シンガポール・チャンギ国際空港
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シンガポール・チャンギ国際空港 | |||
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IATA:SIN - ICAO:WSSS | |||
概略 | |||
空港種別 | 官民供用 | ||
運営者 | CAAS | ||
開港日 | 1927年 | ||
航空管制 | 軍 | ||
海抜 | 22ft(7m) | ||
位置 | 北緯01度21分00秒東経103度59分39秒 | ||
滑走路 | |||
方向 | ILS | m×幅 | 表面 |
02L/20R | YES | 4,000×60 | 舗装 |
02C/20C | YES | 4,000×60 | 舗装 |
02R/20L | NO | 2,748×59 | 舗装 |
シンガポール・チャンギ国際空港( -こくさいくうこう 繁体字中国語表記:新加坡樟宜國際機場 英文表記:Singapore Changi International Airport)はシンガポールにある国際空港である。
目次 |
[編集] 概要
同国は都市国家であるため国内線はなく、国際線だけとなっている。シンガポール航空のハブ空港になっている。 以前は、北部のパヤレバー国際空港(セレター空港)がこの国唯一の民間空港だったが、発展途上国ならではの小さなターミナルと滑走路が一本で内陸にあることから騒音問題が出始めた。そこで、沿岸に面していたチャンギ空軍基地を近代的な国際民間空港化することで改修をはじめ、1981年に一部の近距離線をパヤレバーに残したもののシンガポールの玄関口として開港した。 小国のためシンガポール自体の航空需要はそれほどないことから、乗り継ぎ客を重視しており、待ち時間も快適にすごせる空港として有名である。特に、ヨーロッパとオーストラリアやニュージーランドを結ぶカンガルールートの一環として、両地域間を移動中の旅客の多くがこの空港を経由する。
シンガポール市街からも比較的近く、イースト・コースト・パークウェイ(高速道路)で結ばれ、電車(MRT)も乗り入れている。
ターミナルが3つあり、ターミナル1は日本航空、キャセイ・パシフィック航空、大韓航空、全日本空輸など。ターミナル2はシンガポール航空、マレーシア航空などが発着する。なお、現在ターミナル3が着工中であり、2008年にオープンする見込み。
2006年3月26日、Budget Terminalが開業。設備を簡素化し、ターミナル利用料を安くしている。タイガー航空が利用している。アクセスはターミナル2の地下から無料シャトルバスが利用できる。
- 2005年 - イギリスの調査会社SKYTRAXによる「AIRPORT of the YEAR 2005」で、顧客満足度世界第2位の空港に選ばれる。
[編集] 航空管制
CLR | 121.65MHz |
GND | 121.725MHz,124.3MHz |
TWR | 118.6MHz,121.85MHz,257.8MHz |
APP/DEP | 120.3MHz |
ARR | 119.3MHz |
ATIS | 128.6MHz |
[編集] 航空保安無線施設
局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
TEKONG | VOR | 116.5MHz | VTK |
TEKONG | DME | VTK | |
BEDOK | NDB | 232.0KHz | BED |
[編集] ターミナル
- チャンギ国際空港の Terminal 1 と Terminal 2 は、SKYTRAINという新交通システムで連絡されている。Terminal 3が、2008年度の完成予定に向けての工事中である。
[編集] Terminal 1
- エア・ホンコン
- エア・インディア
- エア・モーリシャス
- ニューギニア航空
- エア・セーシェル
- エア・ジンバブエ (2004年11月22日から)
- 全日空
- アシアナ航空
- アモイ航空
- オーストラリア航空 (2002年11月21日から)
- バンコク・エアウェイズ
- ビーマン・バングラデシュ航空
- 英国航空
- カーゴルックス航空
- キャセイパシフィック航空
- チャイナ・エアライン
- 中国国際航空
- 中国東方航空
- 中国南方航空
- 山東航空 (2004年7月29日から)
- エミレーツ航空
- エバー航空
- フェデックス
- フィンランド航空
- ファースト・カンボジア航空 (2004年2月25日から)
- ガルーダ・インドネシア航空
- ガルフ・エア
- インディアン航空
- 日本航空
- ジェットスター・アジア航空
- KLMオランダ航空
- 大韓航空
- ルフトハンザ・カーゴ
- ミャンマー・エアウェイズ
- 日本貨物航空
- ノースウェスト航空
- PT Lion Mentari Airlines
- PT Republic Express Airlines (2003年1月16日から)
- PT. Bouraq Indonesia Airlines (resumed on 1999年12月20日)
- カンタス航空
- カタール航空
- ロイヤル・ネパール航空
- サウジアラビア航空
- スカンジナビア航空
- スリランカ航空
- スイスエアラインズ (2002年6月14日から)
- エア・アジア (2004年5月19日から)
- タイ国際航空
- トランスエアロ航空 (2004年10月31日から)
- トルコ航空
- ユナイテッド航空
- UPS
- ベトナム航空
[編集] Terminal 2
- エールフランス
- エア・マカオ (2002年8月21日から)
- ニュージーランド航空
- オーストリア航空 (2004年7月3日から)
- ルフトハンザ航空
- マレーシア航空
- フィリピン航空
- ロイヤルブルネイ航空
- シンガポール航空
- シルク航空
- シンガポール航空カーゴ
[編集] Budget Terminal
- タイガー航空 (2006年3月26日から)
- セブ・パシフィック航空
[編集] 過去に乗り入れていた会社
- Evergreen International Airlines (2000年4月12日から)
- クウェート航空
- ラウダ航空 (オーストリア航空による再建)
- Merpati Nusantara Airlines (自社便の運行をやめ、コードシェア便に)
- Swissair (2002年3月31日に運行停止)
- ヴァリューエア (ジェットスター・アジア航空と合併)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
空港情報 (WSSS) |
空港情報(worldaerodata.com) | 定時航空気象(METAR) | 飛行用飛行場予報(TAF) | 定時航空気象 |