櫻井翔
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櫻井 翔(さくらい しょう、1982年1月25日 - )は、ジャニーズ事務所所属の五人組アイドルグループ・嵐のメンバー。
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[編集] 概要
- 東京都港区出身で、愛称は翔くん。
- 血液型はA型。身長170cm。靴のサイズ26.5cm。
- 4歳下の妹と、13歳下の弟がいる。ちなみに兄妹全員、名前が一文字である。
- 主にラップを担当。彼のラップを「サクラップ」と称する事もある。
- 母親が好きだったという作家の柴田翔にあやかり名付けられた(本人談)。
- Jr.時代や、嵐としてデビューしてからも暫くの間、名前の表記は略字の「桜井翔」であったが、2002年以降から戸籍上の表記である「櫻井翔」に変更した。変更の理由について本人は、「笑っていいとも!」(フジテレビ系)の「テレフォンショッキング」に出演した際、司会のタモリから改名の理由を聞かれ「面倒だったので、履歴書には桜井と書いてしまった。だから、それを元に戻しただけ」と語っているので深い理由があるわけでは無いらしい。ちなみに現在でもテロップに「桜井翔」と書かれることがある。
- 父母妹弟の五人家族の長男。弟には「お兄ちゃん」ではなく「翔さん」と呼ばれている。だが、『木更津キャッツアイ』が始まってからは「バンビ!バンビ!」と言われたこともある。その時、櫻井は「お前のお兄ちゃんだよ!!」と心の中で思ったそうだ。
- 基本的に東京の都心育ちだが、幼少の一時期を父親の異動で名古屋で暮らしたことがある。
- Jr.時代はKinKi Kidsが主演の『それいけキンキ大冒険』で「それ行けトリオ」等として活動。
- ギター、管楽器(トロンボーン)、ピアノなどの演奏が得意で、嵐の曲のRAP詞のリリックも手がける。
- また、そのピアノの腕をコンサートで披露したこともある(How's it going 2003年『Blue』)。
- 慶應義塾幼稚舎~慶應義塾普通部~慶應義塾高等学校~慶應義塾大学経済学部卒業という典型的な慶應ボーイである。この経歴と知名度から、2006年10月2日からは日本テレビ系の報道番組「NEWS ZERO」の報道キャスターを毎週月曜日に務めている。
[編集] 参加ユニット
[編集] 人物
- 小さい頃仮面ライダーのショーを両親と見に行き、敵に連れ去られるのが怖くて、泣きそうになった。
- 幼少期のヒーローは「チェンジマン」
- ブラック・ジャックになりたかったが、漫画を読み「医学はおれには無理だ」と感じ夢を諦めた。
- 小学校の頃はラグビー部に、中学校の頃は、ジャニーズ事務所に入るまでサッカー部に所属していた。
- 初恋の人は、カラコー・ガブリエッラというハンガリー人。彼女は合唱団の一員で、学校の行事で来日した彼女を見て一目惚れして以来、いわゆる「追っかけ」と化していた。
- 嵐のキンニクリーダー(二宮談)、ミュージカル隊長、不器用大臣。運動音痴。
- 嵐随一の頭脳派で、常識人。面倒見がよく、嵐の「お母さん」と呼ばれ親しまれる。櫻井、相葉雅紀、二宮和也、横山裕(関ジャニ∞)と釣りに行った際、「写真撮っても翔君後ろ姿ばっかりなの。全部後片付けしてる所」とお母さんぶりを評される。
- 子供の頃から剣道、公文、水泳、ピアノ、絵画教室といった習い事を受けていた。絵画に4年も通った事に対してメンバーの大野に「月謝の無駄」とまで言われた。公文は通っている途中の道が怖く辞めてしまった。
- へたれキャラ。器用そうで不器用。また、怖がりである。怖い話などは特に苦手で、メンバーが怖い話をし出すと大声を出す。
- Jr.時代は三秒でキレると言われていた。そのため後輩である二宮や松本に恐れられていた。
- バック転ができない。本人は「(できるのに)やらないだけ」だと主張している。しかしメンバーの大野の話では昔一回だけ成功したことがあり(「8時だJSP」1998年10月7日放送)、その時のことを「投げつけられたカエルのようだった」と語っている。
- 成長期が来るのが遅く、青春時代(Jr.時代)は小さかった。小学校六年生にして身長が139cmで、Jr.メンバーからは「豆」または「米」と呼ばれていた。18歳頃から急速に身長が伸び始め、今では嵐で三番目に大きい。成長が遅かった事には両親も心配していたようで、本人も「昔病院で検査を受けたことがある」と病院で精密検査を受けた過去をコンサートのMCで告白したこともある。
- 岡本健一を兄のように慕っている。
- 岡田准一、妻夫木聡と仲が良い。
- 「櫻井翔」という名前から、共演者に「両親はヤンキーなのか?」と聞かれることがあり、それが悩みであるとコンサートのMCで告白した。
- Gの嵐!で結成されたエアバンドではエアドラムを担当する。
- 雑誌にて実施された「先生にしたいアイドル」「インテリっぽいアイドル」では毎年NO1の座をキープしている。
- 嵐で初のソロコンサートを開いた。(すぐ後に同グループの大野も公演済)
- KAT-TUNの亀梨和也が嵐のコンサートツアー中の楽屋にてカップラーメンの残りを洗面台に捨てた際、「お前、残りはトイレに捨てろ!」と一喝した。(ジャニーズ内では、以前カップラーメンの残りを洗面台に捨てたために洗面台が詰まった事件があってから、カップラーメンの残りはトイレに捨てることになっている)
- よい子の味方~新米保育士物語~にて太陽先生を演じていた際、自宅から着てきた服があまりにもいい匂いをしていたのでスタッフから嗅がれていた。後に原因は櫻井の母が使っている柔軟剤だと判明し、スタッフの間で一時期流行った。
- 2006年までチャームポイントとしてきたヘソピアスだが、最近は「若気の至り」だといっている。そのヘソピアスを塞ぐか塞がないかでかなり悩んでいたが結局塞がなかった。
- 2005年にWISH宣伝が掲載された雑誌で、相葉・二宮に「翔君って実はバカなのかも」等と言われた。松本曰く「興味を持つ対象が知的なの」との事。実際に、つい最近まで生卵とゆでたまごの見分け方を知らなかった。とある番組で卵の見分け方を理解すると、自ら卵を回して納得した。
- 大竹しのぶと同じフィットネスクラブに通っている。そのフィットネスクラブは始まる時間が10時なのに櫻井も大竹も8時から行ってトレーニングをしていて、フィットネスクラブの始まる時間をお互い知らなかった。
- テレビカメラが大好きで、メンバーにもそのことをよく話す。
- 運動音痴という事をメンバー・相葉に「Gの嵐」で暴露された。その話題になるたびに「テレビで言うなって!」と隠そうとする。だがGの嵐のナレーションでも「運動神経?マークの櫻井」と呼ばれていた。また、2006年のコンサート(福岡公演)で相葉に運動音痴だと言われ「テレビで言うなって!」と否定していたが、テレビではないことに気づき「ならいいや」と認めてしまった。
- 自他共に認める雨男。
- 学校の試験勉強は1ヶ月前からしていた。本人は「そこは出ないだろー、ってとこまでぬかりなく目を通しておかないと不安でさ。」と語っている。
- 絵が下手で本人もその事について自覚している。「Gの嵐」内でカモノハシの絵を描く事になり、他のメンバーの絵については鋭いツッコミをしていたが、自分の番が回ってきたときはかなり渋っていた。またその絵を最初に見た大野は爆笑し、続いて他のメンバーも爆笑した。それ以来、Gの嵐では「ヘッポコ画伯」と呼ばれるようになった。
- コンサートでホテルの部屋が大野と一緒になった際、早朝に目が覚めてしまった大野が隣を見ると「相葉を寝かして。相葉を寝かしてよ。」と寝言を言っていたらしい。そのことをDの嵐内で大野に指摘されると「それは悪夢だったんだろうね」とコメントした。
- 2006年のコンサートでは、二宮に「翔ちゃんはいつも乳首が起っている」などと言われ怒った。それ以降のライヴでもたまに言われてしまう。
- 2006年コンサートのMCでは、よく嘘つき呼ばわりされた。嘘つきと言われるたびに「喋りにくくなるじゃねーか」と怒っていた。
[編集] 趣味・趣向
- サッカー(フットサル)好きで、国分太一率いるフットサルチームに所属している。慶應時代の友人ともチームを結成している。
- 人付き合いがよく、友達と集まって遊ぶ事が多い。また仲の良い友達が大阪にいるため、2ヶ月に1回は大阪に行く。友人同士のプライベートな旅行では、率先して幹事役をする。旅行中は、延々とビデオカメラを回すのが趣味。
- 2005年末には友人と企画して大規模なクリスマスパーティの幹事を行い、無事成功させた。
- アウトドア派でオフの日は北へ南へと飛び回る。
- 海外旅行が好きなためメンバーからは「行きすぎだよ」などと言われている。また海外に行った際は必ずクラブを訪れその土地の人との交流を楽しむのを好む。
- 最近の行きたい先としてはヨーロッパやドイツ、フランスの世界遺産。また2004年にはベルギーへ一人旅をした。
- 「笑いの沸点が低い」と本人が語っている。また笑い声が大きく、そのため周囲に迷惑をかけていると自覚している。
- タンクトップを好んでよく着る。そのせいで、メンバーからは「タンク」と陰で呼ばれていた。
- 友人らと遊んだ時必ず万歳三唱をして解散する。
- 「世界ふしぎ発見」のミステリーハンターに本気でなりたがっている。
- 自転車を購入し、近場の現場には自転車で通っている。
- 世界遺産が好きで、『週刊世界遺産』を定期購読している。その他に愛読誌に『GQ』『Newsweek』がある。
- 世界遺産屋久島のDVDを保有しているが、未だにDVDを観る勇気が無いという。
- また休みが3日あれば世界遺産を見学しに海外に出かけるほどだが、「笑っていいとも!」のコーナー「テレフォンショッキング」でその事を森田一義氏に話したところ、「日本の世界遺産には興味はないの?」と突っ込まれ「そこは盲点でした」と語った。
- 万里の長城へ登ったとき、友人とジャンケンをしながら「チヨコレイト!パイナツプル!」と遊びながら登っていっていたらしい(「笑っていいとも!」より)
- 木更津キャッツアイのメンバーとこのまま会えなくなるのが寂しいのでマンションか倉庫をリアル野球狂の詩として都内近郊に借りメンバー同士がいつでも遊べるように本気で企画しているらしい。
[編集] 愛称
- 「翔くん」と呼称されることが一般的。しかし、メンバーの二宮、相葉は「翔ちゃん」と呼んでいる。
- 他にも二宮からは「翔ぴん」や「天気予報さん」(櫻井が天気予報のメルマガを購読していて外出中に天気を当てたことで付けられた。)とも呼ばれていた。
- 学校では「サクショウ」が基本で、後輩からは「サクショウ先輩」「サクショウさん」と呼ばれていた。
- 昔からのファンは「サク」と呼ぶ人もいる。
- 木更津キャッツアイの役名から「バンビ」と街中でよばれることがある。キャッツアイのメンバーからは「ショーン」と呼ばれている。
- Gの嵐!では「不器用大臣」と言われていた。
- 「ゲームニッキ」ではソロコンサートの題名“THE SHOW”から「ショウダブリュー」と呼ばれていた。
- 2006年のARASHICコンサートのMC中、二宮に「揚げパンマン」と呼ばれた。これはHawaiiに滞在中、メンバーの寝顔を撮っちゃおうというドッキリ企画で松本・二宮・相葉が櫻井を起しに行った際に、櫻井の顔がテカテカ光っていたことから名づけられた。(MC談)ちなみに本人は二宮に「翔くんテカテカ光っちゃってますよ」と突っ込まれ、寝ていたのにもかかわらず笑ったらしい。
- Gの嵐!で、ヌンチャクを扱っている時、「チェストー!」と連発していたので、「チェスト」「チェストマン」と呼ばれた。その番組放送時、メンバー5人でスポーツヌンチャク大会をトーナメント方式で行い一回戦で負けるが、対戦相手の相葉雅紀が棄権し二回戦へ繰り上がり、なぜか優勝まで果たしてしまい番組実況アナウンサーからも「ラッキーチェスト櫻井」と紹介されていた。最近コンサートでは、「チェスト」といううちわが多いらしい。
- 2006年にビューティフルゲームというミュージカルの主演をしたことから、メンバーから「ミュージカル隊長」と呼ばれる事がある。
- ピザ好きなことから、「木更津キャッツアイ」として出演した東京フレンドパークⅡでは、「ピザ王子」と呼ばれていた。
[編集] 作詞・作曲
・櫻井が嵐のシングルとして手掛けたラップ・リリック以外で作詞作曲した曲。もしくは作詞or作曲を手がけた曲。
- Unti Unti
- Where is the Love?
- 俺たちのsong(大野との合作)
- 星になるまで
- joyful
- ペンの指す方向 chapterⅡ
- ウエディングソング(二宮との合作)
- 相葉ソロに自作ラップ等、ラップには相当入れこんでおり自作のものが大半
- ペンの指す方向 chapterⅢ
[編集] 出演作品
[編集] テレビ
- やったるJ
- ガキバラ帝国2000!(2000.04.15~12.16)
- ガキバラ!(2001.01.15~03.10)
- USO!ジャパン(2001.04.14~2003.09.13)
- 真夜中の嵐(2001.03.25~2002.06.26)
- Cの嵐!(2002.07.03~2003.06.25)
- なまあらし(2002.10.05~2004.03.27)
- Dの嵐!(2003.07.02~2005.09.28)
- 探検!ホムンクルス~脳と体のミステリー~(2003.10.11~2004.09.18)
- バニラ気分!(2005.04.09~)
- Gの嵐!(2005.10.05~)
- 嵐の宿題くん(2006.)
- NEWS ZERO(2006.10.02~)月曜キャスタ-
[編集] テレビドラマ
- FNS1億2700万人の27時間テレビ夢列島~家族 愛 Love You~ドラマスペシャル「父さん」(2000.7.08)
- 天国に一番近い男(2001.4~6)
- 木更津キャッツアイ(2002.1~3)
- 少年タイヤ「青木さん家の奥さん」(2002.1)
- よい子の味方~新米保育士物語~(2003.1~3)
- 池袋ウエストゲートパークSP「スープの回」カメオ出演(2003.3.28)
- 演技者。「蝿取り紙」(2003.10~11)
- ナースマンスペシャル(2004.4.06)
- 劇団演技者。「アンラッキーデイズ ナツメの妄想」(2004.4~5)
- トキオ 父への伝言(2004.8~9)
- ヤンキー母校に帰る 不良少年の夢(2005.3.27)
- 劇団演技者。「石川県伍参市」(2005.6~7)
[編集] 単発
- 伊集院光深夜の馬鹿力ジュニア時代にスペシャルウィークのゲストとして出演(録音)(1998.6.8)
- 嵐のなりきりバラエティー犬のキモチになってみましたワン!(2002.01.04)
- 嵐の犬のキモチになってみましたワン!ワン!(2002.07.21)
- オーストラリア大陸縦断!激闘3000キロ ウルトラストロングゲーム(2005.03.30)
- エコスペシャル 地球を守る「水の魔術師」たち 砂漠の楽園ラスベガス~ナバホ・インディアン(2005.6.5)
- ツタンカーメンの謎。「誰がツタンカーメンを殺したのか?」(2005.10/01)
- 決定!全国47都道府県 超ランキングバトル!! 出身県で性格診断!? ニッポン県民性発表SP(2006.1.5)
- 決定!全国47都道府県 超ランキングバトル!! 出身県で性格診断!? ニッポン県民性発表SP2(2006.9.28)
- 決定!全国47都道府県 超ランキングバトル!! 出身県で性格診断!? ニッポン県民性発表SP3(2006.12.27)
[編集] 映画
- ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY (2002年)
- 木更津キャッツアイ 日本シリーズ (2003年)
- ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY (2004年)
- ハチミツとクローバー (2006年)
- 木更津キャッツアイ ワールドシリーズ (2006年・公開中)
- 黄色い涙 (2007年春公開予定)
[編集] 舞台
- ミュージカル「ウエストサイドストーリー」(2004.12.04~2005.1.09)
- ミュージカル「ビューティフル・ゲーム」(2006.3.27~4.26)
[編集] コンサート
- Extra Storm in Winter '06 THE SHOW 櫻井翔ソロコンサート(2006.1.14~2006.1.31)
[編集] CM
- 城南進学社 城南予備校(2005年3月終了)
- ハウス食品 オーザック (2006年3月終了)
- ニベア花王 8×4(「春風スニーカー」使用)2006.3~
- ハウスウェルネスフーズ C1000(「きっと大丈夫」使用)2006.3~
- ニベア花王 8×4(「Kissからはじめよう」使用)2006.6~
- 資生堂 UNO Wデザインファイバー×木更津キャッツアイ 2006.9~
[編集] 関連書籍
- 『In a rush!―嵐1st写真集』(Magazine House mook))
- 『嵐04150515―嵐のピカ☆ンチな日々』(M.Co)
- 『ピカ☆☆ンチA to Z―嵐のピカンチダブルな日々』(M.Co)
- 『アラシゴト』(集英社) - 嵐(著)
[編集] 関連項目
嵐 |
メンバー |
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大野智 - 櫻井翔 - 相葉雅紀 - 二宮和也 - 松本潤 |
ディスコグラフィー |
シングル: A・RA・SHI - SUNRISE日本/HORIZON - 台風ジェネレーション-Typhoon Generation - - 感謝カンゲキ雨嵐 - 君のために僕がいる - 時代 - a Day in Our Life - ナイスな心意気 - PIKA☆NCHI - とまどいながら - ハダシの未来/言葉より大切なもの - PIKA★★NCHI DOUBLE - 瞳の中のGalaxy/Hero - サクラ咲ケ - WISH - きっと大丈夫 - アオゾラペダル - Love so sweet |
アルバム: ARASHI No.1 ~嵐は嵐を呼ぶ~ - HERE WE GO! - How's it going? - いざッ、Now - One - ARASHIC |
ベストアルバム: 嵐 Single Collection 1999-2001 - 5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 |