アサデス。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アサデス。は九州朝日放送制作の朝の地域情報ワイド番組。2001年4月2日に放送開始。06年12月1日より、KBCの地上デジタル放送開始に伴いハイビジョン制作番組となった。
2001年3月まで放送していた自社制作番組「朝はポレポレ」(朝のローカル情報番組)と「情報回遊TV うるとらマンボウ」(九州・山口ネット番組)を一新し、全国ネットの「スーパーモーニング」(テレビ朝日制作)をはさんだ2つの時間帯の番組を「アサデス。」に統一。担当キャスターはともに高島宗一郎(KBCアナウンサー)と徳永玲子(タレント)。
なお、九州と山口で台風や地震などの災害が発生した際には、この「アサデス。」の枠が九州・山口ブロックネットの報道特番に切り替えられ、担当キャスターも夕方の「スーパーJチャンネル九州・沖縄」担当の近藤鉄太郎(アサデス。初代キャスター)と武藤麻美に変わる。
目次 |
[編集] 第一部「アサデス。KBC」
月曜~金曜 6:25~8:00の放送でKBCのローカル番組。
1986年開始の「モーニングモーニング」、「朝はポレポレ」の流れを踏襲する福岡エリアの朝の情報を中心に、芸能情報、街ネタ情報などを放送。徳永玲子は「モーニングモーニング」放送当初のキャスターでもある。
2004年10月から「朝の生活時間にふさわしい」「よりわかりやすい」「親しみやすい」番組構成にリニューアル、さらに2006年12月1日にはKBCでも地上デジタル放送がスタートし、それに伴ってオープニングのCGが変更されたり、出演者が大幅に入れ替わるなどのリニューアルを行った。
直後に放送される「スーパーモーニング」の開始時間が2006年4月3日より7:30からになったが、ABCテレビの「おはよう朝日です」やメ~テレの「特選朝いち どですか!」などと同様に、この番組の放送時間の変更はされず、「スーパーモーニング」が8:00飛び乗りとなっている。
[編集] 出演者
- 高島宗一郎(KBCアナウンサー・MC)
- 徳永玲子(タレント・MC)
- 西田たかのり(タレント・スポーツ☆キラリ、30秒PR、チャレンジザ西田)
- こだま育則(月曜・火曜芸能担当)
- フラッシュ嶋田(水~金曜芸能担当)
- 逸見明正(KBCアナウンサー・ニュース担当)
- 柴田恵理(KBCアナウンサー・スポーツキラリ担当)
- 佐藤栄作(気象予報士・天気コーナー)
- 山田としあき(タレント・リポーター)
- 秋本ゆかり(タレント・リポーター)
- 平野レミ(料理研究家・木曜VTR出演)
- セバスティアン・プロー(中継リポーター)
- 外園妙子(報道、生活情報担当)
- 恒吉なぎ(お天気、占い、アサデス。1分チェック、MORNINGブラボー担当)
- 大庭菜月(お天気、占い、アサデス。1分チェック、MORNINGブラボー担当)
[編集] 過去の出演者
- 近藤鉄太郎(KBCアナウンサー、2006年11月30日まで初代MC、今後も報道特番時は出演)
- 上野敏子(中継リポーター、『ピンキー』として2006年3月まで)
- 矢佐間恵(スポーツ☆キラリ・ニュース担当、現在KABアナウンサー)2005年3月まで
- 岸本哲也(芸能担当。以前はNCCアナウンサーで、後述の九州・山口で長崎からの中継を担当。退社後半年ほど芸能担当となるがその後上京、現在はフジテレビ『情報プレゼンター とくダネ!』レポーター)2005年3月まで
- 西村香織(元KBCアナウンサー・徳永玲子の休暇時に出演、2006年10月より報道部記者)
- 英太郎(火・木曜中継リポーター、『エータロー』として出演)2006年11月まで
- 石松美由紀(タレント・お天気アシスタント)2005年3月まで
- 生野陽子(タレント・お天気アシスタント)2006年9月まで
- 園田智子(タレント・お天気アシスタント)2006年11月まで
- 村田友紀(タレント・お天気アシスタント)2006年11月まで
- 梶原麻莉子(モデル・スポーツ☆キラリ担当)2006年11月まで
- 高岡葉月(KBC沖繁義アナ夫人・リポーター)2006年6月まで
[編集] 1日の番組の流れ(アサデス。KBC)
- 6:25 番組スタート(OMEZAMEフラッシュ&オープニング)
- 6:28 今朝コレ!(今朝一押しのニュース・話題を詳しく紹介)
- 6:35 お天気情報
- 6:39 アサデス。今日の運勢
- 6:42 ニュース(5:50~のANNニュースで放送された全国ニュースや最新の県内ニュースを放送)
- 6:50 ナナマエ芸能(芸能情報)
- 7:00 SPORTS☆キラリ(話題のスポーツ情報を紹介!)
- 7:13 ヘッドラインニュース(最新の県内ニュースをフラッシュで放送)
- 7:14 紙面情報(新聞紙面紹介)
- 7:19 お天気情報
- 7:21 アサデス。1分チェック(意外と知って得する豆知識etc...)
- 7:24 特集コーナー
- 7:37 お天気情報
- 7:43 30秒PR
- 7:40 情報超特急コダマッシュ(芸能等新聞紙面紹介etc...)
- 7:47 チャレンジ・ザ・西田(クイズコーナー・MCが出題するクイズに西田が正解するか不正解かを視聴者に当ててもらい、当たると賞金獲得)
- 7:51 アサデス。MORNINGブラボー!(最新トレンド情報等のランキング、金曜日は映画情報)
- 7:57 お出かけ前の運勢チェック&エンディング
[編集] 第二部「アサデス。九州・山口」
- 月曜~木曜 10:00~10:45
- KBCは9:55にスタートし、芸能5分勝負の後ステブレレスで本編に入る
- KBCのほか長崎文化放送、熊本朝日放送、大分朝日放送、テレビ宮崎、鹿児島放送、山口朝日放送のブロックネット。
- ファッション、グルメなどの主婦向け情報を放送。またネット局からの生中継が入ることも。
- 年に数回「宮崎ウィーク」と題した特集を1週間組んだり、UMKの柳田哲志アナがKBCのスタジオに入ったり、鶴衛真理が福岡市内のロケに参加したりと、UMKと番組のつながりは大きい。
- 反対に純粋なテレビ朝日系列でありながらKAB、OAB、KKB、YABは中継もまれで番組内に各局のアナウンサーが出演する事はほとんどない。NCCのみ定期的に中継がある。
- 一度だけ、アサデス。が全国で放送されたことがある。詳細はスパモニ参照。
[編集] 出演者
- 高島宗一郎(KBCアナウンサー・2006年12月4日からMC)
- 徳永玲子(タレント・MC)
- こだま育則(芸能5分勝負、KBCのみ)
- 逸見明正(KBCアナウンサー・翼の芸能F、芸能ランキング)
- 平川尚子(KBCアナウンサー)
- 宮本啓丞(KBCアナウンサー)
- 浜田しのぶ(KBCアナウンサー)
- 若田部健一(プロ野球解説者(月曜不定期))
- 村仲皆美(タレント・アサデス。ランキング(火))
- 平野レミ(料理研究家・火曜VTR出演)
- 秋本ゆかり(タレント)
- 山田としあき(タレント)
- 和田愛美(NCCアナウンサー・長崎中継(木))
- 前田真里(NCCアナウンサー)
- 鶴衛真理(UMKアナウンサー)
- 原田多美子(フリーアナウンサー、元OABアナウンサー)
- 徳丸佳代(タレント、若田部健一夫人)
- 平野智子(タレント)
- 有吉保雅(タレント)
- 柴田恵理(KBCアナウンサー・主婦の鷹(月))
- セバスティアン・プロー(木曜中継リポーター)
[編集] 過去の出演者
- 近藤鉄太郎(KBCアナウンサー、2006年11月30日まで初代MC、現在「スーパーJチャンネル九州・沖縄」「KBCニュースピア630」キャスター、今後も報道特番時は出演)
- 梶川善寛(タレント、2006年3月まで)
- 武藤麻美(元KABアナウンサー、現在「スーパーJチャンネル九州・沖縄」「KBCニュースピア630」キャスター、ただし報道特番に切り替えられた場合は出演している)
- 田崎日加理(KBCアナウンサー・台風地震時の情報キャスター、ごく稀に出演)
- 岸本哲也(元NCCアナウンサー)
- 草柳悟堂(KBC報道部・台風地震時の情報キャスター、ごく稀に出演)
- 英太郎(木曜日中継リポーター『エータロー』として登場)
- 西村香織(元KBCアナウンサー・奥様トレンドニュース(西村カオリ・毎月最終木曜))
[編集] 共通コメンテーター
[編集] 2006年現在
- おすぎ(映画評論家/月曜)
- イッセー尾形(俳優/月曜・おすぎが諸事情により出演できない場合に代行出演)
- 福岡翼(芸能レポーター/火曜)
- 深町健二郎(タレント/水曜)
- トコ(コラムニスト/木曜)
- 金曜は週変わり
[編集] 過去
[編集] 鷹虎大決戦 アサデス。KBCVSおはよう朝日です
[編集] 2003年の初対決
- 2003年秋、「アサデス。KBC」では、日本シリーズの阪神タイガース対福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の対決で阪神を応援する大阪・ABC朝日放送の朝の情報番組「おはよう朝日です」とリンクし、「鷹虎大決戦」と題して応援合戦を繰り広げた。負けたチームの地元は罰ゲームとして相手チームの応援歌を歌わなければならないというルールで、結果は甲子園で悪夢の3連敗を喫したダイエーが4勝3敗で大逆転の日本一。負けた阪神側の「おはよう朝日です」の火曜出演者らが生でダイエーの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」を歌った。2004年春の開幕にあわせた特集では、「おはよう朝日です」の司会・宮根誠司が、ダイエーのはっぴを着て「いざゆけ若鷹軍団」のサビを歌うシーンも放送された。
[編集] 2005年の対決
- 2005年、プロ野球のセ・パ交流戦開催に伴い、福岡ソフトバンクホークスと阪神タイガース戦が行われ、再び相互乗り入れを実施。試合はソフトバンクの4勝2敗だったため、「おはよう朝日です」のアシスタント・喜多ゆかりアナウンサーが罰ゲームとして「アサデス。KBC」のAD(アシスタントディレクター)を務めた。喜多アナウンサーが大阪を空けている間、「おはよう朝日です」のスタジオには、喜多アナウンサーの顔写真を貼ったマネキン人形が置かれ「KBCでご奉公中」と書かれた襷が掛けられていた。
- ちなみにこの対決の後阪神がセ・リーグを制し、日本シリーズに向けて企画準備が行われていたが、ソフトバンクがプレーオフで優勝を逃し、企画は立ち消えとなり大阪・福岡の朝のお楽しみは2006年にお預けとなった。
[編集] 2006年の対決
- この企画は行われるたびに好評を博し、2006年のセ・パ交流戦に於いても相互乗り入れを実施、ヤフードームで初戦が行われる5月12日にスタートした。今回の罰ゲームは、「負けた方の地元の解説者(「アサデス。」側は藤原満、「おは朝」側は村上隆行)が女将姿で解説をしないといけない(引き分けの場合は、藤原・村上共に女将姿になる)」というもの。
- 結果は、3勝3敗の引き分けとなり、藤原・村上共に女将姿となった。スタジオのモニターに女将姿の藤原が映し出された瞬間、「アサデス。」のスタジオは爆笑に包まれたのは言うまでもない。
- この企画初のイーブンに「おは朝」側は納得がいかなかったらしく、最終的な決着をつけるために、11月に雁の巣球場(ホークス2軍本拠地)を貸切り、番組対抗の草野球大会を開催(折りしも近藤から高島へのMC交替のタイミングと重なった為、近藤の送別会も兼ねての開催となった)。雨中での対戦となったが、アサデス側が大差で勝利した。
[編集] 番組にまつわるエピソード
- 初回放送で、第一部には「ドォーモ」の岡本啓が扮した岡本先生が木の着ぐるみで画面端に出演。第二部には、ディレクターに扮した「ドォーモ」のコンバット満が出演した。この模様は当日の「ドォーモ」で放映された。
- 2004年12月6日、おすぎもメロメロの、ホークスの新垣渚と川崎宗則が「アサデス。KBC」に生出演。きょろぱく中継の際の、ピンキーコールも、新垣選手らの振り付け付きの「ピンキー♪」というものや、おすぎの料理コーナーの際は、背番号入りの割烹着をきて、おすぎもウキウキで進行しているシーンなどが放送された。その後もシーズンオフを中心にイケメン選手たちが番組に生出演し、その度におすぎがウキウキしているのは言うまでもない。
- 2006年12月1日にKBCを始めとする九州地方のANN各局がデジタル放送を開始するのに伴い、番組内容やセット等一部リニューアルされた。
- またそれに伴いKBCアナウンサーの番組移動行われ、近藤鉄太郎は「アサデス。」を卒業し、夕方のニュース「Super-Jチャンネル 九州・沖縄」と「KBCニュースピア630」のメインキャスターに就任。「アサデス。」は高島宗一郎が二代目メインキャスターとなった。
[編集] その他
- 月曜と火曜は「東京では言えない芸能情報」などが好評を博している。
- 番組の初代テーマ曲はRound Tableの「1,2,3 for JUMP」。KBCのデジタル試験放送時にはフルコーラスで流された。
- 番組スタッフは、リニューアル前のドォーモの製作に携わっていた者が多い。そのため、村仲皆美や深町健二郎など、ドォーモ第1期のレギュラー出演者が出演しているほか、番組の構成もドォーモ第1期を継承している。
[編集] 外部リンク
KBCテレビ 朝のローカルワイド | ||
---|---|---|
前番組 | アサデス。KBC | 次番組 |
朝はポレポレ | - |
ANN九州・山口ブロックネット 午前10時台の情報番組 | ||
---|---|---|
前番組 | アサデス。九州・山口 | 次番組 |
情報回遊TV うるとらマンボウ | - |
カテゴリ: 分割依頼 | 予定 | 九州朝日放送 | ローカル局テレビ番組 | テレビ番組に関するスタブ