ファン・パブロ・モントーヤ
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F1での経歴 | |
国籍 | コロンビア |
車番 | 4 |
所属チーム | マクラーレン |
活動年数 | 2001 - 2006 |
過去の所属チーム | ウィリアムズ |
出走回数 | 96 |
タイトル | 0 |
優勝回数 | 7 |
通算獲得ポイント | 307 |
表彰台(3位以内)回数 | 29 |
ポールポジション | 12 |
ファステストラップ | 12 |
F1デビュー戦 | 2001年オーストラリアGP |
初勝利 | 2001年イタリアGP |
2006年順位 | 8位 (26ポイント) |
(記録は2006年第18戦終了時) | |
ファン・パブロ・モントーヤ(Juan Pablo Montoya , 1975年9月20日 - )はコロンビア出身のカーレーサー。元F1ドライバー。日本ではJ・P・モントーヤと、またアメリカではCART参戦時の登録名から、ファン・モントーヤと略されることが多い。2007年よりNASCARのチップガナッシーレーシングからNASCARネクステルカップに参戦。2006年はNASCARブッシュシリーズにアトランタから参戦を果たす。
目次 |
[編集] プロフィール
[編集] 経歴年表
- 1995年 British Formula Vauxhall シリーズ3位
- 1996年 イギリスF3 シリーズ5位 Fortec MotorsportよりダラーラF396三菱HKSを駆り参戦、2勝 マルボーロ・マスターズ・F3カップ 総合4位 同チームよりダラーラF396三菱HKSを駆り参戦。国際ツーリングカー選手権スポット参戦 AMGメルセデスCクラス
- 1997年 国際F3000 シリーズ2位 RSM MarkoよりローラT96/50ザイテックを駆り参戦。3勝、2PP、3FL ウィリアムズ(Williams)のテストドライバーに抜擢される。
- 1998年 国際F3000チャンピオン Super NovaよりローラT96/50ザイテックを駆り参戦。4勝、7PP、5FL 引き続きウィリアムズ(Williams)のテストドライバーを勤める。
- 1999年 CARTチャンピオン チップガナッシ(ChipGanassi)よりレイナード99Iホンダを駆り、7勝、7PPを記録し初年度で制覇。
- 2000年 CART シリーズ 7位 チップガナッシ(ChipGanassi)よりローラB2K/00トヨタを駆り参戦。3勝、7PP インディ500優勝 同チームよりダラーラ オールズモビルを駆り出走。LLを記録。
- 2001年 F1 シリーズ 6位 ウィリアムズ(Williams)よりFW23 BMWを駆り参戦。1勝、3PP、3FL
- 2002年 F1 シリーズ 3位 ウィリアムズ(Williams)よりFW24 BMWを駆り参戦。入賞12回(最高位 2位)、7PP
- 2003年 F1 シリーズ 3位 ウィリアムズ(Williams)よりFW25 BMWを駆り、2勝、1PP、3FL モナコGP優勝
- 2004年 F1 シリーズ 5位 ウィリアムズ(Williams)よりFW26 BMWを駆り、1勝、2FL
- 2005年 F1 シリーズ 4位 マクラーレン(McLaren)よりMP4-20 Mercedesを駆り、3勝、2PP、1FL
- 2006年 F1 シリーズ マクラーレン(McLaren)よりMP4-21 Mercedesを駆り参戦。アメリカグランプリを最後に残りのレースをペドロ・デ・ラ・ロサと交代することになった。なお、その後デビュー戦のARCAフードワールド250シリーズのストックカーレーシングで予選で2位、決勝で3位を手にした。
[編集] 「暴れん坊」の証言
- 2004年サンマリノGPでのこと。オープニングラップでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に進路妨害された(と思った)モントーヤはレース後のウィニングランでシューマッハの車に近づき、ファックサイン。レース後の記者会見でも「見えなかったよ」というシューマッハに対し、「あれが見えないのはバカか盲目だ!」と怒鳴りつける。
- チーム関係者の送別会でのこと。皆で色紙にメッセージを書いていたところ、モントーヤがやってきてそこに「Fuck off」(出て行け)と書いた。
[編集] ドライビングテクニック
F1では不遇であったがCART時代は特に1999年のルーキーイヤーはロード、ストリート、オーバル共に抜群のドライビングテクニックを持つ。今季から参戦しているNASCARでも同僚のドライバーからドライビングテクニックは高く評価されいる。一説にはF1などよりNASCARやCARTの方があっていると思われる。オーバルでは2000年に初参戦したインディ500で、他を寄せ付けない圧倒的な速さで優勝している。これを見てもモントーヤのあらゆるコースの順応性の高さを示す物である。
[編集] その他
2001年にF1に移籍したその年のインディアナポリスモータースピードウェイで行われたアメリカGPにおいて、解説だった鈴木亜久里が「モントーヤはバンクの使い方が上手いね」とコメントをしていた。モントーヤはそれまでCARTで同コースやミシガン等のオーバルコースで優勝していることもあり、改めてオーバルコースの走行が上手いドライバーであることの証明となった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
2006年シーズンのF1世界選手権を戦うチームと出走ドライバー | |||||||||||
M | RENAULT | M | McLAREN | B | FERRARI | B | TOYOTA | B | WILLIAMS | 使用タイヤ: M: ミシュラン B: ブリヂストン |
|
1 | アロンソ | 3 | ライコネン | 5 | M.シューマッハ | 7 | R.シューマッハ | 9 | ウェバー | ||
2 | フィジケラ | 4 | デ・ラ・ロサ | 6 | マッサ | 8 | トゥルーリ | 10 | ロズベルグ | ||
M | HONDA | M | RED BULL | M | BMW SAUBER | B | SPYKER MF1 | M | TORO ROSSO | B | SUPER AGURI |
11 | バリチェロ | 14 | クルサード | 16 | ハイドフェルド | 18 | モンテイロ | 20 | リウッツィ | 22 | 佐藤 |
12 | バトン | 15 | ドーンボス | 17 | クビサ | 19 | アルバース | 21 | スピード | 23 | 山本 |
井出 (スーパーアグリ-23・第1~4戦) / モントーヤ (マクラーレン-4・第1~10戦) モンタニー (スーパーアグリ-23・第5~11戦) / ヴィルヌーヴ(BMW-17・第1~12戦) クリエン (レッドブル-15・第1~15戦) |