静岡銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
静岡銀行のデータ | |
英名 | The Shizuoka Bank, Ltd. |
統一金融機関コード | 0149 |
SWIFTコード | SHIZJPJT |
頭取 | 中西勝則(なかにしかつのり) |
店舗数 | 184店 (2004年7月1日現在) |
設立日 | 1943年3月1日 |
資本金 | 908億円 (2005年3月31日現在) |
預金量 | 6兆7,802億円 (2005年3月31日現在) |
従業員数 | 3,577人 (2005年3月31日現在) |
本店 | |
所在地 | 〒420-8761 |
静岡市葵区呉服町1丁目10番地 | |
電話番号 | 054-254-3111 |
外部リンク | 静岡銀行公式サイト |
株式会社静岡銀行(しずおかぎんこう)は、静岡県最大手の地方銀行上位行。
目次 |
[編集] 概要
静岡市葵区の本店のほか、本部機構を清水区に置く。通称は静銀(しずぎん)。静岡県および静岡市の指定金融機関であり(静岡市は清水銀行と1年おきに指定金融機関を交替するため、西暦の奇数年度のみ)、旧三菱銀行の親密地銀、その中でも旧三菱銀行から見て特に重要度の高い銀行の情報交換・親睦が行われる火曜会のメンバー行。
4地銀に有力信金がひしめく金融激戦区の静岡県において最大の市場占有率を誇り、あわせて邦銀トップレベルの盤石な財務体質はムーディーズより Aaa、スタンダード・アンド・プアーズより AAA の格付を取得し、全国的にも「地銀の雄」の一角として知られる。一方、バブル経済期における不動産・開発融資の自制に留まらず、経営のあらゆる局面において漫然とした取引や出費を戒める行風もまた、「シブ銀」と呼ばれ広く知られている。
[編集] 沿革
- 1943年(昭和18年)3月1日 静岡三十五銀行と遠州銀行が合併し、静岡銀行が設立された。
- 1961年(昭和36年)10月 東証第一部に上場。証券コードは8355。
- 1983年(昭和58年)4月 ディーシーカードと共同で静銀ディーシーカードを設立。
- 2000年(平成12年)12月 東京三菱銀行グループ(当時)と共同で静銀ティーエム証券設立(TMは“Tokyo-Mitsubishi”)。
- 2002年(平成14年)5月 ISO14001認証取得。
- 2005年6月、欧州静岡銀行を引き受け主幹事、静銀ティーエム証券を売り出し人として地方銀行としては初めて世界銀行債の引き受けを開始 - 静岡銀行本体も証券仲介業務として取り次ぐことでグループ内で完結する販売体制が整った。
- 2006年(平成18年)3月 ICキャッシュ+クレジット一体型カード「joyca(ジョイカ)」の利用開始。銀行本体がディーシーカードのフランチャイジーとなった。
- 2006年(平成18年)10月16日厚木支店開設。
[編集] 三菱UFJフィナンシャルグループとの関係
- クレジットカード事業では静銀ディーシーカード、証券業では静銀ティーエム証券を子会社として共同設立している。
- 最近では、三菱UFJファクターと提携して保証ファクタリング(売掛債権の保証)の仲介を取り扱いを開始した。
- 一時は縮小を決めた名古屋地区での営業を、中京圏の高い景況感から見直す姿勢に転換しており、静銀とともに旧三菱銀行の親密行である愛知銀行と、ATMの手数料無料提携や法人向けセミナーを共催するなど協調の体制がある。
[編集] 備考
神奈川県の東海道線の駅前には、横浜銀行と静岡銀行がひしめき合っている地域が多いが、横浜銀行は、静岡県内には支店を置いていない。
- 東海道線沿線(神奈川)の静岡銀行の支店
- 大船支店
- 小田原支店
- 辻堂支店
- 平塚支店
- 藤沢支店
- 横浜支店
[編集] ATM手数料
ATM手数料は以下の通り。 静岡銀行・セブン銀行ATM 平日8:45~18:00と土曜の9:00~14:00が無料となる。 それ以外の時間は105円の手数料となる。