ザ・ホワイトハウス
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ザ・ホワイトハウス (The West Wing) は、 アメリカの放送局NBCで1999年から放送された政治ドラマで、日本では2002年10月からNHK総合で放送された。
アメリカでは最終シーズンに当たる シーズン7の放送が2006年5月に完了、日本ではNHK-BS2で シーズン4がそれぞれ2005年9月から放送された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 概要
原題の "The West Wing" は日本語で「西棟」を意味する。ホワイトハウスのイーストウィングは観光客に一般公開されているが、ウェストウイングには大統領執務室や閣議室、国家安全保障会議室、定例記者会見室などがあり、大統領「官邸」としての機能をもつアメリカ政治の中枢である。ドラマのスタッフはさまざまな情報を元にホワイトハウスのウェストウイングを忠実に再現したセットを作った。その出来は多くのホワイトハウス関係者が「実によくできているが、実物はもっと狭くて混み合っている」と答えているほどで、このため製作会社のワーナーは「国家の安全機密にかかわるため」として、この番組のスタジオツアーを行っていない。ただし、演出・撮影上の理由から、実際よりもガラス張りの壁やドアを多用し、部屋の配置についても若干の演出を加えているという。
このドラマは大統領とそのスタッフ達がアメリカ内外のリアリティーな問題に対処していく政治ドラマであり、個性あふれる大統領とそのスタッフの人間模様を描いたヒューマンドラマでもある。また、エミー賞を4年連続作品賞受賞している。「政治ドラマは視聴率をとれない」という常識を覆した、製作総指揮兼脚本のアーロン・ソーキン (Aaron Sorkin) の功績は大きくアメリカのテレビ界で絶賛された。この後アメリカでは議会ものや最高裁ものなど多くの模倣政治ドラマが作られたが、いずれも失敗している。本作品以前の政治ものは「政治家とは自己中心で汚いものである」のシニカルな見方が基本だったが、本作品では極めて理想主義的な夢見る政治家を描いたのが特徴。また医療ドラマERで有名になった「視聴者がとても追いつけないようなスピードで会話を行う」というドラマ会話法が成功したと指摘される。ソーキン自身が民主党支持のリベラルなため、ドラマは多くの部分においてクリントン時代の政治情勢を反映しており、番組アドバイザーとして1期目のクリントン政権のスピーチライターで、現在、ABCテレビThis Weekのホストを務めるジョージ・ステファノポロスが参加していた。なお、ソーキンがマリワナ支持者なため、ドラマの中にもそのようなセリフがみられる。
また、もともと登場人物の中では最もA級俳優だったロブ・ロウが主人公の予定だったが、他の俳優の人気からマルチキャラクター劇になり、ロウ以外のほぼみながエミー賞を受賞するという逆転現象が生じた。ロウは1話あたり7万5,000ドルのサラリーに不満を表明したが、昇給要求をプロデューサーに拒否されたため (ちなみにマーティン・シーンのサラリーは当時1話30万ドル) 、2002年を最後にドラマを降りた。
国際情勢に敏感に反応するドラマ作りも評価され、2001年9月のテロ直後、特別エピソードが放映された際は、アラブ系への差別に対する警告的なエピソードも話題になった。
第1から第4シーズンまでのほぼ全ての脚本を書くか統括したソーキンが第4シーズンで降りた要因もあり、第5シーズン以降は視聴率も低下する一方であるが、NBCに後継するヒット番組もない為、制作は継続されていた。
2005年12月16日レオ役のジョン・スペンサー氏が死亡したことや視聴率の低下などのため 2006年1月に第7シーズンでの打ち切りが決定、2006年5月14日の放送を持ち終了した。
[編集] ドラマの紹介
1998年、民主党から大統領選挙に出馬したジェド・バートレットがアメリカ合衆国大統領に就任した。このドラマはバートレット大統領が就任した半年後から物語が始まる。 もともと、大統領を支える首席補佐官/次席補佐官/広報部部長/広報部次長/報道官などの裏方スタッフがホワイトハウスの西棟で様々な問題に対処し大統領は2・3回しか登場しない脇役的存在になる予定だったが、パイロット版で大統領を演じるマーティン・シーンの演技が絶大な人気を呼び毎回登場する主人公となった。
アメリカは日本とは違い議院内閣制でなく、大統領が連邦議会に出席するのは一般教書演説・予算教書・大統領経済報告以外あまりないので、連邦議会がドラマの中で描かれることはほとんどない。国務長官や国防長官などの長官クラスもドラマにはあまり登場しない。これは、アメリカの閣僚は大統領の助言機関であるため、ホワイトハウス内にいて直接進言できる補佐官のほうが、大きな権力を握っている傾向にあるためである。従って、国務長官や国防長官より国家安全保障担当大統領補佐官や国家安全保障会議(NSC)の面々、統合参謀本部議長などのほうが登場回数も多く、副大統領より首席補佐官や次席補佐官のほうが多く登場することになる。
シーズン1では、少数与党である民主党政権であることもあり、苦戦しながらも様々な問題に立ち向かう大統領とそのスタッフ達の活躍が描かれている。シリアの米軍輸送機撃墜/銃器規制問題/連邦最高裁判事の指名・ 上院での承認問題/死刑問題/政治資金規正法問題/首席補佐官のアルコール依存症問題などの様々な問題がドラマの中で描かれた。そして大統領が狙撃されるという事件がおきてラストを迎える。
シーズン2では前シーズンのクリフハンガーで銃撃された大統領が見事回復して、同情票から中間選挙で勢いに乗ろうとするが、共和党の議席を奪えず結果的に負けてしまう。2002年の大統領選挙が迫ってきており、大統領は三回目の一般教書演説で大成功を収め再選への道を進む一方で、共和党もホワイトハウス奪還に向けて攻勢を強めてくる。大統領はファーストレディに再選をしないという1998年出馬前の約束を持ち出され困惑する。大統領は多発性硬化症という難病にかかっていて、大統領選挙前から就任した後まで、国民やスタッフ達に隠していた。テレビの生放送で多発性硬化症にかかってるとテレビの生放送で告白した大統領。現大統領の病歴詐称そして告白という、類を見ない事件の衝撃が国中を覆い尽くす中、記者会見で記者から「再選に打って出るのか?」と聞かれたところで話は終わる。
シーズン3では前シーズンのクリフハンガーで記者から再選意欲の質問をされた大統領が、「出る、そして勝つつもりだ」ときっぱりと答えるところから始まる。日々の政務をこなしながらも、再選のための選挙活動の準備にも取りかかる大統領周辺と、ホワイトハウスの終わりなき日常が描かれる。相変わらず少数与党である大統領は、多数野党である共和党と対話しながら政治を運営する方針を取っていたのだが、共和党発議の相続税廃止法案に対し、ついに拒否権を発動。対決姿勢を鮮明にする。一方、大統領の病歴詐称に対しての裁判、大陪審が準備され、また議会では聴聞会も開始。やり玉に挙げられる首席補佐官レオ、弄ばれる彼の過去。病歴詐称のショックから立ち上がるためには、前を向いて歩かざるを得ないスタッフ達。平安の訪れない日々の中、アラブの軍事同盟国クマーが、テロ組織を使いアメリカ本土攻撃を企図していたことが発覚。軍事官僚達、そしてレオは大統領に、首謀者の暗殺を提案。その首謀者とは、クマーの国防大臣だった。他国、それも表向き同盟国の政治家大臣に対する暗殺は、アメリカ大統領の取り得べき政治手段なのか。一人の人間として、殺人を指令することは許されるのか。さらには敬虔なクリスチャンとしての葛藤に悩みながらも、大統領は決断を下す。決行当日、大統領は次期大統領選共和党候補と、二人だけで会う。数分間の会話だったが、候補の、政治家としては軽薄きわまりない信条を目の当たりにし、大統領は断固として再選を決意するのだった。
シーズン4では2002年アメリカ大統領選挙戦が開始され、その模様を中心に描かれる。知的で嫌みなほど優秀、リベラルで病歴詐称の大統領対、知的ではないが誠実、やや右派で健康優良な共和党候補の構図のまま、選挙戦が進行する。スタッフ達は、守勢に回るよりも、あえてその構図に乗り、大統領の優秀さを猛アピールする戦略に出る。一回限りのテレビ討論会で、大統領は共和党候補を散々にやりこめ、選挙戦の趨勢は決定した。また、同時に行われた議会の改選でも民主党は躍進。民主党がこれまで一度も勝利したことがなく、さらに選挙戦最中に候補者死亡という、絶望的な選挙区が勝利する。即再選挙が行われるのだが、その候補者にサムが立った。彼は死去した候補者の妻に、立候補の約束をしていたのだ・・・・気休めとして。しかし現実のこととなり、彼は最初は狼狽しながらも、ついに立候補を決意する。広報部次長の席は空席となったが、かの選挙区を勝利に導いた選挙参謀、ウイル・ベイリーが着任する。新参上司を迎え、やかましくなる広報部界隈。作成に苦戦する就任演説。アフリカで民族紛争による大量虐殺が起こり、軍事介入すべきかどうか悩む大統領。降りないエアフォースワン、銃撃されるホワイトハウス、国家機密漏洩疑惑・・・相変わらず落ち着く暇がない大統領に、クマーのテロ組織の活動兆候を示す情報が入る。スタッフ達に暗殺を打ち明け、警戒態勢を整える大統領。その令嬢が、大学卒業式の夜、行方不明になった。警護官の射殺体を残して。
シーズン6ではバートレット大統領退任後の大統領選挙について描かれている (合衆国憲法は大統領の三選を禁止している)
[編集] 主要登場人物
ザ・ホワイトハウス登場人物一覧を参照のこと。
[編集] ジェド・バートレット (Josiah Edward "Jed" Bartlet)
ジョサイア・エドワード・"ジェド"・バートレット (マーティン・シーン 吹替:小林薫) 、ノートルダム大学に神父になるために入学したが、ロンドン大学で経済学の博士号を取得、ダートマス大学で教鞭を執る。ノーベル経済学賞受賞。下院議員を三期務め、ニューハンプシャー州知事を二期務めた。1998年のアメリカ大統領選挙に出馬。民主党の予備選挙に勝利し民主党の指名を受諾、本選挙では得票数が過半数に達しなかったが共和党に勝ちアメリカ合衆国大統領に就任した。
典型的なアイルランド系アメリカ人のカトリック教徒でラテン語が上手。感謝祭では毎年ラテン語のスピーチをする。ユーモアセンスは抜群(?)で正義感が強く、曲がったことが大嫌いだが、気さくな性格で周囲をなごませる。首席補佐官のレオとは長い付き合い。後のエピソードの核となる持病がある。
俳優マーティン・シーンは、トップ俳優でありながら長くヒット作品がなかったため、本作品で演じた大統領役を俳優人生最高の経験と語っている。シーン自身リベラルな民主党支持者であり、アメリカではこのドラマとの関係からよく応援演説に招待される。
[編集] レオ・マクギャリー (Leo Thomas McGarry)
レオ・トーマス・マクギャリー (ジョン・スペンサー 吹替:佐々木敏) 、バートレット大統領とは40年来の友人で大統領選挙への出馬をバートレットに勧めたのは彼。ベトナム戦争では空軍のパイロットとして従軍経験がある。大統領に対して従軍した経験からコロンビアへの軍事行動をやめるように説得することもあるが、ミサイル防衛システムの導入を嫌がる大統領を説得することもあった。
ホワイトハウスでは首席補佐官という立場で全てのスタッフを統括する。アルコール依存症で以前薬物中毒で施設に入った経験がある。妻のジェニーは仕事ばかりするレオに呆れてシーズン1では別居し、シーズン2で離婚する。娘のマロリーは下記に挙げるサムと付き合っていたことがある。
1994年ごろ労働長官だった
ちなみに、実際の首席補佐官という職がここまで力を持つことはアメリカ政治歴史上極めて稀であり、クリントン、ブッシュにおける首席補佐官は影が薄い。ただし、例外としてブッシュ第二次政権の次席補佐官カール・ローブは、アメリカ史上稀に見るほどの政治力を持ち、ブッシュ大統領を凌ぐといわれるほどである。
2005年12月16日 (現地時間) レオ役のジョン・スペンサー氏が、ロサンゼルス市内の病院にて心臓発作により死亡したことが確認された。享年58。20日に59歳の誕生日を迎える直前だった。
[編集] ジョシュ・ライマン (Joshua "Josh" Lyman)
ジョシュア・"ジョシュ"・ライマン (ブラッドリー・ウィットフォード 吹替:石塚運昇) 、首席補佐官のレオとは、亡くなった父親の代からの古い友人。1998年の民主党予備選挙で後に副大統領になるホインズの側近だった彼をレオがひきぬいた。「大統領は汚いことはしない、するのは僕だ」という台詞のように連邦議会での票集め・法案への支持の取り付けなどを行う。次席補佐官で直接の上司はレオ。第一エピソードではユダヤ系であることを暗にキリスト教右派から批判され議論になる。秘書のドナと歩きながら交わされる、いわゆる「マシンガントーク」は必見。実はひそかに大統領につぐユーモアセンス (?) の持ち主でもある。
第1シーズン~第2シーズンにかけてのエピソードでは、コネティカット州ロスリンで銃撃されて意識不明の重態になるが奇跡的に回復する。
[編集] トビー・ジーグラー (Tobias Zachary "Toby" Ziegler)
トバイアス・ザッカリー・"トビー"・ジーグラー (リチャード・シフ 吹替:佐々木勝彦) 、広報部長と国内政策担当大統領補佐官を兼務、またスピーチライターでもある。広報面と政策において大統領に助言を行い、若手スタッフたちのまとめ役。大統領と険悪なムードのときもあるが、大統領にあらゆる角度から物事を見てもらうよう努めている。ジョシュ同様、第一エピソードではユダヤ系であることを、暗にキリスト教右派から批判され、議論となった。皮肉屋で、おまけに毒舌家だが、案外、人情深い面も併せ持っている。「火星に衛星はいくつ?」と聞かれて、即座に「2つ。フォボスとダイモス。由来はギリシャ神話」と答えるなど、思わぬ博識ぶりを披露する場面も。
[編集] サム・シーボーン (Samuel Norman "Sam" Seaborn)
サミュエル・ノーマン・"サム"・シーボーン (ロブ・ロウ シーズン1、2吹替:吉田栄作 シーズン3吹替:横堀悦夫) 、広報部次長でトビーの直接の部下。企業のために働く弁護士が嫌になり、大統領選挙の時にバートレット陣営に加わる。選挙では大統領のスピーチのほとんどを彼が手がけた。正義感と責任感が強く、自分が弁護士時代に契約した会社のタンカーが座礁して原油が流出したときも自分の責任として感じた。第一シーズンでは高級売春婦と交際していたことから責任を感じ辞任まで考える。
[編集] CJ・クレッグ (Claudia Jean "C.J." Cregg)
クラウディア・ジーン・"シージェイ"・クレッグ (アリソン・ジャネイ 吹替:夏木マリ) 、報道官として記者会見で政府の方針などを発表する。ハリウッドで働いていた会社を解雇されたとき、トビーに誘われてバートレット陣営に加わる。敏腕報道官として記者会見では記者をやりこめるのだが、たまに逆にやりこめられる。また、ペンキ塗りたてのベンチに座るなど、少々おっちょこちょいな一面も。初期のエピソードではワシントンポスト記者のダニーと交際していることを非倫理的と悩む。後のエピソードで暗殺の対象になったことからシークレットサービスをつけられ、そのエージェントと恋に落ちる。
ちなみにドラマでの華やかな役とは対照的に、実際の報道官の仕事はきわめて裏方であり、政治記者には顔を知られていても、アメリカ国民の誰もに顔を知られているような仕事ではない。唯一テレビで報道官の発表が全国に流れるのはホワイトハウス自身のスキャンダルの場合など例外的な場合である。
CJ・クレッグは後のシーズンでアメリカ史上初の女性首席補佐官になるという設定である。
[編集] チャーリー・ヤング (Charles "Charlie" Young)
チャールズ・"チャーリー"・ヤング (デュレ・ヒル 吹替:鈴木ユウジ) 、大統領私設秘書を務める、黒人の青年。警察官だった母親は銃撃で殉職し、妹の面倒を見るために大学には進学しないでメッセンジャー・ボーイの職に就こうとホワイトハウスを訪れた。しかし人事部の目にとまり、ジョシュの面接を受けて大統領私設秘書になった。現在は仕事をする傍ら大学へも通っている。高校時代は成績優秀で頭の回転も速い。サムに「 (学業優秀ぶりを見て) 君ってどれぐらい頭いいの?」と尋ねられ、澄まし顔で「中の上ぐらいです」と答えるなど、お茶目 (?) な一幕も。大統領の娘ゾーイと付き合うことで、白人至上主義者(クー・クラックス・クラン)などからの脅迫状が届くようになり、シーズン1の最終話では、チャーリーを標的とした狙撃事件が発生する。
[編集] ドナ・モス (Donnatella "Donna" Moss)
ドナテラ・"ドナ"モス (ジャネル・モロニー 吹替:八十川真由野) 、次席補佐官秘書。半ば押しかけ女房的に1998年の大統領選挙の時にジョシュの秘書になる。ジョシュとドナの廊下を歩きながらのマシンガントークは有名。おっちょこちょいな一面もあっていつもジョシュにからかわれている。ソーキンによると、ドナの役は脇役の予定だったが、第一シーズンの好評のためレギュラーになった。ジョシュとロマンティックな関係になりそうでならないという微妙な設定となっている。
[編集] アビー・バートレット (Abigail Ann "Abbey" Bartlet M.D.)
アビゲイル・アン・"アビー"・バートレット医学博士 (ストッカード・チャニング 吹替:平淑恵) 、ファーストレディで医学博士でもある。大統領の多発性硬化症の症状を和らげるため、医師倫理規定に反してインターフェロンを注射していた。大統領が撃たれたとき、運ばれた病院で麻酔医に「あなたが14人目」 (シーズン2) といったのはそのため。大統領の癇癪を受け止められる、レオを除けば殆ど唯一の人物。政治活動も積極的に行っており、国民の支持率は大統領を大きく上回るらしい。シリーズを通してしょっちゅう大統領とケンカばかりしている印象があるが、反面、持病を抱えた夫を心から心配している様子がうかがえる。
[編集] エピソード
[編集] 賞
ザ・ホワイトハウス (The () は脚本家、俳優、及びスタッフがエミー賞の19部門別と共に、2000年、2001年、2002年及び2003年に最優秀ドラマ・シリーズとしてエミー賞を受賞している。
エミー賞を受賞した俳優は;
- アリソン・ジャネイ — 最優秀助演女優賞 (2000年、2001年) 最優秀女優賞 (2002年、2004年)
- リチャード・シフ — 最優秀助演男優賞 (2000年)
- ブラッドリー・ウィットフォード — 最優秀助演男優賞 (2001年)
- ジョン・スペンサー — 最優秀助演男優賞 (2002年)
- ストッカード・チャニング — 最優秀助演女優賞 (2002年)
- アラン・アルダ — 最優秀助演男優賞 (2006年)
[編集] 放送局
この人気ドラマは世界各国で放送されている。
[編集] 新作放送
- NBC (アメリカ合衆国)
- シーズン 1 1999年9月22日 - 2000年5月17日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 2 2000年10月4日 - 2001年5月16日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 3 2001年10月3日 - 2002年5月22日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 4 2002年9月25日 - 2003年5月14日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 5 2003年9月24日 - 2004年5月19日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 6 2004年10月20日 - 2005年4月6日 (水曜日 9 PM ET)
- シーズン 7 2005年秋 - 2006年春 (日曜日 8 PM ET)
- Sky One (イギリス;pay-tv サービス)
- シーズン 1
- E4 (channel) (イギリス; pay-tv サービス、シーズン 2 より)
- シーズン 2 2001年6月19日 - 2001年11月20日 (木曜日 9PM GMT)
- シーズン 3 2002年8月 - 2002年11月 (木曜日 9PM GMT
- シーズン 4 2003年7月 - 2003年11月 (木曜日 9PM GMT)
- シーズン 5 2004年7月20日 - 2004年11月 (木曜日 9PM GMT)
- シーズン 6 2005年7月20日 - 2005年11月 (水曜日 9PM GMT)
- Nelonen (フィンランド)
- RTÉ (アイルランド)
- CTV (カナダ)
- Nine Network (オーストラリア) - シーズン 5 中盤 (2/1/2005)で放送中止。
- Season 1
- Season 2
- Season 3
- Season 4
- Season 5 - 2005年2月1日 ()
- NHK (日本)
- シーズン 1 2002年10月 - 2003年3月 (土曜日 11 PM JT)
- シーズン 2 2003年10月 - 2004年3月 (土曜日 11 PM JT)
- シーズン 3 2004年10月5日 - 2005年3月15日 (火曜日 10 PM JT)
- シーズン 4 2005年9月27日 - 2006年3月14日 (火曜日 10 PM JT)
- TVNZ (ニュージーランド)
- DR2 (デンマーク)
- Warner Channel (ラテンアメリカ; pay-tv サービス)
- SBT (ブラジル)
- シーズン 1
- シーズン 2
- シーズン 3
- NRK (ノルウェー)
- SVT (スウェーデン)
- RTL4 (オランダ)
[編集] 再放送/シンジケーション
- Bravo (アメリカ合衆国)
- シーズン 1 - シーズン 4 2003年8月以降
- シーズン 5 2004年9月以降 (月曜日 〜 木曜日 7 PM ET)
- The WB (アメリカ合衆国)
- Channel 4 (イギリス)
- シーズン 1 2001年5月 - 2001年8月 (PM GMT)
- シーズン 2 2002年5月24日 - 2002年8月18日 (PM GMT)
- シーズン 3 2003年2月 - 2003年8月 (PM GMT)
- シーズン 4 2004年9月 - 2005年5月 (PM GMT)
- Arena (オーストラリア)
- Canadian Learning Television (CLT) (カナダ)
- Zee Studio (南アジア)
- Super! drama TV (日本)
- シーズン 1 2005年3月10日 - 2005年8月28日 (日曜日 11 PM JT)
- シーズン 2 2006年2月19日 - 2006年7月22日 (日曜日 11 PM JT)
- シーズン 3
- 番外編「イサクとイシュマエル」2006年9月11日 (8 PM JT 「9.11ドラマ・スペシャル」内)
[編集] 日本での放送局変更問題
NHK総合で2002年10月から2003年3月の期間シーズン1が放送され、その後2003年4月から土曜日午後11時枠でER緊急救命室VIIが放送された。2003年9月のER緊急救命室VIIの最終回のテロップに「2004年4月からER緊急救命室VIIIを放送します」と流れて、後番組として2003年10月から土曜日午後11時枠でザ・ホワイトハウス2(シーズン2)が放送された。
だが何故か2004年4月からER緊急救命室VIIIは放送中止となり代わりとして土曜日午後11時枠で冬のソナタが放送されることになった。いろんな憶測が流れ「ER緊急救命室VIIIが2004年10月から放送するから、ザ・ホワイトハウス3 (シーズン3) は放送されない」と言った情報も飛び交った。 (ER緊急救命室VIIIは10月2日土曜深夜0:45からNHK総合で放送された)
ザ・ホワイトハウス(シーズン1)の2003年3月に放送された最終回のテロップには「2003年10月からザ・ホワイトハウス2を放送いたします」と流れた。しかし2004年3月のザ・ホワイトハウス2の最終回の一話前に「次回いよいよ最終回!お見逃しなく!」というテロップが流れ最終回には告知テロップも何もなかったために、打ち切られたと感じた一部ファンはNHKが視聴者を裏切ったと激怒しNHKに電話メールなどで問い合わせた。2004年の10月からは土曜日午後11時枠で韓国ドラマ美しき日々が放送された。
結果としてザ・ホワイトハウス3(シーズン3)はNHK総合からNHK-BS2へのチャンネル変更となった。NHK総合で放送したドラマの続編をNHK-BSで流すというのは初めてのパターンである。 韓国ブームということで公共放送であるNHKが続編の放送を待ち望んでいた視聴者を裏切ったという典型的な騒動であった。
[編集] ホームビデオ発売日
ホームビデオ・プログラム発売日;2005年現在:
- シーズン 1 (1999年 - 2000年)
- シーズン 2 (2000年 - 2001年)
- シーズン 3 (2001年 - 2002年)
- シーズン 4 (2002年 - 2003年)
- シーズン 5 (2003年 - 2004年)
- シーズン 6 (2004年 - 2005年)
[編集] 関連項目
- 米国政府用語一覧
- アメリカ合衆国の政治
- ホワイトハウス
- ウェストウェイング
[編集] 外部リンク
- 英語版
- NBC : The West Wing
- Bravo TV : The West Wing
- ワーナー・ブラザーズ : The West Wing
- Channel 14 : The West Wing
- ワーナー・ブラザーズ イギリス : The West Wing