するがシャトル
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するがシャトルは、日本国有鉄道(国鉄)が1984年2月1日のダイヤ改正で東海道本線の静岡都市圏の列車頻度向上、等間隔ダイヤ化のために一部の普通列車に付けた愛称。
[編集] 沿革
- 1984年2月1日 するがシャトル運用開始。当初は興津~島田間を対象に中距離電車を含めて15分ヘッド(1時間あたり4本)で運転した。使用車両は静岡運転所の111・113系電車。富士山をモチーフにしたシンボルマークが制定され、ヘッドマークやサボなどに標記された。1984年2月1日国鉄ダイヤ改正も参照。
- 1986年11月1日 運転区間を富士~島田間に拡大し、中距離電車を含めて10分ヘッド(1時間あたり6本)に増発。専用車両として119系電車2両編成8本を飯田線(豊橋機関区)から転用した。1986年11月1日国鉄ダイヤ改正も参照。
- 1988年 車両性能が高速運転に向かないことから119系電車の使用を打切り、飯田線用に戻す。同時期から、新製の211系電車を投入。編成記号はするがシャトルを示す「SS」である。
同愛称はその後廃止されたが、その後もこのダイヤ形態は継承され、富士~島田間の10分ヘッドダイヤは、現在の静岡都市圏のダイヤの骨格となっている。(富士~島田以外の区間は10~20分毎(1時間あたり4本))
[編集] 使用車両
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