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シンボリルドルフ - Wikipedia

シンボリルドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シンボリルドルフ

2006年9月20日撮影
性別
毛色 鹿毛
品種 サラブレッド
生誕 1981年3月13日
死没 (存命)
パーソロン
スイートルナ
生産 シンボリ牧場
生国 日本北海道門別町
馬主 シンボリ牧場
調教師 野平祐二美浦
競走成績 国内15戦13勝 海外1戦0勝
獲得賞金 6億8482万4200円
Template (ノート)

シンボリルドルフSymboli Rudolf)は日本競走馬。日本競馬史上4頭目のクラシック三冠馬であり、また初めて無敗でクラシック三冠を達成した。「皇帝」、または「七冠馬」と称される。1987年顕彰馬に選出された。

以降、馬齢は全て旧表記(数え年)にて表記する。

目次

[編集] 概要

  • 日本競馬史上4頭目のクラシック三冠馬。また、史上初めて無敗でクラシック三冠馬となった。
  • クラシック三冠を含めGIを7勝していることから「七冠馬」と称される。

[編集] 出自

パーソロンリーディングサイアーに2度なった名種牡馬。母スイートルナはシンボリ牧場が生産した名馬スピードシンボリの産駒。スイートルナは初仔としてパーソロンとの間にシンボリフレンドを輩出する。シンボリフレンドは気性が悪く、京王杯スプリングハンデキャップを勝ったとはいえ期待以上の活躍ができなかった。その後も父パーソロン・母スイートルナの産駒は2頭生まれたが、やはり気性難で大成できなかった。それでもシンボリ牧場の和田共弘はまたスイートルナにパーソロンを交配し、その結果1981年にスイートルナの4番目の産駒として生まれたのがシンボリルドルフだった。額に三日月に似た形がついているという特徴を持ち、誕生から立ち上がるまでにかかる時間がわずか20分だったという。牧場にいるころは「ルナ」と呼ばれていた。

[編集] 競走馬時代

[編集] 3歳

[編集] 競走内容

1983年7月23日新潟の新馬戦でデビューし、優勝した[1]このときのレース振りについて岡部は「1000mで1600mの競馬を覚えさせた」と述べた。

新馬戦の後シンボリ牧場で調整されたシンボリルドルフは10月上旬に美浦トレーニングセンターへ戻り、10月29日のいちょう特別を優勝した。野平はこのときの岡部の騎乗を見て「1600mのレースで2400mの競馬をした」と語っている。

3走目には朝日杯3歳ステークスではなく11月27日の一般オープン競走が選択され、優勝した。

[編集] 3歳時のローテーションについて

[編集] デビュー戦について

当時は期待の大きい馬が夏にデビューする場合、北海道で行われるレースに出走するのが一般的であった。そのため新潟でデビューしたシンボリルドルフは、デビュー当初はそれほど期待されていなかったのだという説がある。これに対して野平は美浦トレーニングセンターと北海道を往復することによってかかる負担を避けたかったことと、芝のレースでデビューさせたかった[2]ことから新潟のレースに出走させることを決定したとしている[3]

[編集] 朝日杯3歳ステークス不出走について

シンボリルドルフは関東の3歳チャンピオン決定戦であった朝日杯3歳ステークスに出走せず、11月27日の一般オープン競走に出走した。野平によるとこれは同日に開催されたジャパンカップに来場する海外の競馬関係者に、日本にもこんな凄い馬がいるということを見せてやろうとのオーナーの考えに基づくものであった[4]

[編集] 4歳

[編集] 競走内容

1984年、4歳緒戦として弥生賞に出走。このレースはシンボリルドルフにとって3ヶ月ぶりとなり、18kg増の馬体重で出走した。このレースではそれまで岡部が主戦騎手を務め4連勝中であったビゼンニシキが1番人気となったがこれを1馬身3/4差で破った。

皐月賞では弥生賞から22kg減の馬体重となった。前走時の外傷によって休んだ後、運動の遅れを取り戻すために行った強めの調教が原因だった。再び2強対決となり、2頭に人気が集中しそうだったため2頭とも単枠指定とされた。今度はシンボリルドルフが1番人気となった。シンボリルドルフは道中3番手で競馬を進め、4コーナーでは先頭になった。直線に入るとビゼンニシキと一騎打ちになり、シンボリルドルフは外側を走るビゼンニシキと激しくぶつかり合い、外に斜行している。しかし最後はビゼンニシキを1馬身1/4抑えてレースレコードで一冠達成。表彰式で三冠を意識して岡部が一冠を示す1本指を指し示した(このパフォーマンスは後にディープインパクトに騎乗した武豊も行った)。ただし、この斜行で岡部騎手は2日間の騎乗停止処分を受けている。

東京優駿(日本ダービー)はビゼンニシキとの「SBダービー」と呼ばれた。この2頭の連勝複式馬券は銀行馬券と思われ、今も投票額最高記録を維持している。しかし単勝では1.3倍とシンボリルドルフの圧倒的1番人気だった。また、回避馬が続出し、当時の戦後最少頭数となる21頭でのレースとなった。レースではスズマッハが逃げる展開となった。シンボリルドルフが向こう正面で岡部のゴーサインに反応しなかった為に競馬場は騒然となったが、直線に入ると自らハミをとり3頭併せで先を行くスズマッハ・フジノフウウン・スズパレードを差し切り二冠達成。この出来事から岡部は「ルドルフに競馬を教えてもらった」と語っている。無敗での二冠制覇はトキノミノルコダマ以来3頭目の快挙だった。なおビゼンニシキは14着と沈んだ。ここでも岡部は表彰式で二冠を示す2本指を立てた。

秋緒戦、すっかりリフレッシュしたシンボリルドルフはセントライト記念をレコードタイムで優勝。そして、三冠最後の菊花賞に挑む。道中は馬群の中団に位置し、3コーナーではやや前の馬が壁になったものの、最後の直線で抜け出すと外から襲い掛かってきたゴールドウエイを3/4馬身退け優勝。日本の中央競馬史上初の無敗でのクラシック三冠を達成する。表彰式では岡部が三冠を示す3本指を立てた。そして、3000mの菊花賞後、中1週でジャパンカップへと駒を進めた。

前走で天皇賞(秋)を制した前年の三冠馬ミスターシービーも出走し、史上初の三冠馬同士の対戦となったジャパンカップだったが、シンボリルドルフは下痢をするなど体調不良が大きく報道され、生涯最低の4番人気となった。1番人気はミスターシービーだった。しかし、レースは10番人気と前走の天皇賞(秋)から大きく人気を落としていた宝塚記念カツラギエースが逃げ切り勝ちを収め、史上初の日本馬のジャパンカップ優勝馬となった。シンボリルドルフはミスターシービー(10着)にこそ先着するものの、イギリスから参戦したベッドタイムにも及ばず3着と敗れ、連勝記録は8でストップした。

初の敗戦後に迎えた有馬記念は、ファン投票こそミスターシービーに次ぐ2位だったものの、単勝1.7倍の1番人気に支持される。岡部は、前走カツラギエースにノーマークで逃げ切られた反省から、カツラギエースをマークする競馬に徹した。最後の直線で先頭に立つと、粘るカツラギエースに2馬身差をつけてレコードタイムで優勝。中央競馬史上初の4歳四冠を達成した。表彰式で岡部は4本指を立てた。この年7戦6勝3着1回で年度代表馬に選出された。

[編集] 弥生賞における岡部の選択

弥生賞・皐月賞・東京優駿でシンボリルドルフと対決したビゼンニシキは、弥生賞までの4戦すべてに岡部が騎乗していた。そのため岡部がどちらに騎乗するかに注目が集まったが、ビゼンニシキ陣営が強力に騎乗を要請し、ビゼンニシキを管理する成宮明光は岡部が初めてクラシック優駿牝馬)を優勝したカネヒムロを管理していたことからビゼンニシキに騎乗するという予想が多くなされた。しかし岡部はシンボリルドルフを選択した。この時の判断について岡部は「選択するとか迷うとかそういう次元じゃなかった。問題なくシンボリルドルフ。」と述べている[5][6]。結果的にはシンボリルドルフが弥生賞・皐月賞・東京優駿を優勝し、岡部の選択が正しかったことが証明される形となった。

[編集] 5歳

1985年緒戦の日経賞は単勝オッズが100円元返しであった。レースでは逃げる馬がいないので押し出される形で先頭に立ったが、4馬身差で勝つ。岡部は手綱を持ったままであった。次走の天皇賞(春)はミスターシービーがいつもと違って先行策に出たが、結局2馬身1/2差で快勝。2着にも同じパーソロン産駒のサクラガイセンが入り、ミスターシービーは5着に敗れた。表彰式で岡部は5本指を立てた。その後、同年の東京優駿優勝馬であるシリウスシンボリと共にキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスへの海外遠征が予定された。

海外遠征を控え、資金稼ぎと一部の風評があった宝塚記念に出馬投票を行ったが、レース前日の土曜日の段階で左肩跛行により出走を取り消した。これは、シンボリルドルフが阪神競馬場の杜撰な芝の張替えによって芝がはがれてダートがむき出しになった部分であわや落馬かという転倒をしたことが原因である。この事に「コースの管理もできないような所は二度と走らせん」とオーナーの和田が激昂し、ニュースなどでも取り上げられた。ただし出走を取り消す前に、体調不良を察した野平と、あくまで出走させようとするシンボリ牧場場長の桐澤との間で意見が対立し、和田が妥協して出走を取り消すという経緯があった。結局この故障によってシンボリルドルフの海外遠征は取りやめとなり、シリウスシンボリのみ渡欧した。

故障後、天皇賞(秋)にはぶっつけ本番で挑んだ。ここでも1番人気に支持されたが、久しぶりだった上に、当時は不利とされていた東京2000mコースの大外17番枠からの発走だった。さらにこのレースはハイペースとなった。それでもニホンピロウイナーやウインザーノットらを競り落とすも、ゴール前で13番人気の伏兵ギャロップダイナの大外強襲の前に1/2馬身差の2着に屈した。天皇賞(秋)敗退後、馬房の中でシンボリルドルフが悔し涙にくれたという話が報道された。

前年に負けたジャパンカップは悪天候の重馬場での競走であったが無難にこなし、ジャパンカップ史上初の1番人気での優勝馬となった。2着にも地方競馬代表のロッキータイガーが入り、同じく史上初となる日本馬のワンツーフィニッシュとなった。表彰式で岡部は六冠を示すために手を手綱から離し、指を1本置いた。

シンボリルドルフには再び海外遠征が計画され、有馬記念は日本国内でのラストランとなった。このレースを前に調教師の野平は強い勝ち方をするよう岡部に指示をした。レースでは、直線半ばでムチを2発入れて追い出しを開始すると、同年の皐月賞、菊花賞の二冠を制したミホシンザン以下を4馬身突き放し優勝した。フジテレビの盛山毅アナウンサーの実況「世界のシンボリルドルフやはり強い、日本のミホシンザンを離す」は名文句となった。この勝利により、スピードシンボリ以来となる連覇を達成した。ここでは岡部は七冠を示すパフォーマンスを見せなかった。この年5戦4勝2着1回で、満票で2年連続の年度代表馬に選出された。年度代表馬を満票で受賞したのはテンポイント1977年)、シンボリルドルフ、テイエムオペラオー2000年)の3頭である。

[編集] 6歳

1986年、この年シンボリルドルフは海外遠征に旅立つことになるが、和田と野平の計画は微妙に異なるものであった。和田はまず春にアメリカ遠征に行き、それから秋にヨーロッパ遠征に行くという考えだったが、それに対して野平の計画は、春に休養させてから秋にヨーロッパ遠征に行くというものだった。この点をめぐって和田と野平の間に確執が起こり、結局和田の計画が実行されるが、調教から何からを現地のスタッフに任せる事態となった。シンボリルドルフはまずサンタアニタ競馬場のサンルイレイステークス(GI)に出走し、次にサンファンカピストラーノハンデキャップに出走する予定だった。しかし迎えたサンルイレイステークスではダハールの6着に敗れた。コースの特徴でもあるダートコースを横切る場所で左前脚繋靭帯炎を発症したことが敗戦の理由とされ、その日のテレビではNHKをはじめ各局がニュースなどでシンボリルドルフの故障、敗戦を報じた。

そして帰国後、海外再挑戦が検討されるも最終的には引退となり、12月7日には中山競馬場で引退式が行われた。シンボリルドルフは「7」の番号と王冠のマークが描かれたゼッケンをつけて姿を現した。このゼッケンは七冠をイメージしたものだった。

[編集] 競走成績

年月日 競馬場 競走名 頭数 枠順 人気 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム(上り3F 着差 勝ち馬/(2着馬)
1983.07.23 新潟 新馬 10 6 1人 1着 岡部幸雄 53 芝1000(不) 0:59.2(35.1) -0.4 (ブロークンヒル)
10.29 東京 いちょう特別 17 4 1人 1着 岡部幸雄 53 芝1600(稍) 1:37.3(36.7) -0.3 (エビスジョウジ)
11.27 東京 オープン 5 1 1人 1着 岡部幸雄 55 芝1600(良) 1:39.9(36.4) -0.3 (ハルーダ)
1984.03.04 中山 弥生賞 GIII 14 12 2人 1着 岡部幸雄 55 芝2000(良) 2:01.7(35.4) -0.3 ビゼンニシキ
04.15 中山 皐月賞 GI 18 10 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2000(良) 2:01.1(36.2) -0.2 (ビゼンニシキ)
05.27 東京 東京優駿 GI 21 10 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2400(良) 2:29.3(37.2) -0.3 (スズマッハ)
09.30 中山 セントライト記念 GII 10 5 1人 1着 岡部幸雄 56 芝2200(良) 2:13.4(35.6) -0.5 (オンワードカメルン)
11.11 京都 菊花賞 GI 18 5 1人 1着 岡部幸雄 57 芝3000(稍) 3:06.8(35.3) -0.1 (ゴールドウェイ)
11.25 東京 ジャパンカップ GI 14 12 4人 3着 岡部幸雄 55 芝2400(良) 2:26.5(34.5) 0.2 カツラギエース
12.23 中山 有馬記念 GI 11 4 1人 1着 岡部幸雄 55 芝2500(良) 2:32.8(35.0) -0.3 (カツラギエース)
1985.03.31 中山 日経賞 GII 8 6 1人 1着 岡部幸雄 58 芝2500(稍) 2:36.2(35.5) -0.7 (カネクロシオ)
04.29 京都 天皇賞(春) GI 15 15 1人 1着 岡部幸雄 58 芝3200(良) 3:20.4(36.8) -0.4 (サクラガイセン)
06.02 阪神 宝塚記念 GI 10 3 岡部幸雄 56 芝2200(良) 出走取消 スズカコバン
10.27 東京 天皇賞(秋) GI 17 17 1人 2着 岡部幸雄 58 芝2000(良) 1:58.8(35.8) 0.1 ギャロップダイナ
11.24 東京 ジャパンカップ GI 15 15 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2400(重) 2:28.8(37.4) -0.3 ロッキータイガー
12.22 中山 有馬記念 GI 10 6 1人 1着 岡部幸雄 57 芝2500(良) 2:33.1(36.1) -0.7 ミホシンザン
1986.03.29 米国 サンルイレイS GI 7 5 3人 6着 岡部幸雄 57.2 芝2400(良) 2:26.8(不明) ダハール

[編集] 受賞

  • 1984年 年度代表馬、最優秀4歳牡馬
  • 1985年 年度代表馬、最優秀5歳以上牡馬

[編集] 競走馬引退後

代表産駒トウカイテイオー
拡大
代表産駒トウカイテイオー

シンボリルドルフは公開入札という広く株主を募集する手法で10億円(2000万円×50株)のシンジケートが組まれ、北海道門別町シンボリ牧場で種牡馬生活に入った。1世代目の産駒が1990年デビューし、その中から自身に勝るとも劣らないGI4勝の二冠馬トウカイテイオーを出した。このトウカイテイオーにより父子2代の東京優駿制覇を達成した。2世代目の産駒からも4歳牝馬特別東京新聞杯優勝のキョウワホウセキや、ステイヤーズステークス優勝、宝塚記念2着のアイルトンシンボリ、フランスの重賞2着に入ったジャムシードを輩出した。1994年にはアイルトンシンボリ等の活躍により生涯の最高位となる種牡馬ランキング6位に入った。その後中央競馬の重賞馬を出せないでいたが、1999年にツルマルツヨシが朝日チャレンジカップ京都大賞典に優勝した。

2000年に行われた「20世紀の名馬Dream Horses2000」で22,521票を獲得し、6位に選出された。ちなみに1位はナリタブライアンで、得票は37,798票だった。また、雑誌「Number」で行われた競馬関係者による「20世紀の名馬アンケート」ではシンザンに次ぐ2位に選ばれた。

2004年をもって種牡馬を引退。現在は日高町のシンボリ牧場で功労馬として余生を過している。

[編集] 種牡馬成績

年度 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005
順位JRA 115位 31位 10位 9位 6位 14位 15位 35位 30位 20位 41位 68位 79位 105位 98位 282位
AEI(JRA) 1.06 1.84 1.52 1.48 1.49 1.06 0.94 0.73 0.80 1.01 0.80 0.59 0.58 0.37 0.59 0.16
総出走頭数 13 60 68 71 70 72 71 66 69 61 57 47 49 34 15 13
総勝ち頭数 6 18 24 31 28 23 30 23 21 19 14 12 10 8 8 1
  • 1990年 ファーストリーシーズンサイアー1位
  • 2004年 種牡馬引退

[編集] 代表産駒

  • トウカイテイオー(皐月賞、東京優駿、ジャパンカップ、有馬記念、大阪杯)
  • シャマードシンボリ(みちのく大賞典、青藍賞、新春杯白嶺賞、すずらん賞2回)
  • キョウワホウセキ(4歳牝馬特別、東京新聞杯)
  • ツルマルツヨシ(京都大賞典、朝日チャレンジカップ)
  • アイルトンシンボリ(ステイヤーズステークス2回、宝塚記念2着)
  • ジャムシード(リュテス賞2着、ダイヤモンドステークス2着)
  • ミスタールドルフ(ダービーグランプリ、北日本新聞杯、北国王冠、白山大賞典)
  • シンボリミサキ(中津記念)
  • トミケンロマン(笠松・サラ・クイーン特別)
  • シンボリメロディー(足利記念)

[編集] 後継種牡馬

  • トウカイテイオー
  • シャマードシンボリ(廃用)
  • アイルトンシンボリ(廃用)
  • アクションドラマ(廃用)
  • エプソムアシュラ(廃用)
  • マイネルプリンス

[編集] エピソード

  • シンボリルドルフをイメージした「七冠馬」と言う日本酒が作られている。
  • シンボリルドルフという馬名は発音がしにくく、レース実況においてアナウンサー泣かせの馬名といわれた。
  • シンボリルドルフはもっぱらシンボリ牧場で調整され、レース前になると野平厩舎に入厩するというサイクルで競走生活を送った(外厩のはしりとも言える)。野平によると、環境が定期的に変化することがシンボリルドルフの精神にはリフレッシュ効果をもたらし、プラスに作用したという。尤も、これはシンボリルドルフだから通用した所もあり、後にマティリアルに同じような事をしたら逆効果になり、クラシックシーズン不振の原因となっている。
  • 野平によると、厩舎の馬房にいるときは乱暴な振る舞いをしたが、馬房から外に出ると堂々として暴れることはなかったという。野平は気ままに振舞っていい場所をわきまえていたとしている。
  • シンボリルドルフの調教は、もっぱら野平自身が行った。当初は野平厩舎の調教助手であった藤沢和雄が行っていたが、野平があまりにも嬉しそうに騎乗する姿を見てやがて遠慮するようになった。
  • 初期の産駒がデビューした頃はちょうど競馬ブームだった為か、デビュー前の産駒(ジングウオー)が東京スポーツの一面を飾ったり、十冠ベイビーとして当歳時からスポーツ新聞(主にサンケイスポーツ)の紙面を賑わせた産駒(メジロリベーラ/母:メジロラモーヌ)がいたりした。
  • 1990年度産駒にヤマトダマシイという馬が居たが新馬戦を勝利し活躍が期待されたのだが2戦目で故障し予後不良。藤沢和雄調教師がその死を未だに悔やんでいる事から、代表産駒に名前を挙げるファンも多い。
  • カメラがどういうものであるかを漠然とながら理解していたらしく、取材時にカメラを向けると自分からポーズをとってくれたという。
  • 野平は「競馬には絶対はない。だがシンボリルドルフには絶対がある」と1985年の天皇賞・秋の出走時に発言していた。このことからも野平がシンボリルドルフに多大な信頼を寄せていたことが窺える。
  • 大橋巨泉は「この世代(シンボリルドルフの世代)は上の世代(ミスターシービーなどの世代)よりも強い」と発言し、ミスターシービーのファンから不興を買った。

[編集] 血統表

シンボリルドルフ血統 (トウルビヨン系/Fairway(Pharos)4×5=9.38% Tourbillon5×5=6.25%)

*パーソロン
Partholon 1960
鹿毛 アイルランド
Milesian 1953
鹿毛 イギリス
My Babu Djebel
Perfume
Oatflake Coup de Lyon
Avena
Paleo 1953
鹿毛 フランス
Pharis Pharos
Carissima
Colonice Abjer
Colonis

スイートルナ 1972
栗毛 千葉県香取郡大栄町
スピードシンボリ 1963
黒鹿毛 北海道新冠郡新冠町
*ロイヤルチャレンヂャー
Royal Challenger
Royal Charger
Skerweather
スイートイン *Rising Light
*Feenagh
*ダンスタイム
Dance Time 1957
鹿毛 アイルランド
Palestine Fair Trial
Una
Samaritaine Maravedis
Sarita F-No.11-c


[編集] 参考文献

  • 光栄出版部(編)『名馬列伝 シンボリルドルフ』 光栄、1996年、ISBN 4877191801

[編集] 脚注

  1. 当初、野平は騎手として岡部ではなくシンボリルドルフの兄・姉に騎乗していた柴田政人を予定し、北海道か秋の中山開催でのデビューを予定していた。しかし、馬の調子があまりにも良く急遽新潟開催でのデビューが決まった為、夏は新潟を主戦場としていた岡部が騎乗することとなった。
  2. 兄のシンボリフレンドはダートのレースでデビューし、そこで砂をかぶったためにその後気性難になった。シンボリルドルフがデビューした時、北海道ではダートのレースが多かった。
  3. 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.18
  4. 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.20
  5. 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.22
  6. なお、この一件以来ビゼンニシキの馬主が岡部に騎乗を依頼することはなくなった。(『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.22)
日本三冠馬
牡馬
セントライト | シンザン | ミスターシービー

シンボリルドルフ | ナリタブライアン | ディープインパクト

牝馬
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