四大学運動競技大会
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四大学運動競技大会 (よんだいがくうんどうきょうぎたいかい) とは、第二次世界大戦後、新制大学として発足した私立大学のうち、旧制七年制高等学校を母体とする成蹊大学、成城大学、武蔵大学の3大学と旧制七年制高等学校と同一のシステムを導入していた学習院大学が、「スポーツを通して交流し、また他大学間での学生の親睦、さらにはスポーツマンシップによる人間形成のために協力していく」ことを目的として、1950年に発足させた競技大会である。毎年開催されている。参加大学では「四大戦」という略称を使用している。
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概要
四大学運動競技大会は、各大学が一年交代の持ち回りで当番校を勤め、会場を提供する。そのため学生は在学中に必ず一度は母校開催を経験することができる。
大会は、正式種目 (体育会系)、一般種目 (サークル系)、教職員種目に分かれている。各部門所属の団体がそれぞれ対抗戦を行い、その結果与えられる得点で優勝を争う。またこれとは別に、団体得点に関係しないオープン種目がある。
競技種目
四大学運動競技大会は、日本の大学間における定期戦としては最も競技種目が多いものである。また体育会系以外のサークル部員や教職員も参加するという点について、四大学運動競技大会関係者は「非常にユニークな大会である」と考えている。
正式種目
- アイスホッケー
- アメリカンフットボール
- 駅伝
- 弓道
- 剣道
- 硬式テニス
- ゴルフ
- サッカー
- 自動車
- 柔道
- 水泳
- 水球
- スキー
- 漕艇 (ボート)
- 卓球
- バスケットボール
- バドミントン
- バレーボール
- ハンドボール
- ホッケー
- 洋弓 (アーチェリー)
- ヨット
- ラクロス
- ラグビー
- 陸上競技