電車男 (テレビドラマ)
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電車男(でんしゃおとこ)は、ネット掲示板から生まれた物語をテレビドラマ化したもので、美人でお嬢様なOLとオタク青年の純愛物語。2005年7月7日より、CX系の木曜劇場枠で放送。平均視聴率21.0%(関東地区)。 放送時間は木曜22:00~22:54で、初回は15分拡大。最終回は30分拡大。
目次 |
[編集] 概要
原作は2ちゃんねるのスレッドから生れた『電車男』(新潮社刊)であるが、原作にはなかった創作・原作改変エピソード(例:陣釜美鈴が電車男のことに気付いたり、沙織が剛司にティーカップを送ったのは剛司の誕生日だったことなど)が多かったため、ネット上などでは賛否両論の意見があった。なお、ドラマの中で電車男が使用している電子掲示板は「2ちゃんねる」ならぬ「Aちゃんねる」(アラジンちゃんねる)という架空の掲示板である。書き込みには2ちゃんねるでは通常使えないタグ入力が多用されている。
オープニングアニメ『月面兎兵器ミーナ』は、ダイコンフィルムが、1983年に大阪での「日本SF大会」のために制作・上映したものを原案としてGONZOが制作したもので、本編中にもたびたび登場する。
最終話で、主人公が持っているフィギュアのキャラクターの声優であった戸田恵子をキャスティングした上でアニメ時と近い台詞をいわせたり、ガンダム関係の台詞をあとで修正させられた、と劇団ひとりがのちに語っているなど、ドラマ中で必須要素であるアニメ、フィギュアなどにスタッフのこだわりがかいま見られる。
- 放送終了後
- SPとして、2005年10月「もうひとつの最終回」と銘打たれた特別編が放送された。この企画は本放送クランクアップ直前に持ち上がったらしく、本放送の打ち上げ時に脚本が配布された、とDVD化された際にスタッフが語っている。
- 2006年1月2日と3日には、ドラマ全11話の再放送と、フジテレビからロケ地を巡り秋葉原の「秘密の場所」まで走る「オタク駅伝」を織り込んだ特番があった(関西・福岡をはじめとする一部地域では放送されず)。これは日テレで放映された箱根駅伝への対抗策であったが、視聴率は箱根駅伝が平均28%に対し、オタク駅伝は9%とそれなりに健闘した。
- なお、関西テレビでは電車男が5月中旬に全11話再放送されている(完結編は放送なし)。あまり再放送までの期間が短いとはいえない同放送局では異例の早さである。
- 話そのものはもうひとつの最終回である「電車男VSギター男」で完結し伏線も回収しきっているが、その後も好評で続編を望む声が多く、出演者にもその気があった(DVD特典として収録されているクランクアップ時の映像で、伊東美咲が「この後がもしできれば、やってみたい」との趣旨の発言をしている)ためか、真の完結篇として2006年9月23日に「電車男DELUXE 最後の聖戦」が放送された。この前週には映画版電車男を同じ時間に放送しており、電車男復活祭りと題していた。ちなみにストーリーはもはや実話を基にしたフィクションでもなんでもなく、完全なオリジナルストーリーとなっている。とはいえ、内容はフジテレビらしくIT企業への皮肉が込められていた(「電車男」そのものに対する皮肉とも取れる)。タヒチロケのシーンは、スタッフ、出演者の打ち上げ旅行を兼ねて行われたものである可能性が高く、蛇足であったとの批判もある。本編の一年後であるDELUXEは電車男が書籍化されヒットし、映画版も大ヒットしているが、ドラマ版は存在していないという設定。剛司が映画版電車男の看板を眺め、「俺、あんなにカッコ良くないのに」とつぶやくシーンがあり、電車男ブームのパロディ的な意味のあるシーンも他に存在する。しかし、オリジナルに存在しない主役格の親類縁者や会社組織、はては伝説まで取り入れたためか、牽強付会な面も見受けられ、「面白くない」の意見も各所で殺到し、実際視聴率は平均18.7%と振るわなかった。(因みに完結篇の視聴率は直前に放送された「IQサプリ」(20.1%)よりも低かった)。さらにこの直前に移転のため閉館した鉄道ファンの聖地・交通博物館を最後に『電車男ミュージアム』と仕立て上げたため、多くの鉄道ファンの怒りも買ったという。
- OPムービーで登場した「月面兎兵器ミーナ」は2005年秋以後、実際にキャラクター商品が発売されるなど単なる作中作の枠を超えた展開が行われていたが、2007年1月からテレビアニメ化されることとなった。23年前に既に実在していたとはいえ、事実上この番組からのスピンオフ作品といってもいいかもしれない。
[編集] ストーリー
青山沙織は貿易会社に勤めるOL。ある日、会社のパーティーの帰りの電車の中で酔っ払いにからまれていたところ、彼女を助けようと、オタク青年・山田剛司は勇気を出して酔っ払いに声をかけた。 後日、沙織は剛司にお礼としてエルメスのティーカップを送る。そして、2人の運命は動き始める。
[編集] サブタイトル・視聴率
サブタイトル | 放送日 | 関東地区 | 関西地区 | |
---|---|---|---|---|
第1話 | 100万人が見守った恋の行方 | 2005/07/07 | 18.3% | 16,7% |
第2話 | 初デートへ向け大変身 | 2005/07/14 | 21.3% | 20.0% |
第3話 | 初デートに大ピンチ | 2005/07/21 | 20.0% | 16.1% |
第4話 | 夏!サーフィン大特訓 | 2005/07/28 | 21.0% | 15,4% |
第5話 | ストーカー撃退大作戦 | 2005/08/04 | 18.3% | 17,3% |
第6話 | 告白は波乱の幕開け! | 2005/08/11 | 19.5% | 15.3% |
第7話 | 脱オタク!!涙の誕生日 | 2005/08/18 | 21.0% | 17.1% |
第8話 | 復活!!涙のオタク激白 | 2005/08/25 | 19.9% | 16.3% |
第9話 | 最終決戦は悲劇の予感 | 2005/09/01 | 22.5% | 20,3% |
第10話 | 最終章!奇跡の大逆転 | 2005/09/15 | 24.1% | 17.7% |
最終話 | 史上最大の告白!!涙の卒業式 | 2005/09/22 | 25.5% | 18.9% |
特別篇 | もう一つの最終回スペシャル 電車男VSギター男!! | 2005/10/06 | 15.6% | 14,9% |
完結篇 | 電車男DELUXE 最後の聖戦 | 2006/09/23 | 18.7% | 20,2% |
最終回特別篇が予想外に伸びなかったことや関西地区や北海道地区との視聴率の差が大きかったことはネット上で話題となった。
[編集] 登場人物
- 伊東美咲:青山沙織(エルメス)
- 育ちの良いお嬢様で、外資系貿易会社Graceful Tradingに勤めるOL。過去の出来事がトラウマになり、恋愛に臆病になっていた。
- 伊藤淳史:山田剛司(電車男)
- オタク青年。東京都武蔵境の実家に在住。
- 毒男のスレにて自らもらしたスペックによると「年齢23、年収200~300万、彼女いない歴=年齢 アニメとゲーム好きのルックスもろアキバ系」との事、人材派遣会社ワーカホリックの営業部員。
- オタクとしては薄いほうの人間(主にガンプラとボークス系のフィギュアを収集している、※ちなみに劇中に剛司が大事に持っていて、沙織に渡した「月面兎兵器ミーナ」のフィギュアも実際ボークスが2005年に限定販売したものであり、2007年1月のフジテレビでのオリジナルアニメ化放送記念で新たにシリーズでフィギュアを出している)。気弱で、恋愛には縁が無く、今後も縁が無いものだと思っていた。
- 沙織の同僚
- 須藤理彩:観月裕子
- 沙織の会社の先輩。大台間近で、焦っている。後に松永と付き合うようになる。DELUXでは松永に「ゆうこりん」と呼ばれていた。
- 佐藤江梨子:沢崎果歩
- 沙織の同僚で親友でお姐さん的存在。ポジション的には原作にも登場する「友人」だが、オタク嫌いで、剛司に対しても好感を持っていない(初期はお邪魔キャラとしての性格が強く、登場シーンではダース・ベイダーのテーマが流れていたが、徐々にそのポジションを陣釜に奪われていくことになる)。しかし、Aちゃんねるでの電車男=剛司の純粋な姿勢に心打たれ、沙織との交際を励ますようになる。
- 沙織の家族など
- 速水もこみち:青山啓介
- 沙織の弟。イケメン青年。DELUXEでは登場せず。
- 豊原功補:桜井和哉
- 沙織と啓介がホームステイをしていた時に面倒を見てやった、兄貴分的な存在。沙織と剛司の仲に気づき二人を妨害するが……
- 本人は否定しているが、重度のラジコンカーヲタ。
- 愛車はランエボだが、作中3度も盗難されている。(第7話、最終話、DELUXE[ただこのSPはホンダと日産がスポンサーだった影響からかエンブレムは隠され「ランエボ」の固有名詞もでなかった])
- 秋吉久美子:青山由紀
- 沙織といると友達にも見えるおしゃれな母親。
- 山下真司:青山健吾
- 沙織の父親。貿易商をしているらしい。由紀とは後に離婚した。しかし剛司の台詞に幾分か考えさせられているようである。
- 北村一輝:前園
- DELUXE版のみ登場、IT企業「CYBER NEXT」社の若き社長。桜井が昔ロス時代に世話をした事があり、桜井の軽い一言がきっかけで2006年8月27日「秋葉原オタク産業開発企画 -電車男捕獲計画ー」を企画、第一弾として「電車男ミュージアム」にて電車男の姿を公表して、これを足がかりに秋葉原でのビジネス展開を計ろうと1000万円の賞金を賭けたり、偶然沙織の祖父が資金提供の話をしていたのを利用したりして、沙織との縁談破棄を条件にミュージアムでの参加をさせるところまで行ったが、9月17日当日、皆本がハッキングして会場垂れ幕に毒男のスレを投影、毒男のスレの住民達の会場での悲痛の訴えに観客達も心動き、姿を見ないまま退場した事により失敗に終わった。その後CYBER NEXTの株価もストップ安まで暴落、秘書と再び一からやり直すと社長室を後にした。
- ちなみに沙織との縁談話だが、縁談はあくまで電車男企画を進めるための手段であり、実際の彼女は社長秘書である(秘書も縁談の件は了解済みである)。前園もトップクラスの人間に見られる「幼児退行癖」があり、二人だけの時は秘書の前では赤ん坊みたいにぐずったりダダをこねたりして、いつも秘書が母親のように叱って慰めるみたいである。
- 剛司の同僚
- 白石美帆:陣釜美鈴
- 人材派遣会社OL。剛司が担当している会社に派遣されていた。美人だが性格は凶暴。剛司を奴隷扱いし、苛めるが、剛司を可愛がっている面もあり、青山啓介が早とちりして沙織に言った後にマジ切れして啓介をフッた後に剛司を慰めるたり、デラックス版ではタヒチのエセ仙人を尋問して真相を吐かせて、日本の剛司へ知らせに行ったり等、電車男とエルメスの恋の成就を実は誰よりも願っていた。
- 剛司以外ならどんな男性でも虜にしてしまう不思議な魅力の持ち主。理想の男を求めて世界中を飛び回っているようだ。美鈴に捨てられた男性達によって「陣釜美鈴被害者の会」なる団体が結成されている(啓介、桜井も入会している)
- 剛司の前に現れるときにはには必ずスターウォーズの「ダース・ベイダー」のテーマが流れる。剛司の携帯も美鈴からの着メロは同曲であり、美鈴には絶対に頭が上がらない剛司の立場を表している。
- ちなみに「陣釜美鈴被害者の会」の調査結果によると、美鈴はアラブの大富豪を含む数々の男達から旅行資金を調達した後に日本を離れ、ここ一年、中国→タイ→インド→イラン→サウジアラビア→バチカン市国→スペイン→ドイツと、地球をアジアからヨーロッパ経由へと西回りに旅行していて、このルートで行くと次はロシアかフランスかとと思いきや日本に帰国(里心かと思われる)、タヒチの「とある噂」と、偶然剛司がタヒチ旅行のチケットを手に入れたのをきっかけにタヒチへ飛び、「とある男性」と巡り会ってしばらくタヒチへ潜伏、しかし剛司へ「「あるもの」を届ける為に止むを得ず日本へ再び帰国、そして南米に凄い男がいるという噂を聞き、南米はペルーへと旅立った(因みに飛行機等での移動手段として機長などを誘惑してタダ乗りしているみたいである)。
- 佐藤二朗:黒木文人
- 剛司の上司。気弱な剛司をいじめるのが何よりの楽しみ。強きを助け、弱きを挫く典型的な嫌な上司。 無断出勤(?)等の度々なる剛司の行動に業を煮やし、ついに解雇しようとしたが、よしとしない及川によって降格、出世の道を絶たれたと思い脱サラして「失恋レストラン」を経営した(現在及川達が勝手に開いている「陣釜美鈴被害者の会 相談所」の被害者が世界中から押し寄せ、そのおかげで繁盛しているらしい)。
- 前川泰之:及川尚人
- 剛司の同僚。社長の息子でもある。美鈴に手を出して振られる。後に上司になり、剛司の理解者となる。現在副業(?)として、脱サラした黒木が経営している「失恋レストラン」にて、勝手に『陣釜美鈴被害者の会 相談所』を開設、相談役として世界規模の被害者の相談を受けているらしい。
- 剛司のオタク仲間など
- 劇団ひとり:松永勇作
- 剛司のオタクの師匠格。名古屋の資産家の息子。自称足首フェチ。
- 「海亀の産卵」という一発芸を持っているが、具体的にどんな芸なのか、本編では明らかにされなかったが、スペシャルで初演され、DELUXEでもやっていた(物事考える時にも海亀の産卵をするらしい)。
- 名古屋の実家に在住しているが、週末には東京の秋葉原に来ている(5話の合コン辺りから裕子に告白する頃まで、電車男のエルメスの恋を見届けるために(とある理由で名古屋で一人でスレを見るのが怖いため)、川本のアパートに勝手に下宿していた)。
- 「ギター男」というハンドルネームをもっており、電車男が現れる約半年前に毒男のスレで恋愛の相談を受けていた(結果的に「壺売り(300万でボロギターをつかまされた)」に遭い、失恋した)。しかし電車男に励まされ(?)、2005年9月22日19時、コンサート会場(東京ドーム前のビジョンに映し出されているが、実際の撮影はさいたまスーパーアリーナで行われた)を借りきってブルースを演奏、観月裕子に告白し、牛島や果歩の後押しもありめでたく付き合うようになった(しかし尻にひかれているようである)。
- 尚、資産家の息子なので(年収3000万)、お金の面では全く問題がないのだが、いつも首に下げている緑色の財布(中には判子、お金、クレジットカード等が入っている)が文字通り「命綱」で、これを無くすと文字通り東京で「遭難」の状態になるらしい。
- ちなみに、劇中でゲームセンターで遊んでいたゲームはバトルギア4。
- 菅原永二:川本信二
- 理論派アニメオタク。本人にオタクの自覚はない。山田、松永の2人とは「○○氏」と呼び合っている。
- 同人活動もしているらしい。
- 潔癖症で、手を洗う際には指一本ずつ洗ったり、部屋も毎日整理整頓してたりフィギュアを声優別に並べたりしている。
- 剛司の妹の葵に一目惚れして告白したらしいが、彼氏がいると断られ失恋した。
- 松永と共に電車男=剛司だと何度か気付きそうになるが、信じようとしなかった。DELUXE終盤で裕子に聞かされてやっと電車男が剛司だと信じる。
- 小出早織:武田花梨
- 剛司たちのバイブルアニメ「月面兎兵器ミーナ」のヒロイン声優。今まで事務所に流されるままに活動していたが、電車男に励まされ、自分の夢である演劇の勉強をする為に、アメリカはロサンゼルスへ留学した。DELUXEでは一時帰国、公開ラジオ番組に出演していた。
- 剛司の家族
- 堀北真希:山田葵
- 剛司の妹。イマドキの女子高生。オタク嫌いで、兄には嫌悪感を持っていたが……。
- 岸部シロー:山田恒生
- 剛司の父親。自転車店経営、妻の香澄とは恋愛の末に結ばれた。しかしその道のりは長く、香澄の家に何回も【無言電話】したり、【後を着けたり家の前をうろついたり】、【彼氏をノイローゼになるまでいやがらせをしたり】と、当時の法律ギリギリの行為をしたらしい。
- 戸田恵子:山田香澄
- 剛司の母親。最終話のみ登場。「そこの○○!」「生意気ね」など、ガンダムファンであればわかる台詞が多かった。
- 不明:山田マチルダ
- 最終回からDELUXEの間の時期に恒生・香澄の間に生まれた山田家の次女。名前の由来は香澄役の戸田恵子が演じていた機動戦士ガンダムのキャラクター、「マチルダ・アジャン」から。尚、誕生日は平成18年4月18日である。
なお、2005年7月25日放送の同局のクイズ番組「ネプリーグ」に「電車男チーム」として伊藤淳史、須藤理彩、佐藤江梨子、速水もこみち、岸部シローの5人が参戦した。
- ネットの住人達
- 小栗旬:皆本宗孝
- 東京都港区在住。アスキーアートの達人で掲示板の管理人。過去に友人と会社を立ち上げようとしたが、信頼していたその友人に資金を持ち逃げされ、人間不信に陥り、彼女の涼子に何も言わずに姿を消した。後に涼子の提案で「電車男とエルメスの恋が成就したら再び逢いましょう」と約束、めでたく昔在学してた大学の中庭にて再開、よりを戻した。マウスの利き腕が左のようである。
- 六角精児:牛島貞雄
- 大阪市淀川区在住。熱烈な阪神ファン。スペシャルで彼が自分のことのように電車を応援していた辛い背景が明らかにされる。しかし、電車男とギター男の言葉に励まされ2005年9月22日約18時(ギター男=松永が裕子に告白した日と同じ日)、コリアンパブ「華阪神(かはんしん)」のホステス・ティファニーに告白、めでたく付き合うようになった(現在同棲中)。
- 毒男のスレに書き込む時、声を出しながら書き込むクセがある。
- 軍事オタクからは「軍師」と呼ばれている(顔も知られていないが、書き込み方から牛島が書いたと分かるらしい)。
- 山崎樹範:浅野真平
- 愛知県南知多町在住。大学生だが、引きこもりのアニメオタクである。電車男卒業の後、今まで多く外へ出るようにはしているが、彼女は今だに出来ていない。(ちなみにドラマ版ではべノアティー飲みたさにべノアと、電車男を励ます為に秋葉原へと、そしてスペシャルではギター男の告白を見に東京ドームへと3回出ている)
- 桜井千寿:橋爪涼子
- 皆本の元恋人。行方不明になった皆本とやりなおしたいと望んでいた。めでたく皆本とよりを戻し現在交際中。ネイルアートが趣味。
- 温水洋一:一坂進
- 同クール放映のドラマ『スローダンス』にも登場している。めでたく就職先の女性と結ばれた。
- 我修院達也:富永
- 世界一周の旅に出ている謎の中年。「詳細キボンヌ」が口癖。世界中の至る所で掲示版に書き込んでいるあたり、衛星電話などで繋げているみたいである。
- なすび:カップル男
- 田村たがめ:カップル女
- ハンドルネームは「名無しカップル女」。貧乏な女。DELUXEでは出産のために実家へ帰っていた。
- ハンドルネームは「車掌です」。ドラマ時は失業中だったらしい。親子2代で鉄道ヲタ。ちなみに息子のカケルは剛司のゲーム仲間であり、剛司のことを「長老」と呼んでいる。
- 掛田誠:中年男性
- 石川県在住。いつも酒を飲んで酔っ払っている。
- 村上航:軍事オタク
- 小嶌天天:予備校生
- ハンドルネームは「明治一直線」。牛乳ビン底メガネを着用。DELUXEでは、(念願の明治大学に合格・入学したことで)ハンドルネームを「明治命」に改名。在学中にめでたく彼女も出来た。
- 野水伊織:鏡萌
- 弓田真好杜:筋肉猛男
- 格闘技ヲタ。筋肉質。
- ハンドルネームは「きしわだ」。関西弁で喋る。パンクヲタ。めでたく彼女が出来た。
- ハンドルネームは「川端やすなり」。「ぞなもし」が口癖。文学ヲタ。文筆系の同人誌も発刊しているらしく、10話では電車男を励ますために急遽電車男を題にした本を発刊、秋葉原の書店に出している。
- 本田誠人:フリーター
- 常時マンガ喫茶にいて、赤いジャージを着ている。職業はフリーターらしい。九州地方の方言でしゃべるが、掲示板に書き込むときは標準語にしている。
- 水野智則:萌田
- 中島陽子:さちよ
- ハンドルネームは「おばちゃん」。ワイドショー好き。どうやら彼氏(と言うか、亭主)が出来たらしい。
- 松尾諭:ザスパ
- ハンドルネームは「ザスパ」。サッカーヲタ。もう一つの最終回スペシャルで、夜中の電車男の卒業式で1000スレの後、スーツを着ていた事から、どうやら夜間の仕事をしているらしい。
- 豊永利行:骨川洒落男
- ギャルゲー好き少年。常時赤のシャツを着ている。 かなりの情報通で毒男のスレでは「情報班」になっている。冷めやすい性格。
- 山中崇:嫌味冬彦
- 声優ヲタ。ピンクのハッピを着用。
- 加瀬尊朗:池面男
- 靴及びスーツヲタ。電車男を励ますために秋葉原の「万世」や「石丸電気」などに垂れ幕を掲げさせる等、社会的にはそれなりの地位にいるようである。 本編最終話で陣釜美鈴に靴を貢いでいたことを明かしたが、その後、めでたく彼女も出来た。
- DVD特典によれば、本来、彼は一流企業のそこそこのポジションにあり、初回以外はオフィスからのアクセスという設定だったが、オフィス用の場所が確保できず、結局、後ろに靴を飾ったままというわけのわからない場所からのアクセスになった、とのことである。
- 海老原敬介:飛田行機
- 自家用機があるほどの飛行機ヲタ。職業は某航空会社の機長で、陣釜美鈴に会うためにフライトスケジュールを変更したと本編最終話で告白した。陣釜美鈴が海外へ高飛び(?)する際に、騙されて手引きした節もある。家では主にジャージを着ている。
- 菊間千乃:主婦
- 第1話のみ。2005年9月、2006年正月の特番再放送では橋爪涼子に差し替え(本編の再放送ではそのまま流されている)。
- 塚地武雅:木下寛一
- 鄭龍進:手塚
- 第1話から第3話、第10話以降。好きなバスケを怪我であきらめざるを得ないと思って、掲示板を荒らしていたが、電車のがんばりに心を動かされリハビリを再開、無事に回復してパスケに復帰すると毒男のスレで公言した。
- 葛山信吾:瀬野
- 第3話、第4話。沙織の元カレ。車の中で路上生活をしていたが、電車男の姿勢に自分も考えさせられ、何か吹っ切れたように車を降りて雨の中へと消えた。
- 皆藤愛子:葉山薫
- 第4話、第5話。難病の女の子。掲示板の電車のがんばりを応援し、彼女自身もはげまされている。
- 第8話、第10話以降。ガンダムおたくで常時アムロの制服を着用、デラックス版でのマチルダのフィギュアも元々この人のもの。
- 伊藤隆大:厨房、もしかしたら剛司の妹、葵の彼氏かも・・・
- 第10話以降。
- 梶原雄太:日本兵
- 第10話以降。
- 少路勇介:エヴァヲタ(海洋堂系のフィギュアも収集している)
- 第10話以降。
- 計33名
- 一部のネットの住人達がめちゃ2イケてるッ!のフジTV警察24時、翼の折れた天使たちにもゲスト出演した。
- ゲスト出演
【連続ドラマ】
- 泉谷しげる(第1話、最終話 酔っ払い・権藤役)
- 山田孝之(第1話、酔っ払いを取り押さえる若いサラリーマン役)※実は映画版の役と一致している元電車男のような存在になっている
- マーフィー岡田(第1話、剛司にスライサーを売りつけた実演販売の男役)
- けーすけ(第1話、第3話、第10話、DELUXE イベントの司会役)
- 横田剛基(第1話他、剛司のゲーム仲間の少年・カケル役)
- 佐野剛基(第1話他、剛司のゲーム仲間の少年役)
- 城咲仁(第2話、充電器買い占め男役)
- 坂本あきら(第3話、桜井の部下・猪俣役)
- 小木博明(第4話、レストランのボーイ役)
- 芹沢名人(第5話、沙織の上司役)
- 隈部洋平(第5話、ストーカー事件の際の警官役)
- 大倉孝二(第5話、ストーカー・井村駿平役)
- 平賀雅臣(第6話、花梨のマネージャー・平尾役)
- みんしる(第7話、ラジオのDJ役)
- 上原あい(第7話、最終回 桜井のランエボを盗んだレディースA役)
- 藤木えみ(第7話、最終回 桜井のランエボを盗んだレディースB役)
- エスパー伊東(第9話、桜井が用意した偽剛司役)
- 山本シュウ(最終回、ラジオのDJ役)
- サンボマスター(最終話、本人役)
【もうひとつの最終回スペシャル】
- 岩佐真悠子(松永のメル友、美代子役)
- 井澤健(美代子の恋人役)
- ソニン(コリアンパブ「華阪神(かはんしん)」のホステス、ティファニー役)
- 小川直也(牛島に金を貸した借金取り役)
- 布川敏和(松永が寿司を頼んだすし屋役)
【電車男DELUXE 最後の聖戦】
- 藤村俊二(沙織の祖父、照光役)
- 北村一輝(前園役)
- 次長課長(ヲタク兄弟役)
- 松野明美(一坂花枝役)
- 吉瀬美智子(前園の秘書役)
- 菊地秀規(ヲタクの一人役)
- 恭央(ヲタクの一人役)
- 藤田憲右(ヲタクの一人役)
- かわのをとや(ヲタクの一人役)
- 戸部洋子(松永にインタビューしたリポーター役)
- AKB48(本人役)
[編集] オープニング曲・主題歌・挿入歌
- オープニング曲:エレクトリック・ライト・オーケストラ(E.L.O.) 『トワイライト』
- 主題歌:サンボマスター 『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』
- 挿入歌:C-C-B 『Romanticが止まらない』
- 挿入歌:アース・ウィンド・アンド・ファイアー『宇宙のファンタジー』
- 挿入歌:椿『Sea of love (English version)』
このほか、ガンダム関係の曲(井上大輔の『風にひとりで』など)や、山下真司登場時にはスクールウォーズ主題歌の『ヒーロー』(麻倉未稀)もBGM的に使用されたが、おそらく権利上の問題で、 DVD化の際には他の曲(ガンダム関係ではやしきたかじんの『砂の十字架』など)と差し替えられた。 もうひとつの最終回では、薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』も流れた。DELUXEでは、宇宙戦艦ヤマトシリーズのBGMも多用された。
また、フジテレビがアメリカのケーブルテレビで放送した際は、著作権の関係でオープニングが他のインストゥルメンタルの楽曲に差し替えられたほか、インペリアルマーチ(ダース・ベイダーのテーマ。山田の携帯電話に陣釜から電話がかかる際の着メロ)なども同様の理由で差し替えとなった。
「夜明け前より瑠璃色な」や「らぶドル」などのギャルゲー作品のパッケージがドラマ中に出てきた。
[編集] ソフトウェア
[編集] スタッフ
- 脚本:武藤将吾
- 音楽:Face 2 fAKE
- 企画:鈴木吉弘
- プロデューサー:若松央樹、川西琢(大映テレビ)
- 演出:武内英樹、西浦正記
- 制作著作:フジテレビ
※一部のスタッフは出演者として本編に登場した。
[編集] その他
- 主演の伊藤は2006年放映されたオリックス自動車のCMに「新車男」なるキャラクターで出演していた。電車男本編とはもちろん無関係だが、「DELUXE」放送前後に流れていたため(一部地域除く)、このCMの知名度は高い。
- 完結篇の放送前には伊藤淳史自身がIQサプリに回答者として出演し、番宣を行っていた。ちなみにエルメス役の伊東美咲は出題者として出演。(なおその問題に伊藤淳史は正解できなかった)
[編集] 外部リンク
- テレビドラマまとめウィキ 電車男 テレビドラマ『電車男』の各話の流れなど。
- フジテレビ
- 株式会社ビデオリサーチ - Video Research Ltd.
- Angels&Demons ISBN 0671027360 (やや画像が異なるがエルメス=青山沙織が電車男=山田剛司に出会った日に読んでいた本)
- ブラスト!(エルメスが電車男をデートに誘ったミュージカル。結局、陣釜美鈴と青山啓介がデートに使った)
フジテレビ系 木曜劇場 | ||
---|---|---|
前番組 | 電車男 (2005.7.7 - 2005.9.22) |
次番組 |
恋におちたら~僕の成功の秘密~ (2005.4.14 - 2005.6.23) |
大奥~華の乱~ (2005.10.13 - 2005.12.22) |