日本貨物航空
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本貨物航空(NCA)(にっぽんかもつこうくう 英 Nippon Cargo Airlines)は日本郵船の連結子会社で、日本の貨物航空会社。
1978年に日本郵船の他、ANAと海運各社の共同出資で設立された。設立当初はANAグループの貨物航空会社であった。ANAの出資比率は27.5%、同比率で日本郵船も筆頭株主であったが、2005年8月5日日本郵船がANA分の持ち株27.5%を取得(正確には議決権を持つANAの子会社の株式を取得)し、持ち株比率を50%以上にして、日本郵船の連結子会社とした。
目次 |
[編集] コードデーター
- IATA航空会社コード:KZ
- ICAO航空会社コード:NCA
- コールサイン:Nippon Cargo
- プリフィックス:933
[編集] 概略
- 社名:日本貨物航空株式会社
- 本社所在地:東京都港区西新橋三丁目23番5号 御成門郵船ビルディング6階
- 設立:1978年9月21日
- 拠点空港:成田国際空港
- 他就航空港(都市):中部国際、関西国際、ソウル(休止)、上海、香港、バンコク、シンガポール、クアラルンプール(休止)、
マニラ(休止)、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、アンカレッジ、ニューヨーク、ミラノ、アムステルダム、ロンドン(休止)、フランクフルト
[編集] 保有機材
この航空会社の機材は以下の航空機で構成される(2006年10月現在):
- ボーイング747-200F 4機
- ボーイング747-200SF 4機
- ボーイング747-400F 3機
※ このほかに、ボーイング747-400F (新造機)7機を確定発注し、将来的に同機種は10機体制となる予定
(当初契約していたボーイング747-400SF(改造機) 4機はキャンセルされた。
※ 又、ボーイング747-8F(プロジェクト名:B747Advanced)8機をローンチカスタマーとして確定発注した。(6機オプション)