カタール航空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カタール航空 | ||
---|---|---|
IATA QR |
ICAO QTR |
コールサイン Qatari |
設立日 | 1993年 | |
ハブ空港 | ドーハ国際空港 | |
マイレージサービス | Qatar Airways Privilege Club | |
保有機材数 | 48機 | |
目的地 | 70都市 | |
親会社 | Qatar Airways Group | |
本拠地 | カタール国ドーハ | |
代表者 | Akbar Al Baker (CEO) | |
ウエブ: http://www.flyqatar.com |
カタール航空(Qatar Airways)は、カタールのドーハを本拠地としている国営航空会社である。30の国際的な目的地へつながっている、ドーハを基本としてハブ&スポークネットワークの運営を行っている。主要な本拠地はドーハ国際空港 (DOH) である。日本へは全日本空輸とのコードシェア便として関西国際空港へ乗り入れている。
カタール航空はw:Arab Air Carriers Organization の一員である。
目次 |
[編集] コードデータ
- IATA航空会社コード:QR
- ICAO航空会社コード:QTR
- コールサイン:Qatari
[編集] 歴史
この航空会社は1993年11月22日に設立され1994年1月20日に運行を開始した。ここは元々王族の一族が所有者であったが、Akbar Al Baker (Chief Executive) による新しい経営チームによって1997年4月に新しく設立された。この航空会社はカタール政府 (50%) 及び民間投資家 (50%) によって所有されている。
カタール航空特典クラブは世界の中で非常に高い率でマイルを稼げるフリークエント・フライヤー・プログラムである。カタール航空は独立航空評価会社w:Skytrax社によっての統計で5つ星に達する4つの航空会社の1つである。
2005年には3月31日に大阪 (関西国際空港) 、5月2日にアルジェ並びにチュニス、6月16日にアテネ及び7月15日にニューデリーへの運航を開始した。メルボルンへの運航は2006年に始まる予定だったが、メルボルン国際空港が同社に対し、乗り入れを拒否した。また、w:Mashhad、マドリード、アレクサンドリア、ナイロビなどへも運航を開始した。[1]
[編集] 保有機材
カタール航空の機材は以下の航空機で構成される (2005年6月現在):
- エアバスA300B4型機 10機
- エアバスA310-300型機 1機
- エアバスA319-100型機 3機
- エアバスA320-200型機 11機
- エアバスA321-200型機 2機
- エアバスA330-200型機 13機 (3機を発注中)
- エアバスA330-300型機 3機 (4機を発注中)
カタール航空はエアバスA340-600型機を4機発注中でもある。
カタール航空は2機のエアバスA380型機を発注し2機のオプション契約を行った。ここはロンドン路線で2009年にA380型機を使いサービスを始める計画である (ref: Airliner World、2005年3月号)。
かつて元全日本空輸(ANA)のボーイング747SRを2機導入して日本でも話題になったが、SRゆえの足の短さが災いして短命に終わっている。