンメイデン」シリーズの事も兼ねてから知っていた。職種はパタンナーで、その才能を活かしてドール服の自作等もしている。
料理上手で、いつも金糸雀の弁当おやつを作ってあげている。
アリスゲームの事は金糸雀から聞かされているが、実際はお遊びの意味でのゲームだと思っている。
ジュンのことを「ジュンジュン」と呼んでいる。ジュンとしては強引なノリの為、若干苦手なタイプらしい(のりとは妙に息が合う)。
『Ungels Vage』というドール系HPを開設しており、将来は独立して自分の店を持つのが目標。ジュンにドレスの依頼をして、結果的にジュンのマエストロとしての才能を再び開花させるきっかけを与えた。
因みにみっちゃんが原案、ジュンが(殆ど)改修して作ったドレスは、ネットオークションに出品した結果、入札件数数十件、最終的には3人の競り合いで終了直前の入札、延長の繰り返しで結果、最終落札価格145000円という物凄い結果となった(みっちゃんはこれを機に本気でコンビでのアマチュアディーラーとしてデビューする気だった)。
原作とアニメの相違点はソバカスの有無。原作ではかなり目立つソバカスがアニメでは無い。また、原作では初登場から暫くの間職業不詳だったが、アニメではかなりやり手の美人OL(一説には秘書)として描かれている。
アニメでは本名が明かされていない。スタッフロールの役名も「みっちゃん」と表記。

[編集] 結菱一葉

(ゆいひし ひとは)

(原作のみ登場)原作での蒼星石の契約者の老人。元華族で有名な結菱家の長男。
昔、女性と駆け落ち中に事故で亡くなった双子の弟の二葉の死を認めたくないあまり、戸籍上「結菱 二葉」として生きる事を選んだ。
双子の弟(二葉 昭和32年、ヨーロッパへ駆け落ち中に船舶事故で死亡)と駆け落ちした女性に復讐する為、蒼星石と翠星石の力を使い女性の心の樹を朽ちさせようとしたが、彼女も二葉が亡くなって悲しみ、それを乗り越えて生きる事を選んだ事と、そして自分も彼女を好きだった事を思い出し、改心した。
翠星石からは「おじじ」と呼ばれている。
蒼星石が動かなくなってからは、寂しさを紛らわすかの様に毎日庭園でのお茶の時間に蒼星石を椅子に座らせて話をしたりしていたが、その気持ちを汲んだ翠星石が週に1度、一葉の元を訪れてはお茶の相手をしている。

[編集] コリンヌ・フォッセー

(原作のみ登場)オディールの祖母で雛苺の元契約者。裕福な家庭に住んでいて毎日雛苺と楽しく過ごしていたが、戦争の時代(時代背景から、第二次世界大戦の1940年~1945年(ドイツのフランス侵略時)辺りかと思われる)が始まり、疎開する際に雛苺をどうしても連れて行けなくなり、苦渋の選択で雛苺を置いて去ってしまった。その後、亡くなる直前まで雛苺のことを気にかけていた。のオディールに雛苺の捜索を託す。

[編集] オディール・フォッセー

(原作のみ登場)雪華綺晶の契約者。コリンヌの孫娘で、雛苺が見間違える程コリンヌと似ている。自らの指輪を雛苺の物と信じ込み、桜田家を訪れたが、その後雪華綺晶によって眠りに就かされ、昏睡状態に陥ってしまう。そのまま有栖川大学病院に搬送され、現在入院中。

[編集] 梅岡

(うめおか)

(原作のみ登場)ジュンのクラスの若い男の担任教師。ジュンを学校へ来させようと何度か桜田家を訪ねている。
原作ではジュンの引き篭りの原因を作った人物とも言えるのだが(大人の見解と解釈で、ジュンの才能を学校全生徒に認めてもらおうと彼に話もせずに勝手に全校集会で公表してしまった)、本人はその事に対して無自覚である。生徒思いで一生懸命な教師だが、ジュンの前ではそれがいつも裏目に出てしまう。

[編集]

(えんじゅ)

声:小野大輔

(アニメのみ登場)アニメ第二期に登場。白崎と共にドールショップを営む人形師の青年。寡黙で、いつも工房で人形を製作している。ローゼンメイデンと同じような、螺子で動く人形を作っている。ローゼンの意図が理解出来ないジュンに、人形師の心情を説いた。
正体は自称ローゼンの弟子で、彼を超える作品を作る為に、薔薇水晶を作製した。そして、真紅達には「お父様」ことローゼンを騙り、擬似アリスゲームに誘導した元凶の一人である。但し、ローゼンの弟子である割には、ジュンに「たまたま真紅の媒介になった子供」と言い捨てたり、ドールと媒介との絆を軽視し「何か」を理解していなかった。人形師としての腕前はローゼンに挑戦するだけの事はあり、彼の作った薔薇水晶は真紅達との戦いに勝ったが、結局、薔薇水晶と共に光に包まれて消滅した。
真紅に対して何らかの感情を持っていた様だが、真相は不明。
フェティストらしく、ドラマCDでは「薔薇水晶改造計画」の名のもと、白崎に「シチュエーションが細か過ぎる」と言われる程、薔薇水晶に口調や仕草等の注文を細かく出していた。

[編集] 山本

(やまもと)

声:間島淳司

(アニメのみ登場)のりの同級生。のりに想いを寄せており、告白したものの、天然ボケののりは告白だと気づかなかった。その後何度も告白しようとするが、いつもあと一歩の所で失敗する。

[編集] 柴崎元治

(しばさき もとはる)

声:西川幾雄

(アニメのみ登場)アニメでの蒼星石の契約者。時計職人の老人。一人息子を失い、またそのショックで妻・マツが寝たまま目覚めなくなった事で、彼自身も精神破綻を起こし、蒼星石を亡くなった息子だと思い込み束縛していた。水銀燈に利用されるが、ジュン達がマツの夢に入り込み彼女を起こした事により、自身も息子の死を認め、以前の自分を取り戻す。翠星石に「おじじ」と呼ばれている。
第二期では芝崎元治とクレジットされているがどちらが正しいかは不明。

[編集] 柴崎マツ

(しばさき まつ)

声:鳳芳野

(アニメのみ登場)柴崎元治の妻。息子を交通事故で失ったショックにより昏睡状態に陥り、目を覚まさなくなる。蒼星石はマツの生命の木を探すも、夢の中は真っ白で見つからなかったが、ジュン達の活躍により目を覚ます。翠星石に「おばば」と呼ばれている。翠星石のことを「翠ちゃん」、蒼星石のことを「蒼ちゃん」と呼んでいる。
元治同様、第二期では芝崎マツとクレジットされているがどちらが正しいかは不明。

[編集] ローゼン

「ローゼンメイデン」シリーズを作った真紅達の生みの親である謎の天才人形師。真紅達からは「お父様」と呼ばれている。真紅曰く「名前は重要なものではなく、お父様はお父様」らしい。
究極の少女・アリスを生み出す為に、錬金術でローザミスティカを生成し真紅達を生み出すが、誰もアリスに届かなかった事に悲嘆し姿を消す。人形師になる前は哲学者だったらしく、その後錬金術で不老不死を得て(なお、そのあたりの時期に「サンジェルマン伯爵」と呼ばれていた。ローゼンクロイツとの関係が疑われるが真相は如何に)、名や肩書きを変え何百年、何千年も生き続けているらしい。今もnのフィールドのどこかにいるらしいが、アリスとしか会う気はないという。
原作では幼少時代のジュンに会った事があるらしく、ジュンに人形劇と「ひとりの人形師の物語」を聞かせてあげていた。その時のローゼンの顔は空白のままだった。
アニメ第二期最終話、ジュンの悲痛の叫びに応えるかの様に、一度は飛び去った6つのローザミスティカと共に登場、真紅達を復活させた後、真紅に「再びアリスを目指しなさい。しかし、その手段がアリスゲームだけとは限らない。」と告げ去った。

[編集] その他

[編集] くんくん

声:津久井教生

ドールズが夢中になって見ている、「人形劇団 のーまっど」製作のテレビ番組(人形劇)「くんくん探偵」の主人公。劇中一度だけこの番組のスタッフロールが表示された事があり、その際にもくんくん役の声優に津久井の名前が表示されていた。
人形劇にしてはやけに本格的な推理劇(1話完結ストーリー、時々前後の続編ストーリーもあるらしい)で、主な登場人物は、名探偵のくんくん、警部補兼親友のねこ警部、ライバルの怪盗ドロボウキャット(CDドラマ『「探偵」Detektiv~』では怪盗ぺロリーナ男爵も登場)と、一見名探偵シャーロック・ホームズ風だが、キャラクターの位置づけ的に名探偵明智小五郎(明智小五郎・中村善四郎警部・怪人二十面相)寄りのキャラ設定になっている。また、劇中では映画化もされている。
劇中ではDVD化もされていて、第二期1話の時点で6巻まで出ている(ドラマCDでは、『「探偵」Detektiv~』で水銀燈が初めて見たのが8巻で、「トロイメント」のドラマCDで水銀燈の問いにジュンが答えた所、12巻まで出ている模様)。
「捜査に必要なのは、どんな小さな事も見落とさない観察力」が口癖で、幾多の難事件を華麗に解決している。
特に真紅はくんくんの熱狂的な大ファンで、普段の冷静沈着さを完全に失う事もしばしば。番組での抽選プレゼント「くんくん変身セット」に応募、見事当選させている。
原作では何故か一箇所だけ、「くんくん探偵」(初期は「たんてい犬くんくん」というタイトルだった)を「雛苺がお気に入りのアニメ番組」と説明している脚注がある。
2005年2月に発売されたドラマCDに収録されたドラマ『「探偵」Detektiv~』では、水銀燈も彼に魅了された程である。実はくんくんこそが、各キャラ達の意外な一面を暴き出したキーキャラとして存在する。また同時に短い話数設定からサイドストーリーを最小限に留めざるを得ないこの作品において、ファンを和ませるスパイス的存在として強い印象を与えている。2006年4月発売のPS2用ゲーム『ドゥエルヴァルツァ』では、遂に彼が主人公の短編アニメーションも収録された。
2006年2月発売のドラマCDでは、同じ声優の演じるキャラ、ラプラスの魔と共演。ボーイズラブ作品さながらの演出が展開された。

[編集] ラプラスの魔

(らぷらすのま)

声:津久井教生/中田譲治

nのフィールドに現れる謎のシルクハットを被りタキシードを着用。悪戯好きで道化的な言動が目立ち、ミステリアスで捉え所がない。ドールズのアリスゲームにちょっかいを出す。(参考:ラプラスの悪魔)何らかの形でローゼンと接触を持っている事が伺える。
アニメ第二期では「楽しき戯れ」と称して槐や薔薇水晶を上手いように扱い、擬似アリスゲームへと誘導し、ローゼンメイデンを全滅させた張本人である。同期最終話で、蒼星石と雛苺のローザミスティカを奪い去り、nのフィールドに逃走したと見える描写がある。結局なぜそういったことをしたかは不明。また、ジュンに「螺子を巻いただけの少年」と言い去る等、槐同様媒介を軽く見ている描写がある。

[編集] 白崎

(しろさき)

声:櫻井孝宏

(アニメのみ登場)アニメ第二期に登場。長髪に眼鏡のドールショップ店員。饒舌で少し軽い性格だが、謎めいた一面も持つ。ジュンと槐を引き合わせるが、裏では薔薇水晶と密談を繰り返す。その正体はラプラスの魔で、薔薇水晶を作成した槐を利用して、真紅達を擬似アリスゲームに誘導すべく監視していた。しかしながら、正体のラプラスの性格とのあまりのギャップに、違和感を覚える人も多い。
その名前に秘密があり、白崎→しろさき→しろうさぎ→白兎→ラプラスの魔という、ジョークが好きなラプラスの魔らしい名前になっている。

[編集] ジャバウォック

小説版のみ登場。童話「不思議の国のアリス」の続編、「鏡の国のアリス」のジャバウォック同様、竜の姿をした存在。nのフィールドで産まれたものの、記憶もなく夢も見ない自分の存在する理由が分からなく、それを求めてnのフィールドを漂っていた時に、生きとし生ける者達の「夢の扉」の希望に満ちた眩い輝きに憧れ、独りでいる事の寂しさと、「自分もアレを持ちたい」という欲求の末、扉を吸収するに至った(最初の戦闘の後、真紅の意識も吸収されたが、翠星石の庭師の如雨露を使いジュンの夢を経由して、運良くジャバウォックの「夢」を発見、夢の中へ侵入して救出した)。
性格は一言で言うと「素直」であり、夢の扉を吸収したのも「孤独で寂しかった」のが主な理由であり、真紅を取り込んだ後も真紅をどうこうする気もなく、ただ真紅の質問に答え、会話をしただけである。
しかし夢の扉を吸収するという事は、その夢の持ち主も眠りに就くという意味でもあり、その結果、扉を吸収されたのりを含めた人間は勿論、雛苺や金糸雀までもが深い眠りに就き、蒼星石の「夢の思い出」も吸収された為、夢の扉を元に戻す為、真紅と翠星石、ジュンがnのフィールドで対決、同じ頃にめぐも深い眠りに就き、ジャバウォックを探す為にnのフィールドへ来ていた水銀燈の影ながらの援護もあり、ジュンの力を大幅に使い、苦戦の末に最後には真紅の「薔薇の竜」にて倒された。仕方無かったとは言え、可哀相な存在である(真紅もとどめを刺す際、赦しを乞う発言をしている)。
その後、めぐの元へ戻ってきた水銀燈は、めぐの指に悪魔の形をした指輪が嵌められているのを発見、めぐが言うには「親切な人からもらった」との事。指輪もジャバウォックをモチーフにしているという事から『誰』が渡したかを理解し、薔薇乙女はともかく、無関係なめぐまで退屈しのぎの為に利用したその「親切な人」に水銀燈は、「次に会った際にはくびり殺してやろう」と心に決めた。
この事からどうやらジャバウォックが産まれた理由には「親切な人」が関与していると思われるが、結局真相は謎のままである。
ちなみにジャバウォックの語源は、『訳の分からないことをべらべら喋る』であり、それを元にした『ジャバウォッキーの歌』は本編の各章の始めに謳われている。

[編集] 外部リンク

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