メモ帳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
目次 |
[編集] 生活の上でのメモ帳
メモ帳とは上で述べたようにメモするための紙の冊子だが、表紙に広告がプリントされたり、キャラクターの絵柄がついたものもある。また、一般的に使われる、A4サイズの紙よりかなり小さい。そして、シンプルにも関わらず、大変高機能で、電話番号や住所等を記録したり、絵や思ったことをより気軽に書くことが出来る。 また、今のところ何よりも一番使いやすい記憶媒体として扱いを受けているようだ。
[編集] Microsoft Windowsのメモ帳
開発元: | マイクロソフト |
---|---|
最新版: | --- / --- |
対応OS: | Windows と ReactOS |
種別: | テキストエディタ |
ライセンス: | プロプライエタリ |
公式サイト: | --- |
メモ帳(めもちょう)とは、Microsoft Windowsに付属するテキストエディタの呼称で、ファイル名はnotepad.exe。Windows 1.0以降に付属する。実行ファイルの場所はWindows NT系では %SystemRoot%\System32 、Windows 9x系では%WinDir%である。ここで、%SystemRoot%と%WinDir%はWindowsをインストールしたフォルダであり、大抵はC:\WINDOWSないしC:\WINNTである。デフォルトでWindows版Internet Explorerのソースビューアとしても利用されている。
Windowsならどのバージョンにも付属しているので、誰でもテキストファイルを読める(ちなみにMS-DOSでは、Ver.5以降に同様の機能を持つ外部コマンドが存在していた。名称はPC/AT互換機用ではEDITだが、他社の移植版では異なっていた)。Windowsのバージョンによってメモ帳のバージョンも異なる。Windows 95などのWindows 9x系統に付属した初期のバージョンでは、64KB以上のテキストファイルを扱えない。このようなファイルを開こうとしたときは、デフォルトではワードパッドを起動するか訊ねられる。
最近のバージョンではASCII以外の文字コードにもある程度対応し、日本語に関して言えばShift_JISや(Windows NT系では)Unicodeに対応している。EUC-JPやISO-2022-JPには対応していない。そのためIEを使い、多くのWebサイトで使われているEUC-JPコードのページを開き、ソースを表示させた場合に通常「メモ帳」で開かれるために文字化けが起きる。その場合、EUC-JPなどに対応したテキストエディタを用意し、Windowsのレジストリ値を変更して、そのエディタを使うように割り当てる必要がある。
ほとんど知られていないが、メモ帳には簡易的な日誌機能が存在する。先頭の行に.LOGと入力し保存してから終了すると、以後そのファイルを開くたびにファイルの末尾にそのときの日付が追加されるのである。追加された日付の後に文章を入力すると日誌として使うことができる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: Microsoft Windows | テキストエディタ | 電話 | 文房具