ミズーリ州
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- ミズーリ州
- State of Missouri
-
(州旗) (州章) - 州の愛称: 疑い深い州
The Show Me State -
州都 ジェファーソンシティ 最大の都市 カンザスシティ(最大の都市圏はセントルイス) 州知事 マット・ブラント 公用語 英語 面積
- 総計
- 陸地
- 水域全米第21位
180,533 km²
178,414 km²
2,119 km² (1.2%)人口(2003年)
- 総計
- 人口密度全米第17位
5,704,484人
31.6人/km²合衆国加入
- 順番
- 加入年月日
24番目
1821年8月10日時間帯 UTC -6 / DST -5 緯度
経度北緯36° - 40°35'
西経89°6' - 95°42'幅
長さ
標高
-最高標高
-平均標高
-最低標高385 km
480 km
540 m
240 m
70 m略称 (ISO 3166-2) US-MO 公式サイト ミズーリ州政府
ミズーリ州 (Missouri MO)は、アメリカ合衆国中西部のミシシッピ川沿いにある内陸の州。現在は観光が州の主な産業の一つとなっている。
州都はジェファーソンシティ市で、最大都市はカンザス州との州境にあるカンザスシティ市。 他の主要都市には、セントルイス市、スプリングフィールド市、インディペンデンス市などがある。 とりわけミシシッピ川に面するセントルイス市は、開拓時代より西部への玄関口として発展し、現在では中西部きっての観光都市である。
また、ミシシッピ川沿いにある多数の町は、ヨーロッパからの移民の影響を強く受けており、現在でも当時の教会や町並みが多く残っている。特にジュヌビエーブや、そこから1時間程の場所にあるケープジラードなどはフランス系移民の影響が強く、大きな教会や狭い街路など美しい町並みが見られ、知られざる観光地である。
目次 |
[編集] 歴史
- 主要記事:ミズーリ州の歴史
[編集] 地理
- 主要記事:ミズーリ州の地理
ミズーリ州の境界は、地理的に総計8つの異なる州と接している (合衆国内で他の州より多い)。ここはアイオワ州と北部上で;イリノイ州、ケンタッキー州、及びテネシー州と、ミシシッピ川を超えて東部上で;アーカンソー州と南部上で;かつオクラホマ州、カンザス州、及びネブラスカ州と西部上で接している (ミズーリ川を超えて後の2つと境界)。
ミズーリ州北部の川は、アイオワ州、ネブラスカ州及びカンザス州へ流れ込んでいる北部草原に位置している。ここの、穏やかな丘陵地帯は北部からミズーリ川へ広がっている氷河時代の残存である。
Ozark 高原は、ミズーリ川の南側から始まりアーカンソー州、カンザス州南東部、及びオクラホマ州北東部へ広がっている。ミズーリ州南西部にあるスプリングフィールドは、Ozark 高原に位置している。ミズーリ州南部は、Ozark Mountains、先カンブリア時代の火成岩でできているSt. Francois Mountainsを取り囲んでいるdissected plateauが存在する。
参照:ミズーリ州の気象、ミズーリ州の国立及び州立公園、ミズーリ州の郡一覧
[編集] 人口動勢
歴史的人口 | |
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国勢調査 年 |
人口 |
|
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1810年 | 19,783人 |
1820年 | 66,586人 |
1830年 | 140,455人 |
1840年 | 383,702人 |
1850年 | 682,044人 |
1860年 | 1,182,012人 |
1870年 | 1,721,295人 |
1880年 | 2,168,380人 |
1890年 | 2,679,185人 |
1900年 | 3,106,665人 |
1910年 | 3,293,335人 |
1920年 | 3,404,055人 |
1930年 | 3,629,367人 |
1940年 | 3,784,664人 |
1950年 | 3,954,653人 |
1960年 | 4,319,813人 |
1970年 | 4,676,501人 |
1980年 | 4,916,686人 |
1990年 | 5,117,073人 |
2000年 | 5,595,211人 |
2005年現在、ミズーリ州は前年より、40,778人、または0.7%増加し2000年より、203,627人、または3.6%増加した、人口5,800,310人と見込まれている。これは115,403人 (出生401,148人、死亡285,745人) と前回の国勢調査からの自然増並びに州内への移住者69,669人の増加が含まれる。アメリカ合衆国外からの移住は42,690人増加する事となり、合衆国内部の移住者は26,979人増加する事になる。
2004年現在、人口は194,000人 (州人口の3.4%) の外国生まれが含まれる。
[編集] 人種及び祖先
この州の人種的関係及び前の国勢調査との比較:
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ノート:
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ミズーリ州内で5つの最大な祖先グループは:ドイツ系 (23.5%)、アイルランド系 (12.7%)、アメリカ系 (10.5%)、イギリス系 (9.5%)、フランス系 (3.5%)。これらに含まれる"アメリカ系" は先住民またはアフリカン・アメリカンと報告された。
ドイツ系アメリカ人は、ミズーリ州内の多くで現在も最大な祖先グループである。ミズーリ州南部の、多くの住民はイギリス系アメリカ人祖先である。この州の北部外れもイギリス系及びアメリカ系祖先の住民が高い比率となっている。
ここの人口の6.6%は5歳以下、18歳以下が25.5%と報告され、13.5%が65歳以上である。女性は人口のおおよそ51.4%である。
[編集] 宗教
ミズーリ州の人々の宗教的関係は:
- キリスト教 – 83%
- 他の宗教 – 1%
- 無宗教 – 16%
[編集] 主要な都市と町
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[編集] 経済
2003年のミズーリ州の総州生産高のアメリカ合衆国経済分析局(Bureau of Economic Analysis)概算は、1,950億米ドルであった。2003年の一人当たりの収入は、アメリカ合衆国内で27番目に位置する、29,464米ドルであった。主要産業は航空宇宙産業(aerospace)、輸送設備、食品加工(food processing)、化学工業、印刷/出版、電気設備(electrical equipment)、製造業を含んでいる。
ミズーリ州の農業生産品は、牛肉、大豆、豚肉、乳製品、干し草、トウモロコシ、家禽、及び eggs である。ミズーリ州は、豚生産で合衆国内の6番目に、牛で7番目に位置している。また、大豆生産で合衆国内の上位5番目までに入る州として位置している。2001年現在、テキサス州に続き2番目に最大な、108,000個の農場がある。また、ミズーリ州は、たいへん早く成長しているワイン産業の育成に力を入れている。
[編集] 教育
[編集] 単科及び総合大学
[編集] 芸術・文化
[編集] オーケストラなど
[編集] スポーツチーム
[編集] マイナーリーグ
- 野球:
- スプリングフィールド・カージナルス (AA, Texas League)
[編集] その他
[編集] 同州出身の有名人
- ミズーリ州出身著名人の一覧を参照。
[編集] 交通
- 主要な州間高速道路は
- ランバート・セントルイス国際空港 (STL)
- カンザス・シティ国際空港 (MCI)
[編集] 日本の姉妹都市
- (日本) - (州内)、年
- (長野県) - (ミズーリ州)
- (福島県河東町) - (リーズサミット市)
- (群馬県伊勢崎市) - (スプリングフィールド市)
- (群馬県榛名町) - (グランドビュー市)
- (東京都東村山市) - (インディペンデンス市)
- (新潟県新発田市) - (セントジェームズ市)
- (石川県白山市) - (コロンビア市)
- (長野県諏訪市) - (セントルイス市)
- (岡山県倉敷市) - (カンザスシティ市)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- アメリカ合衆国の地方行政区画
-
州: アーカンソー | アイオワ | アイダホ | アラスカ | アラバマ | アリゾナ | イリノイ | インディアナ | ウィスコンシン | ウェストバージニア | オクラホマ | オハイオ | オレゴン | カリフォルニア | カンザス | ケンタッキー | コネチカット | コロラド | サウスカロライナ | サウスダコタ | ジョージア | テキサス | テネシー | デラウェア | ニュージャージー | ニューハンプシャー | ニューメキシコ | ニューヨーク | ネバダ | ネブラスカ | ノースカロライナ | ノースダコタ | バージニア | バーモント | ハワイ | フロリダ | ペンシルバニア | マサチューセッツ | ミシガン | ミシシッピ | ミズーリ | ミネソタ | メイン | メリーランド | モンタナ | ユタ | ルイジアナ | ロードアイランド | ワイオミング | ワシントン 直轄領: ワシントンD.C. 準州・自治領: 米領ヴァージン諸島 | 米領サモア | グアム 自由連合州: 北マリアナ諸島 | プエルトリコ